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更新日:2021年7月21日

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令和3年7月9日市長定例記者会見

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日時

令和3年7月9日(金曜日)午前10時00分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • 新型コロナワクチン接種について
  • 日本女性会議2021in甲府大会について
  • タイ国とのジュエリー産業におけるパートナーシップに関する覚書の取り交わしについて
  • 「こうふ開府500年記念事業 リレーフォーラム2020」参加者募集について
  • 新型コロナウイルス感染症対応策・経済活動の不安の縮小化に係るサマーパッケージについて

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。

 はじめに、静岡県熱海市において発生いたしました大規模土石流により、犠牲になられました皆様に、深い哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様には心よりお悔やみを申し上げます。また、被災されました皆様には、一日も早く、安心した日常生活が取り戻せますよう、心からお祈り申し上げます。

 近年、大規模な水害や大雨に起因する土砂災害などが多数発生しておりますことから、市民の皆様におかれましては、本市のホームページや防災情報Webなどで各種ハザードマップを今一度ご確認のうえ、不測の事態に備えていただきますようお願いいたします。

新型コロナワクチン接種について

 それでは、本日の発表項目、5項目につきまして、お話をさせていただきます。

 1つ目は、新型コロナワクチン接種についてであります。資料の1をご覧ください。

 まずは、昨日までの「接種状況」について、お話いたします。今月末までに接種を完了する予定であります65歳以上の高齢者接種につきましては、昨日の7月8日(木)までに、1回目の接種を終えた方が40,063名、2回目の接種を終えた方が10,943名となっており、1回目の接種率は69.2パーセントで予定通り、ワクチン接種を希望する65歳以上の高齢者は7月末の完了を見込んでおります。

 接種に従事されました関係者と市民の皆様に改めて感謝申し上げます。また、接種後の頭痛などの副反応につきましては、本市におきましては集団接種会場において14件ほど見受けられましたが、そのほとんどが一時的なものでありました。しかしながら、全国的にも副反応の報告がありますことから、時間が経過しても症状が改善されない場合につきましては、専門的な知識を有する看護師が対応いたします山梨県新型コロナワクチン専門相談ダイヤルに、ご連絡いただきたいと思います。

 なお、本市では7月6日(火曜日)から7月8日(木)の3日間に、高齢者の集団接種会場であります甲府記念日ホテルの予約枠に余裕が出ましたことから、市民の皆さまの安全確保や子どもたちの健全育成などに携わる民生・児童委員、消防団員、子どもに係る施設の職員、及び市内小中学校などの教職員、計811名の方に対してワクチンを優先的に接種したところであり、今後も引き続き、ワクチンの量を見極めながら、対象者の接種を進めてまいりたいと考えております。

 次に、「今後の接種」についてです。一般接種の対象であります12歳以上65歳未満の方々に対しまして、7月中からの接種開始を予定して準備を進めてまいりましたが、ワクチン供給量との兼ね合いから、大幅なスケジュールの見直しを行わざるを得ず、接種券につきましては、基礎疾患を有する年代や既に開始されている職域接種に鑑み、約11万3千人の方全員に、7月21日(水)から送付することといたしました。

 お手元に届くまでには、1週間程度を要する場合もございますので、しばらくお待ちください。

 現在、本市に供給されるワクチン量は1か月に約1万3千人分と限られていることから、接種につきましては、まずは、重症化リスクの高い基礎疾患をお持ちの約1万2千人の方を対象に7月30日(金)から8月9日(月)を予約受付期間として、8月7日(土)から旧相生小学校体育館において、土曜日、日曜日に集団接種を実施するとともに、かかりつけである各診療所など医療機関においても優先接種を実施してまいります。

 今後も供給されるワクチン量の見込みは大変厳しい状況でありますが、65歳未満の皆さまへの接種につきましては、国に対して希望する量のワクチンを早期に供給するよう絶えず要望する中で、8月末から年齢を区切って段階的に、予約を受け付けていく予定であります。

