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更新日:2023年2月7日

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令和5年2月2日市長定例記者会見

記者会見0202

日時

令和5年2月2日(水曜日)午前10時30分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • 甲府市子ども応援デリバリー事業について
  • 御嶽昇仙峡 日本遺産フェストの開催について
  • こうふはっこうマルシェ2023の開催について
  • 甲府市男女共同参画フォーラム2023の開催について

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
 市民の皆さまの心温まるご支援を賜り、三度、甲府市長として、市政をお預かりさせていただくことになりました。

 選挙期間のみならず、あらゆる機会を通して、少子高齢化をはじめ、コロナ禍や物価高騰など、本市を取り巻く環境が厳しい中にあっても、希望ある未来を願う多くの市民の皆さまの熱き想いに触れ、改めて、甲府市政の推進に、全身全霊を捧げてまいりたいと強く感じているところであります。
 併せまして、この想いを胸に、3期目の任期のスタートを本日、迎えられましたことに、深く感謝申し上げるところであります。

 さて、今任期では、新型コロナウイルス感染症や物価高騰への対策はもとより、今般の選挙を通じて市民の皆さまに『お約束』をしてまいりました『笑顔と元気』があふれる『希望』ある未来を実現していくために、これまでの2期8年の政策を継承しながらも、新たな視点からの施策の拡充や、事業形成に取り組み、未来に向けた次なる行動を起こす、5つの柱からなる『NEXT ACTION』を展開してまいります。
 『NEXT ACTION』につきましては、そのどれもが、市民の皆さまとともに歩むこれからの4年間に、力を入れて取り組むべき重点施策となりますが、とりわけ、これまでも「最優先」の想いで取り組んできた「子ども」に係る施策においては、これまで以上に一人ひとりの子どもに寄り添い、また、子どもが「思い描く夢」の実現を後押しできるよう推進してまいります。

 更に、本市のみならず、県全体の大きな発展の契機となるリニア中央新幹線の開業に向けた新駅周辺の整備におきましては、そのポテンシャルを最大限に活かすため、知事をはじめ、山梨県との緊密な連携を図る中で、新産業の育成に資する象徴的なエリアを目指す駅南側等の整備に向けた道筋を明らかにし、来るべき開業に向けた準備を着実に進めてまいります。

 これらに加えて、「教育」や「産業」、「健康・福祉」「環境」といった、政策提言でお約束をした取組につきましては、6月を目途に、私がこの4年間で進めていく新たな行政計画として全体像を公表していく予定ですが、近々、その骨子をお示しする中で、早期に取り組むべきものにつきましては、令和5年度当初予算に反映させるなど、各般にわたり実行に移してまいります。

 今期におきましても、皆さまの負託にお応えしていくために、故郷(ふるさと)甲府の更なる発展のために、そして、全ての市民の皆さまの未来創りに向けて、一貫した私の政治信条であります「論卑くして行い易し」、すなわち、分かりやすい市政で、真の共生社会を築いていけるよう「市民の皆さまの声を原点とした市政運営」を胸に、取り組んでまいる所存でございますので、市民をはじめ、各種団体などの皆さまにおかれましては、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

甲府市子ども応援デリバリー事業について

 それでは、本日の発表項目、4項目につきまして、お話をさせていただきます。
 1つ目は、「甲府市子ども応援デリバリー事業」についてであります。
 資料の1、A4のチラシをご覧ください。

 本市では、子どもたちが明るく元気いっぱいに成長していけるよう、「子どもの育ち」を応援する取組みを推進しているところであります。

 文部科学省が令和2年度に行った調査・分析によりますと、小学生の頃に体験活動や読書、また、お手伝いを多くしていたり、異なる年齢の子ども同士でよく遊んだなどの経験は、高校生の時期に、自己に対する肯定感が育まれるとともに、社交性や心的ストレスからの回復力も高い傾向が見られるそうです。
 私自身、子ども時代の様々な体験を通じて得た感動や驚きは、経験として積み重なり、大人になっても色あせることなく、今日に至る様々な場面での考え方や行動に大きく影響しているように感じております。

