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【~こうふ開府500年レガシー事業「私の地域・歴史探訪」~大国小学校3年生「地いきれきし学習」】
6月12日(木曜日)
大国地区連合会と市立大国小学校の主催で、3年生の子どもたちが安全協会、文化協会など地元の方の案内のもと、学区内の後屋地域の史跡を訪ねました。
最初に訪れた勝善寺は、南北朝時代の創建です。鎌倉時代から室町時代にかけて活躍し、この寺院の開山である夢窓国師(むそうこくし)と、寄木造で玉眼入り、全身に金箔を施した本尊の釈迦如来(しゃかにょらい)の坐像はともに市の文化財に指定されています。
子どもたちは、坐像を前に地域の方の説明を聞きながら、たくさんメモを取っていました。
境内にあるタラヨウの木の葉は、傷をつけるとその部分が黒く変色して文字が書けることから、はがき(葉書)の語源となっています。なんと、切手を貼ればはがきとして実際に送ることもできるそうなんです!!
子どもたちは、初めての経験で何を書こうかとても悩みながら、葉に字を書いて楽しんでいました。
「サッカー選手になりたい!」
「宇宙飛行士になって宇宙に行きたい!」など将来の夢を書く子どもや、
「私は家族に書く!」と言ってお手紙を書く子どもの様子も見られました。
「もう1枚書きたい!!!」と話す子どももたくさんいて、タラヨウの木の葉は大人気でした。
また、境内のお堂には、台所の神とも呼ばれる火やかまどの神の「 三宝荒神(さんぽうこうじん) 」が祀られています。この荒神は、仏教の三宝(仏・法・僧)を守護することから3つの顔を持っています。この日は特別に公開していただきました。
子どもたちはお堂に上がり、地域の方のお話を聞きながら、興味深そうに荒神像を間近で拝観しました。
この後、道祖神や蚕影山碑(こかげさんひ)を見学しました。
子どもたちが自分の住む地域の歴史について体験しながら学ぶ、とても貴重な機会になりました。
探訪ポイント:勝善寺・三宝荒神社・タラヨウの木・道祖神・「蚕影山」碑
【ふれあいウォーキング大会】 5月25日(日曜日)
羽黒自治会館を出発、裏手には羽黒大宮神社があります。羽黒大宮神社は今年、未指定の文化財の保存・活用を推進する「甲府遺産」に認定されました。
神社北の登山道を上り、配水池前の道路を千代田霊園前まで歩き、折り返します。
羽黒地区の子どもから大人までの多くの人が、地元の大自然の中、ウォーキングを楽しみました!
奥湯村園東の赤い橋の手前で再度折り返し、自治会館まで戻ります。
心配されていた雨も明け方には止み、一時は日が指す中、羽黒山の歴史散策ができました。
散策後は、地域の方が用意してくださったかき氷をいただきました !
探訪ポイント:大宮神社(羽黒町)・大宮神社北登山道・羽黒配水池・赤い橋(奥湯村園東)
お問い合わせ
生涯学習室生涯学習課こうふ愛醸成係
住所 〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎9階)
電話番号:055-237-5327
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