 予約や接種日程等につきましては、今後のワクチン供給量に合わせて、柔軟に見直しを行う中で、市ホームページや広報誌などによりご案内するとともに、接種会場につきましては、これまで、使用してまいりました公民館などに加え、市中心部における新たな夜間接種会場の設置など、接種環境の整備を検討してまいります。

 ご案内まで、しばらくお待ちいただきますが、何卒、よろしくお願いいたします。

 なお、企業や大学等が実施する会場で接種を受ける方につきましては、今回送付する接種券を持参していただきますようお願いします。

 依然としてワクチン供給量は、先行きが見通せない状況ではありますが、甲府市医師会をはじめ関係機関の皆さまに引き続きの協力をいただくとともに、市役所一丸となってワクチン接種を希望する市民の皆さまに、確実に接種していただけますよう鋭意取り組んでまいりますので、安心してお待ちいただけますようお願いいたします。

日本女性会議2021in甲府大会について

 2つ目は、日本女性会議2021(にせんにじゅういち) in甲府大会についてであります。資料の2をご覧ください。

 日本女性会議は、男女共同参画社会の実現に向けた課題の解決策を探るとともに、参加者相互の交流の促進や情報のネットワーク化を図ることなどを目的とした、国内最大級の会議であります。

 甲府大会は、「未来へつなぐ まちづくりは 人づくり~甲斐の国からともに~」をテーマに、10月22日(金)から10月24日(日)の3日間をメインとした開催となります。

 1ページ、2ページをご覧ください。大会1日目となります10月22日(金)は、YCC県民文化ホール・大ホールにおいて、開会式を行い、その後の記念講演は、山梨県出身の作家・林真理子さんに、「~私の仕事から~」と題して、お話しいただきます。続いて、開催いたします「シンポジウム」では、社会学者であり東京大学名誉教授の上野千鶴子さんをメインシンポジストに迎え、「日本女性会議38年目の総括と未来 ~日本女性会議2021in甲府からの提案~」と題したシンポジウムを行います。

 大会2日目となります10月23日(土)は、会場を山梨学院大学に移し、「性の多様性」や「ワークライフバランス」、「女性活躍」などのテーマに合わせ、10の分科会を各2回、開催いたします。また、特別講演には、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長で参議院議員の橋本聖子さんをお迎えし、「オリンピック・パラリンピックの意義とは~そのレガシーの発展と継承~」をテーマに、ジェンダー平等の推進にも力を入れてきた組織委員会の取り組みなどをお話いただきます。

 また、「外出を控えたい」「時間に限りがある」など、様々な事情により、ご来場が難しい方にもご参加いただけるよう、10月24日(日)から1週間、大会の動画をインターネットで配信してまいります。

 なお、大会3日目を中心として、甲府・山梨の魅力を紹介するエクスカーションも、オプションでご用意し、参加者をお迎えいたします。

 続いて、9ページに記載のある申込みにつきましては、7月20日(火)から8月31日(火)を参加申込期間といたします。新型コロナウイルス感染防止対策として、通常開催の約半分に人数を制限いたしますが、甲府市民枠と県内学生枠を設け、男女共同参画について考える機会となる大会にしてまいりたいと思います。新型コロナウイルス感染症の収束は、未だ見通せない状況でありますが、実行委員の皆様と連携を図り、コロナ禍においても記憶に残る大会となるよう、準備を進めてまいりたいと考えております。

タイ国とのジュエリー産業におけるパートナーシップに関する覚書の取り交わしについて

 3つ目は、タイ国とのジュエリー産業におけるパートナーシップに関する覚書の取り交わしについてであります。資料の3をご覧ください。

 私は、2019年10月に、はじめてタイ国へ赴き、タイ国政府関係機関やジュエリーの業界団体等を訪問して、タイ市場における甲府のジュエリーの販路開拓・拡大に取り組みました。その結果として、タイ国政府商務省国際貿易振興局と本市との間で、ジュエリー業界の関係性を強固なものにすることを目的として覚書の取り交わしを行うこととなりましたが、これまで新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期されていたところであります。

