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更新日:2015年10月6日

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甲府市自治基本条例推進研究会委嘱式並びに第1回会議(平成22年8月3日)

甲府市自治基本条例推進研究会委嘱式並びに第1回会議録(要旨)

開催日時

平成22年8月3日(火曜日)午後2時15分~

開催場所

相生仮庁舎4号館2階会議室

出席者

推進研究会委員17名

石原希美委員/牛奥久代委員/河西衛委員/川村康香委員/木村定則委員/熊谷隆一委員/清水保委員/田中裕委員/内藤泉委員/中川智晴委員/萩原泰委員/廣瀬集一委員/古屋由紀委員/堀井昇委員/山田順子委員/湯舟瞳委員/依田敏夫委員

事務局

武川企画部長/中村政策課長/砂長係長/堀内係長

傍聴者

一般傍聴者0名
報道関係者1名

甲府市自治基本条例推進研究会委嘱式並びに第1回会議

開会

進行:中村政策課長

委嘱状交付

市長より各委員に委嘱状の交付

市長あいさつ

【宮島甲府市長】

  • 委員就任への御礼
  • 本格的な分権型社会の進展に伴い、国と地方の関係は、従来の指導・監督の関係から対等・協力の関係へと移行し、地方自治体には、自己決定・自己責任のもと、施策を選択し企画する政策能力の向上が求められています。今まで、全国一律に実施されておりました行政サービスにつきましても、市民・生活者の視点から捉え直し、地域の特性やニーズに則したサービスを再構築していく必要があります。自分たちの将来像を自分たちで描き、地域の個性を活かしたまちづくりを主体的に進めていく権利と責任が拡大しています。
    また、近年、まちづくりへの市民参加やボランティア、自治会などによる地域活動が活発化し、地域の身近な問題は自分たちで解決していこうという市民自治意識が高まるとともに、公共サービスの担い手も多様化してまいりました。
  • こうした中、本市では、平成19年6月に、市民の協働と参画を基調とした「甲府市自治基本条例」を制定し、真に自立した地方自治体をめざして、その第一歩を踏み出しました。この条例は、本市における自治の推進に向けた基本原則等を明文化したもので、普遍的な事項を規定しておりますが、この条例が社会状況等の変化に対応し、制定の趣旨に沿った内容を維持しているかどうかについて、条例の施行後4年を目処に検討することとしており、本年度がその時期にあたるため、甲府市自治基本条例推進研究会を発足させ、検証作業を行うことといたしました。
    このことから、皆さんに「甲府市自治基本条例推進研究会委員」をご委嘱申し上げたところであります。この研究会におきまして、様々な分野からの真摯なご議論をいただくとともに、甲府市らしい自治の推進という観点からご意見を頂戴し、市民が主役のまちづくりの実現に向けて、条例の活用を進めてまいりたいと考えておりますので、皆様方のご協力をお願い申し上げ、あいさつといたします。

研究会について説明

事務局より設置要綱の説明

会長・副会長選任

【事務局】

それでは次に、推進研究会の会長・副会長の選任に移りたいと思います。「推進研究会設置要綱」第5条第1項にありますように、「委員の互選により、これを定める。」としております。いかが取り計らいましょうか。どなたか、ご意見があれば、お願いしたいと思います。

【委員】

事務局に一任いたします。

【事務局】

「事務局一任」とのご発言がありましたが、そのようにさせて頂いて、よろしいでしょうか。

<委員の異議なしの同意>

【事務局】

事務局といたしましては、会長には熊谷隆一様、副会長には、依田敏夫様にお願いしたいと思います。他にご意見がなく、皆様方のご賛同が頂けるのであれば、拍手をもって、ご承認頂きたいと思います。

