ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長のページ > 市長記者会見 > 令和3年度 > 令和3年8月6日市長定例記者会見

更新日:2021年8月16日

ここから本文です。

令和3年8月6日市長定例記者会見

0806

日時

令和3年8月6日(金曜日)午前10時30分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • 新型コロナワクチン接種について

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

 本日、山梨県が新型コロナウイルスの急増を受け、県民に対して不要不急の外出自粛やイベント・会議の延期、中止を求める方針であり、本市におきましても、ここ一週間の新規感染者数が86名にあがるなど、前の週、一週間と比較すると1.8倍になるなど、感染者の増加が顕著でありますことから、本市といたしましても、県の動向を踏まえる中で、危機感をもって必要な対応を行ってまいりたいと考えております。

 本日は、記者発表項目といたしまして、こうふ開府500年記念事業の春風亭昇太の「私の地域・歴史探訪」と「こうふドリームキャンパススペシャル」の2つのイベントにつきまして、ご用意しておりましたが、こうした状況を踏まえ、本日はお手元にご用意いたしましたチラシの配布に留め、開催の可否等を含め、詳細につきましては、追ってご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

新型コロナワクチン接種について

 それでは、早速ではありますが、本日の発表項目につきまして、お話をさせていただきます。

 本日の発表は、新型コロナワクチン接種についてであります。資料の1をご覧ください。

 まずは、7月末を接種完了の目標として実施してまいりました65歳以上の高齢者の「接種状況」につきましては、1回目の接種を終えた方が45,812名、83.1%、2回目の接種を終えた方が41,369名、75.0%となっております。若干、8月に2回目の接種等をされる方もおりますが、接種にご理解とご協力をいただきました、市民の皆様と接種に従事されました医療関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

 次に、65歳未満の皆様に対しましては、12歳以上のワクチン接種対象の市民の皆様、約11万3千人の方、全員に対しまして、先月21日に接種券を送付いたしました。

 まずは、基礎疾患をお持ちの方に、7月30日から先行して接種予約を受け付け始めており、明日8月7日から旧相生小学校体育館や市内医療機関において接種を開始してまいります。

 今後の接種予定といたしましては、一般接種の対象者のうち60歳以上65歳未満の方約11,000人を対象に、8月23日(月)からオンラインと電話により予約を開始し、8月28日(土)から接種を開始いたします。

 対象となる皆様には、8月16日の週に接種の日程や接種会場などの通知を送付してご案内してまいります。

 続いて、55歳から60歳未満の皆様への接種につきましては、ワクチンの供給を注視しつつ、9月上旬に案内通知を発送し、9月中旬からの予約の受付と接種を予定しております。

 以降、ワクチン供給量に応じ、接種対象年齢を段階的に、5歳又は10歳刻みで区切り、予約開始日等について、通知を発送してご案内してまいります。

 次に、65歳未満の皆様の集団接種会場につきましては、高齢者の接種会場として使用いたしました東西南北の各公民館と旧相生小学校体育館に加えて、新たな接種会場としてココリの地下と環境センターで接種してまいります。

 なお、旧相生小学校体育館とココリにおきましては、働いている方が接種を受けやすいよう、夜間の時間帯の接種も実施いたします。

 さらには、先月、記念日ホテルにおいて、実施した優先接種でございますが、市民の皆さまの安全確保に携わる消防団員とともに、子どもたちの健全育成などに携わる保育士などを対象として引き続き、8月14日(土)、15日(日)にココリにおいて、実施してまいります。

 以上ワクチン接種についてお話しさせていただきましたが、新型コロナウイルス感染症の長期化や、最近の感染拡大期において、市民の皆さまのワクチン接種への期待は、十分認識しているところであります。

 このことから、供給されるワクチン量に応じて、どの年代の方々に、いつから予約を開始して、いつから接種できるかについて、今後もいち早く、様々な媒体を通じてお知らせしてまいります。