 このたび、タイ国より連絡があり、令和3年7月12日(月)午後1時から本庁舎4階本部長会議室と現地とをオンラインでつなぎ、覚書を取り交わすこととなりました。国際貿易振興局との覚書の取り交わしは、全国の市町村では本市が初めてであります。

 当日は、本市側の立会人として、山梨県水晶宝飾協同組合の松本理事長とジェトロ山梨の河野所長に、タイ国側の立会人として商務事務次官と国立宝石研究所所長に出席をいただき、また、式典長として、ジュリン副首相兼商務大臣にもご臨席をいただきます。

 なお、当日は会場内に入ることはできませんが、式の模様はタイ国政府商務省国際貿易振興局の公式フェイスブックで配信されますので、お手元にお配りしたアドレスからご覧いただきたいと思います。

 覚書の主な内容は「本市とタイ国との相互の中小企業間等の連携体制構築に向け協力すること」や「ジュエリー産業に関する情報交換、ビジネス交流などを深める活動に取り組むこと」となりますことから、この取り交わしを契機に、本市とタイ国の企業間のビジネスマッチングをより一層推進するとともに、それぞれの国で開催される宝飾展への出展しやすい環境を創出するなど、本市の宝飾産業のさらなる発展に繋げてまいりたいと考えております。

「こうふ開府500年記念事業 リレーフォーラム2020」参加者募集について

 4つ目は、「こうふ開府500年記念事業 リレーフォーラム2020(にせんにじゅう)」参加者募集についてであります。資料の4をご覧ください。

 この「リレーフォーラム」は、こうふ開府500年の歴史を振り返り、時代ごとにスポットをあてて、2017年から継続して開催をしております。昨年度、3月14日に「リレーフォーラム2020(にせんにじゅう)」の開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期とし、今年度、開催することといたしました。

 5回目となります今回は、「現代・昭和」をテーマに開催を予定しているところでございます。基調講演では、國學院大學教授で東京大学名誉教授工学博士の「西村幸夫(ゆきお)」様を講師としてお招きし、パネルディスカッションでは、「戦災復興と人々のくらし」をテーマに歴史や、まちづくりの専門家の方々をパネリストに迎え、8月22日(日)に開催いたします。

 入場は無料で、8月10日(火)まで聴講者の募集をし、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底するなかで、定員200名、先着順とさせていただきます。甲府の歴史や文化について、改めて知っていただき、市民の皆様の「ふるさとを愛する」気持ちをさらに育み、「シビック・プライド」を高めていただきたく、開催いたしますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

新型コロナウイルス感染症対応策・経済活動の不安の縮小化に係るサマーパッケージについて

 5つ目は、新型コロナウイルス感染症対応策・経済活動の不安の縮小化に係るサマーパッケージについてであります。資料の5をご覧ください。

 7月から始まる夏休み期間から、地域経済の活性化を図る3つの事業を「サマーパッケージ」として集中的に実施し、相乗効果を高めてまいりたいと考えております。

 まず1つ目の事業といたしましては、「甲府に泊まろうキャンペーン」の第3弾であります。夏休みの旅行先として、甲府を選んでいただけるよう、インターネット宿泊予約サイトで、甲府市内の宿泊施設の宿泊料金を最大50%割引するクーポン券を発行します。

 対象となる予約サイトは、じゃらんnetと楽天トラベルになります。クーポン券は、1回の予約金額が、11,000円以上で、5,500円、21,000円以上で、10,500円、31,000円以上で、15,500円の割引となる3種類で、1名様から利用することができます。配布期間は、じゃらんnetは、7月15日(木)、楽天トラベルは、7月19日(月)から始まり、配布予定枚数が終了するまでとなっており、また、宿泊対象期間は、それぞれの配布開始日から9月30日(木)のチェックアウトまでとなっております。なお、県のグリーンゾーン宿泊割など他の割引クーポン券とは、併用不可となります。

 甲府市内の宿泊施設の宿泊料金を割引することにより、一人でも多くの方に甲府にお泊りいただき、観光を楽しんでいただきたいと考えております。

 2つ目の事業といたしましては、「信玄公生誕500年 信玄公ゆかりの地周遊観光タクシー」であります。

 2021年は、「信玄公生誕500年」の年であり、この記念の年にドライバーの観光ガイド付きで、「信玄公ゆかりの地」をメインに周遊する観光タクシーを7月15日(木)から11月末までの予定で運行し、7月15日には信玄ミュージアムで出陣式を行います。

