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安政の大地震

1854年(安政元年)11月4日朝、中部地方で大きな地震がありました。これが世にいう安政の大地震です。震源地(しんげんち)は東海道沖といわれ、山梨県の各地でも被害がありました。甲府城下の被害も大きく、江戸時代を通して甲府では最大の地震でした。

現在の甲府市中央三丁目・四丁目・五丁目周辺の被害が最も激しかったようです。

この日は夜にかけて36回ほどの揺れがあったといい、その後も余震(よしん)は15日頃まで続いたそうで、まさに「前代未聞(ぜんだいみもん)の大変」でした。

安政の大地震は現在、近いうちに来るだろうといわれている東海地震の予測の元となっています。

 

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