開府500年コラム 地名の由来7~「黒平・高町・塔岩」~
2019年の「こうふ開府500年」に向けて、市内の地名の由来や歴史を紹介しています。今回は、市北部、標高800m以上の山間にある3町を紹介します。
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地名の由来
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どんなまち?
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黒平
(くろべら)
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土の色による説と、黒戸奈(くろとな)神社の社地にあったので「くろとな」と称していたのが「くろべら」となった説がある。 |
- 市の最北端で長野県との県境に位置する。荒川の水源である金峰山(日本百名山・山梨百名山)がある。金峰山信仰の、金峰山山頂「蔵王権現社」と里宮の「金櫻神社」を結ぶ中継地として発展した。
- 伝統芸能「黒平の能三番(のうさんば)」(県指定無形民俗文化財)は、一説では文治元(1185)年、都から落ちのびた藤原房秀が伝えたといわれ、小正月の道祖神祭りで行われていた。
- 温泉(冷泉)が湧いていて、甲府の名所の一つだった。江戸時代から昭和30年代まで宿泊施設があり、多くの湯治客や金峰山への参詣者で賑わった。
- 松茸と水晶が特産だった。松茸は甲斐国の4大産地の一つ、水晶は本市の宝飾産業へと発展する礎となった。
- キャンプやバーベキューが楽しめる「市民いこいの里」と「マウントピア黒平」がある。
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高町
(たかまち)
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『甲斐国志』によると、信州高町(現・佐久穂町)の小田切下総守がこの地に、ちっきょ(謹慎)したことから。 |
- 荒川ダムの北側に位置する。仲谷(なかや)という枝村があり、かつては住民の半数以上が住んでいた。
- 高町遺跡(縄文時代中・後期)がある。標高約920m、高町の集落の北側斜面にあり、採集や狩猟を行うための一時的な生活拠点だったと考えられている。
- 「逆さ竹」の伝承がある。日蓮聖人が金櫻神社の参拝で高町に立ち寄った際、念願成就で杖として使っていた竹を宿の庭に挿したところ、竹の天地が逆だったが枝葉が生えて繁茂した。
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塔岩
(とういわ)
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『甲斐国志』によると、産土神(うぶすなかみ)の細草明神の近くに仏塔に似た高さ約5mの岩があったことから。
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- 県営林道塔岩線の終点に位置する。
- 昭和48~49年に人口が0人になり、甲府で初めて無住のまちとなった。現在も人口は0人だが戸籍はある。
- 江戸時代、武田家家臣屋敷地跡の開発のため、多くの人が古府中へ移転して人口が減少。現在も移転先(北新・西田町)に塔岩の地名が残り、自治会名に使用されている。
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次回もお楽しみに!!
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