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更新日:2023年5月22日

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令和4年8月10日市長定例記者会見

記者会見0810

日時

令和4年8月10日(水曜日)午前10時00分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • すこやか子育て医療費助成制度の対象年齢拡大について
  • 遊亀公園附属動物園の休園、休園前無料入園期間及びイベントについて
  • 観光タクシー事業について

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

 新型コロナウイルス感染症につきましては、依然として第7波による影響が続いており、連日多くの感染者が発生しております。最大限の緊張感をもって対応していく必要がある状況でございます。
 今般の感染症の急拡大については、飛沫感染や接触感染に加え、空気中に浮遊する粒子「エアロゾル」を吸引することで感染が広がっていると見られ、エアコンの使用により換気が不十分になる夏場において、換気の重要性が再認識されているところであります。

 このことから、本市といたしましては、基本的な感染対策である「換気」のお願いを市民の皆さまに呼び掛けていくとともに、利用者の重症化リスクの高い施設や、ワクチン接種率の低い子どもが集団生活を営む施設については、特に、換気による感染対策を徹底していく必要があることから、県が講じる「福祉施設や保育所等への感染拡大防止対策」における新たな補助制度を活用する中で、本市の公立保育所や放課後児童クラブ等に、換気対策に必要な機器を設置し、換気の強化に努めてまいります。
 加えて、本市独自の対策として、小・中学校や悠遊館のほか、多くの方の利用がある公共施設において効果的な換気が行えるよう、二酸化炭素濃度測定器、いわゆるCO2モニターを設置し、適切な換気に努めてまいります。
 なお、本対策につきましては、早急な対応が感染拡大の防止につながりますことから、これらに係ります経費につきましては、本日付けで専決処分を行ってまいります。

 また、感染症が急拡大してきたことに伴い、通っている保育所等が休園になった場合の「代替保育」を、7月28日(木)より再開いたしました。
 場所は甲府市協働支援センター(旧穴切小学校)2階活動室で、平日の8時30分から午後5時30分まで、無料で児童をお預かりいたします。
 事前に予約が必要となりますので、通園する保育所等が休園となり、預け先がないなど、お困りの際には、利用予定日の前日午後5時までに「子ども保育課」までご連絡くだくことになります。

 市民の皆さまにおかれましては、これからお盆の期間を迎え、帰省など外出の機会が増えるかと思いますので、改めて基本的な感染症対策を徹底していただき、特に室内での定期的な換気をお願いするとともに、ワクチン接種につきましては、引き続き積極的にご検討いただきますようお願いいたします。

 それでは、本日の発表項目、3項目につきまして、お話をさせていただきます。

すこやか子育て医療費助成制度の対象年齢拡大について

 1つ目は、甲府市すこやか子育て医療費助成の対象年齢拡大についてであります。
 資料の1をご覧ください。

 「すこやか子育て医療費助成制度の対象年齢拡大」につきましては、市議会 令和4年6月定例会において、すこやか子育て医療費助成金支給条例の一部を改正する条例案を可決いただきました。令和5年1月1日からその対象年齢を、現在の中学3年生までから、高校3年生相当までに拡大することといたしました。

 今回の拡大対象となるお子様が本制度の受給資格を得るためには、健康保険の資格状況等を把握するため、申請書類を提出していただく必要がございます。
 該当のご家庭には、8月18日付けで申請書類を発送する予定でおります。
 この申請書類に必要事項をご記入のうえ、健康保険証のコピーを添付していただきます。
 申請は郵送での受付となり、申請期限は9月30日までとなります。
 なお、受付を完了した皆さまへは、12月下旬に受給資格証を発送し、1月1日から利用いただけることとなります。

 また、現在、受給資格証をお持ちの中学3年生以下のお子様がいらっしゃるご家庭につきましては、今回の対象年齢拡大に伴う、手続きの必要はありません。
 有効期限を延長した資格証を令和5年3月中に発送いたします。
 お手元に届き次第、現在と同様に利用いただけます。

 本制度の拡大によって、更なる子育て支援の拡充を図り、子育て世帯の皆さまが子どもを安心して産み、健やかに育てられることができる「こども輝くまち」の実現を目指してまいります。

 報道各社には、市民の皆さまへの周知にご協力いただければと存じます。
 よろしくお願いいたします。

遊亀公園附属動物園の休園、休園前無料入園期間及びイベントについて

 2つ目は、遊亀公園附属動物園の休園、休園前無料入園期間及びイベントについてであります。
 資料の2をご覧ください。

 遊亀公園附属動物園の休園等につきましては、令和4年2月の記者会見にてお伝えさせていただきました。
 いよいよ10月から本格的に整備に入ってまいりますので、休園期間や、休園前のイベント等についてお知らせいたします。