<拍手>

【事務局】

それでは、皆様のご承認が得られましたので、会長に熊谷隆一様、副会長に依田敏夫様にお願い致します。

会長・副会長就任あいさつ

熊谷会長・依田副会長があいさつ

以降、議事進行を事務局より、熊谷会長に引継ぎ

議事内容

【議長】

自治基本条例の検証方法等について事務局から説明いただけますか。

【事務局】

この自治基本条例が現在の社会状況に対して適当であるかどうかを検証し、必要であれば、改正などの措置を講ずるということが検証の趣旨になります。
検証期限は平成23年6月です。平成23年1月頃までに提言書をまとめ、市長に提出をしたいと考えております。検討結果は広く一般にも意見を求めたいと思っております。
この条例は自治基本条例制定研究会、甲府市自治基本条例をつくる会、自治基本条例に関する議員研究会、庁内検討委員会が協働して策定しました。今回の検証も協働して行いたいと思い、この推進研究会が設置されております。検証方法については研究会を2つの専門部会に分け、それぞれが担当する部分の検証を行います。
各専門部会の部会長と議長は熊谷会長、依田副会長にお願いします。今回の会議は全体会議ということになります。次回以降は専門部会ごとに会議を行っていきたいと存じます。

【議長】

今の説明について質問等はございますか。

【委員】

是非見直しだけではなく、推進のための提言を合わせて提案するという形でご審議させていただけたらと思います。

【議長】

それ以外に何か分からないことなどございますか。

【委員】

専門部会について、もう少し詳しく説明していただきたいです。

【事務局】

第4章を、条例推進第2専門部会で、それ以外を第1専門部会の中で検証していただきます。最終的にそれぞれの結果を持ち寄って合同で意見交換等を行います。

【議長】

第1部会は、第4章の部分については全く触れないということですか。

【事務局】

第1専門部会が全く触れないということではございません。最終的には合同研究会を開催いたしますのでそこでご意見、討論いただければと考えております。

【委員】

何のために基本条例が出来たのかということをお聞きしたいです。

【事務局】

自治基本条例は参画と協働のまちづくりを目指すためにつくられました。趣旨については、条例の前文および第1条の通りでございます。

【議長】

地域の問題は地域で考えるという時代になってきました。そのためには自治体の最高法規となるものを定めて、それに従ってまちづくりをしていくことが必要です。そしてそれを風化させないために、この推進研究会があるのだと思います。

【委員】

甲府市がこの条例の最高規範性というものに対して、どのような重きを置いているのか教えてください。

【委員】

いろいろな基本条例を分野別に作っていく際に基になるような存在という意味合いで最高法規と制定された覚えがあります。今ある他の条例が、これからは自治基本条例のもとで整理されていく必要があると私は思います。

【議長】

それでは、もう一歩議論を進めたいと思います。議論の進め方についてですが、文言以前に甲府市にとって自治基本条例によってまちづくりが進んだのか進まなかったのかということに焦点を当てて、考えていく必要があると思うのですが。

