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更新日:2025年5月12日
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症状 |
特有のけいれん性の咳発作(短い咳が連続的に起こり、続いて息を吸う時に笛のような「ヒュー」という音が出る) 発熱はないか、あっても微熱程度 |
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感染経路 | 飛沫感染、接触感染 |
治療 | 薬物療法が中心となります |
百日咳は特有の咳発作を特徴とする感染症です。
どの年齢でも感染しますが、中でもワクチンの効果が弱まる10〜19歳の感染が多くなっています。
1歳未満の乳児(特に生後6か月以下)では、無呼吸発作を起こしたり、肺炎や脳炎を合併してまれに死に至ることもあります。
※2025年は3月23日までですでに2024年の数を上回っており、注意が必要です。
出典:国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所.百日咳の発生状況について,2025年4月22日。
上記のとおり、1歳未満の乳児は重症化する恐れがあるため、予防接種を受けられる月齢になったら早めに受けましょう。
現在、国内では5種混合ワクチンを計4回、受けることになっています。
対象の期間中では無料で受けることができます。
※期間を外れると有料となります。
1期初回(3回) |
生後2か月〜7歳6か月に至るまでの間 (接種を受けてから次回の接種までは27日以上あけてください) |
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1期追加(1回) |
生後2か月〜7歳6か月に至るまでの間 (初回3回目の接種を受けてから6か月以上あけてください) |
百日咳の予防接種の効果が持続する期間は、一般的に5〜10年程度と言われています。
そのため、予防接種を受けた人も、日ごろから基本的な感染対策(手洗い、マスクの着用、咳エチケット)を実施することが重要です。
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電話番号:055-237-8952
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