ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長のページ > 市長記者会見 > 令和3年度 > 令和3年10月12日市長定例記者会見

更新日:2021年10月18日

ここから本文です。

令和3年10月12日市長定例記者会見

市長定例記者会見01

日時

令和3年10月12日(火曜日)午前10時00分~

場所

本庁舎4階大会議室

発表事項

  • 新型コロナワクチン接種接種状況と予約不要接種について
  • 甲府市子ども応援プラットフォームの構築について
  • 「武田ハルくん手続きガイド」について
  • 猫の不妊・去勢手術を支援するためのガバメントクラウドファンディングの実施について
  • 市制施行記念式典及び市政功労表彰者等について
  • 信玄公生誕500年記念 武田信玄公大学シンポジウム(第14回)について

配布資料

発表内容

 本日は、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

 今年度も下半期を迎えましたが、上半期につきましては、昨年度に続き、新型コロナウイルス感染症への対応に終始努めてまいりました。
 10月に入り陽性者数は急激に減ってきておりますが、今後、危惧されている感染第6波の到来も念頭に、市民の皆様には引き続きまして基本的な感染防止対策を改めて徹底していただきますようお願いいたします。

 それでは、本日の発表項目、6項目につきまして、お話をさせていただきます。

新型コロナワクチン接種接種状況と予約不要接種について

 1つ目は、新型コロナワクチン接種状況と予約不要接種についてであります。
 資料の1をご覧ください。

 ワクチン接種につきましては、現在希望する12歳以上のすべての市民の皆様を対象に接種を実施しております。
 本市では、接種体制を拡充し、接種の加速化を進めてきたところであり、現在のワクチン接種の予約状況につきましては、空きも生じ、予約は落ち着いていることから、集団接種における1回目の接種は10月中の完了を考えております。

 本市の接種状況につきましては、資料1の1に記載のとおりであり、このたび、さらなる接種の促進のため、資料1の2「予約不要接種の実施について」のとおり、今月23日の土曜日の午後、ココリ地下の集団接種会場において、通常の集団接種に加え、ワクチンの準備の都合上、90人になりますが、予約不要で1回目の接種を実施いたします。
 お忙しく通常の予約が取れなかった方や接種券を紛失してしまい接種をあきらめていた方などは、ぜひともこの機会に接種をお願いします。

 ワクチン接種には新型コロナウイルス感染症の重症化を予防する高い効果と、感染を予防する一定の効果が期待されています。
 一方、副反応として、接種部位の痛み、倦怠感、頭痛、発熱などもみられますが、多くは数日で回復しています。
 ワクチンを接種するメリットは、副反応のリスクを上回ることから、未接種の方や予約をされていない方、特に若い世代の方には、ぜひとも、接種をご検討いただきたいと思います。全市民、社会全体でこの難局を乗り越えていきたいと考えております。

 今後も1人でも多くの方に接種していただけるよう努め、予定どおり、11月末までに接種を希望する方の2回目接種完了に向け、取り組むとともに、3回目の追加接種につきましては、国からの通知に基づき、接種体制の確保を進め、遅滞なく開始が出来るよう準備してまいります。

甲府市子ども応援プラットフォームの構築について

 2つ目は、甲府市子ども応援プラットフォームの構築についてであります。
 資料の2をご覧ください。

 本市では、「甲府市子ども未来応援条例」を昨年3月に制定し、「子どもの育ち」を応援する取組を推進してきており、これまでに、「甲府ライオンズクラブ」様や「甲州無料塾ココロ」様、NPO法人の「 bond(ボンド) place(プレイス)」様や「にじいろのわ」様、さらに、高校生ボランティア団体の「LINK(リンク)」様などのご協力をいただき、学習支援の「放課後学びクラブ事業」や「防災子ども食堂」、「しゃぼん玉教室」など、様々な事業を展開してまいりました。

 さらに、子育ちに関わる皆様が、より効果的に子どもたちを応援できる仕組みとして、様々な団体の皆様のご意見をお聞きする中で、「担い手登録制度」と「子ども応援会議」を軸とした「甲府市子ども応援プラットフォーム」を、このたび構築したところであります。