【事務局】

条文ごとの各実績、成果等をまとめて、次回の会議までにお配りさせていただきます。それを参考にして各条文をご検証いただきたいと思います。

【議長】

箇所については事務局側でまとめていただき、それを資料にしていただくという形でよろしいでしょうか。

【副会長】

各条文を踏まえてとなりますと時間的に無理だと思います。まずこの条例がどのような効力を発生しているかということについて検証してはどうですか。

【議長】

事務局は何か考えをお持ちでしょうか。

【事務局】

第4章は第2専門部会、それ以外は第1専門部会でご協議いただきます。取組みや成果については資料をお出しするので、それを基に検証していただきたいです。

【議長】

第1専門部会と第2専門部会はその手法が異なっても良いのでしょうか。

【事務局】

違っても良いと考えております。回数や開催日も違って構いません。

【議長】

議員さん方に第1専門部会にも第2専門部会にも出たいという方がいらっしゃった場合は、それは妨げないということにはなりますか。

【事務局】

基本的には議員さんは第2専門部会へお願いしたいと思いますが、第1専門部会に入っていただいては困るということではございません。

【議長】

その逆はどうでしょうか。

【委員】

部会を分けずに一緒に話し合ったほうが早いのではないでしょうか。

【議長】

今の私の質問は、議員さんの中で第1専門部会に入りたい、逆に一般の委員の中で第2専門部会に入りたいという人がいた場合はどうするのかということだったのですが。

【事務局】

興味を持って傍聴していただくということは妨げません。しかし基本的には2つの専門部会に分かれていただきたいと思っております。

【委員】

部会を一緒にしてもよいのではないかと思うのですが。

【委員】

最終的に合同会議をするわけですから、分かれていても良いのではないかと思います。最初から一緒だとまとまらない部分も出てくるかと思います。

【議長】

これらの意見は検証の進め方とも関係しますね。

【委員】

議員の先生は市長を取り巻く行政機関の問題を追求しなくてはならず、我々市民は条例そのものを見ていく必要があるという点からすると、一緒の方が良いと思います。議員の先生方にも、議会の専門性以上にこの条例の専門性にも目を向けていただくという考え方もあります。

【議長】

まだ発言されていない方で、ご意見があれば出していただきたいと思います。

【委員】

分けたほうがいいと思います。なかなかまとまらないのではないかと思いました。ただ、1度中間で合同協議があっても良いと思います。

【議長】

いろいろな案が出ておりますが、その他にどなたかどうでしょうか。

【委員】

各々の意見をしっかり受け止めて考えるとなると、この人数では難しいと思います。分けたほうが議論もより活発になると思います。しかし、各部会の相互交流が図れる機会がある方が良いのでははいでしょうか。

【議長】

その他にどなたかどうでしょうか。

【委員】

一緒にしてしまうと会議が煮詰まらない部分も出てくると思いました。しかし、中間で何度か合同協議をする必要もあると感じました。

【議長】

その他にどなたかどうでしょうか。

【委員】

立場が違うので別々に行った方が良いのではないかと思います。検証の方法ですが、文言を一つ一つ検証するのか、内容に対する検証なのか、どうでしょうか。

【議長】

まず、自治基本条例を制定してからどのような効果があったのか内容を検証し、それから文言を変えて良くなるのであれば変えるということです。

【委員】

文言というよりは内容について検討するということですね。

【議長】

はい。しかし第2部会の場合は、分量も少ないことですし、専門的立場から文言について深く検討するということもあり得ると思います。
その他にどなたかどうでしょうか。

【議員】

4章の中にも、市民側からの意見が優先されるべきところがあると思います。最初に条文を分けた後でそれぞれの専門で話し合い、時間があれば一緒に協議を行えば良いのではないかと思いました。

【議長】

しかし4章全体も市民にかかわることです。部会を分けるにしても、常に交流を持つというやり方が良いのではないかと私は思ったのですが、いかがでしょうか。

【委員】

議員の立場と市民の立場を考えると、それぞれ専門部会に分け、必要であれば相互交流を行うのが良いと思います。
これ以上このことについて話し合うのも時間が限られますし、会長の思いが前面に出てきてしまい、我々も独自の視点で検討が出来なくなってしまいます。

【委員】

2つの部会に分けることで話しやすくなり、議論も進むと考えます。しかし、中間でそれぞれどのような検証が行われているか報告し合う方が良いと思います。

【議長】

まとめると、2つの専門部会に分けるが、途中で全体会議を開いてお互いの進行状況の報告と意見調整をする、また、自分の所属ではない部会への参加も可能とするということになると思います。方法については中身を先に検証したいので、事務局の方でデータをそろえていただいて、それを基に検証していけたらよいと思います。
それでは最後に全体でもう一度議論したいことや質問はございますか。

【委員】

私たちは自助、共助、公助という言葉を意識しておりますが、この自治基本条例により、行政側は私たちに対してどういったことをしていただけるのでしょうか。

【議長】

それについても、検証を進める中で考えていけたらと思います。それでは次回の日程について、事務局からお願いします。

【事務局】

次回は専門部会ごとになりますので、それぞれ日程を調整させていただきます。これから相談させていただきますが、各部会共に9月の後半と考えております。

【議長】

それでは調整後、各議員にお知らせするということでよろしいですか。
それでは本日予定しておりました議事についてはこれで終了といたします。お忙しいところ本当にありがとうございました。

【事務局】

熊谷会長ありがとうございました。委員の皆様には長時間に渡りご苦労様でした。これをもちまして第1回甲府市自治基本条例推進研究会会議を終了します。

閉会

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