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更新日:2022年10月14日

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令和4年10月7日市長定例記者会見

記者会見1007

日時

令和4年10月7日(金曜日)午前10時30分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • リニア中央新幹線開業を見据えたまちづくりについて
  • 「第49回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で作るマルシェ」の開催について
  • 「第32回甲府大好きまつり」及び「第47回甲府市農林業まつり」について
  • 【第3弾】人と猫が幸せに暮らせるまちを目指す「ガバメントクラウドファンディング」の実施について

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

 まずはじめに、先日5日(水)に行われました天皇杯全日本サッカー選手権大会において、ヴァンフォーレ甲府がクラブ初となる準決勝に見事勝利し、決勝進出を決めてくれました。おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
 決勝戦は16日(日)午後2時からJ1のサンフレッチェ広島と対戦します。
 市民の皆さんもぜひヴァンフォーレ甲府の応援をお願いします。
 つづきまして、新型コロナウイルス感染症につきましては、第7波の感染拡大が収束傾向にある中、県において新たに「健康フォローアップセンター」を開設し新規感染者の療養体制や把握方法が変更されるなど、対応状況も変化してきております。

 また、今月からはオミクロン株に対応した新しいワクチンの接種も始まっており、4回目の接種券につきましても、順次発送しておりますので、市民の皆さまには、積極的なワクチン接種の検討をお願いします。

 また、「第81回日本公衆衛生学会総会」が、私も9時からの開会セレモニーにてあいさつさせていただきましたが、本日より3日間の日程で、本市において開催されます。
 この総会を契機としまして、県内外の公衆衛生関係機関の連携が、更に強化されますことから本市としましても、市民に身近な甲府市保健所として、地域に密着した公衆衛生に、これまで以上に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、明日8日(土)午前10時から午後3時半まで子どもが夢を見つける機会を創出することを目的とした「子ども応援フェスタ」を開催いたします。
 場所は舞鶴城公園であります。
 様々な体験型ステージイベントやスポーツ体験、体験教室などのブースが出店されます。
 一部予約が必要なイベントもございますが、予約なしでも楽しめるイベントがたくさんありますので、小学生のお子様のいるご家族など、多くの市民の皆さまにご参加いただきたいと思います。
 詳細につきましては、市ホームページをご確認ください。

 それでは、本日の発表項目、4項目につきまして、お話をさせていただきます。

リニア中央新幹線開業を見据えたまちづくりについて

 1つ目は、「リニア中央新幹線開業を見据えたまちづくり」についてであります。
 資料の1をご覧ください。

 リニア開業に向けたまちづくりの重要性につきましては、これまで、さまざまな機会を通じて、お話してきたところでございます。

 リニア駅周辺は、リニア開業効果が最初に現れるエリアであり、本市や本県の将来を左右する重要な役割を担うと考えていることから、私は9月議会において、リニア駅前で特色あるまちづくりを進めるための3つの方向性についてお示しさせていただくとともに、その実現に向けて、本市が積極的に取り組んでいくことを表明いたしました。
 今後、「リニア駅前のまちづくりの方針」や「まちづくり計画」の策定に着手したいと考えておりますが、こうした“まちづくり”を進めるにあたっては「官民連携」がポイントになります。

 そこで、民間事業者の方々に対して、まちづくりのあり方やまちづくりへの参画の可能性について、意向調査を行うとともに、3つの方向性を実現するための、最適な方策を検討する業務委託を、「公募型プロポーザル方式」で実施していくことといたしました。
 来週10月12日(水)に公募を開始いたします。

 お手元に配布いたしました資料は、私がお示しした3つの方向性を整理したものとなります。
 資料1をご覧ください。

 まちづくりの方向性の1点目につきましては、「“近未来の産業、暮らし”を社会実装するまち」であります。
 リニア駅前をゼロベースで開発できる強みを活かし、産業や暮らしを豊かにする様々な最先端技術の社会実験・実装に取組み、近未来社会をけん引する先導的エリアづくりを目指してまいります。

 2点目は、「誰もが目的地に“シームレス”に移動できるまち」であります。
 リニア駅北側の交通結節機能整備に加え、様々な次世代モビリティやMaaS等の近未来のサービスを組み合わせ、市内、県内など様々な目的地にシームレスに移動できる環境の実現を目指してまいります。

