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更新日:2022年3月8日

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令和3年度第1回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

令和3年度第1回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

1.日時

令和3年7月2日(金曜日)10時15分~12時00分

2.場所

甲府市役所4階(大会議室)

3.出席委員(12名)

 

天野委員、荒牧委員、上野委員、大塚委員、小澤委員、落合委員、風間委員(会長)、上小澤委員、斎藤委員、関委員、堤委員、藤田委員

4.欠席委員(3名)

石田委員、牛奥委員、飛嶋委員

5.事務局

山本市民部長、渡辺市民総室長、田中課長、遠藤係長、伏見係長、山形

6.議事

議事(1)「甲府市男女共同参画審議会」の概要及び「第3次こうふ男女共同参画プラン」の概要について

議事(2)令和2年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施報告書について

議事(3)令和3年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施計画書について

議事(4)その他

 

【司会】

本日委員15人中12人の出席のため、会規により本会議が成立していることを宣言する。

 

【事務局】

甲府市男女共同参画審議会規則第3条第1項により会長が議長となる。

 

【議長】

この期は、日本女性会議の開催を受け、新たにこうふ男女共同参画プランを策定する。男女共同参画社会の実現には、継続して推進していくことが非常に重要。皆様からのご意見をいただき、誰もが働きやすく、元気で暮らしやすい社会を目指して、提案を行う。

コロナの状況もあり長時間の会議は避けたい。本日の進行は、「男女共同参画審議会」及び「男女共同参画プラン」の概要の説明をいただき、次に「令和2年度男女共同参画プラン事業実施報告」、「令和3年度事業実施計画」についての説明を伺い承認した上で、甲府市の事業の反省と今年度の実施プランを決定する。

事務局の説明を受け、最後に皆さんから自己紹介を兼ねて、一言ずつご意見を伺い、閉会する予定。

 

これより、議事に入る。

議事(1)「甲府市男女共同参画審議会」及び「第3次こうふ男女共同参画プラン」の概要について、事務局より説明をお願いする。

 

【事務局】

「甲府市男女共同参画審議会」及び「第3次こうふ男女共同参画プラン」の概要、今後のスケジュール等について説明。

 

【議長】

事務局に説明いただいた。

甲府市では、今年10月に日本女性会議が開催されるため、計画期間を1年延長し、大会終了後に市民意識調査を実施して、次期プランを策定することが、前期審議会で決定された。

第3次プランは、甲府市男女共同参画都市宣言を盛り込み、7つの基本目標を定め、この目標を具体化するために、重点目標を掲げ、何を行っていくかを一覧表にしている。

一方、各事業は、庁内のあらゆる部局が行っている事業に、男女共同参画の視点を盛り込んでいただくことをお願いして、事業を進めている。

次に、議事(2)令和2年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施報告書について、事務局より説明をお願いする。

 

【事務局】

令和2年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施報告書について説明。

資料3-2「ジェンダー、DV防止、健康づくり、女性活躍推進、ワークライフバランス」について説明。

資料3-3「事業費2,000,000円以上の事業」について説明。

委員からいただいた質問票は、第2回審議会の議題とする。

 

【議長】

市役所の様々な課に関わっている膨大な事業があり、毎年、目標に対しての評価を報告している。予算については、予算規模がわかるようにグラフにしていただいた。国等の補助を含めた予算、また市独自の取り組みなど、わかりやすくなった。「男女共同参画プラン」事業実施報告書について、質問、意見を伺う。

 

【A委員】

グラフ等で提示してくださりわかりやすかった。資料3-2「健康づくり」の内部評価について、「ヤングケアラーに係る調査」を追記してほしい。学生が家庭における役割分担として、介護などを担っているが、遅刻・早退・睡眠不足等の問題など、表面化しにくい現状がある。国や県でも、ヤングケアラーについての調査を実施しているので、甲府市でも実態調査を行ってほしい。

子どもについてのスペシャリストであるB委員にもご意見を伺いたい。

 

【B委員】

A委員の意見のとおりである。子ども未来応援条例等を規定しているので、協力して実態調査を行ってほしい。

 

【議長】

資料3-2に追記すべきか、ほかの適当なところと組み合わせながら、新たに入れてほしい。

ほかにご意見等があれば伺う。

議事(3)令和3年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施計画書について、説明をお願いする。

 

【事務局】

令和3年度事業実施計画書について、説明。

 