 このように、子ども時代の様々な体験は、その後の成長に非常に重要でありますことから、本市では、昨年、学び、行動する力を身に付ける「夏休み子ども体験教室」や「子ども応援フェスタ」を開催するとともに、コロナ禍にあって、接する機会が少なくなっていた芸術・文化に触れ、豊かな情操を育む「子どもと舞台芸術 大博覧会」を実施するなど、将来の夢や希望を育む体験の機会創りを行ってまいりました。

 そしてこの度、こうした子どもたちの未来創りに繋がる体験・経験の機会を今後さらに充実させていくため、「子ども応援デリバリー事業」を創設したところであります。
 この「子ども応援デリバリー事業」は、「子ども応援プラットフォーム」に登録いただいている「子ども応援団体や子育ち応援者」が主催する、式典や講演会、シンポジウムなどのイベントに、スポーツや創作、動物とのふれあいといった、子ども向けの体験プログラムを市がマッチングをしてご用意し、お届けする事業であり、令和5年度に新たにスタートさせる事業ですが、本日より、イベントの際にデリバリーを希望する応援団体等の募集を開始してまいります。

 本市の未来を創るためには、子どもたちの健やかな成長は欠かせません。
 すでに「子ども応援プラットフォーム」に登録いただいている皆さまはもとより、日頃より、子どもに関わる活動を行っている各種団体や企業の皆さまにおかれましては、子どもたちの健やかな成長を後押しするためぜひ「子ども応援プラットフォーム」にご登録いただき、本事業を積極的にご活用いただきたいと思います。

 本市では、こうした取り組みを通じて、全ての大人が手を携えて、子どもの育ちを支える「こども育むまち創り」を推進してまいりたいと考えております。
 「甲府市子ども応援デリバリー事業」につきましては、以上となります。

御嶽昇仙峡 日本遺産フェストの開催について

 2つ目は、御嶽昇仙峡 日本遺産フェストの開催についてであります。
 資料の2をご覧ください。

 2月11日(土・祝)に甲府市総合市民会館において、「御嶽昇仙峡 日本遺産フェスト」を開催いたします。
 御嶽昇仙峡は令和2年に日本遺産に認定され、2023年3月に国指定の名勝100年、及び特別名勝70年の節目を迎えることから、本イベントを通じて、より多くの方が日本遺産「御嶽昇仙峡」のストーリーなどに触れていただく機会を創出してまいります。

 「芸術ホール」においては、午前・午後の2部制となっており、「午前の部」では、「御嶽昇仙峡エリアの歴史文化の保存・継承・活用の展望」をテーマに、御嶽昇仙峡の開拓の歴史や現代に紡がれる匠の技など、日本遺産御嶽昇仙峡の魅力を知ることができる「基調講演」と「シンポジウム」を開催します。
 「午後の部」では、開会セレモニーに続き、伝統芸能であり、日本遺産ストーリーの構成文化財のひとつであります「黒平の能三番」を披露します。

 最後は、トークショーとなり、シンポジウムと雰囲気を変えた2つのテーマをご用意しております。
 一つ目のテーマは、「御嶽昇仙峡の魅力をみんなで楽しく語ろう」であり、タレントで漫画家の矢部太郎さんや、昇仙峡マイスターの雨宮さん、保坂甲斐市長、そして、私を交えたトークショーを予定しています。
 矢部太郎さんは、何度か昇仙峡を訪れたことがあるとのことで、どんな印象を持たれ、何を語っていただけるのか、矢部さんが描いた昇仙峡と金櫻神社の絵も披露していただくこととなっておりますので、私自身も非常に楽しみにしているところです。

 2つ目は、『金櫻神社と御神宝』をテーマに、矢部太郎さんに加え、金櫻神社の宮司さんや、総代さんなどにより金櫻神社の歴史などを語っていただきます。
 今回は、金櫻神社に奉納されております日本遺産ストーリーの構成文化財である「能面」をはじめ、御神宝の「火の玉・水の玉」など5種類の文化財を一堂に揃えた、初の一般公開となるとても貴重な機会となります。

 午前の部・午後の部とも申込制となっており、まだ、若干名の参加が可能であります。
 申込期限は2月7日(火)までとなっておりますのでお気軽にお申込み、お問合せいただきたいと思います。

 また、参加申し込みが不要な山の都アリーナでは、県立大学や甲府一高の学生による昇仙峡での活動や研究発表に加えて、大人も子どもも楽しめる「水晶研磨体験」や「宝石すくい」、日本遺産の構成文化財を紹介する「パネル展」などもあります。

