ホーム > 市政情報 > 広報 > 広報オリジナルコンテンツ > いきいきライフ > 文化財めぐり甲府のお宝み~つけた! > 武田氏館跡
更新日:2024年4月12日
ここから本文です。
国史跡である武田氏館跡は、永正16年(1519)に武田信虎が築いた武田氏の本拠で、一般には「躑躅が崎館」(つつじがさきのやかた)の呼び名で親しまれています。大正8年(1919)に武田神社が創建された場所は、信虎、信玄、勝頼の武田氏三代が居住し、政務を執り行った館の中心でした。
その西隣には天文20年(1551)に信玄の嫡男である義信の館として築かれた西曲輪があり、北側には食糧庫とされる味噌曲輪や大井夫人の隠居所と伝わる御隠居曲輪などの関連施設があり、それらは館の中心を囲むように並んでいます。
武田氏館は、勝頼が新府城へ移転する際に一時破却されましたが、武田氏滅亡後に甲斐国の統治拠点として織田・徳川・豊臣氏の家臣団によって再利用されました。
天守台の高石垣などは、その時代に築かれた構造物であるため、甲府城築城が一応の完成を見るまで使用されたと考えられます。
お問い合わせ
生涯学習室歴史文化財課文化財活用係
〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎9階)
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください