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更新日:2019年3月20日

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甲府市自治基本条例推進研究会 第一専門部会(平成23年1月27日)

開催日時

平成23年1月27日(木曜日)午後1時30分~午後3時40分

開催場所

相生仮庁舎4号館2階会議室

出席者

  • 推進研究会委員(条例推進第一専門部会)10名
    河西衛委員/川村康香委員/熊谷隆一委員/齋藤伸右委員/萩原泰委員/古屋由紀委員/堀井昇委員/八木仁美委員/山田順子委員/湯舟瞳委員
  • 事務局(企画部政策課)
    中村政策課長/砂長係長/堀内係長

傍聴者

条例推進第二専門部会委員1名

甲府市自治基本条例推進研究会条例推進第一専門部会

  • 開会
  • 部会長あいさつ
    熊谷部会長があいさつ

以降、議事進行を事務局より、熊谷部会長に引継ぎ

議事内容

【部会長】
前回は第5章第25条までの検証が終了しておりますので、今日は第26条から検証を進めていきたいと思います。条例の附則まで検証した後、時間があれば前文について検証していきたいと考えておりますので、委員の皆さんの活発な議論をお願いします。では、事務局から資料等について説明をお願いします。

【事務局】
はじめに、1月21日に開催しました条例推進第二専門部会の2回目の会議について報告をさせていただきます。
1月21日開催の条例推進第二専門部会では、すでに第4章の検証は終了していましたが、再度、逐条的に細かく検証を行い、まとめを行いました。これで第二専門部会としては、検証をすべて終了したことになります。会議内容については、甲府市ホームページに会議録を掲載しておりますのでご覧ください。
次に、会議資料について説明します。本日の会議では、事前に配布した資料はありません。ですが、皆様のお手元に追加資料として3点の資料を用意させていただきました。こちらは、前回会議でいただいた質問に対する、回答に関する資料になります。
続いて、前回会議の質問に対する回答をさせていただきます。
1点目は、自治基本条例第4章第14・15条に関連して、市議会傍聴者の人数について質問をいただきました。これについては、「追加資料(1)甲府市議会傍聴者数一覧」をご覧ください。最近の議会傍聴者数の年度合計は約300人前後、一定例会平均では約90人前後となっております。
2点目は、自治基本条例第5章第18条の2に関連して、「市長その他の執行機関は、多様な意見に配慮し、市民の意思を市政に反映させ」とありますが、多様な意見を吸い上げるためにどのような活動を行なってきたのですかという質問をいただきました。一例として、「市民と市長との談話」やタウンミーティングとして「甲府のまちづくりを語る会」の開催を行なっておりますと回答させていただきました。その件についての詳細な実績も提示してもらいたいとの要望もいただきましたので、「追加資料(2)市民と市長との談話」および「甲府のまちづくりを語る会出席者数(平成21年度)」を用意しましたので、確認をお願いします。
3点目は、自治基本条例第6章第25条に関連して、「市は市民にわかりやすい組織を編成します」とありますが、自治基本条例が出来てからの組織体制の変遷がわかる資料の提示をしてもらいたいとの要望がありました。前回会議では平成22年度の甲府市組織図だけを資料として配布させていただきましたので、今日は「追加資料(3)甲府市組織図(平成19年度から21年度)」を用意しました。資料のなかで黒抜きになっている組織および役職は、前年度等と比較して新設または組織整備された箇所になります。
以上、事務局からの説明となります。

【部会長】
ただいまの事務局からの説明について、なにか質問等がありますでしょうか。

【部会長】
「市民と市長との談話」については、現在も継続しているのでしょうか。

【事務局】
「市民と市長との談話」は現在も開催しております。

【部会長】
他に質問はありますでしょうか。
それでは、他に質問がないようですので、引き続いて自治基本条例第5章第26条から検証を進めていきたいと思います。第26条について事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第6章の第26条を説明。

【部会長】
第26条(行政手続)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【委員】
条文に「市民の権利利益を保護する」とありますが、「権利利益」とは具体的にどのようなことをいうのでしょうか。表現が難しいので、わかりやすい説明があるとよいと思います。

【事務局】
市民の権利利益ということですので、市民サービスを受ける権利、市政に参画する権利などの行政サービスすべてが権利になります。また、それによって、市民の皆さんが利益を受けることを保護するという意味になります。