 コースのコンセプトは、「信玄公ゆかりの地を巡る旅」と「やまなし甲府 観光満喫コース」の2種類で、1台につき、2時間コースは通常約10,000円のところ3,000円、4時間コースは通常約20,000円のところ6,000円と大変お得に周遊できる観光タクシーとなっております。

 さらに、利用者には、限定の「武将印」などの特典もお渡しいたします。

 コロナ禍においても「信玄公生誕500年」を迎えた生誕の地・甲府市を感染症に十分配慮するなか、安心・安全に周遊していただきたいと考えております。

 3つ目の事業といたしましては、「がんばろう甲府!最大20%戻ってくるキャンペーン第3弾」であります。

 市内の対象店舗でPayPayを使って買い物等のお支払いをした場合、利用者に最大20%のPayPayボーナスが還元される「がんばろう 甲府!最大20%戻ってくるキャンペーン第3弾」を実施します。

 8月1日(日)から9月30日(木)の期間で実施し、ポイント還元は1回の買い物につき最大1,000円、8月から9月の期間中で最大3,000円になります。

 「がんばろう 甲府!最大20%戻ってくるキャンペーン第3弾」は、甲府に泊まろうキャンペーンや観光タクシーのほか、市内飲食店での利用、お土産などの購入でも還元されますので、甲府でお得に夏休みの思い出づくりをして頂ければと思います。

 本日の発表項目は以上です。

 なお、来週から本市において「東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック」の事前合宿が始まります。来週12日(月)にフランス 卓球チームが来日し、13日(火)には、歓迎セレモニーを開催する中で、7月20日(火)まで総合市民会館で事前合宿を行います。現在、来日中の日程等、詳細については調整中であり、内容が固まり次第、皆さまにご連絡をさせて頂きます。

 また、7月24日(土)~7月31日(土)には、フランスレスリングチームの事前合宿も、山梨学院大学で行います。

 卓球やレスリングには、山梨県や甲府市にゆかりの選手が出場しますので、皆様には日本代表選手と共に、本市で事前合宿を行ったフランスチームの応援もお願いいたします。

 以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 ワクチン接種に関して伺いたい。
 今回大幅な見直しを迫られたとおっしゃっていましたが、もともと12歳以上65歳未満の方々に対しては、基礎疾患のある方がいつ頃からで、それ以外の方がいつ頃からを予定していたのか。
 今回このような状況になった経過を教えていただきたい。

(市長)
 少し細かく申し上げますと、例えば接種券の発送につきましては、7月12日から12歳以上のすべての方々に一斉発送しまして、7月20日から基礎疾患の方の予約を開始し、以後それぞれの年代の方々に接種していただけるよう、供給に合わせた人員の確保や接種会場の増設など、今まで以上に大勢の方々に接種していただけるようなスケジュールを立てておりましたが、先週になり予定通りのワクチン供給がままならないという話になりましたので、見直しをさせていただきました。
 7月に供給されるワクチンは7月5日の週が15箱希望したところ12箱、7月26日の週が20箱の希望に対して11箱の供給予定であり、急に供給量が減ってまいりました。
 これは本市だけでなく、全国の市町村が同じような対応を迫られていると思います。
 その中にあっても、優先順位をしっかりと定めて、希望するすべての方々に供給できる体制を整えて提供していきたいということで、今日、改めてお示しをさせていただいたところでございます。
 すべての方々に今日、接種のスケジュールをお示しすることができず、非常に心苦しいですが、安心して摂取していただけるよう、さらに環境整備を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

(記者)
 ワクチンの供給量が半分であったり、4分の3であったりと、希望する量より少ない量に急きょ減らされてしまうことに対して、市長自身の受け止めと、国に対してどういうことを要望していきたいか教えてください。

(市長)
 大変残念であります。
 今月末までに65歳以上の方の接種を終え、11月末までには希望するすべての国民の方にも接種できるという国からの話をしっかりと受けとめて、予定通り進んでいましたが、それが難しいということは、残念であります。
 しかし、昨日の会見で総理が、ワクチンをしっかりと供給していくとおっしゃっていたと記憶しておりますので、私どもとしましては、スケジュールや体制をしっかりと整えまして、できる限り接種事業を展開してまいりたいと思っているところであります。

(記者)
 12歳以上65歳未満の基礎疾患をお持ちの方は、7月30日から予約を開始して、8月7日から接種開始ということですが、それ以外の方については、どのように年齢を区切っていくのか教えていただきたい。またその見通しについては、いつごろ提示したいと考えているか。

(市長)
 国や県からの情報を日々確認しておりますが、例えば1ヶ月1万2千人から3千人ぐらいの規模のワクチンが供給されるということであれば、その供給量に応じて、わかりやすく5歳刻みなどで接種スケジュールを立て、その中で余裕が出た場合には、先ほど申し上げました、子どもにかかわる施設、民生・児童委員、消防団などの優先接種を組み合わせながら計画したいと思います。
 市民の皆様方には、体制が整った時点で、スケジュールをお示ししたい。
 その中で、県の大規模接種会場の動向もありますので、しっかり受けとめながら市民の皆様に、できる限りわかりやすく、ご心配かけないよう通知していきたいと思っております。

(記者)
 先ほど夜間接種会場を設けたいとお話がありましたが、11万人の対象者がいれば11月までに間に合わないということで、接種ペースを加速させるために夜間での接種会場を設けたいという理解でよろしいでしょうか。

(市長)
 計算上は、1ヶ月1万2千人 3千人という数字ですと非常に厳しくなりますが、先ほど申し上げましたように昨日の総理みずからの記者会見でも、できるだけ早くワクチンの供給について整えるという話をされておりますので、国や県とも連絡を取り合いながら、ワクチンの供給量を予測し、ワクチンが届いた場合にすぐ対応できる準備をしております。
 夜間接種会場については、お仕事をお持ちの方々が接種しやすい会場、行きやすい会場を考えて、またそれらを希望する声もございますので、現在検討しているところであります。またその他の接種会場についても検討しているところであります。

(記者)
 サマーパッケージについて、東京都で緊急事態宣言が8月22日まで発令されますが、東京からの方に対して制約などはありますでしょうか。

(市長)
 もちろん緊急事態宣言が発信されますので、きちんとした対応が必要かと思いますが、夏休みということで、例えば市民、県内の方々がご友人、ご親戚と交流される場合であっても、大変お得になりますので、Withコロナではありますが、これから秋にかけて、フルーツや紅葉など行楽シーズンにもなってまいりますので、普段は近いからとの理由であまり泊まることがなかった甲府の温泉に泊まっていただくなど、さまざまな利用方法があると思いますので、多くの方に利用していただきたいと思っております。

(記者)
 先ほど供給量が1ヶ月1万3千人程度だとおっしゃっていましたが、これは1万3千人が、2回受けられるという意味でしょうか。

(市長)
 2回分受けられる人数であります。

(記者)
 優先接種を受ける基礎疾患を持つ対象の方が1万2千人とおっしゃっていましたが、市内で基礎疾患を持っていて、優先接種の対象になる方がそれぐらいいらっしゃるということなのか。

(福祉保健部長)
 基礎疾患を有する方の想定人数が、1万2千人ということでございます。

(記者)
 基礎疾患をお持ちの方は1ヶ月ぐらいで終わらせられるスケジュールになるのでしょうか。

(福祉保健部長)
 現在の数字上の予測では、そのようになっております。

 (記者)
 タイ国との覚書についてお伺いしたいのですが、全国の市町村の中で初めて、タイ国の国際貿易振興局と覚書の取り交わしを行うとおっしゃったのですが、これはすべての商業分野で初めてなのか、ジュエリー産業に関して初めてということなのか。

