更新日:2023年2月27日

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はじめに

去る1月22日の甲府市長選挙におきまして、多くの市民の皆様からのご信任を賜り、三度、県都甲府市の舵取り役という重責を担わせていただくこととなりました。

私は、今日までの間、市民の皆様の声を原点とする政治姿勢を貫く中で、本市の成長を多くの市民の皆様に実感していただけるよう、市政の各般にわたる諸施策に取り組んでまいりました。とりわけ、最優先として掲げてきた子ども施策をはじめ、健康づくりやまちの活力づくり、そして、市民の皆様の生命と暮らしを守るために行ってまいりました、230を超える新型コロナウイルス感染症対策や物価高対策など、真に必要とする諸施策を展開してきたところであります。

また、新時代の黎明となったこうふ開府500年は、先人たちの未来への希望と私たちの過去への感謝が、悠久の時を越えてひとつに重なり、「こうふ愛」という大輪の花を咲かせ、未来に向けた新たな芽を吹かせることができたことに併せまして、他ならぬ私自身の心にも、「まちづくりは未来創り、未来創りは人創り」という信念を、より強く、深く根付かせ、市政推進の大きな原動力としてまいりました。

そして今、第41代甲府市長として再びこの場に立ち、改めて、市民の皆様の暮らしをお預かりしていくその責務に、身の引き締まる思いであり、愛する「故郷こうふ」の限りない発展に向け、一意専心で臨まなければならないと決意を新たにしたところであります。

さて、昨今の地方自治体を取り巻く状況は、今もなお先行きが見通せない新型コロナウイルス感染症や、市民の皆様の暮らしと地域経済に甚大な影響を及ぼしている物価高騰はもとより、人口減少・少子高齢化や地球温暖化等、諸課題への対応が引き続き求められております。こうした中、本市の人口動態は、総務省の人口移動報告において、529人の転入超過となっており、前年と比較して更に約100人の増加となったことは、コロナ禍と相まって、豊かな自然環境と都市機能が調和する本市特有のポテンシャルや、これまで進めてまいりました本市の取組が、首都圏における地方への関心の高まりを捉えることができているものと認識をしております。

この流れをコロナ禍における一過性のものではなく、社会の趨勢を見極める中で、自ら切り拓いた確かな道とすべく、引き続き、この追い風に帆を張り、積極果敢な政策形成に邁進していくためにも、国に先駆けて最優先施策として進めてまいりました「子育て・子育ち」施策に加え、更なる教育の充実を図るなど、みんなでこどもを応援し、こどもの夢やこうふ愛を醸成する「こども育むまち創り」をはじめ、公民ともにまちなかのハード整備が同時進行するこの好機を的確に捉え、多彩な地域資源の魅力を高め、人と地域が「輝き栄えるまち創り」や、超高齢社会が進行する中にあっても、これまでの健康づくりの推進に加え、在宅医療と介護の連携を推進するなど、住み慣れた地域で共に支え合い、自分らしく「健康で安心して暮らせるまち創り」、また、リニア新時代を捉えた取組や、多様な担い手と連携した拠点をつくり水素をはじめとする再生可能エネルギーの研究・活用を通じたゼロカーボンシティの実現など、未来へ繋ぐ環境にやさしい「グリーンで快適なまち創り」、そして、本日、構成する近隣市町と連携協約を締結しました「やまなし県央連携中枢都市圏」による様々な分野における事業の展開や、デジタル技術の積極的な導入と併せた、市民に寄り添ったアウトリーチ型支援の充実、SDGsの推進を通じた多様な主体との連携・協働・交流による「持続可能なまち創り」に向けて取り組み、市民の皆様の現在に責任を持ち、希望ある未来を約束するまちづくりを進めてまいる所存であります。

新年度におきましては、これまで進めてきた施策の更なる推進に加え、これら「こども育むまち」をはじめとする5つの政策提言の実現に向けた取組を、6月を目途に行政計画として取りまとめてまいりますが、直ちに実行に移せるものについては当初予算に計上する中で、「第六次甲府市総合計画」の各般にわたる施策の一層の充実・加速化を図り、「人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府」の実現に全身全霊で取り組んでまいります。

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電話番号:055-237-5293

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