 3点目は「平常時も災害時も活躍する“フェーズフリー”なまち」であります。
 平常時は賑わいや交流の促進、災害時には交通結節点の特徴を活かして駅利用者や地域住民への対応等、近い将来起こりうる災害や防災のあり方を見据えながら、平常時も災害時もその役割を十分発揮する空間整備を検討してまいります。

 少し具体的な例としてお話しさせていただきますと、本県は水素エネルギーの研究が盛んでありますので、リニア駅前の建物や次世代モビリティ等に本県で製造された「グリーン水素」を積極的に利活用し、他都市には例のない、まち全体で水素エネルギーを社会実装した特色あるまちづくりを進めることで、カーボンニュートラルを実現し、地球環境の保全に寄与することができるものと考えております。
 また、水素・燃料電池産業と関連が深い製造業の振興や新たに関連企業の進出が見込まれるものと考えております。
 リニア駅前はゼロベースでまちを作れるからこそ、産業や暮らしを豊かにする様々な最先端技術や知見の導入を前提とした空間整備を行うとともに、三大都市圏に比べると地価が安いことから、ゆとりのある空間整備を目指してまいります。
 これらの“まち”や“都市空間のあり方”を有識者や民間事業者の方々と研究しながら、リニア駅前に社会実装をしていく。
 これが、近未来社会をけん引する先導的なエリアの考え方であります。

 こうした社会実装を通じて、暮らしの面では、一人ひとりが健康で楽しく過ごせる環境を実現するとともに、県内の既存産業の振興や、新産業・近未来産業を育成し、甲府市や甲府圏域の新たな成長のエンジンにしたいと考えております。
 今後は、山梨県と連携を図りながら、計画の初期段階から民間事業者の方々と協働し、創意工夫を行いつつ、土地利用や事業手法などについて検討してまいります。
 委託業務は、来年夏頃までの期間を想定しておりますが、この委託業務の成果を踏まえまして、1日も早く具体的なまちづくりの方針やスケジュールを示していきたいと考えております。

「第49回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で作るマルシェ」の開催について

 2つ目は、「第49回信玄公祭り」及び「こうふ女性達で創るマルシェ」についてであります。
 資料の2-1をご覧ください。

 第49回信玄公祭りが、3年半ぶりに初の秋開催として10月28日(金)から30日(日)までの3日間、開催されます。
 祭りのメインイベントであり、世界一の武者行列である「甲州軍団出陣」は、29日(土)に舞鶴城公園や平和通りを中心に行われ、本市からは、千代田・能泉・宮本地区が合同で参加します「自治会連合会」と「甲府青年会議所」、「青少年育成甲府市民会議育成部会」の3団体が参加いたします。

 祭り3日目の30日(日)は、本市実行委員会が主催となり、舞鶴城公園特設ステージにおいて、「ハローキティ甲府ふるさと大使就任式」や、勇壮な和太鼓演奏、武将隊の演武など様々なステージイベントを実施します。

 市民の皆さまにもぜひ3年ぶりとなる信玄公祭りを楽しんでいただきたいと思います。

 続いて、資料の2-2をご覧ください。

 10月29日(土)、信玄公祭りと同時開催で、「こうふ女性達で創るマルシェ」を開催いたします。
 このマルシェは、これまで、新型コロナウイルスの影響により、令和元年度は中止、令和2年度、3年度は、オンラインのみの開催としてまいりましたが、今年はいよいよ、イベント形式、オンライン形式の両方を開催する運びとなりました。

 イベント形式のマルシェは、10月29日(土)午前10時から午後4時まで、開催場所は、甲府駅北口の「アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場」にて、ハンドメイド品、占い、癒し、キッチンカー、ワークショップなど、女性達による60の店舗が出店します。

 また、直接ご来場できない方にもご参加いただけるオンライン形式のマルシェは、10月30日(日)午後1時から、11月14日(月)午後4時まで、オンラインマルシェ専用ウェブページにて、約30店舗が出店予定であります。

