更新日:2019年12月23日

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天津司舞(てんづしのまい)

小瀬町に伝わる「天津司舞」は、日本最古の人形芝居とも言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
小瀬町の天津司神社から下鍛冶屋町の鈴宮諏訪神社までの約1kmの御成道(おなりみち)を、赤布で顔を覆った9体の神像(等身大の人形)が御幸します。

御成道を御幸する赤布で顔を覆った9体の神像の様子

鈴宮諏訪神社に着くと御船囲(おふねがこい)と呼ばれる幕内で、笛と太鼓の囃子に合わせ、御編木様、御太鼓様、御笛様、御鼓様の各御神体が田楽舞(でんがくまい)を行い、鳥帽子(えぼし)姿の御鹿島(おかしま)様が、お狂いの舞の演出で木製の小太刀を見物人の中へ投げると祭りはクライマックスを迎え、さらに姫様・鬼様の舞が続きます。この舞は神々の水上での舞を再現したものと言われています。

姫様の舞の様子鬼様の舞の様子

田楽舞は中世(室町時代)から流行しましたが、人形に演じさせる舞は全国的にも珍しい神事です。
地元では天津司を「デッツクサン」と呼び、「御船祭り」とも言われています。祭りの起源はわかりませんが、「昔、小瀬の里がまだ開かれないころ、十二神が天から下り舞楽を奏したが、その後二神は天に帰り、一神は西油川村の古井戸に没し、残る九神が舞楽を奏し続けて、小瀬の里が開かれた。役人がこの神を模して神像を作り、これが舞楽の始まり」との伝承があります。
明治時代以前は旧暦の7月19日に小瀬村の17戸によって行われていましたが、水害などにより数回変更されています。現在は「天津司舞保存会」によって継承され、毎年4月10日直前の日曜日の正午ごろから行われます。

  • 区分…国指定重要無形民俗文化財
  • 指定日…昭和51年3月26日
  • 場所…小瀬町

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