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日本書紀(※1)によると、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国を平定した帰りに、酒折宮に泊まりました。
その時に、「新治(にひはり) 筑波(つくば)を過ぎて 幾夜(いくよ)か寝つる」(※2)
と歌をよんで、おともの者に問いましたが、だれも答えることはできませんでした。
しかし、その場でたき火の番をしていた老人が、
「かがなべて 夜には九夜(ここのよ) 日には十日(とおか)を」(※3)
と歌の続きを返したので、その老人のかしこさをほめたといいます。
この歌のやりとりから、酒折宮が「連歌発祥(れんがはっしょう)の地」といわれています。
酒折宮の場所:甲府市酒折3-1-13
※1日本書紀:720年に完成した日本で一番古い歴史の本
※2の歌の意味:今の茨城県あたりから、酒折宮までやってくるのに、いく晩寝ただろうか。
※3の歌の意味:かぞえてみると、9泊10日かかりました。
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