更新日:2019年1月22日

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開府500年コラム 地名の由来17~明治時代2~

今回は、明治22年(市制施行)以降の合併によって甲府市となった地域の地名に注目します。

県令(現在の知事)に着任した藤村紫朗は、全国に先駆けて大規模な町村合併を推し進め、明治7・8年には多くの村が誕生。さらに明治22年と大正10年にも合併が行われている。その際、新たに付けられた村名の一部は、現在も地区名・小学校名として使用され、馴染み深いものが多い。

由来を見ると、これまで紹介したように川や寺社にむ名、頭文字の採用などがある。また、由来は不詳だが「富」「豊」「清」など村の発展・繁栄の願いが感じられる名もある。

川に由来するのは、相川・貢川・二川(笛吹・荒川の合流地)、滝川も一説では滝戸川に因むといわれる。寺社については、宮本(金櫻神社)・大宮(大宮神社)・住吉・玉諸。合併する村の名の頭文字などが使用されたのは、国里・大鎌田、里垣は坂折の「さ」、東光寺の「と」、板垣の「垣」が組み合わされている。なお、鎌田は平安時代から見られる地名である。

そのほか由来が伝えられるのは、九一色・甲運・山城・千代田・能泉。九一色は、武田家時代のがすべて木工業を生業としていたことから「工一色」と呼ばれ、9村だったので「九一色」としたといわれる(上九一色村誌)。甲運は「此橋や運輸を利し、国益を開くの甲たり(=1番である)」、山城は5村が合併したことから畿内5か国(山城・大和・河内・和泉・摂津)に準拠して名付けられたとされる(西山梨郡誌)。また、千代田は片山にある岩が鶴の舞う姿に似ていて「鶴は千年・亀は万年」のことわざに因み、能泉は荒川の伏流水が湧出する地で、その水の清らかで冷たいことに由来する。

明治7年

大里村 円満寺・窪中島・関口・中条・二日市場・古市場村
鎌田村 高室・堀之内・宮原村
清田村 上阿原・七沢・西高橋・向・蓬沢村
九一色村 梯・古関・折門・三帳・下芦川・精進・高萩・中山・垈・畑熊・八坂・本栖村
国里村 国玉・里吉村
富田村 後屋・上条新居・古上条村
豊住村 上小河原・下石田・高畑村
二川村 大津・西下条村
宮本村 猪狩・黒平・草鹿沢・高町・御岳村

明治8年

相川村 岩窪・上積翠寺・古府中・小松・下積翠寺・塚原・和田村
朝井村 小曲・下今井・中・東下条村
池田村 荒川・金竹・金竹新田・下飯田・長松寺・中村
大宮村 羽黒・山宮・湯村
貢川村 上石田・徳行・富竹・竜王下河原村
甲運村 川田・桜井・横根・和戸村
里垣村 板垣・坂折・東光寺村
住吉村 畔・上・下小河原・中小河原・増坪村
滝川村 上向山・下向山・心経寺・中畑村
千代田村 上帯那・下帯那・平瀬村
能泉村 川窪・高成・竹日向・塔岩村
山城村 落合・上今井・小瀬・下鍛冶屋・西油川村

明治22年

右左口村 滝川村、豊富村のうち旧右左口村
大鎌田村 大里・鎌田村
上九一色村 九一色村のうち梯・古関・精進・本栖
国母村 富田・豊住村
千塚村 塩部・千塚村

 ※大正10年 玉諸村:清田・国里村

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