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更新日:2023年9月6日

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令和5年度第1回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

令和5年度第1回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

1.日時

令和5年7月4日(火曜日)13時45分から15時15分

2.場所

甲府市役所本庁舎4階大会議室

3.出席委員(14名)

井尻委員、伊藤委員、小田切委員、加藤委員、楠元委員、志村委員、関委員、鷹野委員、堤委員、中村委員、成澤委員、福島委員、前川委員、渡辺委員

4.欠席委員(1名)

小澤委員

5.事務局

久保田市民部長、田中市民総室長、佐野人権男女参画課長、神戸係長、山形主事

6.傍聴人

なし

7.役員選出

互選により「志村委員」を会長に選出

会長職務代理は「成澤委員」を会長が指名(会規則による)

8.議事

議題1 「甲府市男女共同参画審議会」の概要及び「こうふ男女共同参画プラン」の概要について

議題2 令和4年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施報告書について

議題3 令和5年度「第4次こうふ男女共同参画プラン」事業実施計画書について

議題4 その他

【司会】

本日の資料は、事前に送付し、委員の皆様から質問・意見を頂戴している。こちらについては、各議題において事務局から説明をさせていただく。

議事進行にあたり本日、委員15人中14人の出席でありますので審議会規則第3条により本会議が成立していることを報告する。

なお、審議会規則第3条第1項により、会長が議長となると規定しておりますので、志村会長に議事の進行をお願いいする。

 

【議長】

これより、議事に入る。

議題1「甲府市男女共同参画審議会」の概要及び「こうふ男女共同参画プラン」の概要について、事務局より説明をお願いする。

 

【事務局】

「甲府市男女共同参画審議会」の概要について説明。

「こうふ男女共同参画プラン」の概要について説明。

 

【議長】

「甲府市男女共同参画審議会」と「こうふ男女共同参画プラン」の目的・概要について、ご説明いただいた。このことについて、質問・意見はあるか。

ないようなので、議第2に入る。令和4年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施報告書について、事務局から説明をお願いする。

 

【事務局】

令和4年度「第3次こうふ男女共同参画プラン」事業実施報告書及び同プラン数値目標のまとめとして令和4年度実績を説明。

 

【議長】

事務局の説明について、質問・意見はあるか。

コロナの影響がまだあるものの、おおむね達成できたという結果ではないか。

 

【委員1】

数値目標にあるモニター・スタッフとは何か。また、第4次プランにもあるのか。

 

【事務局】

 第3次プランの中で、モニター・スタッフの募集については、甲府市男女共同参画推進委員を想定していたが、現事業ではモニタリング機能はない。このような事業に結びついていないものについては必要性を鑑み、第4次プランには入れていない。

 

【議長】

第4次プランにはないとのこと。ほかにご意見等があれば伺う。

では、議題3に入る。令和5年度「第4次こうふ男女共同参画プラン」事業実施計画書について、事務局より説明をお願いする。

 

【事務局】

令和5年度「第4次こうふ男女共同参画プラン」事業実施計画書及び同プラン数値目標について説明。

事前質問等について、目標指標「配偶者等からの暴力を受けたことがある人の割合」について「令和4年実績値が49.4%ということに驚いた。」という意見について、市民意識調査では、20項目の暴力のうち、ひとつでも該当があるものを抽出した結果であることを説明。

また、実施計画書2.-2暴力の予防と根絶の推進において、もっと実績値を下げるための有効な施策が必要、他の施策はないのか。について、DV・デートDVについての若年層向けの出前講座を実施予定であることを説明。

 

【議長】

事務局より説明いただいた。皆さんからご意見・ご質問はあるか。

 

【委員1】

市民意識調査問28-9について、暴力の項目が20項目あるが、これはこの20項目がDVだという認識が市民にないということなのか。

 

【事務局】

「次のような暴力を受けたことがあるか」という質問のため、これらの項目がDVであるという認識で回答している人ばかりではないかもしれない。

 

【委員1】

こういった項目がDVになることがあるという認知を若い世代など幅広い世代に広めていく必要があるのではないかと感じた。

 

【議長】

他にあるか。

 

【委員2】

 議題3で説明があったように、第4次プランの実施計画にはABC評価の指標となる項目があり、これを基に評価をすることが分かるが、議題2で示された実施報告書のABC評価についての指標はどうなっているのか。

 

【事務局】

第3次のプランでは、指標となるものが、プランに記載されている文章のみであり、それに対してABCで評価するというあいまいな点が見受けられるため、今年度からの計画には、目標指標と目標値を可能な限り記載する形に改善した。

 

【議長】

はい、今までは、担当課の自己評価で主観的なところもあったが、今回からは、目標指標と目標値を立て、分かりやすくなっていくであろう。他にあるか。

 

【委員3】

令和5年度の実施計画一覧を見ると、担当課の政策すべてにジェンダーの視点で取り組まれていて、凄いことだと感じる。すべての部局で何らかの事業があるということなのか伺いたい。

 

【事務局】

ほとんどの部局で関わっているが、環境部などの一部の部局は第4次プランにはいっていない。

 

【議長】

 ほとんどの部局で男女参画のプランに関係しているというのが、男女共同参画を進めるためにも、このように各部局で目標を立てて実施していく必要がある。他にあるか。

 

【委員4】

 令和5年度の第4次プランの予算総額はいくらか。

 

【事務局】

 予算額については各部局の予算額となっており、また、福祉分野の金額が大きく、総額は出していない。各事業規模の目安としての掲載となっている。必要であれば全体は計算して提示する。

 

【委員4】

 令和4年度もそうだが、感染症対策について、かなりの予算額がついているのはコロナの状況もあってだと思うが、今後の状況によって変更はあるのか。

 

