ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長のページ > 市長記者会見 > 令和3年度 > 令和4年1月17日市長定例記者会見及び1月甲府市議会臨時会の招集告示に伴う記者会見

更新日:2022年1月28日

ここから本文です。

令和4年1月17日市長定例記者会見及び
1月甲府市議会臨時会の招集告示に伴う記者会見

記者会見0117

日時

令和4年1月17日(月曜日)午前10時30分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • 新型コロナワクチンのドライブスルー接種等について
  • 食品ロス削減マッチングサービス「甲府タベスケ」の導入について
  • 子ども未来フォーラムの開催について
  • 甲府市子ども屋内運動遊び場「おしろらんど」コラボ企画について
  • 特定不妊治療費等に対する助成事業の申請期限の延長について
  • 令和4年1月甲府市議会臨時会提出案件について

配布資料

発表内容

新型コロナワクチンのドライブスルー接種等について

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
 それでは、まず、定例記者会見としての本日の発表項目、5項目につきまして、お話をさせていただきます。

 1つ目は、新型コロナワクチン接種等について3点ございます。
 まず、新型コロナワクチンのドライブスルー接種についてです。

 資料の1をご覧ください。

 本市では、高齢者に対する新型コロナワクチンの3回目の追加接種を本格的に実施していくことにあわせて、接種会場内の移動が困難な方を対象に、乗用車に乗車したままワクチンを接種するドライブスルー方式による接種を実施いたします。
 接種対象者は、追加接種の当日に2回目の接種完了から7か月以上が経過しており、集団接種会場での接種が困難な65歳以上の方であって、介助者等が運転する乗用車やタクシーなどでご来場いただき、車両に乗車したまま接種が可能である方といたします。
 日時は、令和4年2月20日(日)・26日(土)午後2時から4時で、場所は、甲府市相生2丁目の甲府市健康支援センターとなります。
 ワクチンは、ファイザー社製ワクチンを使用し、各日とも事前に予約をいただき、駐車場台数の関係から48人を上限といたします。
 予約方法は、令和4年2月7日(月)から甲府市新型コロナワクチン接種コールセンターでの電話のみの受付とし、接種日各日の上限に達した時点で予約の受付は終了となります。
 会場内の移動などに不安がある方は、ぜひ、この機会に安心して接種いただければと思います。

 2つ目はオンライン予約代行サービスについてです。
 前回の高齢者接種の際にも、接種しやすい環境整備を目的として行った、オンライン予約代行を3回目の追加接種においても実施いたします。
 日時は、令和4年1月22日(土)・23日(日)と2月5日(土)・6日(日)の4日間で午前8時30分から午後5時まで開設してまいります。
 場所は、甲府市役所本庁舎、山宮福祉センター、相川福祉センター、玉諸福祉センター、貢川福祉センター、中道公民館の6か所となります。
 オンライン予約が苦手という方は、こちらの予約代行サービスをご利用いただきたいと思います。

 3つ目は、64歳以下の方の3回目接種についてです。
 高齢者に続く64歳以下の対象者の3回目の接種間隔につきましても、国から2回目の接種後8カ月以上から、7カ月以上の間隔に前倒しして、接種を実施することが出来る方針が示されたことから、本市においても、これまで予定していた4月の接種開始を3月からに前倒しすることとし、速やかに準備を進めてまいります。
 詳細につきましては、順次お知らせをしていきたいと思います。

食品ロス削減マッチングサービス「甲府タベスケ」の導入について

 2項目めは、食品ロス削減マッチングサービス「甲府タベスケ」の導入についてであります。
 資料の2をご覧ください。

 現在、日本では、1人1日あたり「おにぎり1個分」の食べられる食品が廃棄されており、社会的・環境的に大きな課題となっている食品ロスを削減するため、本市では、新たに食品販売店や飲食店などから発生する食品ロスを削減するサービスに取り組むこととしました。

 この「甲府タベスケ」は、市内の食品関連事業者が、余った食材や売れ残りそうな食品、消費(賞味)期限が近い食品など「まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品」をWebサイトの「タベスケ」に安価で出品していただき、その食品を一般の利用者が購入予約を行い、直接、店舗等でお得に購入できる食品ロス削減マッチングサービスであります。

 なお、このサービスは、姫路市、佐世保市に続いて全国では3番目の取組であります。

 食品関連事業者の登録要件といたしましては、甲府市内で食品製造業、飲食店、宿泊施設、食品小売店等を営業しており、市保健所で営業許可を取得等している事、さらに、このサービスの利用規約を遵守し、食品ロス削減の取組に協力していただく事が要件であります。
 なお、購入する利用者の登録要件はございません。
 また、事業者や利用者の登録料・利用料はいずれも無料となっており、タベスケを気軽に利用することができます。

 対象の食品等といたしましては、安全衛生上問題がないもの、売れ残り廃棄が予想されるもの、消費(賞味)期限内のもの、規格外や包装資材の損傷があるものなど、食品ロスの削減に寄与できるものとなります。

 甲府タベスケの運用は、令和4年2月1日(火)を予定しており、事業者、利用者の登録を開始してまいります。
 Webサイトの「タベスケ」から登録ができますので、ぜひ多くの事業者と利用者の皆さまの登録をお願いいたします。

 この取組を通して、甲府市全体で、SDGsの推進につながる、食品ロス削減によるごみ減量化やゼロ・カーボン、さらには、環境意識の醸成を図ってまいりたいと考えておりますので、まずは、多くの事業者の皆さまの登録と出品をお願いいたします。

子ども未来フォーラムの開催について

 3つ目は、子ども未来フォーラムの開催についてであります。
 資料の3をご覧ください。

 「子ども未来フォーラム」につきましては、子どもの権利の周知と意見表明の場となる「子どもの権利セミナー」及び、子どもたちに多様な経験をしてもらう「子ども参加型イベント」をセットにした内容で、令和4年2月19日(土)に開催いたします。

 「子どもの権利セミナー」は、2部構成としており、第1部では、子どもの権利擁護委員としてもご活躍いただいております弁護士の八巻佐知子(やまき さちこ)様を講師として、「知ろう学ぼう子どもの権利」をテーマに、子どもの権利についてお話いただきます。
 第2部では、「話そう聞こう子どもの権利」をテーマに、八巻弁護士と中学生との座談会を実施し、参加する中学生が子どもの権利についてこれまで感じていることや第1部の講演を聞いて考えなどが変わったこと、疑問に感じていることなどを発表していただき、八巻弁護士と意見交換する場としていきます。
 参加いただく中学生につきましては、5名程度を公募していく予定です。
 コロナ禍も踏まえて、第1部の講演は、オンラインでも配信を行い、当日会場に来られない方も視聴出来るように対面とオンラインのハイブリッド型で展開してまいりたいと考えております。

 次に、「子ども参加型イベント」ですが、「学び」「衣・食」「機会・体験」のそれぞれの分野の経験が出来る5つのプログラムを用意し、まず、「学び」の分野では、山梨県立大学による「プログラミング教室」とNPO法人 bond place(ボンド プレイス)による「レゴを使ったワークショップ」を行います。「衣・食」の分野からは、NPO法人 にじいろのわによる「防災こども食堂」を、「機会・体験」の分野からは、甲府ライオンズクラブによる「テニスマナーキッズ教室」とアウティングプロダクツELK(エルク)による「アウトドア体験」をそれぞれ実施いたします。
 子ども参加イベントの参加者につきましては、小中学生100名程度を公募していく予定です。
 ぜひ、この「子ども未来フォーラム」に参加いただき、子どもたちには日常生活では経験することが出来ない貴重なひとときを過ごしていただきたいと考えております。

