更新日:2026年3月30日
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夏は気温の上昇や発汗によって、痛風発作が起こりやすくなる季節です。
発作が起きる前に、生活習慣を見直し、予防しましょう。
血液中の尿酸が7.0mg/dlを超えると、高尿酸血症つまり痛風と診断されます。
尿酸とは、「プリン体」という物質が体内で分解された時にできる老廃物です。
尿酸が高い状態が進行すると、結晶となった尿酸が関節等にたまってその部分に炎症が起こり、「痛風発作」を起こすことがあります。
赤く腫れ、歩くことが難しくなるほど強い痛みがあります。また、最もよく現れるのが足の親指の付け根の関節です。
厚生労働省が毎年行っている「国民生活基礎調査」の令和4年の調査によると、現在、痛風の治療で通院している患者総数は約130万6千人(男性123万6千人、女性7万人)となっています。
高尿酸血症の患者数は、痛風患者の約10倍と推定されているため、高尿酸血症の患者数は約1,300万人と推測されます。
高尿酸血症になる方のおよそ80%は高血圧、肥満、脂質異常症といった生活習慣病が合併しています。
また、複数の良くない生活習慣が重なっていることがわかっています。
高尿酸血症を予防するには、生活習慣の見直し、改善することが大切です。
食べ過ぎは肥満のもとです。
肥満になると高尿酸血症になる可能性が増えることが明らかになっています。
ゆっくりと食べて、腹八分目を意識して食事をすることが大切です。
水分を十分にとって尿量を増やし、尿中への尿酸の排泄を促すようにします。
飲水量は1日2リットル程度で、糖分の多いジュース・牛乳・アルコール飲料を水の代わりに飲まないようにしましょう。
尿酸はアルカリ性の液体に溶ける性質のため、尿をアルカリ性にすると排泄しやすくな
ります。そのため、普段の食事にアルカリ性食品を意識的に摂ることが大切です。野菜やわかめ、ひじき等の海藻類、きのこ、いも類を摂りましょう。
プリン体はほとんどの食品に含まれます。多く含まれる食品は過剰摂取しないように気を付けましょう。
肉食が多くならないようにすることと、特に動物の内臓や肉汁にはプリン体が多く含まれるので注意が必要です。

極めて多い:鶏レバー、まいわし干物等
多い:牛、豚レバー、かつお、大正えび、まあじ干物
※引用:公益財団法人痛風・尿酸財団法人HPより
適切な飲酒によるアルコールの制限は、治療の重要な柱となります。
ビールだけが原因になる、あるいは低プリン体ビールだから大丈夫だと思われる人が多いのですが、アルコールはプリン体の有無にかかわらず尿酸値を上げる働きがあります。
そのため、どんな種類のアルコールでも適切な飲酒量にとどめておくことが重要です。
※引用:厚生労働省アルコールと高尿酸血症・痛風より
無酸素性運動(筋力トレーニング)を行うと、尿酸が産生されやすくなり、尿酸値が上昇します。
尿酸がすでに高い人の場合は、ウォーキング程度の軽い有酸素性運動が効果的です。
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保健衛生総室地域保健課保健予防係
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