【部会長】
「甲府市手続条例」が平成9年に制定されているという説明でしたので、この条例を資料として提示していただけますか。

【事務局】
「甲府市手続条例」については、資料として用意させていただきます。

【部会長】
それでは、第27条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第6章の第27条を説明。

【部会長】
第27条(行政評価)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【委員】
行政サービスを評価する上で、住民アンケートを行なった経過はあるのでしょうか。

【事務局】
平成22年3月に「甲府市の行政サービスに対する市民満足度調査」を行なっております。また、その結果についてはホームページで公表しています。
今回の会議資料には記載をしておりませんが、行政評価については市民の皆さまに評価していただく市民委員会という組織もあります。

【部会長】
他に質問・意見等はありますでしょうか。
ないようであれば、第28条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第6章の第28条を説明。

【部会長】
第28条(国や他の自治体との関係)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【部会長】
資料に上げていただいた「後期高齢者医療制度」と「ごみ処理施設整備」以外にも事例がありますか。

【事務局】
広域行政事務として消防事業などがあり、甲府市・甲斐市・中央市・昭和町の3市1町が共同で運営しております。他にも視聴覚ライブラリーの運営事業なども該当します。

【部会長】
他に質問・意見等はありますでしょうか。
ないようであれば、第29条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第6章の第29条を説明。

【部会長】
第29条(国際交流の推進)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【委員】
姉妹・友好都市との交流については、「甲府市新しい時代を担う人づくり基金事業」として、姉妹都市デモイン市・友好都市成都市の交流教育を目的に中学生や引率教師を海外研修へ派遣しています。

【委員】
この自治基本条例で使われている「市民」という言葉には、外国籍の方も含まれていることは認識していますが、このことを明確にすることで、より国際交流の意識が深まるのではないかと感じました。

【委員】
自治基本条例について、外国語による条例文の翻訳を検討したらどうでしょうか。

【委員】
自治基本条例および他の条例についても外国語に翻訳したものはありませんが、外国籍の方が甲府市で生活するためのハンドブックやホームページに掲載している各種行政手続きをまとめた内容については、外国語に翻訳されたものがあります。

【部会長】
委員から提案があったように、国際交流や多文化共生という意味からも自治基本条例については外国語に翻訳したものがあったほうがよいと思います。

【部会長】
他に質問・意見等はありますでしょうか。
ないようであれば、第7章の第30条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第7章の第30条を説明。

【部会長】
第7章の第30条(協働のしくみの構築)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

委員より意見なし。

【部会長】
続いて、第31条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第7章の第31条を説明。

【部会長】
第31条(市民の要望の取扱い)について、市長への手紙やメールなどが該当するという説明でしたが、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【委員】
新庁舎での対応となりますが、すべての行政手続きが1ヶ所で済ますことができるような「ワンストップ窓口」の検討を行なっています。

【部会長】
他に質問・意見等はありますでしょうか。
ないようであれば、第32条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第7章の第32条を説明。

【部会長】
第32条(市民の意見提出)について、「こうふ市民意見提出制度(パブリックコメント)」については事務局より資料を提出していただきましたが、これを見ると制度の周知と市民の積極的な参加を促すことが現状の課題であると思います。
なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【委員】
パブリックコメントの周知や意見提出を容易にするということであれば、「広報こうふ」にパブリックコメント用のハガキや提出用紙を付けることも検討したらどうでしょうか。

【事務局】
これまでにアンケートハガキの全戸配布を行なった結果からは、高い回答率となっていますので、いただいた意見は有効であると考えます。しかし、ハガキ代などのコスト面から費用対効果を検証すると、継続して実施するべきかどうかについては課題が残ります。

【部会長】
他に質問・意見等はありますでしょうか。
ないようであれば、第33条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第7章の第33条を説明。

【部会長】
第33条(審議会等の委員の公募)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【部会長】
審議会の女性委員の割合については、どのようになっているのでしょうか。

【委員】
甲府市では「甲府市附属機関等の設置及び運営に関する要綱」において、女性委員の選任については、一つの附属機関等における割合が30パーセント以上となるように努めることとしています。