甲府市子ども屋内運動遊び場「おしろらんど」コラボ企画について

 4つ目は、本市とJR東日本 甲府駅様が協力して実施いたします甲府市子ども屋内運動遊び場「おしろらんど」コラボ企画についてであります。
 資料の4をご覧ください。

 甲府市子ども屋内運動遊び場「おしろらんど」につきましては、新型コロナウイルス感染者急増を受け、残念ながら本日より、1月31日まで一時休館としたところであります。どうかご理解をいただきたいと思います。また、すでに予約をしていた方についてはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
 昨年4月のオープン以来、コロナ禍ではありますが、市内外より30,000人を超える、多くの方々にご利用いただき、大変うれしく思っております。

 今後、さらに多くの方々に喜んでいただけるようJR東日本 甲府駅様のご協力をいただき、「おしろらんど」と「電車」を利用いただいたお子様にJR甲府駅にてプレゼントを進呈する企画を実施いたします。

 企画内容につきましては、「おしろらんど」利用者にお渡ししております「領収書」と、おしろらんど利用当日のJRの乗車券又は電車利用が確認できるSuica等のIC乗車券をお持ちになって、JR甲府駅有人改札口にご提示いただくと、塗り絵やシールなどのプレゼントを進呈するというものであります。

 今回は、JR東日本 甲府駅様のご厚意で、JR中央線の利用者だけでなく、甲府駅を利用されたJR身延線の利用者にもプレゼントを進呈いただけるとのことであります。

 実施期間につきましては、おしろらんど再開後の令和4年2月2日(水)から3月18日(金)までを予定しておりますが、プレゼントが無くなり次第終了となります。

 また、「おしろらんど」のポスターを甲府駅はもとより、大月駅から小淵沢駅までの掲出可能な各駅に貼っていただき、PRにもご協力いただく予定ですので、ぜひご覧ください。

 こうしたJR東日本 甲府駅様とのコラボ企画を通じて、多くの皆さまに公共交通を利用いただく中で、「おしろらんど」を訪れ、楽しんでいただければと思います。

特定不妊治療費等に対する助成事業の申請期限の延長について

 5つ目は、特定不妊治療費等に対する助成事業の申請期限の延長についてであります。
 資料の5をご覧ください。

 本市におきましては、特定不妊治療費助成事業として、保険適用外の治療である体外受精及び顕微授精の経費の一部を助成しております。
 現在、不妊治療につきましては、国において保険適用に向けた検討が進められているところであり、令和4年4月から不妊治療が保険適用となりますと、この助成事業自体は、令和4年3月31日をもって終了することとなります。
 これに伴い、令和3年度に治療が終了した特定不妊治療費についても、助成の申請期限が令和4年3月31日となるところでありますが、年度末の治療の終了や、医療機関の証明書の提出が間に合わないことなどを考慮して、申請期限を令和4年4月15日まで延長することといたしましたのでお知らせいたします。
 また、先進医療の不育症検査につきましても、令和3年度内に検査が終了した場合は、特定不妊治療費の助成と同様に4月15日までの取り扱いといたしましたので併せて周知をさせていだきます。
 なお、特定不妊治療の初日が令和3年度内で、令和4年度中に終了する方の助成の取り扱いについては、現在、国において経過措置等の検討を行っておりますので、詳細が決まり次第、別途、ホームページ等でお知らせいたします。

 年度末の申請窓口は大変混雑いたしますので、早めの申請をお願いいたします。

 本日の定例記者会見の項目の発表は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 3点お伺いできればと思います。
 まずワクチンの関係ですが、ドライブスルー接種について、例えば、すでに申し込みをした方が、ドライブスルー接種へ変更できるのでしょうか。
 次に、64歳以下の接種に関しても4月予定であったものを3月に前倒していくということですが、現状どのくらいを見込んでいるのか、スケジュールが決まっているようであれば教えていただきたいです。
 3点目がタベスケについてですが、例えば出品される食品の金額の設定は、事業者が自由にできるのでしょうか。また、このタベスケは、甲府市が構築したツールなのか、それとももともとあるツールに甲府市も参加するということなのか、その仕組みを教えていただければと思います。
よろしくお願いします。

