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更新日:2022年11月30日

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令和4年度第3回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

令和4年度第3回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

1.日時

令和4年10月14日(金曜日)13時30分~15時00分

2.場所

甲府市役所本庁舎1階市民活動室

3.出席委員(13名)

井尻委員、伊藤委員、上野委員、大塚委員、小澤委員、落合委員、風間委員(会長)、上小澤委員、齋藤委員、関委員、堤委員、飛嶋委員、依田委員

4.欠席委員(2名)

荒牧委員、松田委員

5.事務局

佐野人権男女参画課長、神戸人権男女参画課係長、山形、櫻林

6.議事

議題1 第4次こうふ男女共同参画プラン等の体系について

議題2 その他

 

【事務局】

議題に入る前に、前回の審議会にてご質問いただいた事項について説明。

議事については、男女共同参画審議会規則第3条第1項により、会長が議長となるため、風間会長に議事の進行をお願いする。

なお、出席委員13名のため本会議が成立していることを宣言する。

 

【議長】

これより議事に入る。議題1について事務局に説明をお願いする。

 

【事務局】

「議題1 第4次男女共同参画プラン等について」説明

 

【議長】

説明にあった通り、この体系ができ施策の方向が決まると、実際に行政の施策の中に紐づけていく。逆にいえば、要望があった時に、この施策の方向性と紐づけられるものがないと、施策をつくることができない。次期の基本計画は、基本的には今までの基本計画を大きく変えず、今までの基本計画で5つ約束している部分、見直すべき部分について修正をしたという説明。一番変化したのが4.番。「男女が共に働き続ける職場づくり」において、4.−2「女性の能力向上への支援」という重点目標を立て、施策の方向で新しく2つの事柄が入った。これが決まると、プランの全体像が見えてくるため、こうしたかたちで出てきたのは今回が初。ご覧いただいて過不足・修正点、お気づきの点があればお願いしたい。

 

【委員1】

基本目標の1.、「ジェンダー」という言葉にしたこと、「意識づくり」がカットされたのは良い。施策の方向(5)「多様な性に関する理解促進」が入ったこと、1.−2の(2)「多様な選択を可能にする教育・機会の充実」というのも良い。今後、どのような教育の機会をつくっていくのかも実際に考え、具体的にしていきたい。また、2.のDV。次期の体系、施策の方策の3番「若年層への教育の充実」で、(2)家庭・地域における人権尊重の推進」が入ったのも良い。家庭や地域でどのような人権尊重をしていくかでは、擬態的にすべきことは何かが今後の課題ではないか。また、資料の2枚目。4.番で新しく「女性能力向上の支援」が入り、分かりやすくなっている。見える線でカットしているものを1つにまとめたことで、明確になった。また、5.番で、「男女が支え合う家庭づくり」の施策の(1)「男性の育児参加の促進」があるが、もう「参加」はとってもよいのではないか。

 

【議長】

「参加」をとってもよいのではないかとご意見をいただいた。他にあるか。

 

【委員2】

委員1がいわれたように、「ジェンダー平等」、「あらゆる人権尊重」、「多様な性」が入ったことは素晴らしいこと。このまま策定ができればよいと考える。1.-1の(5)「多様な性に関する理解促進」では基本目標が「平等の実現」ということで、「意識」ではなくなった。せっかく意識が変わったにも関わらず、「理解促進」に留まっている。パートナーシップ制度のより実効的なもの、同性カップルであっても変わらず扱えるような体制の見直し、そうしたことを両者に発信していくなど、社会制度でも困っているので、もう一歩ほしい。理解促進と支援策の実施など、もう少し意識ではない部分で検討していただければありがたい。2.の「女性や子どもに対する暴力の根絶と被害者への支援」。女性と子どもが被害にあいやすく支援していくべき対象ではあるが一方で、調査の中では、DVで「なぜ相談しなかったのか」で、男性の方が「相談するほどのことではなかった」としたのが女性よりも15%ほど回答率が高い。全ての暴力において、女性や子どもの相談できる体制をつくることも望ましいが、男性をはじいてしまうことで、男性が受ける被害、予防の悪化、男性の性暴力被害者の予防といった意識につながらないため、男性を落とす必要性があるのか。再検討をしてもよいのではないか。2.-4の(2)「外国人、障がい者等への配慮被害者への相談」ということで、外国人や障がい者の支援が計画で位置づけられている。LGBTも男女でわかれると、トランスジェンダーやどちらの性別でもないという人でも相談できるのかというところは難しい。特有のトラブルとして、相手がそうだとわかった時にばらすという特徴的な被害がある。これは対応したものがあったほうがより適切な支援できるので、「LGBT」「多様な性を持つもの」という言葉を追加することはできるか。4.-2「女性の能力向上の支援」では、女性が男性と同じように起業・就業することは難しいという現状、良い施策だと思うが、制度の問題で女性の活躍が難しいのに、女性の能力が足りないから現状があるのだというほうに取られかねない言葉。慎重な啓発が必要。

 

【議長】

感謝する。2番の「女性や子どもに対する暴力の根絶」が、「女性」ではなく、「配偶者」「パートナー」という書き方もあるとの意見。「女性の能力向上の支援」はおっしゃる通り、そのまま取ると女性の能力が低いといったように捉えられてしまう。

 

【事務局】

よい案があればお願いしたい。

 

【議長】

何かよい案があれば、この後でもよいので事務局のほうまでご意見をお願いしたい。

 

【委員3】

立派な骨格をつくってくださり、感謝する。2.-5.の「関係機関との連携の強化」で、基本的には第3次のプランだとこの下に文章がある。5.の「男女共同によるまちづくり」の5.-1「男女共同による地域づくり」の(3)「男女共同参画の視点からの防災への取り組み」で、少ししか文章がないためもっと厚くしたい。委員2のいわれた、1.の(5)「多様な性に関する理解促進」を細かくするという話だったが、これはこのままで、その下の文章をつくる時にもっと入れられるようにしたらよいのではないか。今の段階であまり細かくすると、その下の文章が縛られてしまう可能性がある。また、2.の5.の10の(2)「庁内連携の強化」が、「庁内」を取ってもよいのではないか。庁内だけではなく、他の会議体、他の市民団体との連携の強化も考えていくと、「連携の強化」だけにしたほうが、次の文章をつくる時に幅が広がるのではないか。

 

【議長】

今の意見について事務局どうか。

 

【事務局】

このプランを進めていくにあたり、これに基づいて事業を想定していくが、この先、修正する必要等も出てくる。施策がないからはじくというわけではなく、設置する必要が出てくるということであれば、体系図のほうも、その都度修正を行っていきたい。今掲載できるようなことももちろんあると思いますが、対応していければと考える。

 

【議長】

説明感謝する。私も行政の仕事をしていくうえで、行ってほしいと思うこと、施策が必要だというものがあれば、項目立てて出すことが必要だと考える。体系案というのは、これから必要だという考えや、市の行政施策を立案し、それを議員であれ、市民であれ啓発する側にもその拠り所としてつくっておく必要がある。今ここで決まりではなく、行っていく中で、必要があれば修正はしていくが、大筋はこのようなかたちでどうかの提案。事務局はどうか。

 

【事務局】

1点、現状のプランの中では、経済的に困っているという傾向がすごくあったということではなかった。この中には職場で直面する女性に対するケア、支援といった言葉は入ってはいないが、今ある中で模索して広げていく程度でよいのではないかと悩んでいる。

 

【議長】

事務局からどうしたら良いか。女性の貧困を入れるか、入れないか。皆さんから意見をいただきたいことはないか。

 

【事務局】

元々のものに追記していくというかたちになっているため、量としては増えている。削除ではないが、基本目標の6.番の6.-3に「国際的協調」とある。資料4であった条例には「国際的協調」が非常に高いことが基本理念にあるが、どうしてもというところではないというところがいくつかある。入れる、入れないかを絞っていただけたらと思う。

 

【議長】

事務局から2つほど出た。1つは資料6の2枚目、5.-2の「子育ての環境づくり」のところ。貧困家庭への支援を施策の方向性としてキーワードとして入れておいたほうがよいのか、もう1つは、6.-3「国際的協調」があるが、これは男女共同参画基本方針に入れておくべき項目になるのかどうか。意見をいただきたい。

 

【委員3】

2.の2.-4の「相談支援の充実」で、外国人、障がい者、LGBT等への配慮被害者への相談で、外国人のシングルマザーは二重苦だといわれている。シングルマザーや貧困の女性は数が多く、「外国人、障がい者等への」にプラスして入れたほうがよいのではないか。「国際的協調」については、入れても入れなくても良いのではないか。

 

【議長】

基本目標2は、DVの大きな項目になっている。パートナーや子どもに対する暴力の根絶で、相談支援が外国人、LGBT、障がい者となっていると考えると、ここに入れるよりは別でつくったほうがよいということになる。

 

【委員3】

そうですね。

 

【委員4】

貧困の問題だが、困難な問題を抱える女性の支援法が成立し、2年後の4月頃施行される。女性の貧困は課題になっているので、何らかのかたちで入れたほうがよい。「国際的協調」の部分だが、世界の指数、世界の取り組みを情報提供するような部分は大事だと思うため、入れておいたほうがよいと思う。

 

【委員5】

「国際的協調」は入れていただいたほうがよい。県内に国際的協力グループが多くあり、ボランティア活動をしている。甲府市でも課が活動をしていると思いますので、入れてほしい。

 

【議長】

「国際的協調」だが、外国人で日本語がわからないような方やシングルマザー、海外の事情を知らせる部分も必要だろうということで、これは置いていただくのが良いと思う。貧困は、困難な問題を抱える女性ということについて、入れたほうが良いという意見。どこに入れるか悩ましいところはあるが、どこかに入れば、外国人の方も含めて支援するというかたちになればよいという意見。いかがか。

 

【委員2】

計画の基本理念について説明していただいたが、男女の人権が強調されている。当然それは必要な計画で、男女の格差が様々な部分にあるが、もう一歩進んで、人権や平等など範囲を拡張することはできないか。そうすれば、すべての市民がいきいきと生きていけるような計画づくりというように位置づけられる。今は男女にスポットが当たっている。国立市では、基本理念が「自分らしくいきいきと暮らすことのできる社会の実現」。差別役割分担がない、差別、排除、暴力がない、多様な性を認める、計画を推進体制といった4つが基本目標になっている。国立市と甲府市は歴史が違うが、男女共同参画の計画として、そういったことを謳っている自治体がある。様々な問題にスポットが当たってきた今、拡張をしていくことはできないか。項目の中にも男女ではなく、多様な市民がいきいきと過ごせる体制づくりを行っていく中で、外国語支援を入れると計画としては美しくなり、その中にLGBTの支援施策も入れると無理なく入るのではないか。大きな話になってしまが、もう少し人権や幅広い平等というように拡張してみてはどうか。

 

【議長】

貴重な意見感謝する。いわれてみると、「男女」という言葉が多く出てくる。「多様な」という言葉を入れると、確かに話しにあった外国人や様々な方を対象にすることができるということになる。よい意見だと思う。最初に説明いただいた男女共同参画推進条例にも合うものではないか。いかがか。

 

【事務局】

修正できる部分は修正をかけていきたい。おおもとの条例も古いもので、そこの改正等も別途いきながら同時に進めていきたい。勉強させていただきたい。

 

【議長】

よろしくお願いしたい。男女共同参画推進条例は古い感覚がないわけではないが、言っていることはとてもよいこと。ただ、女性が大変な状況の時につくった文章といった感じはする。大きな修正ではなく、今の時代に即した言葉遣いに変えていけば収まりそうであるため、事務局、事業所のほうも一緒に考えていただければと思う。他にあるか。

 

「議題の2その他」について委員から何かあるか。

 

【委員5】

「改正育児・介護休業法のチラシにより、男性の育児休業等取得促進に係る制度改正の紹介」。

 

【議長】

質問はあるか。感謝する。事務局から何かあるか

 

【事務局】

「次回の予定について」説明。

 

【議長】

以上をもって、今日の議題内容を全て終了する。議事進行にご協力いただき、感謝する。事務局に返す。

 

【事務局】

長時間ご協力いただき感謝する。以上で令和4年度第3回甲府男女参画審議会を閉会する。

 

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