更新日:2023年1月12日

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御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)

甲府駅から北へ車を走らせること約20分。昇仙峡グリーンラインのトンネルをいくつか過ぎると突然、左手に切り立った大きな白い岩肌とマツやモミジ、ツツジなどの樹木が織りなす見事な景観が広がってきます。「日本一の渓谷美」で知られる御岳昇仙峡です。市街地からこれほど近くに中国の山水画を想わせる自然の造形美が存在することにまず驚かされます。 

 

荒川の流れに長い年月をかけ削られながら清流に佇(たたず)む奇岩・怪岩の数々、谷底から180mの一枚岩がそびえ立つ覚円峰、江戸時代の終わりに重畳する岩石を開削し道を通した石門、花崗岩の裂け目にかかり30mの高さから勇壮に流れ落ちる仙娥滝(せんがたき)と、約4kmにおよぶ遊歩道は見所満載です。
今から150年ほど昔、猪狩村(現在の猪狩町)に住んでいた長田円右衛門たちが近くの30か所の村々の協力を得て御岳新道を開通させて以来、四季折々の顔を見せながら人びとを魅了している昇仙峡。甲府市が誇る国の特別名勝です。

  • 区分…国指定特別名勝
  • 指定日…昭和28年3月31日
  • 場所…甲府市平瀬町・高成町・猪狩町、甲斐市

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