(福祉保健部長)
 ドライブスルー接種に変更できるかにつきましては、現在もご自身の都合等によって予約変更をする場合がありますので、ドライブスルー接種への変更は可能です。
 また、前倒し接種につきまして、これまで一般の方の3回目接種につきましては、接種後8ヶ月以上経過してからということでした。多くの方が8月以降に2回目の接種を終了しているということで、当初の予定としては、4月から接種開始というところでしたが、それを1ヶ月前倒しするということで、現在、接種計画を練り直しているところですので、詳細が決まりましたらまたお知らせさせていただきたいと思います。
(環境総室長)
 まず食品の金額については、事業者が自由に設定することができます。
 また、今回のタベスケですが、すでにでき上がっているツールに甲府が参加するものです。

(記者)
 甲府タベスケについて、改めて市長にお伺いしたいのですが、今、食品ロスの関係でこの事業に参入する甲府市としての意味を教えてください。
 もう一つは、全国的に日本の食品ロスについては騒がれていると思いますが、甲府における食品ロスについて主な割合やどのくらい食品ロスがあるのかなど、データとして数字で表せるものがあれば教えていただきたいです。

(市長)
 限りある資源を有効に活用していこうということで、学校教育の中でも、給食をできるだけ残さない、残ったものはまた次の資源に使うという教育を実際に何年か前から取り入れている学校もございます。
 また、コロナ禍の中でテイクアウト事業に対して助成をすることもありましたし、食べものを残さないことを事業者の皆さまにもご協力いただくような事業もしてまいりました。
 様々な形で、環境問題や食糧問題について、取り組んでいるところですが、その中で今回は非常に有効な方法として、今回この甲府タベスケを2月からやっていこうということになりました。
 今後も、SDGsの推進や限りある資源をしっかりと管理し、未来に向かって持続可能な循環型社会を作っていくという様々な活動を考えて実践をしていこうと思っているところです。
 (環境総室長)
 数字につきましては、家庭ごみ、一般廃棄物という括りでの数字はございますが、食品廃棄物といった括りの甲府市の独自のデータはございません。

(記者)
 市長に伺いしますが、64歳以下の方の、3回目ワクチン接種を前倒しするという政府の方針を受けまして、どう受けとめてらっしゃるのか、市のリーダーとして、どうしていきたいのか教えていただきますか。

(市長)
 新種のオミクロン株の猛威で、国が方針を出してこられたと思っておりますし、こうなるのではないかということで、それに備えるよう指示をしておりました。
 大都市部を中心に、非常に猛威を振るっており、まだピークには達していないと感じております。甲府市ではここのところ感染者数は横ばいでありますが、数が非常に多いので、ワクチン接種を急ぐことは当然であると思っております。
 国にはワクチン供給をしっかりしていただけるよう求めていきたいと思っております。
 以上です。

 1月市議会臨時会の提出案件について

 続きまして、1月24日(月)の市議会臨時会に提出いたします補正予算案につきましてご説明いたします。

 今回、提案する案件につきましては、昨年12月に成立した、国における新たな経済対策に関わる補正予算に基づき、生活困窮者に対する自立支援金の支給や、保育士等の処遇改善を行う事業所に対する臨時特例交付金の支給、また、令和3年度分の住民税非課税世帯をはじめ、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、住民税非課税相当の水準に下がった世帯に対する1世帯あたり10万円の臨時特別給付金の支給に要する経費を計上いたしました。

 こうした国の制度に基づく対応に加えて、本市独自の支援策といたしまして、コロナ禍の影響などにより生活が非常に苦しい状況であるにもかかわらず、国の経済対策などにおける様々な支援策が届いていない方々に対し、何とか手を差し伸べたいとの思いから、今般の国における「子育て世帯」や「住民税非課税世帯等」に対する臨時特別給付金の給付対象になっていない、18歳以下の子どもがいない世帯で、住民税の均等割のみが課税される水準にある世帯をはじめ、住民税が課税されている者に扶養されている非課税世帯を対象といたしまして、「こうふ臨時特別給付金」として、1世帯あたり10万円を支給してまいります。