【事務局】

 令和5年度の事業計画書の予算額については、議会を通ったため変更はない。また、今後のコロナの状況や、予防接種の状況などが、決算額として記載されることとなる。

 

【議長】

 コロナの状況については、予算額と決算額で変わってくるのではないか。他にあるか。

 

【委員5】

 レガシー事業となっている、若年層に対する包括的性教育の実施や若年層へのDV・デートDV等をテーマとした学習機会の提供に補正予算がついて、前回の審議会での結果が反映されていることを感じた今後、若年層への包括的性教育として発達段階に応じて、学校教育でも取り組んでいっていただきたい。

 

【議長】

このように男女共同参画の事業が積極的に行われることがよい。また、委員の皆様のところでも、できるところは協力していければよいと思う。

 

【事務局】

 現在、小中学校では生命の安全教育という取り組みを進めているところであり、包括的性教育については、国の動向も見ながら教育委員会と今後、協議していく。

 

【議長】

 前向きに進んでいくとよい。学校教育は道徳や命に関連するようなことがたくさんあると思うが、小田切委員、ご意見如何でしょうか。

 

【委員2】

校長会での研究で、人権教育をしている。性教育には触れてはいないが、LGBTの児童・生徒もいるので、性差を除いた教育をすることを研究している。また、指導の場面でも共通認識を持ちながらやっている。

性の部分はまだ十分足りていないが、人権や思いやりの心については、取り組んでいる。

 

【議長】

学生の制服もスカートとスラックスが選べるようになるなど、男性、女性が性別に関わりなく、みんなが生きやすく、暮らしやすい社会になっていくとよい。他にあるか。

 

【委員3】

第4次の数値目標に「男は仕事、女は家庭」という考え方に同感する人の割合となっているが、同感しない人ではなく、同感する人としたことに何か意味があるのか。

 

【事務局】

こちらは、第3次プラン数値目標との比較もあったため、文言を変えずに使用した。

 

【議長】

他にあるか。

次に議題4その他になるが、最後に一人ずつご意見・ご感想をいただきたい。

 

【委員3】

市の多くの部局にまたがる中で展開をすることは大変なことであり、ジェンダー主流の考え方からすると、行政のあらゆる政策にジェンダーの視点を据えなくてはならないという方向性が示されており、担当の方のご苦労を感じる。市としての姿勢がとてもよく出ている計画と感じた。

 

【委員6】

アンケート20項目の中で「生活費を渡してくれない」という項目の数値は私たちが受け取る側としてどう考えれば良いのか。共働きの場合もあるであろう。

 

【議長】

 一般的に生活費を渡してくれないというと、暴力を受けたと答えた方は、恐らく経済的自立をしていない人ではないかと考えられる。

 

【委員4】

 第4次プランについて、職場のハラスメント関係が少ないと感じた。性別役割意識というのは、男女共同参画の最初の頃からあることで、女子差別撤廃条約が批准されてから30年以上たっているので、人口の入れ替わりで数値が変っていくようなものもある。啓発で変えられるものか、今後精査する必要もあるのではないか。また、先ほど予算の話も聞いたが、今後LGBTQについて、理解増進法も通り、ジェンダーレストイレなど公共施設の対応も必要になっていくのかなど、今後のどのように対応していくのかが課題になるのではないか。

 

【委員7】

 職場の労務管理ということで言うと、数値目標管理の「男は仕事、女は家庭」という考え方に同感する人の割合が高かったり、職場で男女が平等になっていると思う割合が低かったり、まだまだ性別役割意識があるのだと感じている。

 

【委員8】

 基本目標4.すべての人がともに働き続ける職画づくりでは、女性の能力発揮、女性の働き方、女性の起業等があるが、人生100年時代と言われているため、シニア世代まで視野に入れ、様々な世代が対象となることがよい。

 

【委員9】

 プランの施策を各部局と協力して是非、数値目標を達成していただきたい。

 

【委員5】

 人権教育の大切さを感じた。人権が基本となり、若いうちから認識していくことが必要である。

 

【委員10】

 若年者へのデートDV教育、さらに人権教育である思い遣るこころの授業を予定しているということで、日頃DVの事案に接することもあるが、一番近しい人こそ、思い遣る心が必要と感じる。このような人権教育に取り組まれていることはすばらしいと思う。

 

【委員11】

 今、保育の現状はコロナの影響で、待機児童から少子化へ0歳児の入所が減っている。これはのちに小学校にも関わってくることで、男、女という性差ではなく、一人の人間として、支えていくことを考えていかなくてはならない。

 

【委員2】

先ほど、制服の話がでたが、男女の差で言うと、女性は制服でスカートをはいていても、スラックスをはいていても、違和感がない。それは普段からどちらもはいているからであり、男性が制服でスカートをはいたときに、周りの理解が得られるのかということが話題になった。そういった子どもたちを受け入れられる環境を創ることが急務であると考えている。

 

【委員12】

 委員の皆様の専門的な分野のご意見を聞けました。この甲府市において大変重要な審議会ですので多くの意見を出していただき、自分も話していきたいと思う。

 

【委員13】

 審議する委員であるが、様々な分野で活躍されているので、数値目標に対して、自分もできることをして、協力していきたい。また、日本女性会議を開催したことで挙がった課題をレガシー事業としてプランに活かされていることがよいと感じた。

 

【議長】

以上ですべての議事を終了する。議事進行にご協力いただき感謝する。

 

【司会】

以上で、令和5年度第1回甲府市男女共同参画審議会を閉会する。

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〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎4階)

電話番号:055-237-5209

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