更新日:2019年8月19日

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市立動物園のゾウ「てる」

現在、市立動物園にいるアジアゾウの「てる」は、昭和55年にラオスの動物園からやってきました。

先代のゾウが死亡し、子どもたちが寂しがっていたところ、「ゾウの購入費に」と市内在住の市橋源之助さんが市に300万円の寄付をしたことから、購入の動きが活発化。そして、約2年ぶりに2頭の子ゾウが来園しました。

小ゾウは、人でいえば乳幼児にあたる8か月と1歳のかわいい女の子。
久しぶりのゾウのお目見えに、動物園は連日、県内外からの親子連れなどで大変にぎわったそうです。
当初は1頭だけを購入する予定でしたが、「ゾウさんを離ればなれにしないで…」「一緒に住まわせてあげて…」という子どもたちの熱心な声が多く、市では2頭とも購入することにしました。

2頭のうち大きい方のゾウは、寄付をした市橋さんの意向により、亡母「てるよ」さんの名前から「てる」と、もう1頭は一般公募の5人の小学生により「みみ」と名づけられました。


画像:昭和55年、命名式の様子

 

来園年

名前
初代 昭和元年 名前不明
2代目 昭和26年 名前不明
3代目 昭和29年(タイから) ゆり子
4代目 昭和45年(大阪万博から) 万(ばん)
5代目 昭和55年(ラオスから)

てる
みみ

表:市立動物園歴代のゾウ

「みみ」は平成12年に死んでしまいましたが、「てる」は今も元気。
動物園に入るとすぐ、私たちを出迎えてくれますよ。


画像:現在(平成24年)のてる

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