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更新日:2023年3月1日

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令和4年度第6回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

令和4年度第6回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

1.日時

令和5年1月20日(金曜日)10時00分~12時00分

2.場所

甲府市役所本庁舎8階会議室8-1、8-2

3.出席委員(11名)

井尻委員、上野委員、大塚委員、風間委員(会長)、上小澤関委員、齋藤委員、関委員、堤委員、飛嶋委員、松田委員、依田委員

4.欠席委員(4名)

荒牧委員、伊藤委員、小澤委員、落合委員

5.事務局

佐野人権男女参画課長、神戸人権男女参画課係長、山形、櫻林

6.事業所(1名)

 

7.議事

議題1 次期こうふ男女共同参画プラン等素案について

議題2 その他

 

【事務局】

議事については男女共同参画審議会規則第3条第1項により、会長が議長となるため風間会長に議事の進行をお願いする。なお、出席委員は本日11名ですので、本会議が成立していることを宣言する。

 

【議長】

それでは、議題に入る。議題について、事務局から説明をお願いする。

 

【事務局】

参考資料1、参考資料2、プラン素案について説明

 

【事業所】

DV計画素案の補足説明

 

【議長】

修正点があるようだが、今ご説明いただいたような内容で修正したいということだった。
表紙のキャッチコピーについては、議論をしてから最後にまとめて伺いたい。
ご説明いただいた修正点について、何かご意見、ご質問があるか。

 

【委員1】

全体的な感想としては、前回申し上げた男女以外の性別を持つ人も包括した、またすべての家庭が男女だけで構成されているわけではないという主張を全面的に反映した改訂となっており、素晴らしい改訂だと考えている。また、細かい計画の実施段階についても、きめ細やかな変更や、女性会議で話したことを反映しているのだろうという点も多々見られ、素晴らしいと思っている。そのうえで、何点か気になる点があった。
21ページの1.-2-(2)。この行政の取り組みで、「学校での進路相談において、一人ひとりの個性や能力を生かし伸ばす教育を行っていきます」とある。これに対しては全面的には賛成だが、男女共に活躍する社会に必要なものの1つとして、女性が上に立って指導するという労働モデルの不在ということが挙げられる。学校には校長や教頭、学年主任など指導的立場にいる方がいらっしゃると思う。計画に反映しているかは私では判断がつかないが、例えばここに管理者や指導的立場にいる女性職員を増やすというような観点を入れることで、女の人でも上に立てるのだという気づきを身近な存在として与えるということはできないかと思った。
40ページの4.-4。こちらにパートタイムが不利だから支援していこうという文言がある。これについて、もちろん行政の取り組みについてはこれでよいかと思うが、甲府市も多様な非常勤職員、会計年度職員を雇用していると思う。そういった方もなかなか年収が上がらないという話も聞くので、市の会計年度職員も何かをするということは入れられないだろうか。

 

【議長】

具体的にどのような文言を入れるということか。

 

【委員1】

どちらも行政があくまで一般企業に働きかけをするということになっているが、実際、会計年度職員というのは年収200万円以下くらいの厳しい給与状態だというのを調査で聞いたことがある。給与を上げる、何か不安定な状況を改善するということができないのか。もしくは正規にする道をつくるなど、非常勤の方がすでに不安定な状態に置かれているので、これを改善するということは簡単ではないとは存じているが、できないのかなということを思った。
また、DV計画のほうにもかかってくるが、11ページの2.-4-(2)の観点で、以前もこれはLGBTが追加できないのかという話をしていたが、特に回答がないまま。もう一度、載らない理由について確認ができれば。
また、それに関連して、17ページ4.-9。先ほどの重点的な取り組みでLGBTを入れることができないということだったが、この相談の内容で多様な性の方がいることから、それぞれの立場に立ったということで、研修の中にLGBTについても学びに入れるということを一言入れていただければありがたい。

 

【議長】

いろいろと意見をいただいた。まず、最後の方だが、暴力防止及び被害者支援基本計画の11ページの2.-4-(2)で、ここにLGBTが抜けているのではないかということ。ここについては事務局、いかがか。

 

【事務局】

2.-4-(2)の中にLGBTへの配慮という要素を入れてほしいということでよろしいか。

 

