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更新日:2024年1月30日

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令和5年度第2回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

令和5年度第2回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

1.日時

令和5年12月04日(月曜日)13時30分から15時30分

2.場所

甲府市役所本庁舎4階大会議室

3.出席委員(13名)

井尻委員、伊藤委員、加藤委員、楠元委員、関委員、志村委員、高野委員、堤委員、中村委員、成澤委員、福島委員、前川委員、渡辺委員

4.欠席委員(2名)

小澤委員、小田切委員

5.事務局

佐野人権男女参画課長、神戸係長、山形主事、高野

6.傍聴人

なし

7.議事

議題1令和5年度「第4次こうふ男女共同参画プラン」事業実施状況について

議題2その他

 

【司会】

議事進行にあたり本日、委員15人中13人の出席でありますので審議会規則第3条により本会議が成立していることを報告する。
なお、審議会規則第3条第1項により、会長が議長となると規定しておりますので、志村会長に議事の進行をお願いする。

 

【議長】

これより、議事に入る。
議題1「令和5年度「第4次こうふ男女共同参画プラン」事業実施状況について」事務局より説明をお願いする。

 

【事務局】

「令和5年度「第4次こうふ男女共同参画プラン」事業実施状況について」、事前にいただいた意見・質問及び、「日本女性会議2021in甲府」大会レガシー事業について実施状況を説明。

 

【議長】

事務局から議題の1について、いろいろな取組の状況を説明いただいた。このことについて、質問・意見はあるか。

 

【委員1】

男女共同参画推進委員会として行ってきた活動の一部が、レガシー事業という名前になっている。どういうことか。推進委員会では予算がない中で、活動してきたが、突然今回レガシー事業という名前で、90万円もの予算がついている。レガシー事業としての講演会は、推進委員会の講演会と何が違うのか。

 

【事務局】

1月27日に日本女性会議のレガシー事業ということで開催させていただく。これとは別に、男女共同参画のフォーラムも3月2日に開催をする予定である。
このレガシー事業については、日本女性会議を令和3年度に開催し、そこで様々な意見をいただいた。そこに携わっていただいた委員から、全8回にわたり、甲府市の課題解決をするために、必要なことを議論いただいた。これを貴重な意見として賜り、本市のプランとしても引き継ぎをさせていただき、今回この事業を立案した。

 

【委員1】

甲府の会議に関しても、誘致の一番のきっかけは甲府市男女共同参画推進委員会だった。市長にこの女性会議の開催を進言したのも、推進委員会だった。
そして、実際に市長が同意してくださり、女性会議が開催されることが決まった途端、推進委員会の担当できる枠は、10ある分科会のうちの1分科会だけとなり、この女性会議に関する様々なことに関して、決定することもなかった。その中で、女性会議10の分科会それぞれの代表の方に、議論してもらう。レガシー事業だから毎回委員会も行う。参加してくださる方には報酬を支払う。8回行い、40万円の報酬が支払われた。推進委員会ではそんな報酬で活動してる人は1人もいない。
更に、女性が輝くということでマルシェが開催され、確かに女性が輝く一手段として、大事なことだと思うが、マルシェに関する予算がつきすぎていて、毎回、びっくりしている。
今回、レガシー事業といって、困難に直面する女性に関する支援というが、予算はゼロで、セミナーへの予算がついているのはなぜか。

 

【事務局】

今回は、レガシー事業として位置付けた事業を報告させていただいた。困難に直面する女性に対する支援というところについては、今回報告した中には、予算は記載をさせてもらってないが、実際には相談員の人件費を、他に位置付けている。

 

【委員1】

その困難に直面している女性への支援というのはそのレガシーというのに当てはまらないという、そういうことか。

 

【事務局】

説明が足りずに申し訳ない。当てはまるかどうか、ということではなく、先ほど説明した提言の中で、課題としてあったものをもとに事業化したものを今回報告している。非常に分かりづらかったと思うので、今回相談室の運営に関してもレガシー事業としての予算に数字を掲載する。

 

【委員1】

困難な女性の支援の必要な予算が、このセミナーに流動されたと思ったが、それは誤解か。

 

【事務局】

そうではない。

 

【委員1】

人権に関する事業の人権啓発パネル展について、どういうふうにパネル展をすれば、12回で314万もかかるのか。

 