 担い手の登録制度につきましては、ご賛同いただける皆様方を、「子育ち応援者・子ども応援団体」として登録し、担い手それぞれの活動内容などを把握しつつ、希望する子どもたちの参加を促すとともに、担い手同士も情報共有や交流を通じて、さらなる連携強化に繋げていこうとするものであります。
 今月より募集を開始する予定としております。

 裏面をご覧ください。

 「子ども応援会議」につきましては、学習支援などの「学びの分野」と、学用品等リユース、子ども食堂などの「衣・食の分野」、そして、運動遊びやたくましさづくりなどの「体験・機会の分野」の3つの分野において、ご登録いただいた担い手や、市と連携・協働した子どもの育ちに関心をお持ちの団体の皆様などに「子ども応援委員」としてご参加いただき、分野内の横の連携はもとより、分野間でのネットワークを活かした活動を推し進めていこうとするものであります。

 この「子ども応援会議」は、福祉や教育など地域で活躍されている方々にも本会議にご参加していただき、子どもを取り巻く課題や子どもの育ちに関する取組の情報交換を行い、諮問や決定を行うためではなく、子どもたちへのより効果的な応援事業が展開できるよう協議を進めていくこととしております。
 第1回目の「子ども応援会議」は、今月下旬を目途に開催していく予定であります。

 また、「子ども応援プラットフォーム」を活かした主な取組の1つ目として、令和4年2月には、「子ども未来フォーラム」を実施したいと考えております。
 開催するにあたっては、1つ目に「子育ち応援者や子ども応援団体、大学などとの連携による、子どもたちへの多様な経験の提供」、2つ目に「子ども未来応援条例や、子ども権利擁護委員の周知」、3つ目として「子育ち応援者等の活動の幅広い発信や、地域で子育ちを応援する機運の醸成」の3つを主な目的とし、子どもの権利に関する講演や、子ども参加型の様々なイベントを実施してまいりたいと考えており、実施内容の詳細につきましては、今後、子ども応援会議を通じて、子ども応援委員の皆様方と協議・検討してまいります。

 「甲府市子ども応援プラットフォーム」につきましては、以上となります。

「武田ハルくん手続きガイド」について

 3つ目は、「武田ハルくん手続きガイド」についてであります。
 資料の3をご覧ください。

 「武田ハルくん手続きガイド」は、スマートフォンやパソコンなどから、簡単な質問に答えるだけで、転入や結婚などのライフイベントごとに、必要な手続きや必要書類等の持ち物などが確認できるウェブ上の手続き案内サービスであります。
 「どのような手続きが必要か」、「どこの窓口に行けばよいか」、「持ち物は何が必要か」などを事前にご確認いただけますので、例えば、「市役所に手続きに来たけれども、必要な持ち物が足りないため一度取りに帰らなければならない」というようなことが防止できることや、窓口や持ち物を事前に把握していただくことで、スムーズな手続きが可能となりますので、窓口での滞在時間を短縮し、接触リスクを低減できることから、新型コロナウイルス感染症対策にも繋がるものと考えております。
 利用方法は、スマートフォンやパソコンなどで、本市のLINE(ライン)公式アカウント、または市ホームページにアクセスいただき、簡単な質問にお答えいただくだけで手続きの一覧が表示されます。
 同様の手続きガイドは、全国で40の自治体が実施しておりますが、県内では、本市が初となるサービスで、本日から運用を開始いたしました。
 市民の皆様には、様々なライフイベントの手続きで市役所にお越しいただく際に、ぜひ、ご利用いただければと思います。

 なお、本日の記者会見終了後に、担当課から手続きガイドのデモンストレーションをさせていただきますので、ご覧いただければと思います。

猫の不妊・去勢手術を支援するためのガバメントクラウドファンディングの実施について

 4つ目は、猫の不妊・去勢手術を支援するためのガバメントクラウドファンディングの実施についてであります。
 資料の4をご覧ください。

 昨年度実施いたしました本プロジェクトにおきましては、市内はもとより北海道から沖縄県まで、125名の方から温かい応援メッセージと共に目標額を大きく上回るご寄附を賜りました。
 さらに、本プロジェクトを通じて、多くの方々に本市の取組を知っていただいたことにより、昨年度の猫の不妊・去勢手術費補助金の申請件数が、一昨年度に比べ、約2倍となりました。
 改めて感謝を申し上げますとともに、本市の動物愛護に対する皆様の期待と関心の高さを実感したところであります。

