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更新日:2019年8月19日
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城東通りは、金手と善光寺の2か所で鍵の手状に曲がっていますが、なぜこのような曲がり方をしているんだろう…なんて思ったことはありませんか?
実は、これには理由があったのです。
このようにクランク状に屈曲した道路は、戦国時代から続く、城下町特有のもの。宿場町や城下町に入る時に「ここからは城下町ですよ!」ということを示すためや、お城への見通しを悪くして敵が侵入しにくいようにするために、このような形に作られたといわれています。
昔は、甲州街道だった城東通り。この城東通りに作られたクランクも、甲府城への見通しを悪くして、敵の攻撃を防ぐ防御の役割を果たしていたんです。城や城下町を守るために、昔はこんな工夫をしていたんですね。
いつも何気なく通っているところに、城下町だったころの名残りが感じられ、歴史がある場所だと実感できるのではないでしょうか。
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