 今回のマルシェも女性の活躍と交流の場の創出、また、夢を叶え起業した女性や、起業を目指して活動している女性達を広く知っていただき、多くの女性を応援する機運を高めるために実施するもので、私も女性の皆さんの活躍に大変期待を寄せているところであります。

 同時開催の信玄公祭りと共に盛り上げてまいりたいと考えておりますので、ぜひ、多くの方にお越しいただき、マルシェで活躍する女性の皆さんを応援しながら、お気に入りの一品を見つけていただきたいと思います。

「第32回甲府大好きまつり」及び「第47回甲府市農林業まつり」について

 3つ目は、「第32回甲府大好きまつり」及び「第47回甲府市農林業まつり」についてであります。
 資料の3をご覧ください。

 3年ぶりに小瀬スポーツ公園を会場として11月5日(土)に第32回甲府大好きまつりと第47回甲府市農林業まつりを同時開催いたします。

 「甲府大好きまつり」では、まつりパレードとして、音頭や音楽隊、子どもみこしを地域の団体や「子どもクラブ」、高校生などの皆さまにご参加いただき、お祭りを盛り上げます。
 「ステージイベント」では、園児や市民団体などの皆さまによる各種発表や、甲府ふるさと大使「ハローキティ」等が登場するサンリオスペシャルステージ、県内のゆるキャラ大集合や大食いユーチューバー「ありのまんま」さんのステージなど、多彩なステージを予定しております。

 その他、働く車の展示や遊亀公園附属動物園の動物に触れ合う体験をはじめとした各種体験コーナーを設けるとともに、当日のイベントには、姉妹都市の大和郡山市の市長・議長が来訪予定でありますことから、大和郡山市のPRブースとして無料の金魚すくいブースを出展するほか、多くの出店(でみせ)等の出展もございます。

 また、甲府市農林業まつりでは、本市で収穫されました新鮮な農産物の販売に加え、特産物コーナーでは中道・上九一色地区の直売所の様々な農産品、静岡県牧之原市のコンブなどの海産物やミカン等の農産物の販売、小物入れ作り等の木工体験を実施しております。

 当日は、様々な甲府の魅力が楽しめるものとなり、市民の皆さまの笑顔と元気があふれる、大変賑やかなものとなることと思いますので、ぜひ、ご家族ご友人お誘いあわせのうえ、ご来場いただき、心ゆくまで楽しんでいただけますよう、よろしくお願いいたします。

【第3弾】人と猫が幸せに暮らせるまちを目指す「ガバメントクラウドファンディング」の実施について

 4つ目は、【第3弾】人と猫が幸せに暮らせるまちを目指す「ガバメントクラウドファンディング」の実施についてであります。
 資料の4をご覧ください。

 昨年度実施いたしました本プロジェクトにおきましては、市内外155名の方から目標額を上回るご寄附を賜りました。
 改めて感謝を申し上げます。

 令和3年度の猫の不妊・去勢手術費補助金につきましては、令和2年度に比べ、約1.5倍となる597件の申請を受け、本市の動物愛護に対する取り組みへの皆さまの期待と関心の高さを実感したところであり、実際に猫の殺処分数も減ってきております。

 一方で昨年度は77匹の猫を引取り、そのうちの74匹が子猫でした。
 また、猫に関する苦情や相談もいまだ多数寄せられている状況です。
 このため、今年度は、望まれない猫の繁殖を抑制することに加え、引き取られた猫の新たな飼い主を探す譲渡事業を推進し、住民環境被害や殺処分のさらなる削減を目的とし実施いたします。

 目標金額といたしましては、これまでの実績をもとに200万円とし、引き続き猫の不妊・去勢手術の費用を支援するとともに、猫の保護や譲渡を行うボランティアへの支援を推進してまいります。
 寄附金の申込方法につきましては、ふるさと納税総合サイトである「ふるさとチョイス」の「ガバメント クラウドファンディング」の画面からお申込みいただけます。

 直接市役所へご持参いただける場合は、生活衛生薬務課またはふるさと納税課の窓口でお申込みください。
 なお、募集期間は10月14日(金)から令和5年1月11日(水)までの90日間とさせていただいております。

