ホーム > 市政情報 > 広報 > 甲府の魅力、大集合!大好き!こうふ市 > 開府500年コラム > 開府500年コラム 地名の由来4~「増坪・小曲」~
更新日:2023年5月11日
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平成31年に迎える「こうふ開府500年」に向けて、市内の地名の由来や歴史を紹介しています。今回紹介するのは、昭和29年の合併で甲府市になった増坪・小曲です。
【増坪】
「ますつぼ」の名は、戦国時代の文書に見られ、当時は「石坪」「斗坪」と表記されていました。『甲斐国志』によると「増」「益」」「石」「斗」は、いずれも「升(ます)」に通じるとされています。
古代、土地を正方形に区分する土地区画制度(条里制)において「坪」という単位が用いられました。地名に「坪」と付いている場合、条里制に由来していることが多く、増坪一帯も条里制で区画されていたと推測されます。
【小曲】
南北朝・戦国時代から見られる地名で、「甲斐国志」に、村の西南側の境が川に沿って長く曲がっていることから「尾曲」の意味があるのではないかと書かれています。
【増坪】
▲増坪遺跡から出土した炭化米(山本寿々雄著「山梨県の考古学」より転載)
【小曲】
▲小曲のいちご
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