【委員1】

はい。LGBTであるということ自体、支援が受けにくくなる理由の1つになっている。それは周囲の偏見を恐れて相談してよいのかわからないといった不安や、同性間のカップルの問題を相談したけれど男女を想定した相談対応になってしまい、ニーズを汲んでくれないことで諦めてしまうということを聞いている。この点について改善をできるよう、市が対応できるようにここに明記する、または相談の研修にちゃんと組んでいますよということを入れる、どちらか、またはどちらも望む。

 

【事務局】

前年度、LGBTという男性でも女性でもない方からの相談は実際にはあった。外国人、高齢者、障がい者と一緒にするかどうか、また記載の方法は考えさせていただきたい。前回ご意見をいただいたということで、ご回答が今回できていなくて大変申し訳ない。こちらの方で記載のほうは検討させていただき、共有をさせていただきたい。

 

【議長】

次に17ページ4.-9にも、LGBTに関する配慮を入れてほしいということも考えていただけるか。

 

【事務局】

検討する。

 

【議長】

それでは、委員1のDV防止法の話についてはここまでとさせていただく。他の方々からご質問やご意見があれば伺いたい。

 

【委員2】

前回のものに比べて、今回の計画案は意見を取り入れてくださり、細かいところまで配慮されていてとてもよくなったと個人的には感じる。
まちづくりラウンジの提言も、随分具体的に参考資料で出していただいて内容もよくわかる。こちらを踏まえたうえで、この参画プランをという話の中で、まず参考資料1―2の第1分科会のパートナーシップ宣誓制度創設という内容で、ここもかなり前向きな取り組みをしてくださりそうだという期待を持っている。ここはこのプランにおいてはどこに反映されているのか。まだ具体的には書けないとおっしゃっていたが、せっかくここまでできているので参画プランのどこかに書いてほしいと思う。
参考資料1の3番、包括的性教育についても、このように具体的に取り組む方向を提言してくださっているのでとてもよいと思う。ぜひ実行していきたいが、この内容の関係部局に学校教育課があるが学校教育課のところで具体的にどのあたりにこうした内容が入ってくるのか。
参画プランの28ページ基本目標3.。ここに「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」という概念という言葉を入れてくれた。やはりこれが大事だと思う。自分で選ぶ権利、そのためには包括的性教育をしていかないと、このような考えにはなかなかならないと思う。この概念があり、29ページの行政の取り組みで「女性の思春期や更年期における健康上の問題や性関係、妊娠、出産、感染症等」とある。ここの行政の場所が母子健康課になっている。この辺りはまさに教育なので、学校教育課のような部署でも実際に取り組んでいただきたい。過去の審議会の資料を見せていただいたが、学生向けであり、これから思春期で一番大事なところにあまり教育が届いていない状況が伺えた。母子健康課では遅いのではないか。ここにもぜひ学校には関わっていただきたいと個人的には思う。
教育に関して、もう1点。DV基本計画の4、5ページ。4.ページ下のSDGsに4番の「教育」を入れてくれた。本市の計画のもとのプランのほうにも「教育」と入れてくださっていて、とてもよいと思う。(5)ページを見ると、やはり3番のところに「若年層への教育の充実」がある。10ページの(1)の1番の最初に「児童生徒の「思い遣る心」を育成する教育、学習の推進(学校教育課)」とある。この「思い遣る心」については何度も指摘させていただいたが、抽象的すぎて学校現場の先生方も実際何を取り組むのかもわかりにくく、包括的性教育を今後やっていくのであれば、少し具体的にしていかないと、わからないのではないか。この辺をもう一歩深められたらよいのではないかと思った。

 

【委員1】

今のご意見をお聞きして、私も1か所気になる点があったことを思い出した。プランの25ページの2.-2-(2)。こちらの行政の取り組みが子育て支援課で、「児童相談所との連携に努めます」ということにとどまっているが、委員2がおっしゃったように、包括的性教育を推進しますという学校教育課は入れられないのかという提案をする。なぜならば、そもそも子どもというのは何が被害なのかわからないという状況がある。私は多くの性暴力にあった方の手記を読んだ。大学生になってDVの話や性暴力の話を聞いた時に、これは私のことだと気づいて初めてそこで自分が何をされていたのかに気づくといった手記。つまりこれは何が被害に当たるかを子どもが理解しないと、そもそも防止も救済もできない。児童に対する教育も合わせて行うということを追記してはいかがか。

 

【議長】

今の2人の意見は、学校教育、学校現場における包括的性教育の位置づけをもっと広げてはどうかという意見かと思う。これについては、また個別に伺っていきたい。他の視点で気になるといったご意見はないか。

 

【委員3】

52ページ6.-3-(2)で、最初の文言が「男女共同参画意識高揚のため、交流機会の充実を図るとともに、諸外国の言語を学ぶための支援」と限定している。私も交流会を開催していますが、言語というよりは文化を学ぶという形に変えていただき、可能であれば行政の取り組みの3つ目のサロンの実施ですが、そうしたところにも語学に関することだけではなく文化自体を学んでお互いに学び合うという形の文言を入れていただけたら。

 

【議長】

他はよろしいか。大きな議論点がいくつか出てきた。それについてもう一度振り返っていきたい。最後にいただいた52ページは事務局、いかがか。これは取り込んでいただけるか。

 

【事務局】

文化を学ぶ目的もある事業もあるため、行政として記載をさせていただく。ここを検討して記載したら、共有をさせていただきたい。

 

【議長】

それから、基本目標の書き方だが、6.は「男女共同参画によるまちづくり」、7.は「男女共同参画社会を目指す推進体制づくり」で、基本目標より上からは「男女」という言葉が消えたのですが、これはこのままでよかったのか。

 

【委員1】

私自身の考えとしては、男女共同参画という言葉は、あくまでこれはジェンダーイコーリティの翻訳の言葉だと理解しているので、その言葉を使わざるを得ないものと理解していた。

 

【議長】

皆さんで共有認識をさせていただきたい。6.と7.に関しては、行政としてはこのような書き方にせざるを得ないということでよろしいか。

 

【事務局】

先ほど委員1がおっしゃったように、男女共同参画という固有名詞の扱いといいますか、男女で共同して参画するというような意味合いの使い方をしているものは現状、残しているところ。

 

【議長】

55ページの活動指標の基本目標3.「男女」が残ってしまった。基本目標ではすべての人の生涯にわたるとなっているため、修正を忘れたということだと思う。ここはお願いする。
また、最後の数値目標を見ているため、ここについて議論をいただきたい。今、追加で成果指標の男女の賃金格差を入れるということだった。賃金格差について甲府市の状況を示す適当な指標はないだろうかと探していただいたが、ここでは山梨県しか出てこないということで致し方ないとは思う。それより上の成果指標が「○○であると思う人の割合」などで、多くの人に対するアンケートで出てくる結果だが、明らかに変わったことが分かる定量的なものがあってもよいと思った。ここでは賃金格差を入れてみたらどうかとお願いしたが、これについて何か反対意見等はあるか。結果として、男女の賃金格差がなくなっていくことは目指す大きな目標だ。では、ここで入れていただくということについては了解いただいたと思う。
修正いただいたところで、56ページの登録者数を毎年何人ではなく延べ人数に変えたということ。また、一番下の市職員を対象とした関連研修参加者の数についても、延べ数をここに書いてあるということについて意見はあるか。では、このようにさせていただく。
それでは意見をいただいたが、ページを最初からめくっていっていただきたい。
4ページが「計画において目指す社会」についての文章が大きく変えられている。その下、「この宣言は」からの文章が新しく入っている。そのため、委員1、委員2からご意見があったが、今の状況が書き込まれているということに評価をいただいている。
5ページが「計画の基本的な考え方」で、ここは今までと変更はない。
6ページのキャッチフレーズについてこれからご議論いただく。
7ページから「基本目標」がそれぞれ書いてある。
10ページが「体系図」となる。委員2からも質問があったが、参考資料に出てきているレガシーを入れるのは大変よいと思うということだが、具体的にプランのどこに入るのかを確認させていただく。

 

【事務局】

レガシーの位置づけだが、パートナーシップ宣誓制度、2つ目の提言については、20ページ1.-1-(5)の行政の取り組み2つ目で、現状この記載が2つ目の提言に当たってくるという部分になる。

 

【議長】

そうすると、ここの部分にはレガシーのマークがつくのか。

 

【事務局】

行政の取り組みにレガシーのマークを横につけ、記載をしていこうと思っている。

 