 当日は幅広い年代の皆さまが、御嶽昇仙峡の魅力を楽しく学び、体験できる内容となっておりますので、ぜひご家族でお越しいただきたいと思います。

こうふはっこうマルシェ2023の開催について

 3つ目は、こうふはっこうマルシェ2023の開催についてであります。
 資料の3をご覧ください。

 「こうふはっこうマルシェ2023」につきましては、「リアルイベント」と、「オンラインイベント」のハイブリットで開催し、本市のワインや、ビール、みそといった「発酵食品」、そして、光る「発光」としてのジュエリーなど、本市の様々な「はっこう文化」を全国に向けてその魅力を発信してまいります。

 リアルイベントは、3月4日(土)、甲府駅北口アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場にて開催します。
 会場では、県内外の発酵食品の人気店が出店する「発酵食品エリア」と、県内事業者による「ジュエリー・クラフトエリア」を設けて商品の販売などを行うとともに、ステージでは、音楽や“発酵”に関わる作り手のトークショーなどでイベントを盛り上げます。

 また、オンラインイベントにつきましては、リアルイベントに先駆けて、2月25日(土)から特設サイト内でオンラインによる「はっこうマルシェ」を開催し、甲府の発酵食品をセットにした「はっこうスペシャルBOX」の販売、これは過去非常に人気があったと聞いております、女性醸造家による対談映像のほか、アンケートに回答いただいた方には抽選で甲府市のワインやジュエリーが当たる企画などを行ってまいります。

 4年ぶりの開催となります3月4日のリアルイベントは、感染症対策を徹底する中で開催してまいりますので、当日はぜひ会場に足を運んで、本市をはじめ、全国のはっこう文化に触れながら皆さまに楽しいひと時を過ごしていただければと思います。

甲府市男女共同参画フォーラム2023の開催について

 最後に4つ目は、「甲府市男女共同参画フォーラム2023」の開催についてであります。
 資料の4をご覧ください。

 本フォーラムは、男女がお互いを尊重し、誰もが個性や能力を十分に発揮できる、男女共同参画社会の実現に向け開催するものであり、昨年度開催しました「日本女性会議2021 in 甲府」大会において醸成された、男女共同参画・女性活躍への市民意識を、引き続き高めていく機会として甲府市及び甲府市男女共同参画推進委員会の共催で開催してまいります。

 日時は3月11日(土)、午後1時30分から、会場は甲府市総合市民会館 芸術ホールとなります。

 本フォーラムの目玉となる講演につきましては、昨年9月に日本女子プロサッカーリーグの2代目理事長に就任された、高田 春奈さんを講師にお迎えし、「女性プロスポーツが切り拓く多様な社会」と題して講演をいただく予定です。
 そのほか、甲府市男女共同参画推進委員会による活動報告、「甲府市女性活躍推進優良事業者」並びに「チャレンジ女性」の表彰、また、アトラクションとして、甲府工業高校吹奏楽部による演奏も実施いたします。

 本フォーラムは、申込不要で入場無料となっております。新型コロナウイルス等の影響により、4年ぶりの開催ということもあり、本市といたしましても大いに盛り上げてまいりますので、多くの市民の皆さまにご参加いただけますようお願いいたします。

 本日の発表は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 子ども応援デリバリー事業についてお伺いします。
 子ども応援プラットフォームに登録されている参加団体が現在どのくらいあるのか。また、もうすでに「こういうデリバリーをして欲しい」などの具体的な要望があるのであれば、教えていただきたいです。

(市長)
 令和5年2月1日現在で、18の子ども応援団体と2人の子育ち応援者の合計20団体・個人に、プラットフォームに登録をしていただいております。
 先ほど申し上げました舞台芸術大博覧会や子ども応援フェスタには、こういったくくりではなく、行政とそういった応援団体の人も加わっていただく中、「できれば今後も続けていきたいけど、どういうふうに参加したらいいか」や、「うちも参加したいけれども、どういう手続きをすれば市と一緒に行えるのか」、「そういう講師を紹介してくれるのか」など、様々な声をいただきまして、応援していただける方をさらに増やすことが可能であり、子ども未来応援条例の本旨に沿った展開がさらに拡充できるという意図からデリバリー事業を作りまして、令和5年度、今年の4月から正式に事業を発足させたいということで今準備をし、本日から受け付けをしようという流れになっております。

