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更新日:2022年1月14日
~市民の皆さまの声を原点とした笑顔あふれるまち甲府を創るために~
平成27年の2月、私が第39代市長に就任して以来、「甲府を元気にしたい、笑顔あふれるまちにしたい」という強い思いを抱き、全力で市政に取り組んでまいりました。
この間の市民の皆さまの温かいご支援とご協力に対しまして、心から感謝を申し上げます。
選挙を通じて市民の皆さまにお約束した私の思いは、就任1年目に策定した「こうふ未来創り重点戦略プロジェクト」のほか、「第六次甲府市総合計画」や「甲府市総合戦略」など行政諸計画へ盛り込み、市民生活に直結し、早期に取り組むことが必要と判断したものについては、順次、その事業化を図る中で、具体的な成果を着実にあげているものと考えております。
一方で、加速する人口減少や少子高齢化の進行をはじめ、地方創生をめぐる自治体間競争の激化など、本市を取り巻く社会経済環境が間断なく変化している中で、本市が今後も、引き続き県内全域の中核的な役割を担いながら、将来の持続的な発展を可能なものとするためには、効果的な施策を切れ目なく展開していかなければなりません。
このような取組は、乗り越えていかなければならない課題も多く、必ずしも短期間で目に見える成果へとつながるものではありませんが、すべての市民が将来に夢や希望を持ち続け暮らしていけるよう、スピード感と発想力そして決断力をもって、誠実にまい進していくことが私の使命であるとの思いを、改めて強く致しました。
こうした私の思いを市民の皆さまにお伝えし、共に本市の未来を創っていくため、私の基本政策である「6つの創る力」を補強し、本格的な実行ステージへと押し上げる取組として、新たな施策や、充実・強化を図る既存の施策について、その全体像をロードマップとともに明らかにした「こうふ未来創り重点戦略プロジェクト【2016年度改定】」を取りまとめました。
このプロジェクトに示した95の施策については、全ての市民の皆さまと協力し、連係しながら、力強く展開していくことにより、地域に元気を取り戻す原動力の一助となるものと確信をしております。
甲府市にとっては、今後の10年間が極めて重要な年となります。今年迎えました開府500年はもとより、中核市への移行、2027年のリニア中央新幹線開業など、更なる発展の礎を築く千載一遇の好機が訪れるからです。
これまでに蒔いてきた種が芽吹き、花を咲かせ、実を結んでいる今、さらに多くの花を咲かせ、実りとなるよう、これからも市民の皆さまをはじめ関係者の「力」をひとつに合わせ、「笑顔あふれるまちづくり」に全身全霊を捧げて取り組んでいく所存です。
引き続き、市民の皆さまとの対話を大切にする中で、市民の皆さまの視点に立った市政運営に努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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妊娠期から子育て期にわたる様々な市民ニーズに対して総合的な相談支援を提供するためのワンストップ拠点として、「子育て世代包括支援センター」を保健センター内に開設しました。
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すべての就学児童が放課後などを安全・安心に過ごし、様々な体験活動を行うことができるよう、放課後児童クラブとの一体的な運営を試験的に実施しました。 ■平成27年度:新紺屋小学校 ■平成28年度:国母小学校 ■平成29年度:甲運小学校・石田小学校 |
放課後も児童が安心して活動できる環境を整えるため、放課後児童クラブの受入れを、今までの小学校3年生までから段階的に拡大しました。 ■平成27年度:4年生まで受入れ ■平成28年度:5年生まで受入れ ■平成29年度:6年生まで受入れ |
新生児の聴覚障害を早期に発見し、聴能訓練や言語指導など適切な療育援助を行うことにより、言語や心の良好な発達を図る観点から、新生児聴覚検査費用の助成を開始しました。
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平成28年1月から、子育て家庭の経済的負担の軽減を図っていくため、すこやか子育て医療費助成の対象を中学校3年生まで拡大しました。
