更新日:2025年4月11日
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市内で起業した女性たち!自分の「やりたい」をかなえ、充実した日々をおくっている女性たちを紹介します。
ブランディングを通して、輝く起業や事業を増やし、山梨全体を輝かせたい
総合プロデュースの会社で3年間従事した後、26歳で独立し、山梨県内の事業主、企業、自治体などのブランディング支援を行う株式会社DEPOT(デポ)を設立した宮川さん。
輝く企業や事業が増えれば、山梨全体が輝くという想いのもと、ブランディングとは「愛の総量を増やすこと」と考え、事業主との対話やヒアリングを大切に、多岐にわたる総合的なクリエイティブ制作を行い、事業活動をサポートしています。「命を最大限活かして輝く人であふれる、美しく幸せなまち」という未来を目指して、自分にできるワクワクすることを選択していきたいと考えている宮川さんは、創業してから10年目となる今年(2025年)、事業形態を転換する大きな決断をし、新たな挑戦をはじめようとされています。
自らの心の声を受け止めて、表現して〜ものの見方で現実は変わる〜
東京の一線でフリーランスフォトグラファーとして活躍されていたSOLAさん。出産を機に自然豊かな暮らしを求め山梨へ移住するも、それまで磨いてきたキャリアを活かしきれず、不完全燃焼の毎日。そんなある日、Instagramの可能性に気付き、仕事として取り組むことに。Instagramから生まれた繋がりで仕事も広がり始めた頃、コロナ禍に。再び壁にぶつかった時、状況を打破する鍵となったのもInstagramでの発信だったそう。
現在は、本業であるフォトグラファーとしての撮影の傍ら、トラベルインフルエンサーや企業のPR・アンバサダーとしても活動されているSOLAさん。いつも大切にされているのは、「自分だけの視点」と同時に、「多角的に物事を見ること」。「女性には、ライフイベントによって、自分の心の声や好奇心に蓋をせざるを得ない時期もあります。だけど、視点を変えてみたり、別のやり方に辿り着けば、今無理だと思い込んでいることも一つの見え方に過ぎないかもしれない。ご自身に合うやり方を探して、焦らず、諦めず、思いを表現してほしい」と、ご自身の体験からお話されていました。自分の好きを諦めることなく、周囲との持ちつ持たれつを大切にしながら、やりたいことを仕事にしているSOLAさん。今後の活躍が楽しみです。
「家庭のある女性が働きやすい環境をつくりたい」「障がい者の方と地域をつなげていきたい」
「家庭のある女性が働きやすい環境をつくろう」とチラシや冊子のデザイン編集を行うanlib株式会社を2018年に設立された堀内麻実さん。ライフスタイルの変化に伴い、職種や働き方を変化させてきた堀内さんですが、「編集の仕事を続けたい」「子どもたちに「おかえり」と言える生活を送りたい」という思いを大切に、35歳で独立の道を選択されました。
常に「私は何がしたいんだろう?何をしたくないんだろう?」ということを軸に考え行動されている堀内さんは、一人の障がい者の方との出会いをきっかけに福祉事業を展開することに。当初は当事者ではない自分が福祉について発信して良いのかと悩んだという堀内さんですが、「第三者だからこそできることがある」と決心し、現在は障がい者の方と地域をつなぐ様々な事業を展開されています。「小さいことからでも常に挑戦し続けることが大切」と話される堀内さんの行動される姿が、福祉関係の方や福祉への関わり方がわからないという方たちの背中を押して、地域の中に新しい福祉の輪が広がっています。
「苺屋あとりゑ」らしい付加価値をプラスしてイチゴの魅力を多くの人に届けたい
イチゴの種子生産や新品種開発に携わっていた木之瀬さんは、検品のために1日に300個程食べても飽きることがなかったイチゴの品種による見た目や味の違いに魅了され、「いちご農家」へ転身。2022年12月、ご夫婦が厳選した14品種のイチゴの食べ比べができる観光いちご園「苺屋あとりゑ」を甲府市上曽根町にオープンされました。
「キッチンカーを始めたことで、普段お会いすることができないお客様にも出会えることができて嬉しい」と話される木之瀬さんは、お客様はもちろん、送り先の方々や事業を通して出会う方々まで、出会った方々とのご縁を大切にされています。忙しい農園経営の傍ら、オリジナルの品種開発にも挑戦されている木之瀬さんは、研究熱心で、イチゴ愛溢れる素敵な女性です。
ヨガをとおして「心と身体の健康の大切さ」「山梨の豊かさ」「運動のカルチャー」を広めたい
「忙しい社会の中でもう一度自分に気づく時間を作ってほしい」という想いで活動されている西谷愛さんは、2022年8月にヨガスタジオ「HONEY」をオープン。
ヨガやピラティスをとおして「心と身体の健康の大切さ」を伝えていきたいという西谷さんの活動の原点は、今まで経験してきた家族や自分の体調不良をどうにかしたいという想い。
「今後は、山梨の豊かさを多くの方に知ってもらうとともに山梨にヨガや運動のカルチャーを広めていきたい」と語ってくれる姿はとても頼もしく、今後の活躍が楽しみな女性です。
女性が自分を大切にして
自分らしく生きるサポートをしたい!
「今が一番楽しいです。今の自分が好きです」。そう言って輝く笑顔を見せる志田さおりさんは、ナチュラルビューティースクール「Smily」を主宰する美容家。2010年に主婦からケアセラピストとなり、「多くの女性にもっと自分を大事にして、自分らしく生きてほしい」という思いから、セラピストを育てるスクールを開講しています。
これまでに150人以上のセラピストを育て、2018年10月には念願だった店もオープン。いつだって前向きに、自然体で、自分らしく生きる女性を応援する、キラキラ輝いているママ経営者です。
手作りのお菓子を通して
大切な想いを伝えていきたい
見ているだけで楽しくなる、かわいらしい色合いやポップなデザイン。一口食べれば美味しさはもちろん、やさしさやあたたかさも伝わってくる。そんな天然色素のアイシングクッキーとアメリカンスイーツを作っているのが古屋千佳さんです。
お客様の想いをじっくりと聞き、その想いを形にしている古屋さんのクッキーやケーキは、全国からオーダーがくるほどの人気。大好きなお菓子作りを通して大切な想いを届けるという彼女ならではの仕事に打ち込んでいる、笑顔が素敵な女性です。
22年ぶりに仕事復帰し
新たな幸せを感じる毎日
素敵なピアスを着けて現れた若月百合さんは、ダイヤモンドなどを扱う会社「Lys blanc LLC(リ・ブロン)」を1年半ほど前に起ち上げた女性経営者です。結婚後は3人の子どもの子育てに専念していましたが、長いブランクを経て仕事復帰を決意し、就職ではなく、起業という道を選びました。
久しぶりの仕事、さらに初めての会社経営で失敗もあるといいますが、「仕事を始めてから世界が広がり、さらに幸せになりました」と楽しそうに話すその笑顔は、充実感にあふれています。