(記者)
 実際に創作体験をする講師、スポーツ体験をする講師など、そういう講師の方の人材は市でいろいろとストックされているという、そういうことでしょうか。

(市長)
 その通りです。
 こういった応援団体や個人、NPOなどに、プラットフォームに参画していただきますと、そのストックもさらに増えていくと思っております。
 期待しております。

(記者)
 デリバリー事業について伺いたいのですけれども、現段階でご提案できるプログラムというのはどれぐらい数があるのかということと、基本的に無料でデリバリーしていただけるということでよろしいでしょうか。

(市長)
 はい。
 ご相談によりますけれども、高い講演料がかかるとか、そういったこと以外は基本的に無料であります。

(子ども未来部長)
 先ほど市長が申し上げましたように、現在20団体が登録していただいております。
 それぞれ登録団体の特性がございまして、活動内容によって大きく三つのカテゴリーに分けており、学びに関わる活動をされている団体、また衣・食に関わる団体、そして機会体験づくりに関わる団体となっております。
 複数登録されている団体もございますが、学びに関しては20のうちの15団体、また衣・食に関して8団体、そして機会体験については12団体、この三つ以外にも、その他として2団体、こういうカテゴリーの中で提供いただけるプログラムを用意していくという考えであります。

その他の質問ついて

(記者)
 来年度の予算についてですが、現在、作成作業をやられていると思いますけれども、公約を相当盛り込んだ形になるのか、あるいは、選挙の空白期間もあり間に合わないので、政策的なことについてはまた後日、補正予算という形でやるのか、どの程度予算には、政策を反映させていくつもりなのか、お伺いしたい。

(市長)
 はい。
 今まさにその作業の真最中でありますから、どの程度というパーセンテージは言えないですが、例えば今の子ども応援デリバリー事業は、今までやってきたことを表だしするということになり、そんなに予算がかからないものですので、4月からやりたいと考えております。
 あるいは選挙中に各地域で子ども育むまちを作りたいと申し上げて、そのメニューは整ってきましたが、そのメニューからこぼれてしまう課題があり、困難に今直面している子どもたちに、もっと相談に乗ったり、すぐ支援していきたいということで、本庁舎内には「子ども相談センターおひさま」がありますけども、拡充して、子どもと青少年、いわゆるヤングケアラーについて、表から見てもヤングケアラーとわかる人や潜在的な子どもたちを救うために相談に乗る拠点を本庁舎に作ったり、市のどこかを拠点として、相談コーナーではなく、不登校やいじめ、虐待などの困難に直面している子どもを少しでも早く救いたいということで支援センターを作りたいなど、そういったものについては、当初予算に盛り込んでいきたいと考えております。
 もう少し事業として精度を高めて、きちんと議会にお示ししなければならないものについては、6月議会の補正で出していこうという考え方のもとに今整理をしているということであります。
 先ほど始めのあいさつの中で申し上げましたが、そんなことを踏まえた今後4年間の事業計画、プランを6月頃にお示ししますけれど、骨子をこの3月議会前に、今言ったような中には3月議会で、議案として出さないとならないものもありますから、骨子は議会前に出し、その骨子の中で、私が選挙中に、市民の皆さんに明確に言っているものについては、3月議会に予算を提案したいと思っております。
 冒頭申し上げましたように、今真最中でありますので、それをご理解いただきたいと思います。

(記者)
 なかなか子どもの問題については、ソフト的な面があり、ハード面のように数字的な効果が見えにくい分野だと思いますが、会見や選挙でも、若い世代の転入者が増えていることが一つの効果だとおっしゃっていましたが、今後の4年間で、市長の中で、データとしてこういうものを目指していきたいという数値目標がもしあれば、お伺いできないでしょうか。