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■平成27年度:甲府市教育委員会と警察との相互連携に関する協定を締結しました。 ■平成28年度:指導主事1名、スクールソーシャルワーカー1名、スクールサポーター1名を新規に配置し、学校現場における危機管理体制の強化を図りました。 ■平成29年度:指導主事1名、スクールソーシャルワーカー1名、スクールサポーター1名による組織的な安全・安心の確保に努め、学校現場における危機管理の充実を図りました。
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■甲府駅南口自由通路内への斜行型エレベータの設置等 お年寄りや障がい者の移動に配慮することに加え、利便性向上による駅周辺の一体的な活性化を図るため、甲府駅南口自由通路内に新たに斜行型エレベータを設置するとともに、既存エスカレーターを改修し、ともに24時間稼働としました。
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互いに支え合い、助け合う地域づくりを推進するため、障がいをもつ方など支援を必要な方が周囲に支援を求めるための手段として「甲府市ヘルプカード」を導入し、7月より配布を開始しました。
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平成27年度より、民間の事業者と協定を締結し、認知症高齢者等の見守りや、行方不明高齢者の発見に協力してもらう「甲府市高齢者見守りネットワーク事業」の協定を民間の事業者と締結しています。 ■「認知症カフェ」を開設 認知症高齢者を抱えるご家族への支援として「認知症カフェ」を開設しました。 ■「認知症ケアパス」の活用 多くの方に認知症を理解してもらい、どう対処すればよいかなどを知っていただくため「認知症ケアパス」を作成し、地域包括支援センター等での活用を推進しています。 |
平成27年5月より、高齢者の口腔機能(かむ・飲み込むなど口のはたらき)の低下予防を図り、肺炎などの疾病予防につなげることを目的に、「後期高齢者歯科口腔検診」を実施しています。 ■平成28年度:ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)の無料簡易測定の実施 平成28年度より、市民の皆様がいつまでも元気に過ごしてもらえるよう、糖尿病の発症予防に向けた取組として、県内では初めてとなる「ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)の無料簡易測定」を実施しています。 ■平成29年度:胃がんリスク検査 平成29年度より集団健診において、胃がんリスク検査を19歳から39歳の方を対象に実施し、自身の胃がんの危険度の認識を深めるとともに、がん予防の推進を図り、ひいては罹患率や死亡率の減少に取り組んでいます。 |
■平成27年度:「甲府ブランド認定制度」のジャンルを、食品部門・クラフト部門・農林産物部門の3つの部門に拡大し、様々な機会を通じて甲府の魅力の向上に努めています。 ■平成28年度:平成28年4月には、ジュエリー関連企業の集積による産業の振興を図るため、オリオンスクエアの空き店舗を活用しジュエリー・クラフト関連店舗を開設しました。 ■平成29年度:積極的な創業支援に取り組んだ結果、3ブランドがジュエリー・クラフト集積エリアにおいて共同店舗を出店しました。 |
■平成27年度:平成27年10月に、地域における創業の促進を目的として、創業支援者と連携して「創業支援事業計画」を策定し、経済産業省から認定を受けました。 ■平成28年度:平成28年12月には、本市における産業の育成と雇用の拡大を図ることを目的に、「中小企業・小規模企業振興条例」を制定しました。 ■平成29年度:産業支援サイト構築など新規事業に取り組むほか、中小企業振興融資制度の一部改正を行い、「創業支援資金の新設」、「小規模企業者小口資金の利用限度額の拡大」、「中小資金の融資利率の引き下げ」を実施しました。 |
■平成29年度:甲府で収穫した葡萄と採取した酵母で醸造したオール甲府市産のワイン「甲府スパークリング甲州2017」を開発し、「開府500年カウントダウンイベント300日前」で完成披露を行いました。 |
