更新日:2024年8月8日

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熱中症を予防しましょう

令和6年度の熱中症予防について

熱中症予防のためには、本格的に暑くなる前に、暑さに慣れること=「暑熱順化(しょねつじゅんか)」が大切です。

体が暑さに慣れていない状態で暑い夏を迎えると、熱中症を発症する人が増加します。記録的猛暑となった昨年は、甲府市では95名もの方が熱中症で搬送され、また、屋外だけでなく屋内でも多くの事案が発生しました。ぜひ、夏に向けた体力づくりに取り組んでください。

気温や湿度、暑さ指数(WBGT)(別サイトへリンク)を確認し、熱中症を予防しましょう。

※暑さ指数:湿度、日射・輻射、気温の3つを取り入れた指標

暑熱順化を実践しましょう

「暑熱順化(しょねつじゅんか)」をご存知ですか?熱中症予防のために、ぜひ実践してください。

熱中症にならないためには、暑さに慣れること=暑熱順化が大切です。真夏ではなくても、梅雨の合間の突然暑くなった日や、梅雨が明けて急に蒸し暑くなった日に熱中症になってしまうことがありますが、このような時期は体がまだ暑さに慣れていないため熱中症になりやすいのです。本格的に暑くなる前に、汗をかく習慣を身につけて暑さに強い体を作りましょう!汗をかく習慣を身につけておくと、体の熱を上手に逃すことができます。

暑熱順化の目的は、暑さに体を慣らして自分で上手に汗をかける体をつくること。そのために、軽く汗をかく程度の運動をしましょう。

  • やや暑めの環境で
  • ややきつい強度で
  • 毎日30分程度で

無理は禁物です。その日の天気や体調と相談しながら行いましょう。

【熱中症対策川柳】汗の出る体作りがまず一番(甲府市・女性)

「熱中症警戒アラート」・「熱中症特別警戒アラート」とは?

環境省と気象庁が連携し、暑さ指数(WBGT)に基づいた熱中症予防のための新たな情報発信として、予防行動を促すことを目的として発表されます。

・「熱中症警戒アラート」県内の暑さ指数算出拠点(10か所)のいずれかで暑さ指数の予測値が33℃を超え、熱中症の危険性が極めて高い場合。

・「熱中症特別警戒アラート」県内の暑さ指数算出拠点(10か所)の全てで暑さ指数の予測値が35℃を超え、過去に例のない危険な暑さ等になり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合。

本市では、暑さ指数の予測値が31℃を超える時や、県内で「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」が発表された時は、防災行政用無線で熱中症予防の注意喚起の放送を行います。放送があった際は、普段以上に熱中症予防に対する対策を心がけてください。

環境省熱中症予防情報サイト(別サイトへリンク)

熱中症予防のポイント(PDF:658KB)

熱中症を予防する日常生活の工夫(PDF:247KB)

【熱中症対策川柳】暑い日は家でも水をもう一杯(甲府市・男性)

「クーリングシェルター」、「クールシェアスポット」を開設しています!

本市では、暑さ対策や熱中症予防の取り組みの一環で、暑さをしのぐ避難場所として、クーリングシェルターやクールシェアスポットを開設しています。クールシェアスポットは公共施設だけでなく、多くの民間施設にも協力いただいています。

詳しくはこちらをご覧ください

【熱中症対策川柳】ひと涼みホットな夏をリフレッシュ(甲府市・女性)

熱中症予防5つの声かけ

飲み物を持ち歩こう

⇒熱中症予防には水分補給が肝心です。いつでもどこでも水分補給ができるように、飲み物を持ち歩きましょう。

休息をとろう

⇒夏に頑張りすぎは禁物です。疲れている時は熱中症になりやすいので、休息をとるようにしましょう。

声をかけ合おう

⇒体力がないお年寄りや子どもは、熱中症になりやすいです。自分の体調に気をつけるとともに、まわりの人にも気を配り、声をかけ合いましょう。

栄養をとろう

⇒きちんと食事をとることも熱中症予防になります。

温度に気をくばろう

⇒暑さに敏感になりましょう。体で感じる暑さと実際の気温は異なることがあります。

【熱中症対策川柳】声かけてみんなで防ごう熱中症(甲府市・女性)

幼い子どもや高齢者は特に注意

幼い子どもは体温調節機能がまだ十分発達しておらず、暑さの意思表示もあまりありません。外出時に子どもが寝ているからといって車内に残していくのは、短時間でも非常に危険です。

幼児の熱中症予防のポイントは、まず、子どもの様子を十分観察することです。顔が赤く大量の汗をかいているときは涼しい環境で休息をとるようにしましょう。服装は環境条件に応じて保護者が選択し、着脱を促しましょう。また、こまめに水分をとり、日頃から暑さに慣れるよう外遊びをさせましょう。

高齢者は暑さを感じにくくなり、衣服の調節や冷房の利用が遅れがちになります。また、熱を放散する能力が低いため、体に熱がたまり易く深部体温が上昇します。暑くなると皮膚への血流量が増加し心臓に戻ってくる血流量が少なくなるので、それを補うため心拍数が増加し心臓の負担が大きくなり、心疾患を持つ高齢者はトラブルを起こしやすくなります。

高齢者は部屋に温度計を置き室内温度をこまめにチェックするよう心がけるとともに、日頃から運動習慣を身につけ体温調節能力を維持しましょう。また、のどが渇いていなくても早め早めに水分をとるようにしましょう。

【熱中症対策川柳】けちらずにエアコンつけて水飲んで(甲府市・女性)

「ひと涼みアワード2023」で熱中症ケア部門・最優秀賞を受賞

甲府市の令和5年度熱中症予防の取り組みの一つが、熱中症予防声かけプロジェクト✕環境省の「ひと涼みアワード2023」熱中症ケア部門で最優秀賞を受賞しました。

地域団体などと協力して、訪問や健康教室での高齢者へ向けた注意喚起や、保育施設などとの協力、子育て支援アプリを活用した子どもへの熱中症予防などが評価されました。

ひと涼みアワード2023

熱中症予防の関連リンク

環境省熱中症環境保健マニュアル(別サイトへリンク)

熱中症予防声かけプロジェクト(別サイトへリンク)甲府市では熱中症予防声かけプロジェクトに参加しています

 

よくある質問

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お問い合わせ

保健衛生総室健康政策課健康生きがい係

〒400-0858 甲府市相生2丁目17番1号(健康支援センター2号館1階)

電話番号:055-237-2586

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