【議長】

レガシーがつくものについて、1から5まであるが、今の段階でどこに入れるかわかるか。

 

【事務局】

3つ目の提言、包括的性教育については、21ページの行政の取り組みの一番下、ここはうちの担当部署となっているが、ここに「学生に対する包括的性教育の実施に努めます」と記載があり、こちらが該当することになる。先ほど言われていたDV防止計画には「若年層に対する教育」と記載があり、デートDV等を防ぐということで、包括的性教育の目的がそうしたDV防止も大きいと思うため、計画が別々になるのでそちらまで記載するかどうかは検討している段階。1番の起業等女性の活躍を応援する拠点の創設になるが、こちらも拠点ということで機能的なものがある。1つ目としては、38ページ、4.-2-(2)の部分になる。行政の取り組みとして、38ページの2つ目「起業を目指す女性を支援するため、企業支援セミナーの開催や、相談体制の確立に努めます」とあり、ここが提言の1に該当してくるものとなる。提言の4番、多種多様なテーマに関する啓発や話し合いなど交流する場の提供については、日本女性会議で得た「多種多様なテーマ」というところで、テーマとしては幅広くなる。プランの中で位置づけるとしたら、基本目標1.の中だと思っている。19ページ、(3)の行政の取り組みの2つ目、「男女共同参画に関するフォーラム・シンポジウム等を開催し、ジェンダー平等意識の醸成を図ります」を当てていこうと考えている。5番目の、女性農業者への研修と交流の場づくりという提言については、49ページの(2)「男女共同参画の視点からの農業への取り組み」の行政の取り組みの2つ目になる。「研修会や交流会を開催し、女性の農業従事者が抱える課題の解決を図ります」で、こちらが新しく追加した部分になり、レガシーとして位置づけをしようと考えている。

 

【議長】

参考資料の2、7「日本女性会議からのレガシー」というのはページとしてはどこに入るか。

 

【事務局】

現状、施策の展開にあたって6番に記載しており、第3章に入る前に記載を考えている。今、7番として15ページの後に入れるようなかたちになっている。

 

【議長】

15ページの後に7が入るという予定。
次の16ページが「施策の展開」で、基本目標1.からの話になる。この中では、今お話いただいたように19ページの(3)の行政の取り組みの2つ目にレガシーのマークを入れるということだった。
20ページ1.-1-(5)の行政の取り組みの2つ目にレガシーマークを入れるということ。
21ページの行政の取り組みがあるが、一番最後の「学生に対する包括的性教育の実施に努めます」、レガシーの3番目がここに入る。
今、お話いただいたように、DV防止にどのように取り組んでいくかについては検討いただく。この辺ついて、委員2からも人権男女参画課だけではなく、学校教育課のほうでも対応できないかというご意見もあった。それもご検討いただくでよろしいか。

 

【事務局】

補足させていただく。まず、レガシー事業をプランに反映させることにはなるが、2月中旬にまちづくりラウンジから市長に提言をいただく。基本的には、その提言をすべて実施できるものかどうかは、その提言を受けた後に庁内でも議論をさせていただき、実現可能なものについては実施をしていきたい。現段階では、あくまで提言内容についてプランに反映させていただいた。委員2からいただいている、包括的性教育の部分。ここについては、教育部とも話をさせていただいた。包括的性教育という話になると、本市に限らず全国的にこの考え方が教育に浸透されていないという現状があろうかと思う。その中で、やはり教育部としても学習指導要領に載った以外のものはなかなか実現が難しいというのも意見としていただいている。21ページの記載についても、人権男女参画課ということで担当は書かせていただいた現状がある。ただし、今後、国でも命の安全教育を令和5年度以降、全国的に展開していくという考えもある。ただ、実際に中身となると、包括的性教育のような中身には踏み込まれていない現状もあることがインターネット上では書かれている。難しい問題ではあるかと捉えている。そうしたところもあり、国で徐々にそうした動きも出てはきているため、状況を見ながら今後においても教育現場の方とは協議をしていきたいところで、現状このようなかたちで収めさせていただければ。

 