 休園期間は、10月3日(月)から、令和9年3月末までの約4年半を予定しております。
 整備工事は、池を一部埋め立て、既存の動物園の敷地と埋め立てたスペースを活用して獣舎を新築し、動物を古い獣舎から移す中で、古い獣舎を解体していきます。
 この工程をひとつのサイクルとして、動物別に繰り返しながら整備を進めてまいります。
 現在地での再整備となりますので、動物にストレスを与えないように慎重に整備を進めていく必要がありますことから、工事予定期間の4年半を全面休園させていただきます。
 1日でも早く子どもたちをはじめ、市民の皆さまに新しい動物園をお披露目できるよう効率的に整備を進めてまいりたいと考えております。

 また、この休園に先立ち、一人でも多くの方にご来園いただき、動物たちとの楽しい思い出をつくっていただく機会として、入園料の無料期間を設けることといたします。
 無料期間は、9月17日(土)から 10月2日(日)までの16日間とさせていただきます。
 なお、この無料期間中は、原則、休園日も開園しますが、動物のケアや清掃等のため、9月26日(月)の午後のみ休園とさせていただきます。
 動物たち、そして歴史ある今の動物園を胸に刻む機会としていただけるよう多くの方のご来園をお待ちしております。

 さらに、この期間内の9月23日(金)秋分の日には、日頃より動物園を応援していただいている方々などの協力を得る中で、休園前イベントを開催いたします。
 このイベントは、フードコーナーやクラフトコーナーを設けた「アニマルマルシェ」や4月に生まれた「モルモットの命名」、また、普段は見られない動物園の裏側を見ることができる「バックヤード見学会」などを実施いたします。
 ぜひ、ご家族合わせてお越しいただきたいと思います。

 最後に、10月3日(月)から休園に入りますが、休園期間中も市民に愛される動物園として、工事の休工日などを利用した園内での飼育体験ができるサマースクールや、新しくなった遊亀公園の賑わい広場を活用し、動物たちを触ったり、抱いたりして楽しくふれあうことができる「(仮称)動物ふれあい広場」の開催、また、甲府大好きまつりなどの各種イベントや市内保育園等へ出向き、動物たちとふれあうことができる「出張ふれあい動物園」も開催してまいります。

 あわせまして、ビーバーやペンギンの子育てや子どもの成長など動物たちの様子をホームページやSNSなどで、配信してまいります。

 今後におきましても、子どもたちをはじめ、市民の皆さまが楽しみ、訪れた人の心に残り、愛される動物園となりますよう、着実に整備を進めてまいります。

観光タクシー事業について

 3つ目は、観光タクシー事業についてであります。
 資料の3をご覧ください。

 コロナの影響を大きく受けている観光産業を中心とした地域経済の活性化につなげることを目的に、8月1日(月)から、観光タクシー事業を実施しております。

 期間は来年の令和5年2月28日(火)までで、市内を周遊する全8種類のコースを設定しており、「武田家ゆかりの地」や「ワイナリー」、日本遺産の「御嶽昇仙峡」などの市内観光施設を巡ることができます。
 本市がタクシー料金の一部を負担することで、利用料金は2時間コースが3,000円、4時間コースが6,000円と、通常より7割引きとなり、大変お得にご利用いただけます。

 さらに、研修を受けたタクシードライバーによる観光案内や、施設入場料の割引など、市外や県外にお住まいの方はもちろん、市民の皆さまにもお楽しみいただける内容となっております。

 観光タクシーは密を避け、少人数で楽しむことができる、コロナ禍における新しい旅のスタイルにマッチしたものであると考えております。
 これを機会として多くの方々に楽しく周遊し、本市の魅力に触れていただきたいと思います。

 本日の発表は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 先ほどおっしゃっていた今日付けでの専決処分ですが、こちらの対象の施設はどこになるのかと、これにかかる費用の総額を教えてください。

(企画財務部長)
 専決処分を行う内容につきましては、先ほど市長よりお話させていただきました通りですが、今回専決処分をさせていただきますのは、県が創設した補助制度を活用した対応と、本市独自に対応していく二通りございます。
 まず、県が創設した補助制度を活用した対応につきましては、県の制度が明確に示されてないということはありますけれど、現時点で、県の補助制度の対象として明確になっている施設のうち、公立の保育所5施設と、放課後児童クラブ33施設、そして障害者センター、こちらの施設に空気清浄機、サーキュレーター、CO2モニター等を購入して設置していくということが一つであります。
 もう一つ、それに加えまして、本市独自の対応といたしまして、独自の対応といいますのは県の補助金を使わないという前提ですけれども、独自の対応といたしまして、現時点で県の方で対象とはなっていないけれど、感染リスクが高い高齢者施設といたしまして、福祉センター5施設に空気清浄機やサーキュレーター、さらにCO2モニターを購入して設置していくということでございます。
 加えまして、公立の小中学校、商業高校、商科専門学校を始め、各市民センター、各悠遊館、おしろらんどや上九の湯ふれあいセンター、信玄ミュージアムといった多くの方が利用する公共施設、90施設ほどございますけれども、こちらにCO2モニターを購入して設置するという内容でございます。
 総額につきましては、事業費といたしまして、約3400万円でございます。