(市長)
 つい先日、転入転出データの最新のものが発表されましたけど、令和2年度から転入超過に転じております。
 その中で、甲府は、県外、首都圏からの転入が他の市町に比べて、明らかに多く、他の市町は、甲府からなど県内での転入も非常に多いということでありますので、圏域全体で転入が多くなるようにという思いで今一生懸命やっております。
 ただ、どの数字を上げていくかについては庁内でまだ詰めていませんので、その必要性があるとすれば、しっかり出していきたいと思いますけれど、今即答できなくて申しわけないと思います。
 例えば、ヤングケアラーについて県が全体の数字を出しましたけれど、これが発表された段階ですぐ甲府でも調べまして、昨年末にアンケート調査結果出ておりますから、それを今精査していますので、そういった数字も出てくると思います。
 そういった中で、先ほども申し上げましたが、今困難に直面している子達を救っていくことも非常に大事であったり、学校の規模の適正化についても保護者の皆さんのご納得をいただいてやってかなければならないと思います。
 それらに必要な数値等をいろいろ拾っている最中ですので、それも含めて検討させていただきたいと思います。

(記者)
 少し先の話になりますが、先日コロナの5類引き下げの方針が決まりましたが、それについて、マスクはどうするのかというようなことが議論になっていますが、甲府市としては保健所機能等を持っていて、この引き下げに関してどんな形で検討、対応方法を進めていくのか、今話せる範囲で教えていただければと思います。

(市長)
 マスクの緩和をする方向や、5月8日から2類を5類にという話が出ておりますが、しっかりとその内容が国の方から正式なルートで示していただくのを今待っている状況でありますけれども、その中で経口治療薬の普及、ワクチン接種の公費負担をどこまでするか、様々なことについて連絡があると思いますから、国の方針、方向、県の方針、方向をきちんと把握しながら行っていきたいと思います。
 今のところは基本的な感染予防をしっかりとしていただきたいと思います。
 そこまで感染者数は減っていませんので、定期的な換気を十分し、手指消毒、あるいは重症化リスクのある方への配慮ということはしていきたいと思いますし、甲府市の状況をしっかりと見ながら、このことはゆるめずに進めていきたいと思っております。
 収束の気配、あるいは感染者が増えない気配が明らかになった場合については、新たな注意喚起をしていきたいと思いますけれど、保健所、福祉保健部とよく相談しながら、また、県の対策本部の副本部長にも、昨年12月からなっており、県と考え方が異なるといけませんので、きちんと情報を得る中で、甲府にはいろいろな機能が集積していることから、基本的な感染予防対策をしっかりとしていきたいと、今現在思っています。

(記者)
 冒頭のあいさつでも少しありましたリニアについてですが、民間企業に委託をして、いろいろ進めていたと思いますが、今どれくらいリニアについて方針が進んでいて、また、そういった方針を示すのがいつごろになりそうかというところを確認させていただければと思います。

(市長)
「ネクストアクション」という形で選挙にあたり、政策提言を出させていただいたところでは、シームレスにリニア駅と県内各地を移動可能な交通結節点を作っていくということと、水素エネルギーを中心とした新産業、未来産業、そういったものが象徴的にアピールできるような企業の誘致をしていき、そういうエリアにしていこうということと、もう一つはリニア駅の場所が盆地の南の方でありますから、災害に備えて、フェーズフリーで平常時も災害があっても、きちんと機能するものを作っていこうという、この三つを条件に民間に委託をしまして、様々なリサーチやサウンディング調査をしていただいております。
 間もなく今年度中にその結果が出てきますから、それを踏まえてこの夏ごろまでには、市として基本構想を作りまして、県と相談し、役割分担をさらに明確化していく中で、基本計画を作っていきたいと考えています。

(記者)
 コロナの5類引き下げに関して、今後国や県の対応を見ながら考えていくということですが、国は引き下げること自体はもう決定されておりまして、それについての受けとめを伺えればと思います。

(市長)
 今現在、感染者が極端には減っていませんから、インフルエンザの発生やノロウイルスの発生もありますので、引き続いて、コロナ感染症対策をしっかりとしていただきながら、社会活動を行っていこうという形は、堅持していきたいと思っております。
 そして、もちろんコロナとの共存という形での5類への引き下げでありますから、それについては、方向性としては、私どもは間違ってないのではないかと思っております。
 私どももそうですけど、全国市長会や様々な地方自治体の方からは、混乱のないように、様々な周知を国民に、地方に与えて欲しいということと、ワクチン等の費用については、できる限り継続して、公費負担にしてくださいということを求めています。
 以上です。

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

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