ホーム > 「住」の省エネ
ここから本文です。
更新日:2025年3月10日
家庭での省エネルギー効果を考えるときに、あまり認識されていないのが「住宅の省エネ性能」です。家庭で消費されるエネルギーの用途別の割合では、給湯が約30%、冷暖房が約25%で、温熱に関連するエネルギー消費が多くを占めていることがわかります。そのため、家庭で消費されるエネルギーを削減するためには、この給湯、冷暖房を効率的に利用することが重要となります。(出典:資源エネルギー庁「エネルギー白書2011」)
右グラフは、断熱の有無による暖房効果の差を表わしています。断熱性能が十分な住宅は、部屋が「暖まりやすく」「冷えにくく」なります。冬に快適室温(20℃)を確保するまでの所要時間が、「断熱してある部屋」では25分なのに、「断熱してない部屋」では、その4倍の100分もかかるというデータがあります。(出典:建材試験センター)
住宅の省エネがあまり認識されていない理由として、住宅の基本性能である断熱・気密・換気性能などは、新築時や大規模リフォーム以外では、その性能を確保することが難しいことが挙げられます。
住宅の省エネの中で、手軽に取り組めて効果も大きいのが、「窓の断熱」です。図はそれぞれ、「夏の冷房時に外から熱が入ってくる割合」と「冬の暖房時に外に熱が逃げる割合」の例です。どちらの季節も熱の出入りの多くが窓からとなっています。(出典:(財)省エネルギーセンター「かしこいリフォームガイド」)
窓の断熱以外では、戸建・マンションそれぞれの場合において以下のような省エネリフォームがあります。
(出典:東京都都市整備局「住宅の省エネリフォームガイドブック」)
(出典:東京都都市整備局「住宅の省エネリフォームガイドブック」)
※屋根や壁に穴をあける等の措置をする場合には、雨漏りやその他住宅に対する悪影響がないか、しっかりと業者に確認を行いましょう。
お問い合わせ
環境総室環境政策課温暖化対策係
〒400-0831 甲府市上町601番地4
電話番号:055-241-4363
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください