更新日:2022年8月22日
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市内に“黒い”富士山があることをご存じですか?
その名もずばり「黒富士」!
標高1,633mで、市北部に位置する、八ヶ岳・秩父山系の山の1つです。
黒富士は、見る角度によっていろいろな姿に見える珍しい山です。
山の南や東、西側から眺めるとトサカ型やドーム型などに見えます。
しかし、山の北側から眺めると富士山と同じ形に!
画像:黒富士峠から見た富士山(左)と黒富士(右)
天気が良い日には、そこから本物の富士山も遠くに望むことができます。
2つの山が並ぶと、遠くの富士山が明るく見えるのに対し、近くの「富士」は日中、逆光で暗く、まるで富士山の影のように見えることから、近くの富士は「黒富士」と呼ばれるようになったのではないかと考えられています。
黒富士は富士山と同じ「火山」です。
黒富士の麓(ふもと)にある燕岩(つばくらいわ)岩脈(国の天然記念物)は、黒富士の岩脈の1つで、黒富士火山の発達の歴史を知るうえで重要なものです。
黒富士は「山梨百名山」※の1つで、マウントピア黒平やクリスタルラインなどからの登山コースがあり、多くの登山者が訪れます。
山頂からの展望は素晴らしく、市内の水源林を一望できるほか、富士山や八ヶ岳、南アルプスなども望むことができます。
※山梨百名山・・・知名度や歴史、登山やハイキングが楽しめるかなどを基準に、1997年に山梨県が選定
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