更新日:2025年10月10日
ここから本文です。
令和7年8月1日(金曜日)午前10時00分~午前11時00分
甲府市役所本庁舎4階大会議室
丸山正次委員(会長)、小林真理子委員(副会長)、相山恭子委員、雨宮正英委員、有賀恵委員、飯島禎典委員、猪狩理沙委員、石原正子委員、井尻真理子委員、奥山幾代子委員、小沢宏至委員、笠井公己委員、鮫田光一委員、杉原孝一委員、髙橋加代子委員、武井えみり委員、茅野昭勇委員、寺田幸子委員、萩原孝恵委員、伏見彩委員、保坂保委員、堀とめほ委員、箕浦一哉委員、山本尚正委員、山本秀樹委員
川手謙吾委員、小池修司委員、佐々木邦明委員、田中由美委員、萩原爲仁委員、平山幸比佐委員、星野和實委員、武藤慎一委員、山田弘之委員
(1)事務局
山村企画部長、有野企画総室長、三枝政策課長、保坂総合計画課長、萩原専門官、秋山係長、髙村係長、神戸係長、豊角主任
(2)策定支援事業者
アビームコンサルティング株式会社
1人
1人
委員34名中、25名の出席により、会議が成立していることを報告。
第3回審議会議事録の確認について
第七次甲府市総合計画(案)について
パブリックコメントについて
その他
なし
【委員1】
第3回審議会の意見を踏まえ、全体としてより洗練された表現に修正されている。第3回審議会では、構成を含め総合計画全体として、ひと・まち・魅力のメッセージ性が弱いとの意見があったが、どのように検討したのか。資料から、構成に変更はなく、一部表現の変更があったと認識している。
【事務局】
第3回審議会でいただいたご意見を踏まえ、より甲府市の特徴が伝わるように基本目標の文言を修正した。例えば、基本目標3は「ひとが集い、まちがきらめく こうふの『魅力』を磨く」の表現を、甲府市の特徴が伝わるように「都市機能と自然が調和する甲府の『魅力』を磨く」の表現に修正した。また、基本目標2は、「ひとを支える、快適で住みやすい『まち』を創る」の表現を「安全・安心で快適な『まち』を創る」の表現に修正し、市民の方々が重要視している安全・安心が強調されるように追記した。
【委員1】
第3回審議会の意見を踏まえた修正がなされたものの、甲府市らしさの伝わり方が弱いという点が完全に解消されたわけではないと考える。甲府市が10年間でどこに注力していくのか示されることが重要であるが、その点を本日議論していきたい。また、都市像の表現の修正は検討したか。
【事務局】
都市像の表現の修正は行っていない。委員の方々からいただいたご意見は、都市像の前文や基本目標に反映させていただいている。
【議長】
事務局で検討した上で、現時点では都市像の表現の修正は行わず、基本目標の表現を修正することで議論の内容を反映している状況である。
【委員2】
資料5の7ページに「(5)甲府市の個性と魅力」として、甲府市のマップと各順位が載っているが、低い順位の項目についても掲載するのか。また、記載時は順位がどこから引用された情報かを明記する必要があると考える。
【事務局】
調査内容及び調査手法を鑑み、出典等のわかりやすい記載方法を検討する。
【委員2】
子育て支援1位との記載があるが、順位は全国比較での記載か。
【事務局】
注釈で記載しているが、子育て支援の順位については中核市の中で比較された順位である。また、記載している順位は、市として目指していく目標としての順位ではなく、現状を示した順位である。
【委員3】
資料2の1ページ目の「(1)これからのまちづくりの方向性」の記載について、環境が育まれることで、人同士のつながりが深い文化が形成されると考える。よって、前段で甲府市の素晴らしい環境に言及し、後段でその魅力的な環境によって育まれた人のつながりが基本構想の中心となるという構成がよいと考える。
また、資料6の「3.まちづくりの方向性と目指す姿」において、「市民意向を踏まえた本市を取り巻く課題」が記載されているが、各課題が資料3に記載してあるどの計画によって対応されるかが明示されるとよいと考える。
【議長】
1点目は記載の文章の表現及び構成のご指摘と理解した。2点目のご指摘だが、資料3に記載されている各計画は、あくまで総合計画に関係する分野別計画の例示であり、3つの基本目標を定めた際に各目標に対して紐づく個別計画があることを、委員の方々にイメージしていただくために用意した資料である。よって、パブリックコメント版に分野別計画を掲載する想定ではない。
