更新日:2025年10月23日
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令和7年第42週(10月13日〜10月19日)の感染症発生動向調査において、インフルエンザの定点あたりの報告数は山梨県は1.20、甲府市は2.43でした。流行期入りの目安となる1.00を上回っています。
山梨県ホームページ「やまなし感染症ポータルサイト」(別サイトへリンク)
感染症発生動向調査とは、1981年(昭和56年)より全国で行われている調査事業です。
1999年(平成11年)4月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」が施行されたことにより、感染症発生動向調査は感染症対策の一つとして位置づけられました。
感染症の発生状況を把握・分析し、情報提供することにより、感染症の発生およびまん延を防止することを目的として行っています。
令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が感染症法上の5類感染症(定点把握対象)として定められました。新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、流行しやすい急性呼吸器感染症の流行の動向を把握すること、未知の呼吸器感染症が発生し始めた場合に迅速に把握するため、平時から発生動向調査の対象となりました。
急性呼吸器感染症について詳しくはこちら
なお、各週の定点医療機関当たりの患者報告数は、実際に報告のあった医療機関数に基づき算出するため、算出に用いる定点医療機関数は上記数と一致しないことがあります。
感染症法第14条により、都道府県は「指定届出機関(定点医療機関)」を指定し、指定届出機関は、以下の患者の発生状況を保健所に届け出ることになっています。
表中の「−」は、基準値が特に定められていないことを示します。
|
疾病 |
警報レベル |
注意報レベル |
|
|
開始基準値 |
終息基準値 |
開始基準値 |
|
|
インフルエンザ |
30 |
10 |
10 |
|
咽頭結膜熱 |
3 |
1 |
- |
|
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
8 |
4 |
- |
|
感染性胃腸炎 |
20 |
12 |
- |
|
水痘 |
2 |
1 |
1 |
|
手足口病 |
5 |
2 |
- |
|
伝染性紅斑 |
2 |
1 |
- |
|
ヘルパンギーナ |
6 |
2 |
- |
|
流行性耳下腺炎 |
6 |
2 |
3 |
|
急性出血性結膜炎 |
1 |
0.1 |
- |
|
流行性角結膜炎 |
8 |
4 |
- |
資料:厚生労働科学研究「効果的な感染症サーベイランスの評価ならびに改良に関する研究」
よくある質問
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