(市長)
 宝石の町甲府ということで、石の供給市場のタイ国とは業界では、非常に交流があります。
 そういった意味で、私も一昨年タイ国へ赴き、政府や行政、ジュエリー産業業界のトップの方々と意見交換などの交流を行ってきましたが、このような覚書を国と海外の市町村で行うことは初めてだと聞いております。

(産業部長)
 タイ国商務省の国際貿易振興局と、市町村のレベルで行うということが初めてであります。
 商務省として、県と取り交わしを行っていることは聞いております。

(記者)
 産業分野を関係なくという認識でよろしいですか。

(産業部長)
国際貿易振興局と市町村のレベルでの行う覚書の取り交わしが初めてということでございます。

(記者)
 タイ国とは縁を深めてきたということですが、タイ国からのジュエリーの輸出や、その市場価値についてはどのような可能性や手応え、広がりを目算してらっしゃるでしょうか。

(産業部長)
 タイ国との取引について大体1970年ぐらいから、本市の業者の方が行っていまして、原石を輸入し、加工してタイ国へ輸出、あるいは国内で販売しています。
 今回の覚書の取り交わしを行うことでもっと広げていこうというところでございます。

その他の質問について

(記者)
 オリンピックについて、ホストタウンとして海外の選手が来るということで、選手との交流など具体的にご紹介いただけるようなものがあればお示しいただきたい。
 また、感染症対策などどのような対応をするのか決まっている範囲で教えていただきたい。

(市長)
 日程等につきましては、記載したものをお渡しさせていただきたいと思いますが、12日に、まずフランス卓球チームが来日し、コロナ禍でありますから、空港から直接記念日ホテルに少し遅い時間に到着します。
 13日火曜日には総合市民会館で、歓迎レセプションを行います。
 宿泊先であります甲府記念日ホテルと、練習場所である総合市民会館を往復することがメインになります。
 本来は子どもたちとの交流や市民との交流などいろいろ考えておりましたが、このような状況でありますので、ウェブ上で卓球教室を開くことを考えております。
 事前合宿の参加人数は卓球チームが17名で、試合スケジュールは混合ダブルスが24日から、男子、女子のシングルスも24日から、団体男子・女子が8月1日からというスケジュールになっております。
 レスリングチームは、24日の土曜日から1週間事前合宿を行います。参加人数は10名で、練習場所である山梨学院大学と調整をしながら、歓迎レセプションを行い、練習していただきたいと思います。そういった光景を、市民の皆さんにウェブを通じて見ていただくことになってしまうかと思いますが、できる限り、歓迎をしたいと思っております。
 コロナ禍ということで流動的になりますが、事前に皆様にお知らせをさせていただいて、できる限り市民の皆さんに、活動を見ていただければと思っております。

(記者)
 初代甲府市長の若尾逸平さんのお墓が撤去されていたことについて、改めて市長としてお気持ちを教えてください。

(市長)
 若尾逸平さんは、甲府の初代市長ということだけでなくて、甲州財閥として大きな足跡を残した方であります。先日は県立博物館でも、生誕200年を祝う記念のイベントもあり、私も行ってまいりました。
 中央にございます山梨中銀金融資料館には、若尾さんの活動も紹介されておりますのでぜひ、見ていただければありがたいと思います。
 ご遺族や、お寺との関係でなかなか行政がそこに介入することが難しいですが、実際墓がすでにないということについては非常に残念に思っております。
 開府500年、信玄公生誕500年でもありますが、甲府の長い歴史の中でも大きな足跡を残された方でありますので、今後どのように、その足跡を市民の皆さん、県民の皆さんにお示しするかについて、庁内でもこれからも検討を続けていきたいと思っております。

(記者)
 お墓に関してはご遺族の関係でなかなか介入することが難しいかと思いますが、歴史もあるということで、文化財などにできなかったのでしょうか。

(市長)
 戦国時代の武将などのお墓等については、文化財の指定ができているところや紹介文などでお示しができているところはありますが、近代の方についてはご遺族の方などがいらっしゃいますので、その方々の考えなどもあり、すぐに行政が介入することは難しい状況です。
 今後も庁内でそのことについても検討していきたいと思っております。

(以上)

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

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