 また、コロナ禍の長期化をはじめ、原油価格の高騰による諸物価の上昇などの厳しい社会情勢の中、物価統制令により入浴料金に必要な経費を転嫁することなく、市民の皆さまの公衆衛生の維持・向上に努めていただいている一般公衆浴場を経営する事業者の皆さまに対して、事業継続を支援するための「甲府市銭湯応援金」を支給してまいります。

 更に、オミクロン株によるコロナ感染症の感染が想定を超える速さで急拡大している状況の中で、市民の皆さまの命と健康を守っていくという観点から、より一層の感染防止対策を講じていくため、高齢者施設や介護施設をはじめ、障がい者施設や保育所など社会福祉施設の事業者に対して、施設の感染防止対策等の対応に係る経費を支援する「甲府市社会福祉施設等あんしん支援金」を支給してまいります。

 そして、昨年12月から実施しております、無症状者を対象とした無料PCR検査について、当初の想定を上回る方にご利用いただいていることや、山梨県からの要請があった高齢者施設や障がい者施設、児童福祉施設の施設職員への検査に加え、本市として小・中学校をはじめ、商業高校や商科専門学校の教職員等にも定期的なPCR検査または抗原検査を実施していくなどの検査費用を増額計上し、感染が拡大する中、現場でがんばっていただいている方々の検査需要にしっかりと応えてまいりたいと考えております。

 市民の皆さまには、長期間に及ぶ感染症拡大防止への取組に対しまして感謝いたしますとともに、今後につきましても、体調のすぐれない時は外出を控え、医療機関を受診すること、マスクの適切な着用やこまめな手洗い・手指消毒などの基本的な感染対策を改めて、徹底していただくようお願い申し上げます。

 私からは以上ですが、1月市議会臨時会への提出案件の詳細につきましては、この後、企画財務部長より、説明いたします。

(企画財務部長)
 資料6の「令和4年1月 甲府市議会臨時会補正予算概要」に基づきまして、概要をご説明いたします。

 今回、臨時会に提案させていただきます 補正予算ですが、概要資料の(1)の「補正予算集計」に記載のとおり、①の一般会計(第13号)、13億7,522万1千円につきましては、12月20日付で専決処分を行いました、「子育て世帯 臨時特別給付金」の給付等に係る経費でございまして、議会に報告し、承認を求めるものでございます。
 ②の一般会計(第14号)、45億2,135万円につきましては後ほど項目内容をご説明申し上げますが、今回、追加提案をさせていただくものでございまして、①と②を合わせまして、合計58億9,657万1千円の補正予算額とするものであります。

 続きまして、(2)の補正予算の内容について、ご説明をさせていただきます。
 まず、①の一般会計補正予算(第13号)につきましては、先ほど申し上げましたとおり、12月20日に専決処分いたしました、「子育て世帯臨時特別給付金の給付等」に係る経費でございます。

次に、②の一般会計補正予算(第14号)につきまして、ご説明をいたします。

 第2款 総務費、No1の「個人番号制度管理事業費」ですが、国の経済対策に基づく対応といたしまして、「マイナポイント第2弾」の実施に伴い、令和4年2月から3月までの間、民間事業者に委託する中で、本庁舎に申請サポート窓口を設置し、マイナポータルによるポイント申込み等を支援するための経費のほか、マイナンバーカードの普及促進を図るため、令和4年2月から3月までの間、民間事業者に委託する中で、総合市民会館などワクチン集団接種会場にマイナンバーカードの出張受付窓口を設置し、マイナンバーカードを作られる市民の皆さまからの申請を受け付けるための経費であります。
 なお、事業費の合計は、1,019万4千円となっており、全額、国の補助金を活用してまいります。

