更新日:2022年8月22日
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大正2年1月、全国で26番目に給水を開始した平瀬浄水場。
この場内に水道資料館「水交庵」があります。
「水交庵」は、荒川ダム・平瀬浄水場の拡張工事の完成と甲府の上水道創設75周年を記念して、昭和63年に開館しました。「水交庵」という名前には、水に親しみ理解を深めてもらいたい、また、人と水とが交わる場所に…という想いが込められています。
画像:水交庵。戦後、進駐軍将校の宿舎として使用されたことも!
建物は、浄水場の事務所として使用されていたもので(昭和10年建設)、木造平屋建て、瓦葺(かわらぶき)で、2連のアーチで作られた玄関が特徴です。国の登録有形文化財、近代化遺産になっています。
玄関を入ると「甲府市水道開通式の歌」(大正元年に行われた開通式で歌われた)が自動で流れ、江戸時代の「甲府上水」や明治時代の「水売り」など甲府の水道の歴史、しくみなどを学ぶことができます。
創設当時のものなど、平瀬浄水場にまつわる合計6件が、国の登録有形文化財となっています。
画像:甲府上水の木樋(もくひ)
画像:旧ろ過池整水井(大正2年建設)
画像:道路に設置されていた公共水道
お問い合わせ
市長室情報発信課広報係
〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎5階)
電話番号:055-237-5314
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