 また、優先接種につきましても、感染状況等に応じて、逐次、検討してまいります。

 現在は、供給されるワクチン量が限定されておりますことから、年代によっては、一定期間、接種をお待たせ致しますが、今後も継続して国に働きかけ、接種を希望する皆様に、確実に接種していただけますよう鋭意取り組んでまいりますので、安心してお待ちいただけますようお願いいたします。

 本日の発表は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 65歳以上の高齢者の接種状況ついて、1回目の接種を終えた方と2回目まで接種を終えた方とで4500人ほど差があると思いますが、まだ接種を希望されている方の2回目の接種が、7月末までに終えられてないという状況でよろしいでしょうか。

(市長)
 診療所等、医療機関においては8月にずれ込んで2回目の接種をするという話も、聞いておりますので、これからその差が縮まっていくものと考えております。
 逐次また報告したいと思っております。

(記者)
 残りの2回目の接種を希望されている方につきましては、いつごろ終了される予定なんでしょうか。

(福祉保健部長)
 診療所等に、それぞれ確認しております。多くの診療所はお盆までには、2回目の接種を終えられると聞いております。

(記者)
 今回、12歳以上65歳未満の接種対象者について、12歳以上55歳未満については、5歳または、10歳刻みで区切って、通知していくということですが、この12歳以上55歳未満については、どういった順番で、通知をしていくのでしょうか。

(市長)
 基本的には、年齢の高い順にと思っておりますが、受験を控えているといった特別な年代の皆さんについてはどうするかということを、今、庁内で検討しているところであります。
 基本的に、希望するすべての方々に11月末までには、接種ができる体制を整えておりますので、ワクチン供給量をしっかりと注視しながら進めていきたいと思っております。

(記者)
 まだ具体的には12歳以上から55歳未満の中で、どういった順番で、通知をしていくか決まってないけれども、受験生などを優先的に通知するということも検討している状況でしょうか。

(市長)
 はい。その通りであります。
 お子さんたちにつきましては、保護者の考えなど、いろいろな要因が出てくると思いますので、そういったことも含めて検討したいと思っております。

(記者)
 希望する方の接種完了時期は大体11月末として体制を組まれているのでしょうか。

(市長)
その通りです。

(記者)
 夜間の接種について、時間は何時ごろを予定されているのでしょうか。

(市長)
 午後5時から8時の予定です。

(記者)
 国の方からコロナ患者の入院制限の通知が出ているかと思いますが、甲府市の対応はいかがでしょうか。

(保健衛生監)
 自宅療養等につきましては、入院や施設療養を含めて検討しております。私も県の入院調整専門家会議に出席させていただいておりますが、協力しながら、療養体制を整えていきたいと考えております。

(記者)
 ワクチンのこれからの接種状況ですが、どれだけの数が来るのか、ワクチンの供給量を注視しながらだと思いますが、特に若い方たちはいつ自分の順番が来るのかということを心配していると思います。それに対するお答えがありましたらお願いします。

(市長)
 おっしゃる通り、ワクチン接種に対する不安もありますが、期待の強さを感じております。
 私どもも、できる限り多くの方々に接種していただきたいと対応してきております。
 今月中旬に来月中の供給量が確定することになりますので、県を通してあるいは直接国や、省庁に、接種に足りる供給量をいち早くいただきたいということを絶えず、申し上げているところでございます。
 加えて、医療従事者から優先接種が始まりましたが、職域接種も行われており、例えば山梨大学や東京等の大都市の方でも、大学での学生を対象にした接種も始まっております。職域接種を、国がしっかりと推奨していただき、加えて私どもが責任を持って行う集団接種、個別接種を行うことで、11月を待たずにも、ワクチン接種が完了できると思います。それぞれのところに必要な量のワクチンが供給できることを、国に明言をしていただき、それを実施していただくことを訴えていきたいと思います。
 それぞれがしっかりと役割を果たすことで、希望する若い方、まだ接種を受けてない方が、一日も早く接種をしていただけるように取り組んで参りますので、安心してお待ちいただき、接種していただきたいと思います。

