更新日:2026年6月26日
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掲載日:2026年6月26日

フィットネスの力で社会を活性化ー誰もが運動できる社会にー
“初心者専門”フィットネスインストラクターとして、赤ちゃんから80代まで幅広い年代の方へ運動指導を行っている佐藤香澄さん。もともと運動が苦手だったからこそ、目指しているのは、運動のきっかけづくりや運動を続けたいと思ってもらえるレッスンづくり。出産や育児、転勤やコロナの影響で、築き上げたキャリアの再構築を経験するなかで、「苦手なことがあるからこそチャレンジできることがあると思い、とにかくチャレンジするようにしている」という佐藤さんは、ピンチをチャンスと捉え、新たな学びや資格取得を行いながら、新しい働き方を構築されてきました。「どんな年齢の人でも、どんな状況の人でも運動することが可能な社会にしていきたい」という佐藤さんは、自分の時間を作れない子育て世代の女性や働き盛りの忙しい世代にも運動するきっかけをつくろうと、模索しながら、1人1人が元気になることで、社会全体を元気にしていけたらと考え、活動されています。

現在、“初心者専門”フィットネスインストラクターとして、スポーツクラブを中心とした各施設で、赤ちゃんから80代までの幅広い年代の方へ運動指導を行っています。
実は、子どもの頃は、かけっこでいつもビリになるほどの運動音痴でした。
そんな私が運動の面白さに気づいたのは、学生時代にバトミントンに出会い、負けず嫌いな性格から毎日練習に明け暮れ、「頑張ったら変われる」ということを実感できたから。
そんな私だからこそ、目指しているのは運動するきっかけづくり。
初めて参加した方が「楽しかった」「また来たい」と思えるレッスンをすることを心がけています。

私は、最初からフィットネスインストラクターになりたかったわけではありませんでした。
スポーツ系の専門学校を卒業後、石川県に移り住み、仕事を探す中でスポーツクラブのアルバイトスタッフとして飛び込んだフィットネスの世界。
ある時、「インストラクターをやらないか」と声を掛けられたのですが、最初は人前に立つことが苦手でやりたくないという気持ちが強くありました。でも、「せっかく与えられたチャンス」と思いなおし、チャレンジすることにしました。
インストラクターになるまでには、研修や模擬試験が何度となく行われました。
何度も不合格になり、プライドはガタガタ。悔しい思いもたくさんしましたが、諦めずチャレンジし続けました。
私が持っているのは、持久力と根性。
苦手なことがあるからこそチャレンジできることがあると思い、とにかくチャレンジするようにしています。
インストラクターになり、たくさんのお客様の前で行った初めてのレッスンは、緊張からどんなことをしたのか内容は覚えていないのですが、「楽しかった」「ありがとう」という参加者の方々からの温かい言葉は忘れられません。インストラクターとしてのやりがいを初めて感じた瞬間でした。
その後もチャレンジを続け、エアロビクス、バランスボールエクササイズ、青竹エクササイズ、ステップ、アクアビクス、スイミングレッスン、パーソナルトレーニング、ボクササイズ、ZUMBA、ヨガなど、様々なレッスンを担当することができるようになり、フリーのインストラクターとして活動するようになりました。

そんな中、子どもを授かり、出産と育児が始まりました。
産前産後の時期は、頼れる人が近くにいない中で、正解のわからない育児への不安、体力や体形が元に戻るのか、キャリアの築き直しができるのか、無収入によるお金の不安など、全てのことを一人で抱えこんでいました。
社会との繋がりを求めて、出産から1年後、職場復帰をしましたが、復帰後間もなく、夫の転勤で出身地である山梨に戻ることに。
実家の助けを借りながら生活できることに安堵する一方、再びキャリアを築き直さなければならないという不安を抱えながらも、新天地で頑張っていこうと思っていた矢先、今度はコロナ禍に。どこのスポーツクラブもスタジオレッスンを中止せざるを得ない状況となり、クラブの存続、インストラクターの存続も危機的な状況。そんな中、何かできることはないかと考え、国際的なヨガインストラクターの資格であるYOGA RYT200と、Zumbini(ズンビーニ)という大人向けダンスフィットネスプログラム「ZUMBA(ズンバ)」から生まれた幼児親子のためのリズム教室の講師資格を取得しました。
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更に、活動できる場所をつくるためにオンラインレッスンにもチャレンジしました。
オンラインでのレッスンは、私にとってハードルが高く、コロナがなければ挑戦することはなかった分野です。
しかし、実際に活動し始めると全国の方々と出会い、心がつながる時間となりました。
また、環境の変化に応じて働ける体制を整えるため、自主開催で、大人向けのフィットネスクラスや親子向けのZumbini教室などもスタートさせました。
今振り返ると、ピンチはチャンスだったのだと思います。
もしかしたら、転勤やコロナがなければ今の働き方はしていなかったかもしれません。

スポーツクラブに通う方の比率は20〜40歳の女性が一番低く、これは子育て世代の女性に自分時間がないことが大きな要因と考えられます。
Zumbiniの資格を取得したのは、自身が育児で苦しい思いをしたため、「育児は楽しんでいいもの」と伝えたかったこという想いからでした。更に、現在は「育児中のママにも運動の機会を」という想いから、子連れ歓迎のフィットネスサークルを夫婦で運営しています。
また、時間の都合をつけやすいパーソナルトレーニングの実施や、企業の福利厚生として社内で運動する機会を作っていただけるように働きかけるなど、働き盛りの忙しい年齢層の方にも運動する習慣をつけてもらえるよう活動しています。
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将来的には、子育て世代もシニアも障害のある方も集える複合施設を作りたいと思っています。
フィットネスには、人の心と身体を元気にする力があります。
体と心の健康のためには運動がとても大切です。動いてみると、気持ちも元気になります。
どんな年齢の人でも、どんな状況の人でも運動することが可能な社会にしていきたいと思っています。
1人1人が元気になることで、社会全体を元気にしていけたらと考え、活動しています。

フリーランスで働いていると、レッスン・集客・事務作業に、家事・育児と時間管理が本当に大変です。
いつも子どもに対して「かまってあげられなくてごめんね」という気持ちを抱え、子どもに申し訳ないと思っていました。
2024年に美しく社会貢献を果たす女性の発掘と育成を目的としたコンテスト型プログラム「Beauty Japan」の全国大会に参加した際に、グランプリになれなかった私の姿を見た息子が号泣したんです。
その姿を見て、息子が自分を応援してくれていること、頑張りを見てくれていることに気づくことができました。
何かにチャレンジしたい、している方に伝えたいのは、「あなたの頑張りは、必ず誰かが見ている」ということ。
挑戦することは、誰でもいつからでもできるので、後悔しない選択をしていってほしいと思います。

・山梨県で初めて0〜4歳の親子教室”Zumbini”を開講
・Beauty Japan BAYglobal2024 グランプリ
▶▶▶佐藤 香澄さん Instagramはこちら(別サイトへリンク)