平成28年に制定された8月11日の「山の日」に合わせ、甲府の夏の定着イベントとして、市民の皆様はもとより、市外、県外の帰省客及び観光客をターゲットとした「小江戸甲府の夏祭り」を開催し、多くの来場者にお楽しみいただいています。
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ブランド力の向上と地域経済の活性化を図ることを目的に、「日本ワイン発祥の地」を誇る「甲府のワイン」を中心とする本市の発酵食品や発酵食文化の素晴らしさを全国に向けて発信する発酵食品イベントと、ジュエリー生産額日本一を誇る「宝石のまち」を印象付けるジュエリー・クラフト市を「こうふはっこうマルシェ」として同時開催し、本市が誇るワインや甲州味噌、ほうとう、甲府ブランド認定品やジュエリー等の魅力をPRしました。 |
2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地を誘致し、選手や誘致国との交流を通じて、スポーツの振興をはじめ、教育文化の向上及び共生社会の実現、さらにはインバウンド観光の促進など、地域の活性化を推進します。 これまでに、フランスの卓球代表チームが甲府を事前合宿地に決定しています。これを機に、甲府市はフランス共和国のホストタウンとして国から登録されました。
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■ ■平成29年度:カウントダウンイベント500日前(8月)、リレーフォーラム2017(12月)、カウントダウンイベント300日前(平成30年3月)を主催事業として実施し、多くの方々にご参加いただき、機運の醸成を図りました。 |
武田氏館跡を中心としたエリアを、観光客が訪れ楽しんでいただける場所とするため、武田通り沿道の建築物の用途規制の緩和を進めるとともに、史跡武田氏館跡ガイダンス施設についても、歴史的・文化的拠点となるよう整備を進めました。 ■平成29年度:旧堀田家住宅の大規模修繕工事に着手するとともに、新たに建設する総合案内所に係る工事費等の予算化を図るなど、ガイダンス施設整備を進めました。 |
甲府市役所庁内に「不祥事防止対策会議」を設置し、職員一人ひとりの危機管理意識とコンプライアンスの徹底を図り、健全な職場風土を醸成して、市民の皆様から信頼・期待される市政を推進しています。 ※コンプライアンス…法令順守。また、法令だけにとどまらず、社会の規範及びルールまで含めて遵守すること。 |
市内の小中学校を訪問し、児童との交流学習や生徒との意見交換を行うことを通じて、学校教育への理解をより深めるとともに、子どもたちの声を市政に反映させていきます。 ■平成27年度実施校:善誘館小・中道北小・北東中・笛南中 ■平成28年度実施校:新田小・北西中 ■平成29年度実施校:貢川小・山城小・南西中・城南中 |
幅広い世代の市民の皆様や各種団体から現状や課題などいただいたご意見は、今後、「こども最優先のまち」「稼ぐまち・稼げるまち」等の実現に向けて活かしてまいります。 ■平成27年度のテーマ:「子育て支援の充実」 ■平成28年度のテーマ:「産業の振興」 ■平成29年度のテーマ: 第1回「少子高齢社会における健康づくり」~健康意識の醸成~ 第2回「地域で取り組む健康づくり」 第3回「中核市が目指す健康都市構想シンポジウム」
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市内中小企業等で働く若者との対談の場を設け、甲府市で働くことについて語り合うトークイベントを開催しました。今後も市内で働く方の魅力や市内企業の求人情報などを積極的に発信していきます。 ■平成28年度開催:「甲府市内で働く女性魅力発信トークイベント」 ■平成29年度開催:「地元で働くこと」意見交換会 |
リニア開業の効果を最大限に享受できるよう、リニア時代を見据えたまちづくりの基本的な考え方や施策の方向性を示した、「甲府市リニア活用基本構想」を策定し、様々な取組を推進しています。
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国内外に対して本市のプロモーションを効果的に展開し、甲府の認知度の向上や定住・交流人口の促進を図ることを目的に、スポーツ・文化・芸能など様々な分野で活躍している甲府にゆかりのある方を甲府大使(8名)に委嘱しました。 ※プロトライアスロン選手、プロ野球選手、プロサッカー選手、歌舞伎俳優、漫画家、日本将棋連盟所属女流棋士、水泳選手、力士 |