【議長】

本日予定した議事は、事務局よりすべて説明いただいた。皆さんから自己紹介も兼ねて、お意見を伺う。

 

【A委員】

男女共同推進委員会に所属しており、何度か審議委員会に参加しているが、具体的でわかりやすい説明であった。市が取り組んでいることを理解することにより、私たち推進委員が何をすべきか改めて考える機会となる。今後もしっかり啓発していきたい。

 

【B委員】

B委員、同様に事務局に感謝する。

資料4の審議会の女性登用について、女性委員比率0%が7審議会あり、10%未満が3審議会ある。こういう審議会にどのような働きかけを行うのか、この比率を高めるためにどうするのか具体的に記載してほしい。

2点目は「インタビューシートの作成・蓄積」に予算額がないが、日本女性会議の予算額で作るということであれば、注をいれるなどした方がいい。

3点目は、施策の方向「モニタリング機能の充実」と事業内容「市民意識の醸成についての調査準備」が一致していないので、モニタリング機能の充実について、明記した方がよい。

 

【C委員】

雇用環境・均等行政は今年度、節目の年を迎えている。女性活躍推進法は、令和4年4月1日から、事業主行動計画の策定や情報公表等の義務が労働者数101人から300人以下の事業主まで拡大される。またパワーハラスメント防止対策についても、中小企業についても全面適用になる。また、改正育児・介護休業法も今国会で成立した。これらについては、様々な機会を捉えて周知をしてまいりたいと考えている。

女性活躍の取り組みについては、企業は自社の課題を分析した上で、行動計画を策定し、PDCAをきちんと回すことが重要であるので、積極的な取り組みをお願いしたい。

資料等、きちんと整理されており、参考にさせていただきたい。

 

【D委員】

虐待、DVを発見することが非常に難しい。大学では学生たちが、コロナ禍において増えている子ども、障がい者、高齢者虐待をどうやって解決していけばいいのかに関心が向いている。また、実際に学生の中にもヤングケアラーがおり、こういった問題を卒論に書いている。プランの男女共同参画に係る部分についても、学生たちと取り組んでいる。

そのような中、8050問題として、仕事を辞めた男性介護者が家に引きこもり、孤立が生まれ、この孤立が要因となって、親を殺めてしまったりする事件がある。

男性女性に限らず、人が孤立しないようにどうしていけばいいのかを考えていくことが必要。

実績報告では達成率Aが多いが、達成したものがどのように効果として表れているのかが最終評価として必要。どのように効果が出ているかを示してほしい。

 

【E委員】

資料3の日本語学校のところがC評価となっており、コロナ禍の状況ではあるが、どのような取り組みをしたのか具体的に伺いたい。山梨県においても「日本語教育について」が課題となっている。私は男女共同参画推進委員であるが、この実施報告書を確認させていただく中で、本市の男女共同参画の推進に相当の関わりがあると改めて実感した。今後は、各地域から推薦されて関わっている推進委員が男女共同参画に対する認知度を高める努力をしていただくとともに、地域における女性役員の比率の向上にも貢献していただきたい。

 

【議長】

実績報告書の日本語教育に係るC評価について、具体的な説明はできるか。

 

【事務局】

国際交流に係る日本語教育等は、市民課と学校教育課に跨っている。市民課については、外国人の方を対象としたイベント等が開催出来ておらずC評価とした。学校教育課の具体的な事業及び評価については、次回の審議会の議題とし、この質問を担当課に引き継いでいく。

 

【E委員】

私は国際交流センターの運営委員も務めており、会議の中で日本語教育を進めるグループが構築されていないという話があった。甲府市でも国際的にも推進していく体制が必要ではないかと感じている。例えば、大学にもぜひ協力いただき、推進できればいい。

 

【議長】

大学でも体制等を整える必要があるが、市からの依頼があれば協力することは可能。

 

【F委員】

女性活躍の視点として、女性管理職の登用が挙げられている。そのような中、管理職として働くことができない原因がどこにあるのか、その原因を明らかにしたうえで、その原因を取り除くにはどのようにしていくべきかという観点から、考えていきたい。

 

【G委員】

行政の取組んでいる幅の広さを感じた。そのような中、プラン策定が1年延長にはなるが、コロナ禍の現状を踏まえ、困難を抱える女性への支援については早急な対応をお願いしたい。

 

【H委員】

子ども、乳幼児に関わる見直しが必要と感じており、子育てに対する企業の理解の必要性などについて、保育園、子育てという観点から関わっていきたい。

 

