ここから本文です。

明治期の洋風建築

洋風建築は、明治時代、日本の職人が西洋建築を見よう見まねで建てた建築物です。見た目は洋風デザインですが、漆喰(しっくい)の壁(かべ)に瓦屋根(かわらやね)など、日本の建築技術(けんちくぎじゅつ)を使用して建てられています。

当時の県令(けんれい、現在の知事)藤村紫朗(ふじむらしろう)が積極的にすすめたことから、県内では「藤村式建築(ふじむらしきけんちく)」と呼ばれています。

当時の甲府では、多くの官公庁、学校などが藤村式建築で建てられ、1877年(明治10年)に甲府を訪れた駐日英国大使アーネスト・サトウの日記には、甲府の洋風建築の数は“街の規模からして日本一”と記述(きじゅつ)が残っているほどでした。

甲府市では、藤村記念館が代表的なものであり、現在甲府駅北口に移築(いちく)されています。

 

★甲府の今を見てみよう!

~寺社・史跡「藤村記念館」~

ページの先頭へ戻る