(記者)
 今回新たにココリの地下と環境センターを集団接種会場に加えた理由を教えてください。

(市長)
 65歳以上の方への接種の時も、多くの接種会場を準備し、利便性を高めさせていただき、またタクシーの基本料金を助成することで、会場までの行きやすさを整えて参りました。
 大規模接種会場として、高齢者の接種の際にはアイメッセ山梨において行いましたが、教職員の方等の県の大規模接種会場として利用するということで、甲府の南側で駐車場もあり、常設が可能な環境センターを接種会場して活用させていただき、また旧相生小学校とココリにおきましては甲府の中心地域でございますから、仕事をされている方が、摂取しやすい環境を作るということで、夜間接種会場もそちらに設置をさせていただいて、できる限り接種しやすい環境を整えたということでございます。

(記者)
 現在の甲府市内における感染状況の特徴、例えば、「若年層が増えている」や「感染経路が不明の割合が増えている」など、今のところ、甲府市において分かっていることがあれば教えてください。

(市長)
 やはり夏休みになったという開放感や、オリンピック等のいろいろなイベントが行われていること、あるいは移動する方が非常に多いことが原因なのかもしれません。オリンピックが開幕した3連休では幹線道路沿いの飲食店、観光地など、県外ナンバーが多く、その飲食に伴う感染が多いのではないかと考えられます。
 また、バーベキューや、大勢の方での飲食、長時間マスクを外してのレクリエーションでの感染も多いと思います。
 加えて、飲食店でマスクを外して、カラオケをするケースも少し目立っており、そういったことについては、今一度、慎重を期していただきたいと思っております。
 それが原因と考えられるクラスターの発生もありますので、注視していきたいと思っております。
 県全体については県から発表があると思いますが、甲府でも首都圏の方から来られた方が多いということも、今回急増した原因の一つだと思います。

(記者)
 優先接種について今後検討する中で、受験生について検討するとおっしゃいましたが、その他で優先接種を新たに考えておられる対象はありますでしょうか。

(市長)
 消防団の方や、子どもに関わる職員の方へ優先接種を行いましたが、それらの方でまだ受けてない方をまずは優先させていただき、その他にも、希望される方がいらっしゃれば、可能な限り優先接種に組み込んでいきたいと考えております。
 現在は調査を進めており、ワクチン供給量と、優先接種の数を精査し、優先接種を行ってまいりたいと思っております。

(記者)
 現在の高齢者接種1回目を終えた方が83.1%ですが、これで希望者はほぼ終わったと判断してよろしいでしょうか。

(市長)
 7月31日末現在で83.1%であり、8月に接種がずれ込んだ方もいらっしゃるので、もう少し上がるかと思っておりますが、大体予想した数字であると思っております。

(記者)
 この1週間の感染者が86名で、前の週と比較すると1.8倍に増えており、市としても、必要な対策をとっていくという話をされましたが、市独自で行う必要な対策として、検討していることは何かありますでしょうか。

(市長)
 県の方からいろいろな要請出ると思いますが、それに連動して、私どもも、防災無線や、ホームページなど様々な方法で、市民の皆さんに注意喚起を発出させていただいております。
 効果的な対策、スポット的な対策については、今回県から出される要請をよく確認し、できることを速やかに行っていきたいと思っております。

(記者)
 ワクチンの接種について、64歳以下の接種が本格化する中で、高齢者への接種のときに、市民の方から、「もう少し早く打ってほしかった」などの声も現場では聞かれましたが、64歳以下の接種対象者はこれまでより多くなり、接種会場を増やす対策を取っているほかに、打ち手の確保など、接種を迅速に進める対策を現在検討されていますでしょうか。