【事務局】

こちらは、年12回、甲府市の公民館、また総合市民会館、図書館等で開催をしている。

 

【委員1】

どこも費用がかからない会場ではないか。

 

【事務局】

毎回、委託の事業として行い、展示する写真の用意や、監視員ということで人件費の方もここにはかかっている。また、上映会も併せて2回開催しており、それらの費用を全部含めてこの金額ということで計上している。

 

【委員1】

推進委員会でも男女共同参画を推進するパネル展をしているが、予算が1万円もあるのかという中でやっている。人件費に充てるのは無駄遣いではないか。300万円のお金を業者に渡して終わりか。

 

【事務局】

渡してそれで終わりというわけではなく、我々の方でもその内容を確認したり、その時期に応じた内容を展示したりと、調整を行っている。

 

【議長】

今回説明があったのはレガシー事業ということで、その前からずっと男女共同推進委員の皆様がいろいろやってきてくださったことの意見があった。今回新しく出てきたレガシー事業を含め、予算の使い方であったり、様々な意見を交わさなければと思う。
この一つのことだけではないだろうが、先ほどの説明にあるように、委託をするとやはりお金がかかってくることが多いとも思う。ただ委託もしないといろんなことができないというのも、わからないでもない。一番よく見えるお金の使い方、またお金の使い方だけではないとも思うが、少しずつ、1個ずつ、しっかりと見ていただき、使っていただければと思う。
私どもも大学でもいろんな男女共同参画のいろんなことをやっていて、今までは国や県からお金をもらってやってきて、お金があった時期はいいが、そのあとも自分たちの資金でやりなさいと言われると、国立大学は本当にお金がなく、すごく難しい。やってきたものの中でも、大切だと思うことを残し、今に繋がっている。お金の使い方については、丁寧に使っていただきたいと私も考えるところである。
講演会やシンポジウムを開催することだけがいいことだとは思わないが、今回、山梨大学で話をしていただいたデートDV予防講座はとてもよかった。来年以降も、うちの大学だけではなく、附属の小学校中学校も考えていければとも思う。どんどんいいものは残していき、さらに発展できるとよい。

 

【事務局】

補足として、もともと推進委員会と甲府市で共催していた男女共同参画フォーラムがあり、ご高名の方を予算もない中で呼んで、工夫しながら開催している。
今回はレガシー事業として、講演会として別の事業として新しく実施する。こうふまちづくりラウンジからの提言では多様なテーマに関する周知・啓発をということであり、目的や方法、対象者も、もちろんフォーラムとは差別化する中での実施となる。
また、推進委員会と共催しているフォーラムと一緒に開催するという検討もさせていただいたところが経過としてあり、結果として、今回の内容となり開催に至った。
もう一つ補足として、困難に直面する女性に対する支援の部分について、レガシー事業だけが困難女性の支援というところではなく、事業全体としては他の事業も掲載をしている。可能性として、今ある女性総合相談室と一体となった、女性のための拠点を作るといった構想もしてきたが、今回、効果的ではないという話もある中で、女性総合相談室の部分だけが残ってしまった点が、分かりにくかったと思う。

 

【委員1】

このレガシー事業のすべてではないが、推進委員会がやってきた事業もかなりの割合であって、なぜ推進委員会がずっと地道にやってきたことが、突然レガシー事業という名前に変わったのか。
日本女性会議を開催して終わりではなく、甲府市ではそこに予算を取って、継続してやっていこうとしているが、甲府市男女共同推進委員会がやってきたこととリンクすることもたくさんあるにも関わらず、こうふまちづくりラウンジには、各分科会からは1人ずつしか入っていない。
ずっと地道に時間かけてやってきた推進委員が、1人しか入ってなくて、日本女性会議のその当日に分科会をやったそれぞれの10の委員会から1人ずつで、日本女性会議のレガシーに関する話をするのは、おかしくないか。

 

【委員2】

10分科会あって、それぞれのテーマがあって、そこから1人ずつっていうのは、平等かと私は思う。
推進委員会が1分科会しか持たせてもらえなかったことは私も不思議ではあったが、昔のことではなく、今、甲府市がこの男女共同参画とかいろいろなことに向けて予算を取っていただけるのであれば、むしろ甲府市男女共同参画推進委員会は、そこで一緒に甲府市のために何かできることはないか、そういう考えに持っていくことがいいのではないかと思う。推進委員の気持ちはとてもよくわかるが、連携をして、もっと甲府市のためにできることがないか前向きに考えたい。