【I委員】

私は甲府市男女共同参画推進委員であり、以前からジェンダーの問題に興味があった。今年度は日本女性会議を甲府で開催するので、これを機にジェンダーについての意識を高めていきたい。多くの資料の準備や質問した項目について、しっかり回答をいただき感謝している。その中で、教育に関する質問については、さまざまな観点から取り組んでいることがわかった。

性教育については、受講希望があった学校を対象とするのではなく、全ての学校を対象として学ぶ機会の提供が必要。命の大切さや性的同意など、受講年齢にあった適切な性教育が必要であり、ひいてはそれがDV防止にも繋がると考えている。

混合名簿への対応は、小学校100%であり、素晴らしい。中学校は82%なので、引き続き100%を目指してほしい。

方針決定の場への男女共同参画についての質問では、都道府県における審議会委員の女性の割合は、山梨県は27.6%で全国46位であり、甲府市では24%ともっと低い。各審議会における女性比率も資料として用意していただいたが、まず、審議会ごとに数値として女性委員を増やし、男女の比率を整理することが大事である。資料のとおり、女性委員の比率50%以上の審議会は3審議会で、年度を跨ぎ下がっている審議会や女性比率0%もあるが、ほぼ同じという審議会がほとんどである。女性委員が増えない要因を取り除くことが必要であり、女性委員の比率を増やすための対策を具体的に示してほしい。要因が何か分析することも大事だが、数値として上げる対策をしないと、ずっとこのまま変わらないという結果になる。

次に、女性議会については、開催する予定がないのであれば、実績報告の行政の取り組みも変えた方がいい。ただ、意見交換の場であるラウンジと模擬議会は開催内容が違う。模擬議会で提言したことに対し、政策としての回答を得ることで、市政・議会に興味を持つきっかけとなるので、イベント的ではあるが模擬議会を開催してほしい。

女性リーダーの育成については、各団体が活動しているのがよくわかる。一方、日本女性会議の開催を契機に、若者の女性リーダーを育成したい。若者に育ってもらうには、日本女性会議はチャンスである。高校生、大学生に授業の一環として参加させ、レポートを出させるなどの取り組みを行うことで、学生が学ぶ機会となる。

 

【議長】

日本女性会議の基本理念にも学生の参加を記載しているので、実行委員会としての働きかけと皆さんからの働きかけもお願いしたい。

 

【J委員】

私は自治連からの推薦で参加しており、参加している会議は全て男性ばかりである。地区の中でも女性自治会長は2名だが、単位自治会の組長会議では女性5名、男性3名である。女性は身近な会議であれば参加しやすいようだ。女性にもあらゆる会議等に参加してほしい。

防災リーダーについては、女性リーダーの登録は1月4日となっているが、登録だけでなく、実際に女性リーダーが何をするのかが見えてこない。登録という数値目標だけではなく、具体的に活躍できる施策がこのプランに挙がってくるといい。数値目標には全避難所への女性リーダーの配置となっているが、登録されている方々が、本当に活躍できる状態なのかを含めて考えてほしい。

子ども応援課は子どもクラブと青少年育成推進協議会を担当しているようだが、少子化やコロナ禍の状況により、活動が停滞している。子どもクラブと青少年育成推進協議会の連携を見直し、子どものためになる組織としてほしい。

 

【K委員】

コロナ禍で苦労は多いが、それぞれの施策に工夫して取り組んでいる。警察とすると、第3次プランの策定の背景ともなっているDV等の事件への対応と8050問題やヤングケアラーについても、職務の特性上、さまざまな家庭に踏み込むこともあるので、しっかりと活動していきたい。

 

【議長】

皆さんから建設的な意見を伺い、改めて感謝する。ただ、意見を伺うだけでなく、各部局に持ち帰ってご検討いただきたい。また、困難を抱える女性への対策は、プランに記載がなくても早々に取り組んでほしい。

 

【事務局】

審議委員の皆様からいただい意見は、関係部局と協議する中で前向きに検討していく。

 

【議長】

次回審議会の時に本日いただいた意見に対して、対応状況を報告してほしい。

私が会長を務めている日本女性会議は、イベントとしての大会成功が目的ではなく、大会の準備から運営に携わるスタッフや当日のボランティア参加など、男女共同参画に係る機会があることが、非常に意義深く意味がある。本日の審議は終了。

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市民総室人権男女参画課男女参画係

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電話番号:055-237-5209

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