【議長】

この点について、委員2よろしいか。委員の方から何かご要望はないか。確かに難しいところは多々あると思う。ある意味では国が遅れているのだが、そうであれば機会を見つけて、発言できる方は国の動きにも言っていただければと思う。今、課長からこの辺の苦しい状況についてご説明いただいたので、ご理解いただければ。
21ページについては、委員1から1.-2-(2)の行政の取り組みに、指導的立場に立つ女性教員が少ないことに対して、これを増やすという文言が入れられないかと提案もあった。この点についてはいかがか。山梨県は女性の校長先生の数がワースト。それについては取り組みされているとは思うが、改めてどこかに書く必要があるかということでご提案をいただいていると思う。事務局、いかがか。

 

【事務局】

実際、市の職員については、女性を増やすや管理職の女性を増やすということは試験制度である部分もあるため、不用意に女性を増やしますというのはなかなか言いづらく、人事的に問題も出てくる部分もあるので、女性の採用を増やしますや、女性であるだけでインセンティブがあるというところは追加しづらい分野ではある。人事、教育部、関係部とも相談する中でということにはなってしまうと思う。入れ方とすれば数値目標で市の職員の女性管理職は入れているので、そうしたところで見ていくようなことはできるかと思った。

 

【議長】

今の発言に対して意見はあるか。

 

【委員4】

公立小中学校の教員の採用や任命、それから立場は複雑になっている。身分的には市町村の職員だが、採用や昇任といった任命権は県の教育委員会が持っている制度になっている。従って、県では小中学校の女性管理職の数値目標は持っていますが、市の計画に管理職の数値目標を入れるというのは難しいかと思う。校内において女性の先生方の適切な配置、学年主任といった立場あるので、そうした文言であれば取り組めるのではないか。

 

【議長】

例えば、指導的立場に立つ女性教員の数を増やすや、増やすように努めるといった文言であれば甲府市の中に入っていても大丈夫ということか。

 

【委員4】

はい。学校教育課と相談は必要。

 

【議長】

せっかくご発言いただいたため、校長や教頭というポジションではなく、指導的役割を持ち、指導的立場に立つ女性教員を増やすように努めるということが学校教育課との相談で書いていただきたいのがこの委員会の要望だと思う。それから事務局から、ポジションについては能力なので男女の比率を言うのはなかなか難しいのはわかるが、国の施策等もそうだが、半々になるまではハンディがあるのだからとは言ってもよいと私は理解しているため、あまり心配しなくても大丈夫だとは思う。では、21ページの一番最後の部分については、ぜひ事務局のほうが学校教育課とも相談いただいて可能であれば文言を入れていただけるようお願いしたい。
24ページ、ここがDV防止の話になる。25ページで包括的性教育の話があった。この辺りも難しさがあるのかもしれないが、子どもに対する性暴力の防止等について、子育て支援課辺りにとどめておいて学校教育課まで広げることは難しいという理解でよろしいか。

 

【事務局】

現状としてはそうした考え方でいる。

 

【議長】

委員1がおっしゃっていたように、自分がそうした立場にあるかわからずに、大人になってから、あれはそうだったのだと気づく方が多いというのは私も読んだり聞いたりしている。そうしたことについて、気がついたところで行っているのは現状ではしかたがないのかなと思う。もっと進んでくれればよいと思うが、そうした意見があったことは議事録に残していただければ。

次は29ページ、3.-1-(1)の行政の取り組み、一番上に母子健康課だけではなく学校教育課が入れられないだろうかということ。これも先ほどからのご説明のような現状ということだと思う。
29ページについては、(2)「妊娠・出産等における支援」と直していただき、行政の取り組みの2番目に「不妊に関する相談体制」がここに入れられた。これは、私はこれでよろしいかと思う。
30ページ、これも(3)の行政の取り組み「リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する理解を深めるための啓発に努める」ということで、これが人権男女参画課にとどまるということは、先ほどから申し上げている状況にあるのかと思うが、入れていただいたことは大変ありがたく思う。
事務局の修正は、37ページの4.-2-(1)で、行政の取り組みの上から1つ目、2つ目が別の部分にあったところをこちらに持ってきたということ。
38ページの4.-2-(2)行政の取り組みの上から2つ目についてはレガシーの1番ということで、レガシーマークがつくだろうということ。
それから、その下。新しく入れられたということで大変よかったかと思う。
40ページの4.-4-(1)に、委員1からあったが、行政の取り組みの中に甲府市役所の会計年度職員といった方の改善が入れられないかということだった。具体的にパートタイムや派遣労働の就業環境を整備するのであれば、甲府市もちゃんと目標を書くべきという指摘。ここについては事務局、いかがか。

