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更新日:2017年9月15日

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こちら甲府スポーツビューロ100回放送記念「今中大介さん」インタビュー

今中大介さん1

こちら甲府スポーツビューロ」でパーソナリティを勤める「今中大介」さん。今中さんは元ロードレース選手で、現役時代は、日本人で初めてツール・ド・フランスに出場するなど、日本を代表する選手でした。現在は実業家であり、メディア出演から自転車チームのアドバイザーなどマルチに活躍されています。9月5日の放送で第100回を迎え、生放送後の今中さんにインタビューを行いました。

ラジオが自分の中で生きがいになっている

「こちら甲府スポーツビューロ」収録の様子2015年に甲府スポーツビューロの事業の1つとして、ラジオ番組のパーソナリティを依頼されました。これがもし収録なら録り直しもききますし、一気に何本も収録できるので、気分的には楽なのですが、生放送は週に1回必ず同じ時間に同じ場所にいないといけませんし、失敗も出来ない。生放送自体はDAZNやJ SPORTSの解説などで経験しているものの、本当に週一回できるのか不安もありました。でもあえて自分のルーティーンに組み込んでみようと思ったんです。今では、毎週さまざまなゲストが来てくれて、出会い・対話することで、自分としてもこのラジオ番組が生きがいになっていますし、結果的に生放送でよかったなと思っています。

ロードレースのルーツは「遊び」から

今中大介さん2自分が小さいころは球技が好きな子どもはスポーツ少年団に入って、そのほかの子どもは自転車で遊ぶ、というような感じで周りに自転車が当たり前に遊び道具としてありました。「あの細いタイヤの自転車に乗りたい」と、高校生の頃には中古のロードバイクに載っていましたが、大学ではいったんパワーリフティング部に。しかし自転車の魅力を再認識して、2年生のときに自転車競技連盟から自転車を10台ほど借りて自分でサークルを作りました。最初は趣味というような感じだったんですけど、徐々に競技として意識するようになり、3年後にはインカレに出るほどになりました。

 

自分の肌で感じる楽しさ

今中大介さん3ロードレースは一日に200km前後の距離を走るんです。ロードレースという競技を通じて各地を巡って行く、これがロードレースの最大の魅力だと思います。例えばフランスのツール・ド・フランスやイタリアのジロ・デ・イタリア、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャなどのグランツールと呼ばれる大会でもそうですが、3週間をほぼ全力で毎日5時間程度走ります。自転車競技はヨーロッパでは三大スポーツの一つなので、メディアの露出も多く、必然的に名所を巡るコースになります。自然やそれぞれの地域の町並み、その町固有の風景などを自分の肌で直接感じるということが、ロードレース特有の魅力であり特徴だと思います。

 

 

自転車には「伸びる可能性」が詰まっている

今中さんの自転車ノルウェーでは2025年までにガソリン車を全廃するという法律が制定されていますし、他の国でも2040年には同様の状態になる国が増えてくるようです。ロンドンなど大都市で自転車が重要な移動手段になっていますが、「環境」や「健康」に大きく寄与する自転車の利用が、日本でも進むことが想像できます。

意外かもしれませんが元F1レーサーの片山右京さんが自転車好きで、日本のプロチームでジャパンカップクリテリウムレースを走った経歴があり、現在はツール・ド・フランスへの出場を目指して本格的なチームをつくっています。それがどのくらい難しいことかといいますと、例えばサッカーでいうとバルセロナに所属しているような世界トップクラスにいる選手を何人か連れてこないと実現できないくらいの難易度なんです。私は多少なりともその手助けできればと思っています。

国内では10万人以上の観客を集めるジャパンカップやクリテリウムさいたまというイベントが開催されています。山梨でも一般参加できる人気のサイクルイベントが10近く存在します。国内でサイクリングを楽しむ人口は多く、「する」側としては今やメジャーな存在。しかし競技として捉えると、世界を知る人間があまりに少ないこともあり、マイナーな状態から脱するためのアクションがなかなかできない状況です。私も事業に専念していたため、メディアやイベントの対応で精一杯でした。でも今後は何らかの協力をしたいと、心から思っています。

甲府は自分にとって「天国」のような場所

今中大介さん4

甲府の良いところはなんといっても自分たちが住んでいるところの近くに大自然があることですね。身近に歴史を感じ取れるものがあるということもいいですね。もともと住んでいる人には感じづらいかもしれませんけど、いざ自転車に乗り始めたらこんなに素晴らしいところなんだと実感できると思いますよ。

自分たちは途方もない空間、時間の中の一部を生きています。その中でそれぞれの方が喜怒哀楽を感じながら暮らしている。様々な気持ちを上手にコントロールしていくためにも、自然が残る環境が必要だと思うことがあります。甲府はそういう意味でちょうどいいかなと思っているんです。

自転車に乗る者としては、信号が少なかったり、昇仙峡などすぐに走りに行けるルートがあることも魅力ですね。自分にとってはまさに「天国」のような場所です。

 

最後に「甲府の発展の役に立つように、そして市民のみなさんと活気ある街にするようにがんばりたいですね!」と締めくくってくださった今中大介さん。100回の放送を迎えた「こちら甲府スポーツビューロ」のパーソナリティをはじめ、今後ますますのご活躍を期待しています。

甲府スポーツビューロホームページ

 

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