 

【議長】

甲府市でも男女共同参画やダイバーシティに関することにスポットが当てられてきているのではないかと思う。せっかく2021年にあったものが、もっと良い方向に変わっていくよう、みんなで手を取り合ってやっていけるとよい。いろいろな予算を丁寧に使って欲しいと思うし、その成果を、私達にも公表をしていただき、市民にも公表していただきたいと思う。また、検討もしっかりしていただいて、甲府市全体で頑張っていければ山梨県も変わっていくと思う。この審議会のメンバー全員でそういったところをこれからしっかりと見ていけるようにしていきたい。

 

【委員1】

人権啓発パネル展はどの会場で開かれたのか。認知していなかったし、情報も入ってこなかった。

 

【事務局】

令和4年度の実績で、市立図書館、総合市民会館、各公民館で開催した。

 

【委員1】

私には情報は入ってこなかった。無駄なお金の使い方ではないのか。また、実績として、それだけの予算の内容だとわかるような成果が上がっているのか。

 

【事務局】

毎回広報誌やホームページを活用し、周知をしている。来場人数については、監視員が把握をするほか、パネル展に来ていただいた方、映画会にお越しいただいた方にアンケートを実施し、ご意見を踏まえる中で、毎年内容については工夫をしながら開催をしている。

 

【議長】

私は甲府市の他の会議にも出ているが、無駄だと思われないような形での、広報が足りないなと感じている。広報はしていると思うが、それでも足りない部分があり、若者や高齢者向けだとか、いろんな人たち向けのいろんな広報をやはりもっとやっていただいて、その成果がどんな感じだったのかも、アクセスしやすいよう、ホームページに掲載したり、見やすいように工夫をしていただけるとよい。
頑張ってるところもしっかりと広報していただきたいと思う。

 

【委員1】

現在進行形の、令和5年度も同じように、こういったパネル展にこれだけの予算をかけて、12回開催なっているのか。今後においてもまだ開催をする予定があるか。足を運んでその予算にみあった内容かどうかをこの目で見たいので教えていただきたい。

 

【事務局】

後ほど、お伝えする。

 

【志村議長】

令和5年度の実績については、またこのような形で皆様で見せていただくことになる。
他にあるか。

 

【委員3】

レガシー事業について、大学での授業でやっていただいた若年層に対する包括的性教育とそれから教育学習の充実における未然防止策で同じ内容ということだが、やはり内容が違うので、デートDVはデートDVで、包括的性教育に関しては、DV、デートDVももちろん入るが、もう少し若年層向けの事業というか、プログラムというか、そこを来年度は少しもう一歩進んで、何かできたらもっといい。
もう1点、予算のところに関係して、困難に直面する女性のところでお金がないというのは、今後、ぜひ見直して欲しい。大事なところにはお金をかけるべきだと思う。本庁舎に設置している相談室の場所もだが、中身の雰囲気や、サービスを充実させるためにはやはりお金がかかる。内容を精査しつつ、こういう方に予算を回して欲しい。

 

【議長】

2つご意見いただいているが、事務局よろしいか。

 

【事務局】

女性総合相談室については、困難に直面する女性に対して支援をしてくださいという、こうふまちづくりラウンジの提言があったから始まったわけではなく、もともと実施していた事業を、今年度、困難に直面する女性に対する支援というところに位置付けをさせていただいたものになる。今回、困難女性支援という社会課題としての大きさに対して、レガシー事業として報告した内容が、噛み合っていないとご指摘を受けているように思う。今回の報告でうまくいかなかった点だと感じている。
女性総合相談室の事業は福祉色の強いものであり、先ほど話のあった起業等前向きな事業と、少し分野が違うものだと認識している。今回いただいた意見も踏まえて、委員の皆様への分かりやすい報告に努めていきたい。
また、包括的性教育に関して、大学生だけでなく、もう少し若い世代にという話があったが、前期の審議会からも、この包括的性教育というところで学校のカリキュラムとしての取り入れというところも目的にとご意見をいただいている。小学校中学校のカリキュラムとしての実施には、まだ課題がたくさんあると考えている。まずはアウトリーチ型の、今年は大学からということで始めたものがこの事業で、もちろんメニューも増やすことも考えていきたい。こうした点も委員の皆様にもご協力いただきたい。