 

【事務局】

どこまで市の裁量でできるのかは確認しないとわからない部分がある。ここの主管課と相談をさせていただく。市の会計年度職員の給与体系や雇用状況はよろしくない状況に置かれているという話があったので、そちらも確認させていただく。結果については共有をさせていただきたい。

 

【議長】

ここはそれでよろしいか。行政も大学でもそうだが、非常勤の職員は多い。常勤ができないということで非常勤の方が多いが、そうした方々の常勤職への変更、試験を受ける等、そうした制度についても書き込めればよいのではないかという意思もあるということ。ぜひご検討いただきたい。
次に49ページ。6.-1-(1)、行政の取り組みで、今までは自治会の役員に女性登用をお願いするような記載があったが、そこまで入らないが自治会役員における女性の活躍についての情報発信ということで、文言の修正をさせていただきたいという事務局からの提案。それぞれの自治会の役員名簿があれば、女性がいるところはわかるため、そうした形で女性の登用を促したいということだと思う。
また、同じページの(2)の行政の取り組みの2番目、研修会や交流会にレガシーマークをつけ、これが5番目のレガシーとして残したいということだった。
最後52ページ、外国との交流機会の促進で、文言として文化を入れるといった事柄については検討いただけることになった。
時間がかかったが、改めてプランについては最初から確認させていただいた。DV防止計画については、先ほど出てきたように教育については難しい部分があること、それから10ページの「若年層への教育の充実」で、児童生徒への思い遣る心とあるが、これがあまりにも抽象的すぎるという意見。これについて議論をしていなかったが、事務局いかがか。

 

【事務局】

現プランから記載があるが、性教育等の記載ができずこのようなかたちになったのではないか。現段階で学校教育課が書けるものはこれくらいの記載になっているところではある。学校教育課は担当課として人権男女参画課と連携を持っていたが、何度かお話する中で結果としては先ほど課長からも説明があったような理由でこのような記載になっている。

 

【議長】

現状では、学校教育課と明記はできないわけで、それ以外の人権男女参画課等が踏み込んで頑張ってもらうしかないということ。
11ページ2.-4については、LGBTの話が先ほど出てご検討いただけるということだった。
17ページの4.-9についても、LGBTのことを配慮いただいた記載にするように事務局のほうで検討いただくということ。
では、以上が今日いただいた意見を取り入れてプラン、それからDV防止計画のほうの文言修正等をさせていただいた。こちらについて、他にあるか。

 

【委員5】

私どもは男女共同参画推進センターということで、リプロダクティブ・ヘルス/ライツや包括的性教育が重要だと思っている。実際、事業として各学校に出前講座を実施している。先ほど、所管課のところで教育委員会が出せないということであれば、教育委員会と連携してといったかたちでこのような施策を推進していくということが書ければよいと思う。

 

【議長】

所管のところに学校教育課と入れなくても、男女参画課がやっているとしても、そこと協力・連携しながら、文言を入れられればよいということ。それは可能か。

 

【事務局】

記載自体は難しいとは思うが、ただ我々の課でやっていくとなった場合、実際に協力はしてもらわなければならないことは出てくると考えている。現在意見が多く出ているので、記載をしてよいかということもお伝えはしていこうかと思う。

 

【議長】

他にいかがか。
最後にキャッチコピーを決めたいと。2つ案をいただいた。これについて、ご意見があればいただきたい。

 

【事務局】

前回、意見をいただく中で、キャッチコピーなので難しい言葉でなく親しみやすいような表現にした。どちらも内容とすれば大きな差はないが、最終的には多数決でもよいかと思っている。

 

【議長】

どちらがよいか、感覚的なことだが意見があればいただきたい。これを最後に決めることになるので、今日ご発言のない方々からも一言ずついただきたい。

 

【委員6】

キャッチコピーについてはお任せしたい。
プランの49ページ、私は自治会からきているが、自治会活動の中の名簿等の表記は男性が自治会長になっている方も多いが、実際の自治会活動をする中で会議に出席したり行事に参加してくれる方は女性の方がおみえになるケースも結構ある。統計では見えない女性の活躍している部分はたくさんあると思っている。その辺は皆さんにもおわかりいただければと思う。

 

【議長】

実際にはもう少し働いているところもあるということで、それも数字か何かで見えるようにしたい。

 

【委員6】

本当は名簿上にも女性の名前で表記していただけるのがよいが、家庭の事情もあるかと思う。

 

【議長】

ご主人の名前になっているが実際には奥さんが仕切っているところもある。そうしたこともご家庭の中で奥さんの名前でよいという家庭が出てくれば、広がってくるだろうと思う。情報、感謝する。

 

【委員7】

キャッチコピーは事務局にお任せする。個人的には上がよい。前回、輝けるといった言葉があった。日本女性会議のロゴが宝石等をイメージしているため、「あなたも、私も、だれもが輝くまち」にして、日本女性会議のようにロゴにキラキラしたものを入れてもよいかと思った。

 

【委員8】

賃金格差のことが入っていたのは見える化しないと気づかないということがあるのでよかったと思っている。女性活躍推進法の改正もあり、その辺も入っている。LGBTについて、企業の関心が最近とても高まっており、具体的にどうしたらよいのか迷っているところもある。プランに具体的に書いていただき、研修の中に入っていくとよいと思う。
キャッチコピーについては、事務局にお任せする。先ほどの、輝くという文字とキラキラマークですが、よい案だと思った。

 

【委員3】

キャッチコピーは事務局に一任させていただく。
計画の中身についてはよいと思うが、カタカナが多く意識調査を拝見した時にも単語を知らない人が結構いた。全部を載せる必要はないが、最後に用語説明をつけ加えていただけるとよりわかりやすくなると思った。

 

【委員5】

キャッチコピーは事務局にお任せする。

 

【委員9】

キャッチコピーは上のほうがよいかと思う。
先ほども言われたが、単語の説明が必要。また、それに関連して、この中に男女、男性、女性と書いてある部分が認識している性ではなく、ここにある男性や女性というのは法律上の男性、女性で記載してあると思うため、その辺も追記として書いてあったほうがよいのでは。

 

【委員10】

キャッチコピーは、基本的には事務局に一任するが、個人的には下のほうがよい。

計画に関して、警察署として配偶者暴力について一番興味がある。市民の取り組み、行政の取り組みで、市民の取り組みとしては、必要なセンターや警察に相談しましょうということで、行政の取り組みで窓口の情報発信をするというのは非常によいことだと思っている。我々が認知する男女間トラブルはもう危ない状態で、何らかのトラブルがあって警察を呼ぶパターンがほぼ。その前段階でうまく解決できるような仕組みがつくれればよい。

 

【委員4】

キャッチコピーについては、それぞれよさがあると思っている。
今日お話しを伺い、学校への期待はとても大きいと改めて感じた。事務局の説明の通り、小中学校学習指導要領があるため、教科の授業などの中で大きくというのはハードルが高い部分があるが、団体から出前講座等にもお越しいただいている。そうした形で進めていくことができればと感じた。

 

【委員1】

この2つであれば、私は前者。私が想像している以上にポップになってわかりにくくなってしまったという感じがする。「多様な生き方を大切にできるまちへ」はどうか考えた。皆様の決定に従うが、誰が大切にしていかなければいけないということをもっと印象づけられるキャッチコピーにしてもよいかと思った。

 

【委員2】

キャッチコピーは事務局にお任せしたい。
全体を通し、とてもよい内容になったのではないかと思う。性教育に関しても言わせていただいたが、現状もよくわかるので自分のできる範囲でこれからも取り組めたらよいと思っている。

 

【議長】

キャッチコピーについては事務局一任でお願いしたい。今日の意見を参考にしながら検討いただきたい。
それでは、以上で本日に議題については終了させていただく。事務局からもあったように、今後修正をした後、それからパブリックコメントにかける。修正案については、パブリックコメントにかける前に皆さんに出していただけるよう、お願いする。

「議題2 その他」について何かあるか。事務局から何かあるか。

 

【事務局】

次回審議会の日程確認
男女共同参画フォーラムの案内

 

【議長】

議事進行にご協力いただき感謝する。

事務局に返す。

 

【事務局】

長時間のご協力感謝する。
以上で、令和4年度第6回甲府市男女共同参画審議会を閉会する。

 

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〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎4階)

電話番号:055-237-5209

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