 次に、第3款 民生費ですが、No2「社会福祉総務費」の「甲府市社会福祉施設等あんしん支援金」につきましては、No3「介護保険対策事業費」、No5「自立支援サービス事業費」、No6「放課後児童クラブ事業費」、No7「教育・保育施設等運営給付費」、裏面のNo8「生活保護総務費」、第10款 教育費のNo15「幼児教育施設利用費等助成事業費」が、それぞれ同じ内容の事業となっておりますので、まとめて説明させていただきます。
 この支援金につきましては、本市独自の支援策として、社会福祉施設等が感染防止対策などに対応するための支援金として、各施設一律10万円の均等割りに加え、各施設の利用定員数に応じた人員割として、入所施設は1人あたり3,000円、通所施設は1人あたり1,500円を利用定員数に乗じて支給するものであります。
 No2「社会福祉総務費」は、養護老人ホームや軽費老人ホームなど高齢者施設への支援金であり、対象施設数は47施設であります。
 No3「介護保険対策事業費」は、介護老人福祉施設や短期入所生活介護施設など介護施設への支援金であり、対象施設数は494施設であります。
 No5「自立支援サービス事業費」は、施設入所支援事業所や障がい児通所支援事業所など障がい者施設への支援金であり、対象施設数は264施設であります。
 No6「放課後児童クラブ事業費」は、放課後児童クラブへの支援金であり、対象施設は20施設であります。
 No7「教育・保育施設等運営給付費」は、保育所や認定こども園、幼稚園などの教育・保育施設への支援金であり、対象施設は90施設であります。
 No8「生活保護総務費」は、救護施設である光風寮への支援金であります。
 No15「幼児教育施設利用費等助成事業費」は、幼稚園への支援金であり、対象施設は4施設であります。
 支援金全体としては、対象施設は920施設で、事業費の合計は1億3,162万4千円となっており、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してまいります。

 次に、No4の「生活困窮者自立支援事業費」につきましては、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」の支給につきましては、国の経済対策に基づく対応として、1月あたり単身世帯で6万円、2人世帯で8万円、3人以上世帯で 10万円の支援金を支給しているものでありますが、今般、申請受付期限の延長など制度内容が拡充されたことに伴い、約1,500世帯分の支援金の支給に係る経費を増額するものであります。
 なお、事業費の1億6,208万9千円につきましては、全額、国の補助金を活用してまいります。

 次に、No6の「放課後児童クラブ事業費」、No7の「教育・保育 施設等 運営給付費」における「保育士等処遇改善臨時特例交付金の支給」につきましては、国の経済対策に基づく対応として、令和4年2月から9月までの間、放課後児童支援員や保育士等に対して、3%程度の賃金改善を行うとともに、賃金改善計画を作成する事業所等に対して、賃金改善を行うために必要な経費を補助するものであります。
 No6の「放課後児童クラブ事業費」については、放課後児童支援員等の処遇改善に係る経費であり、対象施設は20施設であります。
 また、No7の「教育・保育施設等運営給付費」については、保育所や認定こども園、幼稚園等の保育士等の処遇改善に係る経費であり、対象施設は59施設であります。
 なお、事業費の合計は1億4,097万5千円となっており、全額、国の交付金を活用するとともに、4月以降の経費については、繰越明許の設定を行い、対応を図ってまいります。

 次に、2ページのNo9とNo10の「特定世帯等臨時特別給付金給付事業」につきましては、国の経済対策に基づく対応として、令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯をはじめ、新型コロナの影響を受けて家計が急変し、令和3年1月から令和4年9月までの間の任意の1か月の収入が住民税均等割りが非課税世帯と同様の事情にあると認められる世帯に対して、1世帯あたり10万円を給付するものであります。
 対象となる世帯数につきましては、住民税均等割が非課税である世帯が約3万世帯、家計急変世帯が、国のルールに基づく課税世帯の概ね7%程度として約4,300世帯を、それぞれ見込んでいます。
 事業費の合計は、事務費を含めまして、34億7,515万8千円となっており、全額、国の補助金を活用してまいります。
 なお、住民税非課税世帯に対しては、「プッシュ型」により年度内に支給が開始できるよう作業を進めるとともに、家計急変世帯に対しては、申請内容の確認等の必要な作業を進めながら、随時、支給を行ってまいります。