【部会長】
この部会でも女性の公募委員の方がいらっしゃいますが、公募委員の人数や募集等についてはどのように思われましたか。

【委員】
公募委員の募集には、論文の提出が義務付けられている場合が多いと感じました。論文については得意、不得意があるので、関心があるけれども論文提出があるためにあきらめてしまう市民も多いと思います。

【事務局】
論文については、委員選考の基準とするために提出を求めている場合がほとんどです。今後は、応募していただく人数を増やすためにも、募集内容等については検討する必要があると感じております。

【部会長】
公募委員の選考基準については、論文だけという考え方ではなくて、一般市民が応募しやすいように選考方法を工夫していただきたいという意見があったことを記録しておいてください。

【部会長】
続いて、第34条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第7章の第34条を説明。

【部会長】
第34条(直接請求、住民監査請求等)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

委員より意見なし。

【部会長】
なにもないようですので、第35条に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例第7章の第35条を説明。

【部会長】
第35条(直接請求、住民監査請求等)について、なにか質問・意見等がありますでしょうか。

【部会長】
甲府市では住民投票を実施した経過はありますか。

【事務局】
これまでに、住民投票を実施したことはありません。

【部会長】
第35条について質問・意見等がありますでしょうか。
他になにもないようですので、第35条の検証を終了して附則に進みたいと思います。事務局から説明をお願いします。

事務局より自治基本条例の附則を説明。

【部会長】
附則の第2項に自治基本条例の検証について記述がありますが、今後も検証する機会を設定する方がよいのかどうかについても検討する必要があると思います。委員の皆さんの意見をお願いします。

【委員】
日々変化している社会状況を考えると、何年にということではないけれども、今後も検証する必要があるということは、明確にしておくべきだと思います。

【委員】
自治基本条例は理念に基づいた条例なので、社会状況や世の中の仕組みに合わせて改正する必要があるという考えのもとに、検証を行なう必要はあると考えます。しかし、条例体系の頂点にあって、最高法規と言われる自治基本条例に対して、簡単に検証作業を行なうことができると明文化することが適切と言えるかどうか疑問です。

【委員】
自治基本条例の検証結果をもとに推進研究会として提言をまとめますが、条例の改正に関係なく、推進研究会が検証したという内容は自治基本条例のどこかに残るのでしょうか。

【部会長】
いろいろと意見を出していただきましたが、附則の第2項については全体会の時に改めて議論したいと思います。
続いて条例前文に移ります。事務局より説明をお願いします。

事務局より自治基本条例の前文を説明。

【部会長】
自治基本条例の前文について質問・意見等がありますでしょうか。

【委員】
前文の解説(3)にある「人々は輝かしい歴史と彩りの文化を育んできました。」とありますが、輝かしい歴史の部分を詳しく説明する方が、もっと甲府らしさが伝わると思います。

【部会長】
ただいまの意見は、前文の解説について修正したらどうかという内容ですので、検討をお願いしたいと思います。

【部会長】
条例の前文について、ほかに質問や意見等がありますでしょうか。
なにもないようですので、本日の議事は終了となります。今後の日程について、事務局より説明をお願いします。

【事務局】
今後の日程は、第一および第二専門部会の検証結果をもとに全体会である条例推進研究会として提言(案)をまとめていきたいと考えております。ですが、その前に第一専門部会としての検証結果をどのようにまとめていくのかについて、委員の皆様からご意見をいただきたいと思います。

【部会長】
事務局より第一専門部会の検証結果のまとめ方について、どのようにすればよいか提案してくださいとのことです。どなたか意見はありますでしょうか。

【部会長】
私からの提案ですが、第一専門部会を開催するのではなくて、事務局と部会長の私で検証結果を整理およびまとめさせていただきたいと思います。検証結果をまとめる作業の日程については委員の皆さんに通知しますので、打ち合わせには自由に参加していただき、意見を出すことができるという方法はどうでしょうか。

委員より部会長の提案に賛成の声あり

【部会長】
それでは日時が確定しだい、各委員にお知らせするということでお願いしたいと思います。ではこれで、第一専門部会の検証を終了します。

【事務局】
熊谷部会長ありがとうございました。委員の皆様には長時間に渡り、活発な討議をありがとうございました。

閉会

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