(市長)
 65歳以上の方の接種での市民の皆さんからの声の中で、改めなければいけないと思ったことは、やはり6割から7割ぐらいの方が受け付け開始初日の開始時間に集中するということでございます。なかなか難しいですが、そこを少しでも集中しないよう平らにしていきたいということと、いつ、予約の連絡していただいても、対応できるということを心がけていきたいと思います。打ち手や接種会場については、65歳以上の方の接種からノウハウを持っておりますし、いろいろな反省も踏まえてあります。
 対策を整えてあってもワクチン供給量が一番の問題点でありますから、例えば、明日、急にワクチンがあるということになった場合には、それに備えて申し上げたスケジュールをどんどん前倒しをして、接種を進めていくことが可能な体制を検討しておりますので、国には先ほど申し上げましたように、できる限り迅速に、地方にワクチンを供給してほしいということは、訴え続けたいと思っております。
 きちんと受け皿を備えて、対応したいと思っております。

(記者)
 保健所長にお伺いします。
 この1週間で1.8倍、86名の感染者の方が確認されたということで、この現状をどのように受けとめているか、改めて、具体的に注意して欲しいことがあれば教えていただけますか。

(保健衛生監)
 首都圏でもデルタ株への置き換わりが非常に早いという報道がされておりますが、明らかに局面が山梨県内でも変わったと認識しております。
 非常に感染力が強く、アメリカのCDCによれば、水疱瘡と同じぐらい感染力が強いなどと報道されているところです。
 保健所の立場として、市民の皆様にお願いしたいことは、これまでこのぐらいの対策をすれば、感染しなかったという常識は通用しない局面になってくると思いますので、基本的な感染対策である不織布マスクをきちんとつけることや換気を十分に行うこと、それから人との距離をとること、また会食や喫煙などのリスクが大変大きいこともわかっておりますので、それらを避けていただくこと、もし、会食を行う際には、家族や、本当に親しい方とだけ行い、普段会わない人と会食することを避けていただき、そしてワクチン接種を早く進めることだと思います。
 もう一つは、発熱や呼吸器症状など少しでも、例えばのどの痛みや少し咳がでる程度の症状でもすぐに仕事や活動を止めて、受診をしていただきたいということです。
 また医療機関へのお願いは、首都圏との往来や、患者さんの行動パターンなどの情報も加味して、できるだけPCRなどの検査につなげていただきたいということです。
 会社など職場へのお願いとしては、すべての職場の環境の見直しをしていただきたいと思います。職場での感染の広がりというのも、この頃見受けられており、これまでよりも、非常に感染しやすくなっております。
 換気、距離、マスク、今一度徹底をしていただければと思います。
 家族間ではリスクの高い行動をお互いに避けるよう、家族の間で話し合って、申し合わせをしていただければと思います。
 現在10歳未満の方が感染することもあり、それらは学校ではなく共通の活動の場や、家族内での感染も多くなっております。学校が9月から始まりますと、学校内での対策も課題になって参りますので、ぜひ8月のうちに対策をということを申し上げたいと思います。
 すべてのキーワードはワクチンであり、できるだけ早くワクチンを接種していただき、多くの方がワクチンを接種した状態になることが流行を一定の程度にとどめることに繋がると思いますので、ぜひこれを推進していきたいと考えております。
 以上でございます。

(記者)
 これからお盆の時期を迎えると思いますが、規制について、市として対策や呼びかけなど、今のところ考えていることはありますでしょうか。

(市長)
 できる限り自粛をしていただきたいと思いますが、やむを得ない場合については、どこに行く場合でも、どこから来る場合であっても、緊張感をもっていただいて、しっかりと感染症対策をして、ご自身も、行き会うであろうすべての人たちにもうつらない、うつさないことを徹底した行動を呼びかけていきたいと思っております。

その他の質問について

 

 その他の質問なし

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

よくある質問

「特によくある質問」にお探しの情報はございましたか?
上記以外のよくある質問が掲載されている「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。
ご不明な点は、よくある質問内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

よくある質問入り口

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

市長室情報発信課プロモーション推進係

〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎5階)

電話番号:055-237-5314

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
このページの情報はわかりやすかったですか?

ページの先頭へ戻る