【委員4】
資料5の8ページ目の「(5)甲府市の個性と魅力」における観光の記載には、全国的に知名度が高まっている武田氏館跡(武田神社)も記載すべきと考える。
【議長】
ご意見を踏まえ、事務局は検討をお願いする。
【委員5】
1点の意見と1点の質問がある。意見については、第3回審議会において、県庁所在地である甲府市としてのプライドが表現されるように工夫してほしいと意見し、シビックプライドという表現に反映された認識であるが、甲府市への愛着が湧く表現でありよいと考える。
質問は、資料2の4ページ目の基本目標についてである。基本目標は設定とともに振り返り方も検討する必要があると考えるが、基本目標の達成度はどのように評価するのか。基本目標の達成度の評価は難しく、かつ、私が基本目標の位置づけについて理解しきれていない部分もある認識だが、KPIやKGIのような指標を設定して評価するのか。
【事務局】
ご質問についてご回答する。現在審議していただいている基本構想の下に、基本構想を実現させるための具体的な実施計画を策定する想定である。実施計画は基本目標ごとに施策を定め、それに紐づく形で事業を実施していく。この実施計画の運用において、各種指標を設定して評価する想定である。実施計画は毎年見直しを行い、進捗管理及び評価を行っていく。
【委員6】
資料3に「第2次甲府市自殺対策推進計画」が記載されているが、自殺を考えている人には「自殺」という表現がプレッシャーとなり得るため、名称及び概要、目的の「自殺」の表現を変更すべきと考える。社会福祉審議会のチラシにも「自殺」の表現が多用されていたが、健康な人にとっては影響のない表現だとしても、心を病んでいる人にとっては自殺をしてよいのだと伝わってしまう場合がある。
参考までに伝えると、昨年の自殺者数は全国で2万320人、甲府市だけでも令和4年度は26人の自殺者がいる。かつては、交通事故によって亡くなる方の人数が戦死者数を上回る勢いであったことから、「交通戦争」という言葉があった。自殺者数についての現状を、私はこれに匹敵するくらい重く捉えており、「自殺」という表現を公的資料に用いるべきではないと考える。
【議長】
個別計画の名称変更について意見があった旨、事務局から担当課へ伝えるようお願いする。なお、資料3は本審議会の参考資料であるため、パブリックコメントでは公表しない想定である。
【事務局】
全国で自殺に繋がらない環境を整える取組として定められている法定計画の名称のため、名称変更は困難な可能性があるが、意見を担当課に伝える。甲府市としても、自殺がない社会を目指していきたい。
【委員1】
資料2にて、基本目標1を説明している文章の3段落目が抽象的な表現になっている印象がある。第3回審議会の資料で箇条書きされていた、「人権尊重・男女共同参画の推進、国際交流・多文化共生の推進、協働の推進」を文章化する修正が行われた認識だが、文章化したことにより抽象度が高くなっているように思う。協働の推進は文言としては入っているが、協働を推進する、という施策としての重要性が伝わりにくくなっている。また、市民が主体的にまちづくりに関わっていくことを「市民参加」、「コミュニティ」等の表現で明確に記載すべきだと考える。
【事務局】
第3回審議会の資料は、基本目標の下に具体的な施策が紐づくことを示すための記載であったが、具体的な施策内容、施策に紐づく事業は、実施計画策定作業にて検討中であるため、今回の資料2では、基本目標に対する考え方や概念を示す記載に修正している。いただいたご意見は実施計画策定時の参考とさせていただく。
【委員1】
基本目標1の2段落目には「学校教育の充実」、基本目標2の3段落目には「地球温暖化対策」といった具体的な施策が記載されているため、基本目標1の3段落目においても具体的な施策の記載があると、重点的に取り組むものであることが伝わりやすいと考える。事務局としては現時点の記載ぶりにとどめるという意見と理解したが、市民が主体となってまちづくりに参加する旨を基本構想の中の文言として明記すべきと意見しておく。
【議長】
基本目標にて、市民参加やコミュニティを支える力に関する具体的な記載が必要というご意見であると理解した。
