更新日:2023年3月10日
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令和元年8月に開催された全国中学校体育大会において、種目別平均台で3位となり、次世代甲府大使としてこれまでその活躍を応援してきた竹澤薫子さん。高校卒業を節目に応援期間が終了となります。3月に高校を卒業した竹澤さんに、練習拠点である山梨ジュニア体操クラブでインタビューしました!
両親や姉も体操をしていたこともあり、2歳頃から自然に体操クラブに通い始めました。
今までは技ができることが楽しかったけれど、最近は自分が怖いと思うことを克服できるときが楽しいです。
ずっと昔からやっている技も定期的に怖くなることがあるんです。それができないのは悔しいんですけど、できないとか怖いっていう時間も楽しくて。その時間が割と好きです。
ひねるのが怖いとか、手が離せないとか、手が付けないってときなんですけど。練習している最中は怖いと思っていても、家に帰って練習を振り返ってみると、やっぱり楽しいなあって思います。
気持ちの波が激しい1年だったなと思います。
去年の3月頃は本当に体操を辞めたくて、絶対高校で辞めてやるとか思ってたんですが、5,6月頃からまだやろうかなと思い始めて。それほど悪い成績とかは取っていないんですけど、10月になって、来年も頑張っちゃおとか思ったり。そう考えると1年の中で、自分の体操に対する気持ちが大きく変わりました。
体操に関して言えば、キャプテンを務めたことで成長させてもらった部分が大きかったと思います。自分ができていないことを後輩に対して言えないなと思うようになったり、試合中も自分のことばかりでなく、周りに気を配れるようになりました。
学校生活に関していえば、友だちと上手くいっていなかった時期もありましたが、学校と体操クラブっていう居場所が2つあることで、切り替えができることで救われたりもしました。どちらにいるときも本当の自分であることに変わりはないんですが、ホッとできる場所があるのは幸せです。
2年間は体操クラブで続けるつもりでいて、再来年に受験をして、体操以外の道に進もうかなと。体操クラブのみんなと一緒に、全日本体操団体選手権に出場して引退できたらいいなと考えています。
全国には強い選手が大勢いるので簡単ではないですが、みんなと一緒に頑張りたいと思います。
体操とはまったく関係がないのですが、ベースを始めたいです。
元々指の皮が厚いのでいけるかなと。
1回は日本代表として試合に出たいなという目標があります。
4月にある全日本で予選通過して、NHK杯で上位に入ることができれば、呼んでいただけるという感じです。
最近練習中によく考えるのは、安崇先生(※注)が言っていた「1ミリの努力」という言葉です。
毎日1ミリの努力をする。昨日よりちょっと頑張ったとか。
※注:竹澤薫子さんの恩師である故・伊東安崇先生のこと。
昨年のNHK杯では緊張はしなかったですね。悪いところからのスタートだったのもあって。いい順位につけていると緊張します。
調子がいいとできるラインと、緊張していてもできるラインがあって、日々練習をしていると、いつでもできるというラインがあがると思っています。
城南中学3年生のときに次世代甲府大使となった竹澤さん。甲斐清和高校での3年間を経て、4月からは山梨ジュニア体操クラブ所属選手として次のステージに進みます。次世代甲府大使としての応援期間は終了となりますが、甲府市は竹澤薫子さんのさらなる活躍を引き続き応援しています!
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