 このプロジェクトの取組みを通じて、多くの皆さまのご支援が、人と動物が共生できる社会の実現に向けた動物愛護の推進となりますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

 本日の発表は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 リニア中央新幹線開業を見据えたまちづくりについて伺いたいと思います。
 まちづくりの様々な実現のため、南側に用地が10.5ヘクタールぐらいあると思いますが、その用地を甲府市としてどのように取得するのか、考え方を伺いたい。

(市長)
 これまで県が主体的に用地取得の実務を行っていただいていましたけれど、県、市、連携し、役割分担をして、地権者の皆さまに、「こういうまちづくりをしたい」ということをお伝えさせていただきながら、進めてまいりたいと考えております。

(記者)
 甲府市も用地の購入に対する考え方が示されたと思いますが、この用地の購入は山梨県にも購入してもらうということを想定しているものなのでしょうか。

(市長)
 こちらから山梨県に購入してもらうということではなくて、県、市がそれぞれ役割分担をしながら、地権者の皆さま、地元の皆さまに当たっていくという考え方です。

(記者)
 関連して、グリーン水素のエネルギーの活用という話がありましたけれども、これは現在山梨県で行っているP2Gを想定しているものになるのでしょうか。

(市長)
 もちろん県の進めているグリーン水素の研究、開発、普及、そして実装も念頭に入れたものでもあります。

(記者)
 このグリーン水素の水素エネルギーを使用する製造業等の企業立地や誘致、そういったことを考えられているということなのでしょうか。

(市長)
 様々な産業、あるいは職種等、これから委託業務に出しまして民間の皆さまからプロポーザルでご意見を聞きます。どこに限ってということではなく、まず、どういうものが可能性として高いかや、どういうニーズがあるかということを含めて、研究そして検討、調査していきたいと思っております。

(記者)
 この10.5ヘクタールの用地で水素エネルギーを作るというより、それを使った産業を行うというとらえ方でよろしいですか。

(市長)
 いきなり何に使うという枠にはめるということは全く考えてなくて、様々な可能性を最大限生かしていく中で、大きな可能性を持っているグリーン水素の使用ということも、検討の一つに挙げさせていただいているところであります。

(記者)

今回行うプロポーザルから方針を作って、最終的に計画策定を行っていくと思いますが、そのプロポーザルでどのようなことをするのかなど、今後の流れをもう一度伺えたらと思います。

(記者)
 プロポーザルの趣旨は、先ほど申し上げました三つの方向性、リニア駅前のまちづくりの方向性について、市の考え方をお示しさせていただきました。
 それに沿った調査やニーズ等についてプロポーザルでお示ししていただきたいと思います。半年ぐらいそういう期間を提示して、プロポーザルを行おうと思っております。

(記者)
 この後、プロポーザルを行った上で、どのようなものを成果品として作るのか教えてください。

(市長)
 もちろん様々な事業を行っていくには計画も必要であり、作っていきますから、そのプロポーザルの結果をしっかりと見て、事業に向けた計画を作っていきたいと思います。

(記者)
 リニアの計画的なところのスケジュールの確認なのですが、先ほど市長が来夏頃、具体的なまちづくりの方針、スケジュールを示すとおっしゃっていましたが、これについてはプロポーザル経て民間の方のご意見を承ったうえで、市として計画を示すという理解でよろしいでしょうか。

(市長)
 これまでは県が主催する様々な会議等で、市の基本的な考え方、リニア駅前やその周辺の考え方をお示ししてきました。今後は駅前についての考え方について、民間の方や有識者のご意見を伺いながら、あるいは県と様々な検討や協議を重ねながら、来年の夏頃までには、私どももしっかりとした考え方を計画として、作れるようにしていきたいと思います。

(記者)
 開業遅れなど様々な懸念やご指摘されている面もありますが、計画を着実に進めるために向けた考えだったり、意気込みなどを改めていただいてもよろしいでしょうか。