 

【委員3】

おっしゃる通りカリキュラムに入れるのは難しいのはわかっているが、学習指導要領で触れてないようなところもあるため、それ以外にこういうことについて話せる時間を持てたり、いろいろな場がもっと増えるといいなという希望も込めて、ここのところはぜひ若年層、教育が大事なので、そこのところをちょっと力を入れて欲しいと思う。

 

【議長】

先生方に向けた何か講演会など、教育委員会の皆様と連携とっていただいてその中の一つにそういったほんの少しの時間でも活用できればいいと思う。実践事例みたいなものは先生たちもすごく知りたいと思うが、いかがか。

 

【事務局】

実際は交渉の際に、学生向けが難しければ、先生ではどうですかと、提案もさせていただいているところではある。この取組から、先生だったり、ご家庭だったりに広がっていける事業ではないかと思っているので、また皆様の意見を聞きながら進めていければと思う。

 

【議長】

他にあるか。

 

【委員4】

最近、コロナ前の虐待とか児相からの通告の連絡で、例えばそれまでは身体的虐待とか、ネグレクトが一定数あったが、最近当会の他の園長先生方とも話す中で、児相に通告され転園されてきた案件で、とにかく夫婦げんかが多く、どなり合いとか子どもの前で殴っているというようなものがありました。要はそのDVというのが、隠れているところでかなり過激化している。これまでは見えなかったところがかなり表面化してきている。それは一般的な普通のご家庭ではあるが、隣近所からの通報ということがある。ひどいときにはお母さん自身が電話したり、これが女性だけが受けているものではなくて、旦那さんが警察に電話する案件もあり、本当にDVというか家庭自体の機能がどうなんだろうという懸念がすごく大きい。家庭内でそんなことをやってもいけないし、やられても駄目なんだよっていうところの早期の教育はすごく大事なので、今後もぜひ力を入れていって欲しい。

 

【議長】

この教育面についてもすごく影響があると言われている。家庭の中でも、いろんな点で問題が起こっているというように思う。事務局はいかがか。

 

【事務局】

女性総合相談室という名前のとおり、ここでの相談が被害者へのファーストタッチであることも多々ある。虐待関連の窓口も本庁にあることから、そういったところと連携をしていくことも必要であるし、対応とあわせて予防というところも、重要であると認識している。

 

【議長】

他にご意見はあるか。

 

【委員5】

法律との関係については、どのように認識され、対応されているのかを確認したい。一つはLGBT関係のパートナーシップ制度について、令和5年が検討で6年度から運用のサービスの拡充と書いてあるが、これは今年度中に成立見通しという予測を立てているということか。

 

【事務局】

今のところ公表をしていないため、予定でとらえていただきたいが、1月の年明けには、県の制度に賛同していくことを想定しているということでご理解いただきたい。

 

【委員5】

関連して、今後のサービスとして、今のところ行われているサービスは、公営住宅の入居等、医療機関の同意とか面会の問題に対するものぐらいだが、県内のLGBTフレンドリーな会社について、就職等の混乱をなくしていくための事業というのも、この一部として、検討してもよいのではないか。
また、次年度から困難女性支援法が施行されるということになると思うが、こちらの方は福祉の方の予算がついてるので、こちらの方の予算はあまり計上されてないっていう認識でいいのかどうかということと、そちらの法律への対応の検討状況ってのはどうなっているかを伺いたい。

 

【事務局】

このプランを策定した昨年度、困難女性支援というようなところで位置付けているのは、福祉分野では生活福祉課の事業と、今回、人権男女参画課として位置付けたものになっている。男女共同参画プランとしての事業はすべての福祉分野の事業を網羅しているものではない。
困難女性支援法の施行後の対応について、計画の策定は、都道府県は義務、市町村努力義務というところで、市町村は県の計画を勘案して策定することとなっており、現状、県が来年4月の施行に合わせて計画を策定中である。甲府市もその検討会議に参加をさせていただき、議論しているところである。策定するしないも含めて、まずは情報収集に努めている。