 皆様からの寄附金につきましては、今年度9月末現在で申請のあった256件の当該補助金に活用させていただいております。

 しかしながら、猫に関する苦情や相談は、未だ多数寄せられている状況であり、昨年度、本市が保護した猫86匹中、84匹が生後三か月未満の子猫でありましたことから、なお一層、望まれない猫の繁殖を抑制して、殺処分や住民環境への被害を減らす取り組みが必要な状況であります。

 このため、昨年度に引き続き、今年度も、【第2弾】「人と猫が幸せに暮らせる甲府市を目指して~猫の不妊・去勢手術支援プロジェクト~」を実施いたします。

 目標金額といたしましてはこれまでの実績をもとに200万円とし、オス200頭、メス200頭分の不妊・去勢手術に相当する金額となっています。

 寄附金の申込方法と募集期間につきましては、寄附金はふるさと納税総合サイトである「ふるさとチョイス」の「ガバメント クラウドファンディング」の画面から、今回のプロジェクトを選択して申し込みをしていただくことになっており、その期間は、本日、10月12日(火)から令和4年1月9日(日)までの90日間とさせていただいております。

 このプロジェクトの取組みを通じて、動物愛護についての関心と理解を促進し、人と動物が共生できる社会を目指してまいりますので、多くの皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

市制施行記念式典及び市政功労表彰者等について

 5つ目は、市制施行記念式典及び市政功労表彰者等についてであります。
 資料の5をご覧ください。

 まず初めに、10月17日は、市制施行132周年記念日であります。
 例年、市制施行記念日に記念式典を執り行っておりますが、新型コロナウイルス感染症による感染拡大防止の観点から、来場者の皆様の安全を第一に考え、残念ではありますが、昨年度に引き続き、中止することといたしました。

 次に、毎年、市制施行記念日に合わせて行います、市政の発展にご尽力をいただいた皆様の表彰についてであります。
 はじめに、本市自治の振興を図り、公共の福祉増進のために功績顕著でありました方を表彰する、市政功労表彰については、今年は、次の2名の方に決定いたしました。
 まず、「地方自治」の分野からは、齋藤(さいとう) 伸右(しんすけ) 様になります。
 齋藤様は、甲府市自治会連合会会長や全国自治会連合会副会長などの要職を歴任され、地域住民の福祉の向上にご貢献いただきました。

 次に、「教育」の分野からは、奥田(おくだ) 理(ただし) 様になります。
 奥田様は、長年にわたり、公立小中学校の教員として学校教育に携わり、その後、甲府市教育委員会委員、教育委員長職務代理者、教育長などを歴任され、本市教育施策の充実にご貢献いただきました。
 以上、2名の方の表彰のほか、有功章75名、優遇章67名、善行章138名の方々の表彰いたします。

信玄公生誕500年記念 武田信玄公大学シンポジウム(第14回)について

 6つ目は、信玄公生誕500年記念武田信玄公大学シンポジウム(第14回)についてであります。
 資料の6をご覧ください。

 令和3年4月24日から開校しております、「武田信玄公大学」の第14回講座で、講師4人による特別講座であるシンポジウムを開催し、受講者を追加募集いたします。

 この「武田信玄公大学」は信玄公生誕500年を記念し、こうふ開府500年記念事業実行委員会主催事業として開校しています。
 信玄公にスポットを当て、信玄の生誕から53歳で生涯を閉じるまでの歩みをたどり、メインテーマを「武田信玄公の生涯」として、戦国時代最強と謳われた郷土の英雄・信玄公の功績を各回のテーマとして開催しております。

 この信玄公大学で講師を務めていただいている方々は、帝京大学大学院教授の萩原(はぎはら) 三雄(みつお)さん、武田氏研究会副会長の平山(ひらやま) 優(ゆう)さん、帝京大学文化財研究所所属の数野(かずの) 雅彦(まさひこ)さん、武田氏研究会の山下(やました) 孝司(たかし)さんであります。
 定員を70名として、4月24日からスタートし、12月26日までの間、月2回開催し、全18回の講座となっております。

 今回開催します第14回の「シンポジウム 武田信玄公の生涯」につきましては、この4名の講師の方々に加え、私もパネリストとして参加させていただきます。
 また、参加者につきましては、現在の70名の受講生と、今回130名を追加募集して、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、定員を200名として開催してまいります。

 郷土の英雄 武田信玄公を学び、市民の皆様に甲府への愛着や誇りといった、
 シビック・プライドを醸成していきたいと考えております。
 今後におきましても、新型コロナウイルス感染症に十分配慮する中、信玄公生誕500年の節目の年に、信玄公を学ぶ機会を創出してまいりたいと考えております。

 本日の発表は以上であります。

発表項目の質問について

(記者)
 ワクチンの予約不要接種についてお伺いしたい。10月23日に一回目の接種を行って2回目が3週間後の11月13日ということですが、もし例えば3週間後に接種できない場合には日程をずらして接種が受けられる対応を取ってもらえるのか。
 また、東京都内では予約不要接種の際に若者が集まり、大行列になったかと思いますが、90名以上の方が集まってしまった場合、先着にするのか、整理券を発行し抽選するのか、どういった対応をするのか教えていただきたい。

(福祉保健部長)
 まず、90名という設定についてです。
 当日のワクチン接種枠270名の枠のうち90名という形で考えております。
 ワクチンの希釈準備の関係がありますので、90名という形で設定しているわけですが、当日の枠が、270名分ありますので、その予約状況に応じて、若干の増加ということは可能です。
 また混雑への対応についてですが、東京で予約不要接種を行った際に混雑いたしましたが、当時はまだ一般の方に対するワクチン接種がスタートの時期であったこともあり、現在については、若干の予約の空きもあるので、この状況を考えますと、それほど混雑はしないと考えております。
 そのような状況ではありますが、一定の警備や、職員を配置する中で、安全に接種いただけるように努めて参ります。
 以上です。

(記者)
 先着順という考え方でよろしいのか。また2回目の接種について、受けられなかった場合は多少前後して受けることが出来るのか。またワクチンの種類はファイザー製のワクチンということでよいですか。

(福祉保健部長)
 まずワクチンの種類についてはファイザー製です。
 また日程ですが、当日確認を取りながら2回目の日程に都合がつかない方については、別の接種の機会を設け、2回目を確実に打っていただけるようにして参ります。
 当日は先着順でございます。

(記者)
 ワクチンのことでお伺いしたいですけれども、今のところ予約不要接種は10月23日、1日だけになっていますが、その後、うまくいけば続ける予定があるのか。
 また接種券を紛失して予約ができなかった人がどのくらいいるのか把握していればお伺いしたい。

(福祉保健部長)
 これまでも、担当課の方に、ワクチンの接種券を紛失ために再発行というお問い合わせを何件かいただいております。
 お問い合わせいただければ、その日もしくは翌日に接種券を発送して対応してきたところですが、なかには接種券を紛失したので、接種に行かなかったという方も想定をされます。
 また、これまで仕事の都合などで、予約をされなかった方もいらっしゃると思いますので、そのような方に対して接種の機会をという考えでございます。
 1日だけかということにつきましては、当日の接種状況に応じて、考えて参りたいと考えております。
 以上です。

(記者)
 接種率は30代以下の方が半分程度と低い割合になっていますけれど、こうした人に接種してほしいという思いで始められたのでしょうか。

(市長)
 社会全体で、コロナ禍に打ち勝っていきたいという思いでやっておりますので、これから接種率を上げていくには、いろいろな方法で、若年層の皆様に接種していただけるような取り組みをしていかなければならないと思っております。
 安全性が心配だと言っている方々には、しっかりと安全性についてもお答えさせていただきながら、お願いをしていこうと思っております。また、なかなか予定がつかない方々に対して、90名の枠ではありますけれども、利便性という点で、今回は予約なしで接種していただこうと思います。様々なことを考えていきたいと思っております。

(記者)
 ワクチンについてお伺いしたい。
 先ほど予約不要接種のあとに3回目接種についても、国からの通知を待って遅れなくという発言があったかと思いますが、先日、就任された堀内ワクチン担当大臣も、12月を目指して自治体と連携をとるとの話が出ています。
 まだ2回目の接種完了前にはなりますが、例えば、準備や範囲、対象など具体的な予定がありましたら教えていただきたいと思います。

(市長)
 12月からというのは先行接種された方から順次ということで、ワクチン担当大臣あるいは国のほうで話をされていると思います。
 通常のワクチン接種の方ですと、接種開始が6月ごろでしたから、来年2月ごろからの3回目接種と思っております。
 公民館や、様々な接種会場設けて、できるだけ利便性を高める、あるいはタクシーの基本料金を公的に補助するなど様々な取り組みをしてまいりましたが、3回目接種について、どのようにやったら一番簡便に接種していただけるかということ、あるいは会場はどのようにしたらよいか、すでに検討を進めておりまして、国からの通知、つまり12月から、または2月からという接種の時期に向けて、遺漏なくその準備を進めていき、また市民の皆様方にご案内していきたいと思っております。
 いずれにしましても10月中に1回目、11月中に2回目という目途が立ちましたので、その次の3回目に向けても、きちんと対応していきたいと思っております。
 それと先ほどご質問がありましたように、接種を躊躇されている方々への、接種のお願いも同時にしていきたいと思っております。
 以上です。

(記者)
 関連して、大臣の会見の中で、自治体との連携をということを繰り返しおっしゃっていたのですけれども、以前のワクチン供給量の関係で、国となかなか意思疎通ができない時期もあったかと感じていますが、そのあたりについて、今後、国との連携という面で何か期待されていることがありましたら教えていただきたい。

(市長)
 1回目、2回目接種の時には、夏に急に供給量が4割少なくなってしまうということが実際ございました。それを克服して、それぞれの市町村が担当する部分については、国が進めます11月末までの2回目接種完了に向けて懸命に努力した結果、今順調に進んでいると思っております。
 そのことを新大臣も念頭に入れてのご発言だと思いますので、私たちは全国市長会に、それぞれの実態を県を通して、意見を申し上げておりますから、しっかりと受けとめていただいて、実施主体である市町村や大規模接種実施主体である都道府県、職域接種それぞれがしっかりと役割が果たせるように、供給していただけるようお願いをしていきたいと思います。

(記者)
 猫の不妊・去勢手術支援のためのガバメントクラウドファンディングですが、こうした例というのは、全国的にはほかにもあるでしょうか。
 また年間の猫の殺処分率、年間の猫に対する苦情の件数が分かれば教えてください。

(保健衛生監)
 全国で実施例はございますが、現在何件かということは把握しておりません。
 猫の引取り頭数と殺処分頭数についてお答えします。
 殺処分は県の動物愛護指導センターが実施しておりまして、令和1年から申し上げますと、子猫と成猫合わせて125頭、内殺処分が50頭、令和2年は子猫が84頭、成猫が2頭合わせて86頭で内殺処分が12頭でございます。

(記者)
 ただいまのクラウドファンディングに関連して、昨年度の実績も非常に高かったと思いますが、この数字について、市長のご所感と、あと全国的に関心が高い話題だったと思いますが、その辺りの社会的な感じ方についてどのようにお考えになっているのかお聞かせください。

(市長)
 何年も前から、猫の保護を求める方や、生活に悪影響がある方々からの苦情、両方が行政に寄せられておりました。
 とりわけ、今はインターネット等で猫など動物の写真が手軽に見れたり、テレビ番組でもペットの番組が非常に多いと感じておりますが、やはり共生をしていくことが大事であり、責任を持ってペットの命を全うさせることが非常に大事だと思いますので、人とペットの共生を目指す甲府市として、去年からクラウドファンディングを始めさせていただきました。
 先ほど申し上げましたように、市内、県内だけではなく、全国から寄附をいただきまして、非常に効果もあり、反響も多かったと思っております。
 それにより今年もまた、継続するわけでありますが、クラウドファンディングをやることによって、市民の皆様に今一度犬や猫との共生について考えていただき、ご協力いただける方にはご協力をしていただく、あるいは、寄附という形ではなくても、どういうことができるかということをお考えいただける本当に大きな一助になってきていると思いますので、これからもご協力のお願いをしていきたいと思っております。
 以上です。

(記者)
 数字としてはやはり非常に大きかったという感じですか。

(市長)
 そうですね。
 先ほどご質問でもありましたけれど、いろいろな都道府県または市町村でもやってらっしゃる取組みと思いますけれども、甲府で初めてやらせていただいた昨年のこの取り組みが目標を大きく上回ったということは、やはり求めていたことを甲府市が始めたなという一つの評価だと思いますので、私どもも非常にやってよかったと思っております。

(記者)
 子ども応援プラットホームのことについてお伺いします。
 今月から担い手の方を募集して、今月の下旬に、最初の応援会議が開催されるということですが、この応援会議自体は、どれぐらいの頻度で開かれるのですか。

(市長)
 まず、担い手の登録は、子ども未来応援条例を作ったとき、あるいは子どもを応援する拠点を作ったとき、もうすでにお手伝いするという方々もかなり来ていただいていますが、先ほど固有名詞を申し上げました方々を中心にさらにその輪を広げて、担い手として個人、団体に登録をしていただきたいと思っております。
 また、会議は年4回程度集まっていただき、それぞれの体験や報告をしていただいたり、「一緒にやるともっといいよ」や、「こういうやり方の方がいいよ」など共有していただきたいと思っており、そして、効果的な事業が作り出せばいいと思っております。

(記者)
 こういった応援会議を市が開催することはすごく意味があると思いますが、担い手を登録制度化した意味をもう一度教えていただいてもよろしいですか。

(子ども未来部長)
 これまで様々な団体が、子どもの育ちに関して、それぞれ活動されてきましたが、登録をすることによって、その団体の活動内容を取りまとめすることができます。
 取りまとめしたものを、必要とされている方々にお知らせをしていく、また団体同士でも同じ分野内の中で、違う団体がどういう活動しているか情報共有もできますし、さらには分野を越えて、それぞれの団体の連携を深めていくことにも利用できるということで、今回、登録していただくことといたしました。
 以上です。

(記者)
 子ども応援プラットフォームについてなんですが、支援する団体の方々は連携や情報共有できるというところがメリットだと思いますが、実際に支援を受ける子どもたちや保護者の方にはどういうところが今まで課題で、何がよくなるということでしょうか。

(子ども未来部長)
 利用される方々についても、これまでどこで何をやっているかについて一元的に情報発信する機会がございませんでした。
 今回の登録制度によって、そういった情報が取りまとまりますので、市としても、そういう情報発信をし、またどのエリアでどういうニーズがあるのか、こういったことも、行政の方から登録された団体等にお知らせをしながら、そちらの方からもアプローチをしていただく。
 そういったことで、いろいろな活動自体が活性化していくと考えております。
 以上です。

(保健衛生監)
 先ほどの猫の不妊・去勢手術支援のクラウドファンディングについての質問で動物の苦情件数がどのぐらいあるかということについて、令和2年度で463件ございまして、そのうち猫に関する苦情は307件と多くなっております。

その他の質問について

(記者)
 コロナワクチン接種で県では接種した方を対象にインセンティブを与えましょうという動きが広がっていたり、国でも接種の証明書を使った動きというものが出てきましたが、甲府市では接種した方を対象にしたプラスのことということは何か考えていたり、その効果の考え方について見解をいただければと思います。

(市長)
 国の動向、県の動向をまずはしっかりと見ていこうと思っております。
 ワクチン接種を推進しておりますが、余りにも狭いエリアでインセンティブをつけることによって、任意のワクチン接種で問題が起きてはいけないという思いもあり、庁内で検討しているところでございます。

(記者)
 舞鶴城の南の芝生広場のところで、社会実験が行われていると思いますが、今3年目の募集期間中であり、これについて1年目、2年目の実績ややってみた状況を体感でもいいので教えていただけないでしょうか。

(情報発信課長)
 こちらにつきましては、現在資料がございませんので、後ほど資料を提供させていただきます。

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市情報発信課)

よくある質問

「特によくある質問」にお探しの情報はございましたか?
上記以外のよくある質問が掲載されている「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。
ご不明な点は、よくある質問内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

よくある質問入り口

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

市長室情報発信課プロモーション推進係

〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎5階)

電話番号:055-237-5314

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
このページの情報はわかりやすかったですか?

ページの先頭へ戻る