(市長)
 機会あるごとに、リニア中央新幹線開通は、国家的プロジェクトであり、明治時代の中央線の開通や、昭和時代の中央高速道路の開通などと同じような、あるいはそれ以上の山梨県、甲府周辺にとって、変化をもたらす千載一遇のチャンスだと私は思っております。
 いろいろなところで、先行開業ができない、なかなか予定の年までに難しいなど、いろいろなご意見もございますけれども、私たちは、当初発表されております予定に沿って、まちづくりをしていくこと、まず、まちづくりの計画を作っていくことが、私達に課せられた使命だと思っておりますので、それに向けてしっかりやっていきたいと思っています。

(記者)
 リニア中央新幹線開業を見据えたまちづくりというのは、甲府市が取り組む南側を想定しているということでいいですか。それとも北側も含まれるのでしょうか。

(市長)
 北側はスマートインターチェンジや交通結節機能ということで、県が主体的にやっておりますけれども、もちろん、私たちも連携、協力していくことは当然になります。
 南側につきましても、県と連携、協力しながら、私どもが主体性を持ってやっていこうということを考えております。

(記者)
 駅前のまちづくりのあり方ですが新産業の育成と住環境の整備というものも、その駅前の10.5ヘクタールのまちづくりのテーマとして入っているのでしょうか。

(市長)
 当然仕事、暮らし、環境整備、あるいは安全安心、すべてのものを考えていかなければいけないと思っております。
 そこに、産業が生まれれば働く人の暮らしも必要でありますし、それに付随する様々ものが関連付いてきます。
 そういったものをすべてきちんとお示しをしていくためのプロポーザルを行っていきたいと思いますし、しっかりと提示できるようにしていきたいと思っております。

(記者)
 甲府市としては南側の10.5ヘクタールというエリアは居住区としても捉えているということでよろしいですか。

(市長)
 それについては、有識者の皆さんとの意見交換や、プロポーザルの内容、あるいは県との協議など、様々なことを経て考えていきたいと思っています。

(記者)
 12日からプロポーザルの業者を公募するということですが、募集する際には、何について、提案をお寄せくださいという形になると思います。
 漠然としていてよくわからないところがあるのですが、何をプロポーザルで提案してもらうのか、その具体的な内容を示していただければと思います。

(市長)
 おっしゃる通り、大枠で私も申し上げました。
 細かい点については、担当部長の方からお答えします。

(リニア交通政策監)
 今回の委託の内容ですが、先ほどの市長からお話しましたように、甲府市が示しましたまちづくりの方向性の実現の可能性を高めるために、南側エリアのまちづくりのあり方や、まちづくりの参画可能性について、民間事業者に対しまして、その意向調査を行うとともに、まちづくりの方向性を実現するための最適な実現方策を検討して、方針や計画の策定に向けた基礎調査を行っていただくという形になります。
 今回プロポーザルということで、企画提案方式ということになりますので、リニア駅、特に南側になりますけれども、それを実現するための土地利用のあり方に関する提案や、実際にその実現をどういう形でしていくのかというところを提案していただいて、その内容について審査をしていきたいと考えております。

(記者)
 土地利用のあり方について、この10.5ヘクタールのエリアの中で、住居部分とか、産業部分とか、そういうレイアウトみたいなところも含めて、いろいろと提案をしてもらうということになるのですか。

(リニア交通政策監)
 その通りです。

(記者)
 その提案されたものをどういう審査をしていくのか、市役所だけで決めていくのか、あるいは第三者が入るのか、公募期間はいつごろまでを考えていていつ決めるのか、その辺を具体的に教えてください。

(リニア交通政策監)
 まず期間ですが、12日に公告を出しまして、質問等の受け付け等を行いまして、実際にはまた12日の公告の際に掲示させていただきます。
 11月の中旬ごろの締め切りを予定しておりまして、下旬には契約をしていきたいと考えています。
 審査につきましては、庁内で審査委員会を設けまして、その中で審査を行いたいと考えています。

(記者)
 公募期間もすごく短くて、庁内だけで審査するということですけど、ほとんど事業者が決まっているということではないですか。

(リニア交通政策監)
 全く決まっておりません。
 あくまでも公募ですので、何社提案が来るかわかりませんが、提案されてきた内容を厳密に審査しながら、契約先を決めていきたいと考えております。

