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更新日:2023年4月21日

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令和4年度第7回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

令和4年度第7回甲府市男女共同参画審議会議事録(要旨)

1.日時

令和5年3月9日(木曜日)13時30分~15時00分

2.場所

甲府市役所本庁舎1階市民活動室

3.出席委員(11名)

井尻委員、伊藤委員、小澤委員、落合委員、風間委員(会長)、上小澤委員、齋藤委員、関委員、堤委員、飛嶋委員、依田委員

4.欠席委員(4名)

荒牧委員、上野委員、大塚委員、松田委員

5.事務局

佐野人権男女参画課課長、神戸人権男女参画課係長、山形、櫻林

6.事業所(1名)

株式会社明豊

7.議事

議題1次期こうふ男女共同参画プラン等のパブリック・コメントの結果及び修正について

議題2次期こうふ男女共同参画プラン等の答申内容について

議題3その他

 

【事務局】

議事については男女共同参画審議会規則第3条第1項により、会長が議長となるため風間会長に議事の進行をお願いする。なお、出席委員は本日11名ですので、本会議が成立していることを宣言する。また、本日の審議会終了後、風間会長から市長へ答申を行う予定。

 

【議長】

それでは議事に入る。今回第4次こうふ男女共同参画プラン、審議いただいて今日が最後。基本的には、報告事項として検討が必要な意見があった場合、私か事務局で預からせていただく。このプランにすぐにも反映することは難しいが、貴重なご意見いただければ、これからの実施に向けて参考にさせていただく。

それでは議題1。次期こうふ男女共同参画プラン等のパブリック・コメント。修正について事務局より報告をお願いする。

 

【事務局】

前回いただいた意見、資料1の説明。

 

【議長】

事務局から議題1の報告があったがこれについて意見・質問が何かあるか。

 

【委員1】

17番、ここで言いたいのは社会教育的な観点から、地域の学習を支える専門家を育成して欲しいことを言いたかったのではないか。女性団体はいろいろ活動されていると思うが、その中で専門的なアドバイスができる人材が必要。または、その人が中心となって地域でジェンダー問題があるから勉強していきましょうという主催できる状態になればいよいという意見に読んだので、そうした方向に市の考え方の提供ができれば良いのかなと思う。

 

【議長】

人材育成をすることを明記はしていないが裏にあるのではないか。そのため、行政の方でも考えていただけないか、ということでよいか。

 

【委員1】

はい。地域に中心となって引っ張っていけるような人物やセンターを作って欲しいというイメージなのではと受け取った。

 

【議長】

他、ご意見あるか。数値目標が低いという指摘が多くあり、ある意味ではそうかと思うが、一方で高い目標を掲げても、それが絵に描いた餅になってしまっては実効性が上がらないことになるため、まずは着実にできると思う範囲から少しずつ目標を上げていく。そういったことはそうしたやり方がありかなと思う。

ただ一方で、成果指標や活動指標については、全てではないかもしれないが、毎年把握できる数値については、数値が上がっていくようなところがあれば積極的に審議会等で、目標値を上げるという提案を事務局の方からしていただくのがいいかと思った。

5年後の目標がこうだから5年までに達成すればよいというのではなく、実際に良くなっているものがあれば、それを先ほどの趣旨に沿うと、さらに目標値を上げていくことも、検討していただければ。

他いかがか。

 

【議長】

題2について事務局から説明お願いする。

 

【事務局】

資料2の説明

 

【議長】

ご意見・ご質問伺いたい。

 

【委員1】

はい。この用語の解説について話をして大丈夫か。

 

【事務局】

用語の解説につきまして答申後に解説やや資料編を付けて、完成版としてプランを出していくことになる。前回につきましてもご意見を何かいただいたところでありましたので、現状のものを参考に、添付している。

 

【議長】

委員1は用語の解説の記述についてご意見があるという事か。

 

【委員1】

はい。この3である性自認・性的思考・性的マイノリティにおいて、間違っているもの、または誤解を招く表現がある。性自認についてだが、おおむねこのような解説で良いが、こころの性というと一瞬思っただけでも性自認が変わってしまうのかという感じがある。基本的に性自認は持続的な自己認識。そのためこの書きぶりだと少し誤解を招く懸念がある。

今、体の性別が男性であるが性自認が女性である方が、ネット上及びメディアで暴力にさらされており、その時に、性自認もしくは心の性という言葉を大変都合よく使い、批判を受けているという現状があるため、なるべくその点を少しでも減らせるような表現に改めていただきたい。

性的指向については、一番最初の文章に恋愛・性愛がいずれの性を対象とするかという文書がある。このいずれの場合たいてい二つから一つから選ぶ印象が強いが実際性別はどちらの性別の自認もない人もいる。いずれというよりかは「どの性別」というような幅広い表現の方が良いのではと思う。

性的マイノリティについては、LGBTQなどの性的指向・性自認などのという接続が正しくない。LGBTQなどをなくした方が、ここは説明の正確性がある。

また、LGBTQは性的指向や性自認の英語の頭文字を取っていない。それはSOGIの解説の言葉。

一番最後のトランスジェンダーについても、説明が今すぐできないので、また後再考していただければと思うが、体の性と心の性が異なる人だけを指す言葉でもない。

またクエスチョニング・クィアは性指向や性自認が定まってない人を意味するわけではない。なので、全体的に不適切・不正解な記載があるので再考いただければありがたい。

 