【委員1】
コミュニティは具体的には自治会を指すものと理解している。自治会としての機能が弱まっていく中、どのような形でコミュニティを強化するか、地域で支え合えるのかについて、市で検討していることをメッセージとして伝えるべきと考える。
【事務局】
基本目標1の1段落目に市民がまちづくりの主体である旨を記載しているが、ご意見を踏まえ、どこまで表現できるか検討する。
【議長】
基本目標1の冒頭で自治会に言及するなども選択肢と考えられるが、事務局で検討する。
【委員7】
資料2の基本目標2の第3段落2行目に「甲府に関わる人たちが住んでみたい」との表現があるが、「甲府に関わる人たち」が誰を指すかがあいまいで伝わりにくいため、「甲府に住みたい」といった表現に修正した方がよいと考える。
また、同じく基本目標2の第1段落1行目の「市民の安全・安心で健やかな暮らしを守る」という表現は、言いたいことは推察できるが、わかりにくいのではないか。
【事務局】
1点目のご指摘について、「甲府に関わる人」と表現したのは、市民のみならず関係人口を含めたためである。また、2点目のご指摘は表現がわかりにくいとのご指摘と理解したため、ご意見を踏まえて検討する。
【委員7】
「甲府に関わる人」とした意図はわかるが、市民にとっては伝わりにくい表現のため、「甲府に住んでみたい」と明確な表現にした方がよいと意見しておく。
【委員8】
資料2の3ページの図がわかりやすくなっておりよい。
資料3はパブリックコメントでは公表しないが、総合計画の巻末に掲載する可能性があると理解しているがいかがか。その場合、資料3では、どの担当所管が計画を策定しているのがイメージしやすいように、各計画の担当所管もあわせて記載すべきと考える。
【事務局】
総合計画の最終版に資料3を掲載することは想定していない。甲府市の総合計画は予算事業までを対象範囲としており、予算事業に紐づく取組を推進していく個別計画は総合計画の一部ではない。よって、参考資料として取組を一部抜粋して紹介することはあっても、総合計画本体に掲載することは考えていない。
【委員8】
資料3の個別計画は総合計画には記載する想定はなく、参考資料として提示されている理解でよいか。
【事務局】
ご認識のとおり。
【議長】
今回の審議会では、資料5、6をパブリックコメント版として確定する必要があるが、パブリックコメントに対する対応を検討するために、パブリックコメント実施後に最後の審議会を設けている。パブリックコメントの意見を反映した基本構想をご確認いただき、追加でご意見がある場合は最後の審議会にてご意見いただくことも可能である。
【委員5】
他委員からあがるかと思っていた質問であるが、資料2の3つの基本目標は、それぞれオレンジ色、青色、緑色で表現されているが、色に意味はあるのか。
【事務局】
厳格に色の意味を設けているわけではないが、担当者としてイメージしやすい色で表現した。例えば、基本目標3は自然に関連する目標のため、自然のイメージがしやすい緑を、基本目標2は安全・安心のイメージがしやすそうな青を採用した。
【議長】
委員の方々からご意見が出尽くした認識である。本日いただいたご意見を振り返ると、基本目標の文章や複数の表現の修正に関するご意見があった。修正結果は事務局に一任し、今回の審議会で採決しない方針でよいか。
【委員一同】
異議なし。
【議長】
先ほどもお伝えしたが、その他ご意見がある場合は、パブリックコメントとしてご意見をいただくか、最後の審議会でご発言いただきたい。
なし
【議長】
次回審議会の日程については10月9日木曜日の午後1時30分から2時間程度、4階大会議室で開催予定とのことである。出欠に変更がある委員は、事務局へご連絡いただきたい。
以上
よくある質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
企画総室総合計画課総合計画係
〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎6階)
電話番号:055-237-5372
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください