個人市・県民税(住民税)の普通徴収(個人納付)への切替理由書について
山梨県内の全市町村において行う特別徴収の完全実施に伴い、平成26年度以降、従業員の住民税について、一定の理由に該当し、普通徴収とする場合には、給与支払報告書を提出する際、「普通徴収(個人納付)への切替理由書」の添付と給与支払報告書への切替理由の記入が必要となりました。
普通徴収が認められる一定の理由について
特別徴収の完全実施に伴い、すべての従業員等の住民税について特別徴収していただくことになりますが、以下の理由のいずれかに該当する従業員等についてのみ、普通徴収が認められます。
- 普A:給与総受給者数が2名以下の事業所
- 普B:他の事業所から支給される給与から住民税が引かれている者
- 普C:毎月の給与支払額が少なく、住民税を特別徴収しきれない者
- 普D:給与の支払期間が不定期な者
- 普E:事業専従者
- 普F:退職者又は給与支払報告書を提出した年の5月31日までの退職予定者
上記の普通徴収が認められる理由については、山梨県と県内全市町村共通で定められたものです。
項目普A~普Fのいずれにも該当しない、次のような場合は普通徴収は認められません。
- 従業員の個人的な希望
- パートやアルバイト従業員であるため
- 事務の負担増加や経理担当者がいない 等
普通徴収とする場合の手続き
上記の普A~普Fのいずれかに該当し、普通徴収とする場合は、給与支払報告書を提出する際に、「普通徴収(個人納付)への切替理由書」の添付と普通徴収とする従業員等の給与支払報告書(個人別明細書)に切替理由の記入が必要です。
※従来の普通徴収仕切紙によって普通徴収とすることはできません。
普通徴収(個人納付)への切替理由書の書き方
(1)指定番号・事業所名
事業所名を記入してください。甲府市の指定番号をお持ちの場合は指定番号も記入してください。
(2)人数欄
該当する項目普A~普Fそれぞれに普通徴収とする従業員の人数を記入し、提出する給与支払報告書の枚数と一致するかご確認のうえ、合計人数を記入してください。
※注意事項
- 項目普Aの総受給者数は、甲府市以外の市区町村にお住まいの方も含みます。
給与の支払が3人以上ある事業所の場合(専従者・乙欄・退職者を除く)は、項目普Aの該当になりません。
- 従業員が2ヶ所以上で働いていて、他の事業所が主な勤め先の場合は普Bに該当します。
- 休職者(予定を含む)や死亡者については、項目普Fに記入してください。
給与支払報告書への切替理由の記入
普通徴収とする者の給与支払報告書の摘要欄に必ず切替理由(普A~普F)を記入してください。
(PDF:151KB)
提出について
普通徴収(個人納付)への切替理由書は、普通徴収とする方の給与支払報告書の上に重ね、該当する市区町村に提出してください。
※切替理由書の提出がない場合や給与支払報告書(個人別明細書)の摘要欄に記載がない場合は特別徴収の取り扱いとなりますのでご注意ください
eLTAXでの提出
eLTAXで提出される場合は「普通徴収への切替理由書」の添付を省略することができます。
ただし、普通徴収として扱うものについては「普通徴収」欄にチェックを入力してご提出ください。
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税務管理室市民税課個人市民税係
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