 次に、No11とNo12の「こうふ臨時特別給付金給付事業」につきましては、今般の国の臨時特別給付金事業の対象とはなっていない、生活実態の厳しい世帯に対して、本市独自の支援策として、1世帯当たり10万円を支給するものであります。
 具体的な対象世帯等につきましては、新型コロナの影響を受けて家計が急変したことにより、令和3年1月から令和4年9月までの間、任意の1か月の収入が、均等割りのみ課税相当の水準に下がった世帯といった、非課税世帯より若干収入が多いことで国の給付金の対象外となってしまう、均等割りのみが課税される水準にある世帯で、18歳以下の子どものいない世帯を対象として給付金を支給してまいります。対象世帯数は、約2,200世帯を見込んでいます。
 また、今回の国の住民税非課税世帯への給付金については、非課税世帯であっても、住民税が課税されている者の扶養親族等のみからなる世帯は対象外となっておりますが、こうした住民税が課税されている者に扶養されている非課税世帯も対象として給付金を支給してまいります。対象世帯数は、約1,900世帯を見込んでいます。
 事業費の合計は、事務費を含めまして、4億3,786万5千円となっており、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してまいります。
 なお、支給時期等については、住民税非課税世帯等への「プッシュ型」の支給準備を優先的に取り組みながら、並行して作業を進める中で、準備が整い次第、速やかに受付を開始し、支給を行ってまいります。

 次に、第4款 衛生費ですが、No13「感染症対策事業費」の「無症状者を対象とした無料PCR検査等の実施」につきましては、この事業は、昨年末から実施している本市の独自事業ですが、事業開始からこれまで、想定を上回る申し込みをいただいており、年度末の実施期間までの経費が不足することが予想されますので、これまでの実績を踏まえて、期間中の検査件数を1万4千件と改めて見込み直し、想定される不足分として、8千件程度の検査分の経費を追加してまいります。
 また、それに加えて、県からの協力要請にも対応するため、高齢者施設や障がい者施設、児童福祉施設の施設職員の定期的な検査を行っていくとともに、本市独自に、小・中学校や商業高等学校、商科専門学校の教職員等にも検査対象者を広げて実施していくことにより、約250施設(251施設)で約6,200名分の定期的な検査を実施していくために必要となる経費を追加してまいります。
 なお、事業費の1億5,969万5千円につきましては、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してまいります。

 次に、No14の「生活衛生事業費」の、「甲府市銭湯応援金」の支給につきましては、一般公衆浴場を運営する事業者に対して、事業継続等を支援するための応援金として、1か月あたりの灯油消費量に、コロナ禍以前と比較した今般の原油価格の高騰分を乗じるなどして、年間の影響額を試算する中で、市内9浴場のうち、源泉の温度が低く、加温が必要な6浴場には、各50万円を、また、源泉の温度が高く、浴槽水への利用に加温が必要ない3浴場については、各25万円を、応援金として支給してまいります。
 なお、事業費の375万円につきましては、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してまいります。

 (3)の新型コロナウイルス感染症対応策関連経費について、及び(4)の一般会計繰越明許費につきましては、資料記載のとおりであります。

 説明は以上でございます。

補正予算案件の質問について

(記者)
 市議会臨時会の招集は今日ということでよろしいでしょうか。
 また今回の案件は補正予算案ということでよろしいでしょうか。

(企画財務部長)
 はい。
 その通りです。

その他の質問について

 その他の質問なし

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

よくある質問

「特によくある質問」にお探しの情報はございましたか?
上記以外のよくある質問が掲載されている「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。
ご不明な点は、よくある質問内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

よくある質問入り口

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

市長室情報発信課プロモーション推進係

〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎5階)

電話番号:055-237-5314

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
このページの情報はわかりやすかったですか?

ページの先頭へ戻る