(記者)
 庁内だけで審査するのですか。

(リニア交通政策監)
 はい。

(記者)
 リニアのまちづくりですが、これは市長として2027年の開業ということを前提にプロポーザル提案を行ってもらうということですか。
 いつの段階でまちづくりができているということを想定しないと、プロポーザルを出したとしても、受けてくれるところがないと思いますが、2027年の開業で、その時にこういうまちづくりのまちができていることを前提にやるということですか。

(市長)
 先ほどもちょっと遅れるのではないかというご質問いただきましたけど、状況としてはそういう可能性が非常に高いかもしれませんが、実施主体がそういうことをはっきりとおっしゃらない限り、2027年開業を目途にという形でやっていくということで公告していきたいと思っています。

(記者)
 まちを作ったとしても、甲府市の中心市街地から10キロ近く離れていると思いますが、せっかく品川から甲府の新駅まで20分程度で来ても、そこから市街地にバスで20分、30分かかってしまう状況ですが、現在の中心市街地へのアクセスについてのことは書かれてないようですが、アクセスについてはどのように考えてらっしゃるでしょうか。

(市長)
 アクセスについても本当に大きな課題だと思いますから、これまでも様々な議論をしております。
 そこについては県や、県が主体で設置しております会議の中でも何度も議論をしているところでもあります。
 これからもこのまちづくりについて、その意見を参考にさせていただいたり、このまちづくりに合うアクセス方法等についても、今後、提言、提案をしていきたい、あるいは私どもが主体的にできることについて方策を考えていきたいと思っております。

(リニア交通政策監)
 先ほどのプロポーザルの審査の件ですけれど、審査自体は庁内で審査を行いますが、実際にまちづくりの方針や計画を作る際には、有識者や地元の方々、また民間企業の意見等も踏まえながら、方針や計画は作ってまいりますので、庁内だけですべてを決めていくというわけではございませんので、そこだけ追加をさせていただきます。

その他の質問ついて

(記者)
 来年山梨県知事選、甲府市長選が控えておりますけれど、今回山梨県知事選に対して、樋口市長はどういったスタンスで臨まれるのか、支援をされるのか、どういった対応をとられるのか伺いたいです。

(市長)
 現職支持ということで、山梨県市長会の中でも決定をしているところでありまして、私もその考え方に賛同しております。

(記者)
 今回は決定に従って支持をされるという考え方ですか。

(市長)
 もちろん、そのつもりでいます。

(記者)
 不偏不党ということをいつも出していたと思いますが、今回はどうですか。

(市長)
 不偏不党でいくのは、今までもこれからも変わりはありません。
 その考え方に変わりは全くありません。

(記者)
 先般10月の1日か2日に山梨県知事による政治資金パーティーがございましたけど、その時に県内市長さんですと、欠席されたのが樋口市長のみで代役の方もいらっしゃらなかったと記憶していますが、そういった対応をとられたことに対するお考えを伺いたいのですか。

(市長)
 私は甲府市スポーツ協会会長の立場で、山梨県スポーツ協会の副会長をやっております。
 その立場で、国民体育大会等にできる限り県選手団の激励に行きたいのですけれど、なかなか公務が重なっていけない場合もあります。
 今回は、3年ぶりに国体が行われて、私の任期でいけるのは今回だけでありますから、あらかじめこのことを決め、また先方にもぜひということを強く依頼されておりました。
 いちご一会とちぎ国体開会式に役員を代表して、その1人としてお邪魔をさせていただいており、多分同じ時間帯だったと思います。
 政治資金パーティーには後援会の会長代行が行っていましたので、その点をご理解いただきたいと思います。

(記者)
 先ほどのヴァンフォーレ甲府について、16日について、市長は行かれるのでしょうか。

(市長)
 日程がありますから、これから調整していきます。
 ただ、私どもとしても初めてのことですから、サポーターの皆さんも行きたいと思っているということは事実だと思います。
 今現在は、できる限り行きたいと思っておりますし、できる限り調整したいと思っております。

(記者)
 例えば現地に行けなくても、パブリックビューイングなどあると思いますが、そちらなど何らかの形で応援するように考えてらっしゃるということですか。

(市長)
 もちろんであります。
できる限り行きたいと思っていますけれど、いけない場合、また別の手段を考えるよう思っています。

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

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