(記者)
 3400万円というのは市独自と県の補助制度を活用した総額ということでしょうか。

(企画財務部長)
 先ほど申し上げた事業費は、県の制度と本市独自の制度の対応を合わせた金額であります。

(記者)
 甲府市すこやか子育て医療費助成制度の対象年齢の拡大ですが、今回新たに対象になる方の人数、世帯等がわかれば教えていただきたいです。

(市長)
 7月1日現在で拡大の対象者、つまり高校生相当の皆さんが4,081名、現在の対象者である中学3年生以下が約2,1000名であります。

(記者)
 遊亀公園附属動物園についてですが、休園開始日が10月3日で令和9年3月末までの4年半の間休園ということですが、リニューアルオープンが令和9年の4月予定だというとらえ方をしてもよろしいでしょうか。

(市長)
 はい。
 その通りであります。

(記者)
 遊亀公園附属動物園のリニューアルについてお伺いしますが、動物園には遊園地が隣接していたと思いますが、この休園期間中の遊園地の対応というのはどうなるのでしょうか。

(まちづくり部長)
 遊園地につきましては、動物園休園中も今のところ遊園地の方は開園して進めていくという予定をしております。
 今後につきましても、事業者とご相談をさせていただきながら進めていかなければならないと考えております。

(記者)
 動物園の休園中の遊園地の入口はどうするのでしょうか。

(まちづくり部長)
 遊園地の入口につきましては、今現在は動物園の中から入るような形になっておりますけれど、動物園の工事を始めますので、公園の南側にある駐車場の方から出入りができるように改良していきたいと考えております。

(記者)
 専決処分を行う3400万円の内訳で市の独自分、県の補助制度分はそれぞれいくらぐらいになるのでしょうか。

(企画税務課長)
 先ほど申し上げました通り、総事業費とすれば、県の補助金を活用する部分と、市独自部分で3400万円ですが、そのうち県の補助金を活用しない、市の対応分ということでいきますと、大体事業費とすれば2700万円です。残りが県の補助制度を活用した事業ということでご理解いただければと思います。

その他の質問ついて

(記者)
 これからお盆期間で人流が増えることが想定され、必然的に感染も広がる恐れもあると思います。
 一方で、すでに医療機関等では、業務が逼迫しており、おそらく保健所でも業務がひっ迫しているのではないかと思います。
 その中で市民の健康を守る、不安を解消していくための市としての保健所の体制はどのようにしていくのでしょうか。

(市長)
 連日過去最多を記録するようなここ1週間の感染状況でありましたので、非常に厳しい状況でありますけれど、保健所を中心にしっかりとマンパワーで窓口対応等、怠りのないようにやってきております。
 県への報告も大変ですけれど、職員の流動体制や外部の委託も含めて対応してきているということで、当初の急激な増加に対する逼迫度は少し解消されていると思っております。
 引き続き第一線で頑張っていただいております保健所の皆さんが、しっかりとその仕事に対応できるように、応援体制も強化しながら、乗り切っていきたいと思っております。
 先ほども少し申し上げましたが、大変暑い時期でありますけれど、エアコンをつけ部屋を締め切るのではなく、大変ですけれども市民の皆さまには、室内換気の重要性を改めて認識していただいて、こまめな換気行っていただき、あるいはお盆で外出の機会も多いと思いますので、手指消毒やうがい手洗いを再徹底していただくよう、様々な媒体で訴えていきたいと思っております。
 その他にも今日、県の方が対策本部の会議をするという情報も先ほど受けましたので、そういった国や県の内容を見ながら、本市としても対策本部会議を開くかどうか、今検討中であり、そこで決めた事項につきまして、市民の皆さまに周知を申し上げていきたいと思っているところであります。
 いずれにしましても、熱中症対策とコロナ対策で本当に大変な状況でありますけれど、また異常気象等もあり、甲府盆地は幸いなことに大雨災害に見舞われておりませんけれども、様々な要素がございますので、そういったものをしっかりと受けとめながら、市民の皆さまにできる限りの注意喚起をお願いしていきたいと思っております。

(記者)
 先日の安倍元首相の襲撃事件以来、旧統一教会系団体と政治家との関わりが明らかになっていますが、樋口市長はこれまでそういった関わりを持っていますか。

(市長)
 一切関わっていないと思いますし、記憶も全くございません。
 また、私の承知している限りでも県内市内の政治に関わる方々についてそういった話を聞いたことはありません。
 掘り下げて調査しておりませんけれども、そういう認識でおります。

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

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