【議長】

確認だが、性自認、性的指向、性的マイノリティの説明は特に委員1が気になるという理解でよろしいか。他にあるか。

 

【委員1】

はい。時間がなかったので、この3単語に特化して解説を読み、説明をした。

 

【議長】

今日のこの議題は答申についてということなので用語の解説については他にあったらご指摘いただくということでよろしいか。

 

【事務局】

今日の答申には用語の解説は含まないので、市として答申をうけて、こういった資料編、そこは精査したものをつけていきたいと思うので、またご意見をいただければと思う。

 

【議長】

他の自治体がということでもあるが、ここがより進んでいるということで、独自のものであっても構わないと思われる。他にいかがか。

本来の議題2、男女共同参画基本計画の答申について、今読み上げていただいた内容、何か付け加えて欲しい項目等があれば、ここでご意見をいただきたい。

 

【委員2】

性教育については学習指導要領に無いという回答をいただいたが、令和2年6月に文部科学省から県知事、県教育委員等あてに性犯罪性暴力対策の強化の方針で通知が出ている。令和3年4月、命の安全教育の教材及び指導の手引きの作成ということで実際手引きの資料が出来ている。

今年度の4月、全国の学校において地域の実情等に応じた教育を実施することという様になっている。そう考えると、学習指導要領にはないかもしれないが、文部科学賞から通知が出ており、この4月からすることを、国の方で言っている。

資料には載せられないかもしれないが、だから学校ではなかなかできないため人権男女参画課で行ってほしいというのも違うと感じる。国からはこうした通知が出ており、資料も用意されているので学校のも負担なく教育できるのでそうしたものを使い、性教育に関しても指導をしていただけたらと思う。

 

【議長】

事務局いかがか。

 

【事務局】

命の安全教育、厚労省のホームページ教材として参考になるものが掲載されている。学校教育課でもそうした通知が出ていることは承知している。今回は人権男女参画課としての掲載だが、これをきっかけとして、各学校の現場などに広がりを見せていけるようなものにしていけたらと思っている。

また、ご意見をいただけるとありがたい。

 

【議長】

いつまでもそんな回答ではなく、載せられるようになりましたという話を聞けるようにしたいと思うが、あまり無理なこともできない。ただ、こうした動きもあるということは十分に承知してもらい、とても大事な教育になるので積極的な取り組みにしてもらうということも、口頭で申し上げられたら、お伝えしてもらいたいと思う。

他、いかがか。

 

【委員1】

委員2の意見に追加するが、私も調べてみたところ学習指導要領に載っていないことを教えてはいけないわけではない。学習指導要領に載っていないことであっても、発達段階に適しており、合意さえ取れれば教えていいというのが文科省の対応。

もちろんその関係者の合意が難しいという話もあると思うが、別に絶対に指導できないということではなく、現場に確認さえとれば載っていないことでも教えられる。また、学習指導要領の一部から解釈し、例えば(恋愛の時に)こういうことがいけないねという教え方もできるという話を、教育の専門家がおっしゃっていたということもある。

今回は難しいということについては承知したが、一方で、指導要領外で教えるというルートは残されているので、ぜひその道を探るということを進めていただければありがたい。それが効き、子どもが子どもであるがゆえに受けてしまう被害を防いだり、その傷が長期間にわたり残ることによってその後の人生が苦しくなってしまう。そうなると結局幸せな人生を送りにくくなり、そうした嫌な記憶のある甲府から出ていくことにつながりかねない。

そうしたように市民が、住みにくい街になるリスクもあるということをもう一度、今後、学校、教育委員会の方にはお伝えしていただければありがたい。

 

【議長】

やはり学校指導要領にはないと言いつつも、校長・教頭の理解があれば、外部の講師等による教育を行っているところもあるので、そうしたところが増えていくことを願う。

他、何か気がついたことがあるか。特に異議がないなら、これで議題2を終了するが、よろしいか。

 

【議長】

次は議題3その他。

事務局への確認だがここに出来上がっている第4次こうふ男女共同参画プランは今日市長に答申するため、完成版でよろしいか。

 

【事務局】

答申としては、今まで審議していただいてきたこの内容を、お渡しする。市としては、これをプランという形で、ホームページや冊子として公表していくに当たり、用語の解説や条例等を、本資料編として合体させて公表していく。

 

【議長】

第三次のこうふ男女共同参画プラン、非常にしっかりしたものがあったが、それをもとにしながらも、皆さん方からご意見いただいたように、今の時代に合わせたものに随分と変えることができたのかと思う。

本当に甲府市は先をいっているというようなプランができたのではないかと思っている。これは事務局の努力もあるので、その意味では本当に感謝する。その上で、作っても実行されなければ意味がないため、市が動いているかどうかということは、この会議お集まりの皆さんも厳しく今後もチェックしていただければと思う。

事務局か何かあるか。

 

【事務局】

甲府市男女共同参画フォーラム2023の案内。

 

【議長】

議事進行にご協力いただき感謝する。事務局に返す。

 

【事務局】

長時間のご協力感謝する。以上で、令和4年度第7回甲府市男女共同参画審議会を閉会する。

 

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〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎4階)

電話番号:055-237-5209

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