基本構想の推進

協働支援センターを拠点とする地域における市民や各種団体等、多様な主体の連携・協働の促進や担い手となる人材の育成など、協働のまちづくりの推進のほか、人口減少や少子高齢化という諸課題の中にあっても、持続可能な社会を実現していくため、市内におけるSDGsの一層の浸透を図ってまいります。

また、首都圏における地方への関心の高まりを的確に捉えた、様々な媒体を通じた情報発信をはじめ、甲府大使及び次世代甲府大使や首都圏甲府会と連携した甲府の魅力発信など、本市が選ばれるまちとなり持続的に発展していけるよう、本市の持つ強みや魅力的な地域資源を活かす中で、民間企業や人的ネットワークを最大限活用したシティプロモーションを展開し、本市の魅力を幅広く国内外に発信してまいります。

併せて、子育てや介護に係る行政手続きのオンライン化をはじめ、様々な分野へのデジタル技術の導入により、時間や場所にとらわれない、利便性の高い行政サービスを展開していくほか、AI-OCRやRPAを活用した取組の拡充による事務の効率化に加えて、圏域自治体にビジネスチャットツールを導入し、自治体業務の効率化や生産性の向上を図ってまいります。

更に、デジタルを新しい付加価値を生み出す源泉と位置付け、地方創生に繋げる「デジタル田園都市国家構想」を本市の施策にも取り入れることに加え、本市のブランド力を存分に活かしたふるさと納税の一層の促進やクラウドファンディング、ネーミングライツなどの積極的な活用のほか、未利用資産の計画的な売却等による自主財源の安定的な確保に取り組むとともに、公共施設の最適な配置の実現に向けた効率的かつ効果的な施設整備など、持続可能な行財政運営に努めてまいります。