平成28年度に「中核市基本構想」と「甲府市保健所設置基本構想」を策定し、2019年(平成31年)4月の中核市移行の実現に向けた様々な取組を推進しています。分権時代をリードする自治体としてふさわしい権限と責任を持ち、より一層市民生活の向上を図ってまいります。 |
「交流人口の増加」、「子どもの自然体験活動の場の提供」、「地場産品を活用したブランドコンテンツ開発」、「北部地域の振興」を目的とした事業展開を行うため、国の「地方創生拠点整備交付金」を活用し、「甲府市堂の山青少年キャンプ場」を「創作の森おびな」として再整備を行いました。 |
■平成27年度:「甲府市防災アクションプラン2015」を策定し、防災リーダーの育成など実効性の高い取組を実施しています。 ■平成28年度:さらなる被災者支援の拡充を目的に、現在の2日分から3日分となる備蓄非常用食料の備蓄計画を策定し、平成31年度までに計画的に配備を完了します。 ■平成29年度:防災リーダー研修会を実施し、新たに136名を防災リーダーとして登録するとともに、指定避難所である学校や市民センターの一部に防災倉庫を増設しました。 |
平成28年度にリノベーションまちづくり構想策定委員会を設置し、中心市街地の遊休不動産を再生・活用する中で、魅力と賑わいの創出に向けたリノベーションまちづくり構想の策定に取り組んでいます。 |
平成29年1月に、甲府商工会議所、甲府商店街連盟とともに、イオン(株)と地域貢献協定を締結し、中心街の活性化に向けて相互連携していく取組を進めてまいります。 |
管理不全な空き家や利活用が可能な空き家への総合的な対策を講じるため、「甲府市空家等の適切な管理及び活用の促進に関する条例」を制定するとともに、空家等対策計画を策定しました。 ■平成29年度:空き家対策課の設置等 空き家対策課を設置し、空き家の適正管理と利活用に向けた総合的な空き家対策に取り組むことで良好な生活環境の保全と安全安心の確保に努めています。 |
■「甲府市地域創生戦略会議」の設置 平成27年10月に「甲府市地域創生戦略会議」を設置し、甲府市総合戦略を策定するとともに、人口減少の克服に向け、官民一体となった効果的な取組を推進しています。 |
■甲府市就職応援合同企業説明会の開催 市内の企業と求職者のマッチングの機会を設けることで、雇用の創出を図ることを目的に「甲府市就職応援合同企業説明会」を開催しました。 ■こうふフューチャーサーチ普及促進事業の推進 大学卒業・就職の時期にあたる若者の東京圏への大幅な転出超過を抑制し、地元の企業等への就職を促すための取り組みとして、山梨大学をはじめ、民間企業と連携しながら、こうふフューチャーサーチ普及促進事業を推進しています。 |
平成27年度より、甲府市役所庁内に「移住・定住コンシェルジュ」を配置し、「甲府の暮らし方」ホームページの開設や、県外各地での「移住セミナー」の開催など、甲府市への移住・定住の促進事業を推進しています。 |
平成28年4月から、重度心身障がい児の経済的・時間的な負担の軽減を図るため、中学校3年生までの窓口無料化を行いました。 |
平成28年3月に策定した「第六次甲府市総合計画」について、市内全31地区29会場で説明会を開催し、その全容を市民の皆様に示させていただきました。 説明会で頂戴した市民の皆様のご意見は真摯に受け止め、できることから知恵と工夫を絞って実行してまいります。
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海外トップセールスを行い、本市の魅力の発信や交流人口の増加に向けたプロモーション事業を実施しました。 ■平成27年度:インドネシア ■平成28年度:中国成都市 ■平成29年度:中国成都市 |
「中核市移行」や「開府500年」という大きな節目を目前に控え地域の未来のあり方、とりわけ重要施策のひとつである「健康づくり」をテーマに地域の皆様 と意見交換を行う目的で、市内5ブロックにおいて「こうふ未来ミーティング」を開催しました。参加した皆さまからいただいた大切な声は、今後の「健康づくり」施策に反映させ、元気で笑顔があふれるまちづくりを推進してまいります。 |
なお、日々の公務につきましては『市長の主な動き』をご覧ください。
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