ホーム > 市政情報 > 広報 > 甲府の魅力、大集合!大好き!こうふ市 > 開府500年コラム > 開府500年コラム 地名の由来1~甲府城下町の中心地「八日町(ようかまち)・連雀町(れんじゃくまち)」~
更新日:2023年5月8日
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市の歴史を知る企画として、2019年の「こうふ開府500年」に向けて市内全域を回り、地名の由来や歴史について紹介します。知っているようで知らない、あなたの身近な地域の歴史にタイムスリップしてみませんか?今回紹介するのは、現在の甲府市中央4~5丁目付近です。
【八日町】 | 【連雀町】 |
毎月8日に市場が開かれていたことから |
行商人が荷物を背負う際に使う「連尺」という道具を指して |
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▲かつての八日町の様子 | ▲かつての連雀町の様子 |
【中央4~5丁目付近図】
八日町を通る甲州街道は、甲府バイパス(国道20号線)が開通するまでは甲府と東京を結ぶメインストリートで、八日町沿線は大変な賑わいを見せていました。その様子は江戸時代中期の『裏見寒話(うらみかんわ)』に「呉服屋、薬種屋、合羽屋などあり、府中第一のよき所也」と記されているとおり、甲府城下における商(あきない)の中心地、また、文化の発信地でもありました。
連雀町は、上連雀町と下連雀町に分かれており、商業のまちとして栄えました。下連雀にある文珠稲荷(もんじゅいなり)神社では、旧暦8月16日に町内家別に神灯を出して賑わいました。
第二次世界大戦末期(昭和20年)の甲府空襲で、下連雀町では全世帯が焼失するなど、どちらの地域も甚大な被害を受け、残念ながら当時の街並みや歴史的な資料の多くは失われてしまいました。
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次回は「桜町・橘町(丸の内1~2丁目、中央2丁目付近)」をご紹介します。
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