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更新日:2021年12月24日
東日本大震災以降、多くの家庭において節電意識の定着が進んでいますが、温暖化対策を一層推進するためには、生活そのものを地球にやさしいライフスタイルへ転換していくことが重要です。
一方、本市は国や山梨県と比較して民生家庭部門からの温室効果ガス排出量の割合が高く、2012(H24)年度の温室効果ガス排出量は、基準年比で約9%増加しています。これまでも省エネ行動の普及啓発やエネルギーの見える化を図ってきましたが、引き続き、個々のライフスタイルに合わせた無理なく無駄のない「省エネ行動」や「省エネ機器の普及促進」等の更なる普及・定着に向けて取り組むとともに、産学官民の連携・協働のもと、スマートグリッド等の地域単位でのエネルギー利用の最適化について検討するなど、地球に優しいライフスタイルへの転換を図っていきます。
また、本市では日常生活における移動手段が自動車中心であることから、エコドライブの実践や、公共交通機関を活用するなど、なるべく車を使わない低炭素型の移動(スマートムーブ)を心がけたライフスタイルへの転換を推進していきます。
取り組みの内容 |
目標 |
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省エネ行動の普及促進 |
省エネ意識の高揚、醸成及び省エネ機器等の情報の提供、発信 エネルギーの見える化による省エネ行動の実践 高効率機器や省エネ機器の普及促進 |
緑のカーテンづくりの推進 |
緑のカーテンづくりイベント等参加者数 100人/年 |
エコドライブの推進 |
エコドライブの普及促進講習会等参加者数 100人/年 |
公共交通機関の利用促進 |
甲府市公共交通体系基本構想の推進による公共交通機関の利便性の増進 |
エコ通勤優良事業所数及びこうふエコ通勤デー参加協力事業所 延べ15ヶ所〈~2030(R12)年度〉 |
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自転車による環境にやさしい移動の推進 |
レンタサイクル等の推進及び電動アシスト自転車等の普及促進 |
※エコ通勤優良事業所とは、地球温暖化問題等を解決するためにエコ通勤に積極的に取り組んでいる事業所のこと。詳しくはこちら(別サイトへリンク)をご覧ください。
東日本大震災以降、多くの家庭で節電意識の定着が進んでいますが、家庭における省エネ行動は、家族構成やライフスタイル、エネルギーの利用方法などの違いから、各家庭に合った取り組みを選択することが重要です。
甲府市では、民生家庭部門と民生業務部門(民間)からの温室効果ガスの排出割合が約43%と多く、その中でも電気の使用による排出が多くを占めていることから、節電や高効率機器等への転換などの取組が必要になってきます。
身近にできる省エネルギーの取組に関わる積極的な情報発信により、低炭素型ライフスタイル・ビジネススタイルの転換を図ります。
市民一人ひとりが、自らの生活様式(ライフスタイル)も見つめ直し、低炭素型生活への転換を図り、省資源・省エネルギーなど、環境負荷の少ない暮らしを積極的に進めます。
事業者は、製造・流通・販売等の全過程において、環境負荷の低減を目指し、省エネルギー等の各種の取組を積極的に進めます。
J-クレジット制度は、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによるCO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
本制度を活用し、事業者等への環境貢献の意識の醸成と更なる省エネの取り組みを推進します。
緑のカーテンセミナーの開催等により、家庭・事業所・公共施設における緑のカーテンづくりを推進します。
率先して市の事務・事業に伴う温室効果ガス排出量の削減に取り組みます。
主体 |
役割 |
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市民 |
高効率機器や省エネ機器などの積極的な導入 環境にやさしい商品や甲府市産農産物等の積極的な購入 マイバック、マイボトル、マイ箸等の利用促進 緑のカーテンづくりの実施 環境に配慮したライフスタイルへの転換 |
事業者 |
エネルギーの見える化等による事業所等での省エネ行動の実践 省エネ目標の設定やエコオフィス活動の徹底など、環境に配慮したビジネススタイルへの転換 事業所・工場・店舗での緑のカーテンづくりの実施 J-クレジット制度活用の可能性の検討 |
NPO |
高効率機器や省エネ機器の導入や「スマート宣言」など市民の省エネ行動の普及促進 緑のカーテンづくりに対する助言・指導 |
甲府市 |
高効率機器や省エネ機器の導入や「スマート宣言」など市民の省エネ行動の普及促進 エネルギーの見える化の推進 緑のカーテンづくりの普及促進と公共施設における緑のカーテンづくり実施 J-クレジット制度の普及促進や活用の可能性の検討 |
1人が1km移動するときの二酸化炭素排出量は、移動手段によって異なります(化石燃料を利用するマイカーで168g、バス60g、鉄道22g、徒歩・自転車0g、環境省「移動」を「エコ」にsmartmoveHP参照)。環境への負荷を考慮し、通勤・通学や買い物等の状況に応じてエコで賢い移動方法を選択することが重要です。
そのため、車を使用する際は環境負荷の軽減に配慮した運転やクリーンエネルギー自動車の活用などエコドライブの実践を推進します。
また、在来鉄道及び路線バスの利便性の向上、徒歩や自転車によって安全に移動できる道路環境の整備などに取り組み、公共交通機関の利用やエコ通勤・エコ通学など、低炭素型の移動を推進します。
エコドライブ講習会の開催やクリーンエネルギー自動車の利用など、エコドライブを推進します。
通勤・通学や買い物等にマイカーの使用を控え、公共交通機関の利用を促進します。
鉄道・バス等の公共交通機関の利便性の向上やネットワークの充実を図ります。
市街地における自転車走行空間や鉄道駅周辺の駐輪場整備など、市民が自転車を利用しやすい環境整備を推進します。
コミュニティサイクルや観光地におけるレンタサイクル等、自転車利用促進策を推進します。
高齢者や交通弱者にやさしい電動アシスト自転車・電動バイクの普及を推進します。
主体 |
役割 |
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市民 |
アイドリングストップなどのエコドライブの実践 マイカーの使用を控え、公共交通機関や自転車の利用 電動アシスト自転車・電動バイクの利用 |
事業者 |
アイドリングストップなどのエコドライブの実践 通勤時の公共交通機関、自転車の利用 |
NPO |
エコドライブ、エコ通勤等の普及啓発 |
甲府市 |
市民や事業者に対するエコドライブ、エコ通勤等の普及啓発 電動アシスト自転車・電動バイクの普及促進 甲府市公共交通体系基本構想に基づく、公共交通機関の利便性の向上 人や自転車が利用しやすい道路環境整備の推進 |
お問い合わせ
環境総室環境政策課温暖化対策係
〒400-0831 甲府市上町601番地4
電話番号:055-241-4363
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