 

【委員5】

雇用分野ではあるが、昨年度からパートタイム・有期雇用労働法が中小企業にも一律適用ということになったということと、今年10月からフリーランス支援というのができたということで、女性の起業を支援する形になっている。この辺りの関係法令の内容周知は必要ではないだろうか。女性が起業し、活躍していくためには、やはり基礎的な法的知識はいると思う。その点については検討いただきたい。
もう1点、社会情勢の方がどんどん変わってくるのでそのあたり、計画の中でどういう形で対応していくのかを伺いたい。数日前に、緊急避妊薬、いわゆるアフターピルが薬局等で試験販売されることとなり、性教育や、困難女性の問題とも関わってくる。こういう社会情勢が変わったときに、この計画の中ではそれをどう位置付けて消化していくのか、考えを伺いたい。

 

【事務局】

社会情勢に対応するために、取り組まなければならないことが出てきた場合、先ほどの話であれば、各福祉分野を所管する担当課が、事業を実施すること想定がされる。所管課が実施する事業を計画に位置付けたいという話を、当課でさせていただいたいり、取組が必要でないかと働きかけたりすることはできるが、各課との協議は必要となってくる。

 

【議長】

所管課の方も詳しくは知っていると思うが、男女共同参画という視点、いろんなところに前もってどんどん、問いかけていって欲しいと思う。また、先ほども言ったが、問題を抱えている方達、それから起業する方に対しての周知もあまり良くないと思っているので、考えていってほしい。
他に意見はあるか。

 

【委員6】

気づいたことについて、3点、話をさせていただく。
一つは包括的性教育について、本学人間福祉学部4年生に授業をしていただいて、心に詰まるような内容もあったというふうに承っている。
保健室の先生、養護教員の資格を取る学生さんたち向けに実施できないか、看護学部の先生にこの包括的性教育の実施について話をした際に、非常に前向きに検討してくださった。その内容はと言われたときに、DV、デートDVというようなお話になると、少し引いてしまわれ、実際に養護教員、教員、教員免許課程では実現が難しかった。もう少し内容を性教育というところの部分も織り交ぜ、多角的にこの性教育を訴えるようなことができたら、いろいろなところでお話がすることができるのではないかと思うので、ぜひ検討していただきたい。
2つ目は、私が養成課程にいるため、気になったのだが、女性総合相談室の相談実績と、相談員はどういったキャリア・資格があり、相談を受けているのかという点を聞きたい。本学の学生は、女性が多いが、結婚をして出産をして人生の各ライフステージに、そういう方面を目指してみたいと思うかもしれない。情報提供ができると思う。
3つ目に、感覚的ではあるが、女性活躍という言葉が、女性が今の状況を改善しなきゃいけないだろう、女性頑張れよ、というふうにも解釈をしてしまう。サラリーマンだったが、農業をやると決意をされた若者、あるいは定年間際の方が、非常に多くいる。女性だけではなく、新規就農に対して、意欲のある方に向けても講座ができたら、山梨の農業も非常に発展するのではないかと思う。
また、2月に農業の研修会をするという日程になっているが、大地を耕すときにはもう少し気候の良い時期の方がよいのではないか、女性がやらなきゃいけないということではなく、企画のありようから、検討いただければと思う。

 

【事務局】

1点目、現状でデートDV予防のメニューだけですので、包括的性教育についての一端であるが、委員の皆様からも、メニューを増やすことに繋がる情報等あればお願いしたい。
2点目の女性総合相談室については、令和4年度は相談件数が電話と面接、合わせて927件あった。
相談員の資格や経験については、現状、売春防止法での規定では、必須とする資格はないが、資格や経験はなるべく配慮することとなっているので、実際は、経験や、関連資格を要件として募集していることが多いと思われる。本市でも、カウンセリングに関わる資格を持っている方が、相談業務に関わっている。
3点目について、女性向けの研修については就農支援課が開催をしている。審議会でこういった意見が出ているということは、議事録をまとめて関連部局にも共有させていただきたい。

 

【議長】

以上ですべての議事を終了する。議事進行にご協力いただき感謝する。

 

【司会】

以上で、令和5年度第1回甲府市男女共同参画審議会を閉会する。

 

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〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎4階)

電話番号:055-237-5209

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