更新日:2013年7月18日

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燕(つばくろ)岩岩脈

市街地から車で約1時間、昇仙峡を通り過ぎて金桜神社の手前を右に入り、少し狭い猫坂を4kmほど行くと、樹で覆われた山肌の上部に、大きく横に長い岩肌が露出している絶壁があらわれます。この岩壁が「燕岩岩脈」です。

燕岩岩脈

北側の高さ約200mの岩肌を間近に見ることができ、道を挟んで南側は約100mの断崖となっています。
柱状節理や板状節理が発達し、枕状の岩が幾重にも積み重なって見える形状は、見事な景観です。

燕岩岩脈は、市北部の黒富士(標高1,760m)を中心とする放射状の黒富士岩脈のうち、幅35m、延長1km以上にわたる規模の大きい岩脈で、昔、イワツバメがたくさん住んでいたことから、この名前が付けられたといわれています。

黒富士の火山活動は約100万年前に始まりました。
何回も大火砕流を発生させ、その堆積物は釜無川や甲府盆地南縁の曽根丘陵に達しています。
燕岩や太刀岡山(1,295m)などの黒富士岩脈群や円頂丘は、約50万年前の黒富士火山の活動末期に火砕流の割れ目にマグマが貫入したもので、岩質は角閃(せん)石英安山岩です。非常に硬い岩で、何千年という年月のなかで土が落ち、岩脈があらわれました。

燕岩岩脈は、何万年も続いた火山活動の歴史やすさまじさを今に伝える、自然が作り上げた芸術作品といえます。

  • 区分…国指定天然記念物
  • 指定年月日…昭和9年12月28日
  • 場所…御岳町3285-1

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