更新日:2025年3月31日
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令和3年8月、全国中学校体操競技選手権大会で種目別鉄棒で第2位となり、中学校卒業後は、岡山県の関西高校へ進学した、山寺健太くん。高校卒業を節目に応援期間が終了となります。3月に高校を卒業し、4月から東京の大学へ進学する山寺くんに、高校生活の思い出や、新生活への期待、新たに挑戦したことなどをインタビューしました。
2024年は、あっという間に過ぎてしまった1年間でした。
試合には全部出場させてもらい、仲間と協力しあいながら、どうやって戦うかということを一緒に考えることが楽しく、いい経験が出来ました。
高校生活の思い出は、生活面では、寮生活がとても大変だったことです。一部屋5人くらいで生活し、掃除、洗濯、炊事をすべて自分たちでしなければならず、そこは大変でしたが、みんなで協力して乗り越えました。中学校の時は母にしてもらっていたので、寮生活をしてみて、母には本当に感謝していて、母のありがたみを感じた高校生活でした。最初はホームシックもありましたが、周りのみんなと徐々に打ち解けられ、今では、新幹線で富士山を見たり、甲府駅に着いたとき、帰ってきたなという感じがしています。
体操面では、強い先輩方の演技を見て、圧倒され、本当にすごいなと感じるばかりでしたが、先輩と仲良く過ごせたことも、とてもいい経験になり、またいい刺激にもなりました。体操部の部員数は、中学校の時に比べてとても多くなりましたが、大人数での練習も、また、男子校ということでも、中学校とはまた違った雰囲気で、楽しかったです。
印象に残った試合は、高校2年生の時に、全日本ジュニア体操競技選手権大会で団体3位に入賞でき、全日本体操競技選手権大会の団体の試合に出場できたことです。シニアで有名な選手もたくさんいたので、最初はとても緊張しましたが、出場できたことがとてもいい経験になりました。
高校3年生になったばかりのころ、体育館や器具などが新しくなる環境でやりたいと思い、最終的には秋頃に東京の大学への進学を決めました。勉強面では大変かもしれませんが、両立しながら頑張ろうと思います。すでに何度か大学で練習していて、楽しい雰囲気だったので4月からが楽しみです。
体操面では、強い選手がたくさんいて、また人数もさらに多くなりますが、メンバーに入れるように頑張ろうと思います。また、同期とはしっかり協力して、みんなで強くなり、試合に出られるように頑張りたいです。先輩とも体操が強くなるための話をたくさんして、自分の考えもしっかり持ち、強くなりたいです。
個人戦は、自分のことを思いっきりやれるという点で、とても楽しいですが、団体戦で頑張りたいという気持ちが強いです。団体戦は、みんなで戦うので、一人の点数が落ちるとみんな負けてしまうという中で、お互いの信頼関係がとても大切で、「みんなで勝つ、種目は違いますが、みんなの気持ちを背負って頑張る」という強い気持ちが大事になります。なので、大学でも練習を頑張り、みんなでと強い気持ちを持って、団体戦に臨みたいと考えています。
生活面では、大学に入っても家事は自分たちでやりますが、高校で一度経験しているので、そこまで苦労はしないのではと思っています。また、オフの日は自分の時間として、ゆっくり過ごしたいと思います。
新しい技を増やし、演技内に入れていきたいです。とても大変なことですが、いろいろな技に挑戦していきたいです。いろいろな技に挑戦することで、自分に合う技、向いている技を見つけ、それを演技に組み入れることで、演技に安定感が出ます。なので、新しい技を見つけていい演技ができることにつなげていき、試合に出られるように頑張りたいです。そのためには、基礎をしっかり行い、技につなげていくことが大切だと考えています。基礎ができていないと技も変わってきてしまい、演技中に落ちてしまうこともあるので、基礎をしっかり頑張って行きたいです。
大切にしている言葉は、中学卒業インタビューの時にも答えましたが、中学校の担任の言葉で、「終わりよければすべてよし」です。いろいろな試合が終わったときにふと思います。きっと今後もこの言葉を試合後や試合前に気持ちを落ち着かせるときなど、思い出すと思います。
今年の2月に海外で小さい子どもに教える機会があったのですが、英語は大変でしたがとてもいい経験になり、小さい子たちの成長する姿をみて、将来そういうことをしていきたいなと思うようになりました。
もともと、高校の時に、海外の子どもたちが合宿に来た際に教える機会があり、そこで「通じる楽しさ」に気づき、海外で教えてみたいなと思いました。海外の子は体つきがよく、力があるので、教えたことがすぐできるようになるところは、日本の子とは違うなと感じました。
高校3年間、関西高校で本当に良かったなと思っています。
基礎がみっちりできたことや、先生方がとても良い方で、試合の流れなどの管理もしっかりしてもらえたことにとても感謝しています。
最初はホームシックなどありましたが、ハード面やソフト面ともに、環境がとてもよく、いい人にも恵まれ、関西高校で成長できたと感じています。
城南中学3年生のときに次世代甲府大使となった山寺さん。岡山県の関西高校での3年間を経て、4月からは東京の大学の体操部に所属し、次のステージに進みます。
次世代甲府大使としての応援期間は終了となりますが、甲府市は山寺健太さんのさらなる活躍を引き続き応援しています!
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