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更新日:2019年3月11日

温暖化による影響

海面水位の上昇

気温が高くなると、海水が膨張したり氷河が解けることにより、海面が上昇します。IPCC第4次評価報告書によると、20世紀を通じて平均海面水位は17cm(12~22cm)上昇しました。また、近年になるほど水位の上昇が加速しています。1993~2003年では、年平均2.4~3.8mmのペースで海面水位が上昇しています。

グラフ:海面水位の上昇(出典:IPCC第4次評価報告書2007)

 

 

日本においては、東京都心部をはじめ、日本沿岸にある都市圏の多くが水没の危険地帯となります。画像:首都圏の水没危険地帯画像:京阪神地区の水没危険地域

(出典:CASA環境教育教材「地球温暖化」及び全国地球温暖化防止活動推進センター)

生態系の異変

気温上昇に適応できない動植物は、行き場を失い絶滅してしまう恐れがあります。IPCC第4次評価報告書では、世界平均気温が産業革命前より1.5~2.5℃以上高くなると、調査の対象となった動植物種の約20~30%で絶滅リスクが増加する可能性が高いと予測されています。生態系は、もともとある程度の環境変化には適応する能力をもっています。しかし、温暖化の影響で起きる洪水、森林火災、海洋酸性化、土地利用変化等のさまざまな要因が組み合わさると、その適応能力を超えてしまい、生息適地の変化に追いつけなくなる可能性が高いといわれています。2100年までに地球の平均気温が3~4℃上昇する場合、日本では気候帯が4~5km/年のスピードで北上するという報告があります。しかし、生態系の基礎である樹木はそれほど速くは分布域を移動させることができないため、枯れたり生育できなくなる可能性があります。

画像:気温上昇に応じた生物種の絶滅リスクの増加(出典:環境省「STOPTHE温暖化」)

食料生産量の低下

グラフ:気温上昇時の収量変化率中緯度から高緯度の地域では、地域の平均気温が1~3℃までの上昇の場合、作物によっては生産性がわずかに増加すると予測されています。しかし、低緯度地域、特に乾季のある熱帯地域では、地域の気温がわずかに上昇(1~2℃)するだけでも、作物の生産性が減少し、これにより、飢餓のリスクが増えると予測されています。世界全体でみると、地域の平均気温が3℃を超えて上昇すると、潜在的食料生産量は低下すると予測されています。(出典:環境省「STOPTHE温暖化」)

 

 

 

 

 

地球の年平均気温が上昇する程度が大きくなった場合に予測される事態として、地球規模での食料供給の遅れなどに伴う食糧価格の値上がりがあります。オーストラリアでは、2006年の大干ばつで小麦の生産量が前年と比較して約60%減少しました。輸出量も約3分の2に減少し、輸出価格も上昇したため、輸入小麦の約2割をオーストラリアに頼っている日本にも、大きな影響がありました。(出典:環境省「STOPTHE温暖化」)

グラフ:オーストラリア小麦の生産量・輸出量と輸出価格の推移

近年、小麦、とうもろこし等の穀物価格は、干ばつに限らず、食料需要の増大、バイオ燃料の原料としての需要増大、投機資金の流入など、さまざまな理由によって国際的に値上がりする傾向にあります。日本でも、こうした動きに対応して、政府の小麦売渡価格が値上げされ、小麦粉を原料とした食品小売価格が値上がりするという年もありました。

自然災害の増加

写真:ハリケーン「カトリーナ」による被害の様子世界各地で、強い台風・ハリケーン・サイクロンや集中豪雨、干ばつ、熱波などの異常気象による災害が頻繁に発生しています。2005年8月にアメリカ南部をおそったハリケーン・カトリーナは、死者1300人以上、米国内の損害額は約14兆6000億円に達するとされています。特にルイジアナ州ニューオーリンズは市内の陸地の約8割が水没したといわれています。

個々の異常気象が温暖化のせいとはいえませんが、温室効果ガスの増加によって極端な気象現象の増加がもたらされた可能性が指摘されています。

お問い合わせ

環境総室環境保全課温暖化対策係

〒400-0831 甲府市上町601番地4

電話番号:055-241-4312

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