更新日:2023年3月23日
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令和3年3月23日(火曜日)午前10時~
4階大会議室
おはようございます。
本日は、お忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。
それでは、本日の発表項目、3項目につきまして、お話をさせていただきます。
1つ目は、新型コロナウイルスワクチン接種についてであります。
本市では、公民館や体育館等で行う集団接種と、身近なかかりつけ医等で行う個別接種を組み合わせましてワクチン接種を進めることとしております。
現時点におきましては、集団接種の会場として、市内6か所の公民館をはじめ、旧相生小学校の体育館や悠遊館など、10か所程度の施設を想定しております。
ワクチンの供給状況等を見極めながら使用する施設の選定や、その他の施設の追加など柔軟に対応してまいりたいと考えております。
個別接種につきましては、約70か所の「かかりつけ医」と山梨県厚生連健康管理センターにご協力をいただけることとなっております。
具体的な接種方法について協議を進めているところであります。
また、保健所へのコールセンターの開設やディープフリーザーの設置をはじめ、接種者の情報や予約受付の管理システムの構築のほか、高齢者の方の接種券も納品されるなど、ワクチンの供給スケジュールには依然として不確定な要素もありますけれども、接種に向けた準備は順調に進んでいるところであります。
このような状況の中で、4月から始まる高齢者の方への優先接種に関して、本市における対応を、ご説明させていただきます。
お手元の「資料の1」をご覧いただきたいと思います。
まず、「集団接種シミュレーション」についてであります。
本市では、3月28日(日)の午後2時から、旧相生小学校の体育館を会場といたしまして、医師会や薬剤師会のほか、シミックホールディングス(株)などの関係者の皆様をはじめ、地元の相生地区の皆様方にもご参加をいただく中で、集団接種のシミュレーションを実施いたします。
当日は、予診から接種、接種後の健康観察や副反応発生時の救護体制といった一連の流れを確認してまいりますが、特に、予診医師4名のうち、相談対応を専門に担当する医師1名を配置することによる予診から接種までの時間短縮や、シミックホールディングス(株)の接種者管理システムの運用による接種者情報の登録及び管理業務の効率化の効果を検証してみたいと考えております。
次に、「集団接種形式のモデル接種」についてであります。
本市は、山梨県から、モデル接種市町村として指定され、4月5日の週に、約500人の方が2回接種できる量のワクチンが配分されることとなっております。
そこで、医師会とも協議する中で、その約500人分のワクチンを使用して、4月17日(土)からモデル接種を実施することといたしました。
接種会場につきましては、初めて実施するワクチン接種でありますので、保健所に隣接する「旧相生小学校の体育館」といたします。
また、接種対象者につきましては、モデル接種会場である旧相生小学校体育館を主な接種会場として使用することが予想されます相生地区の高齢者の方を対象といたします。
相生地区の高齢者の方は、3月1日現在で約1,100人おりますが、この方々には3月29日(月)に接種券を郵送し、4月5日(月)から、保健所のコールセンターにおいて申し込み順で予約を開始してまいります。
次に、「高齢者施設の入所者・従事者の接種」についてであります。
本市では、県の方針も踏まえながら、高齢者の重度化防止とクラスターの発生抑制等の観点から、4月19日の週に県から配分されるワクチンを使用して、モデル接種に続いて高齢者施設の入所者などへの接種を実施してまいります。
対象施設などにつきましては、介護度が高く、重症化リスクの高い方が入所されている、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの34施設を優先し、
その施設の入所者だけでなく、施設外からの感染を防止する観点から施設の従事者も併せて接種を実施してまいります。
今後、対象施設の接種体制をはじめ、入所者や従事者の接種に対する意向確認などを行う中で、4月下旬に対象者に接種券を発送し、5月中旬から、順次、施設の嘱託医師などにより施設内での接種が開始することができるよう調整を進めてまいります。
なお、その他の65歳以上の高齢者の方につきましては、5月以降、ワクチンの供給量が徐々に上積みされ、6月末までに全ての高齢者に2回分が配布できる量が供給される見込みであることを念頭に、まずは、4月26日の週に国から供給される予定のワクチンを使用して、4月下旬以降からの接種券の発送、5月中旬以降からの接種開始を考えておりますが、今後のワクチンの供給量などを見極めながら、改めて接種券の発送と接種時期を決定してまいりたいと考えております。
高齢者の方に対するワクチン接種の概要については以上でございますが、引き続き、市民の皆様方が安心して接種に臨んでいただけるよう的確でタイムリーな情報発信に努めるとともに、医師会や自治会連合会など関係する皆様方と緊密に連携する中で、円滑なワクチン接種を実現してまいりたいと考えております。
2つ目でございます。
令和3年3月甲府市議会定例会提出案件についてであります。
今回の3月補正予算の規模としましては、減額補正等を除いた、一般会計補正予算(第16号)と地方卸売市場事業会計補正予算(第4号)、病院事業会計補正予算(第7号)の合計で、17億7,881万4千円であり、このうち、「甲府市新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第9弾」に関連する事業費につきましては、14億612万1千円であります。
未だ終息の見込めない新型コロナウイルス感染症に対しまして、本市では、市民の皆様の健康と暮らしを守るため、また、落ち込んだ地域経済の回復を図るため、昨年の3月からこの一年間で、第1弾から第8弾まで、102項目の緊急対応策を講じ、見えない敵との戦いに職員一丸となって、力を尽くしてまいりました。
一昨日(21日)、首都圏において、緊急事態宣言が解除されたものの、感染者の減少ペースが鈍化している傾向が窺える中、市民の皆様、そして本市の地域経済を支えている事業者の皆様も、いまだ大きな不安を抱えていらっしゃることと思いますので、これ以上感染を拡大させず、第4波を防ぐためには、引き続き皆様のご協力が必要であります。
「コロナ疲れ」とも言われておりますが、改めて、3密の回避、マスクの着用、手洗い・うがいの励行など、「新たな日常」として定着してまいりました感染予防を、徹底していただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
本市といたしましては、感染拡大の防止や市民生活の安定、経済活動の活性化を図る中で、市民の皆様が平穏に日常生活を送ることができるよう、切れ目なく支援を行っていくため、今回、第9弾となる緊急対応策を講じてまいります。
お手元の「資料の2」の1ページをご覧ください。
まず、1つ目の柱であります「感染拡大の防止と対策機能の強化」につきましては、4つの取組を進めてまいります。
1つ目の「新型コロナウイルス感染症にかかるワクチンの接種」につきましては、さきほど、ご説明した「ワクチン接種」につきまして、安全に円滑かつ着実に実施するものであります。
2つ目の「児童福祉施設等への感染防止対策の補助」につきましては、保育所などの児童福祉施設等で使用するマスクや、施設内を消毒するための消毒液などの感染防止物品の購入費用や、施設職員が、施設内の消毒などの感染防止を講じるために要する手当など、感染症対策を行うために必要な経費等に対して補助するものであります。
2ページをご覧ください。
3つ目であります「感染対策物品の購入」につきましては、庁舎や公民館などの公共施設において、必要な手指消毒アルコールなどの感染対策物品を購入し、感染対策を万全にする中で、次なる感染の波に備えていくものであります。
4つ目の「市立甲府病院における感染対策の強化と診療体制の確保」につきましては、空気清浄機やサーモカメラなどの感染対策物品や医療消耗品等を購入し、院内における感染対策の強化に努めるとともに、更なる診療体制の確保を図るものであります。
次に、2つ目の柱であります「市民生活への影響の抑制」につきましては、12の取組を行ってまいります。
1つ目の「行政手続きガイドサービスの導入」につきましては、転入・転出・結婚・出生などのライフイベントに関する手続きについて、Web上で簡単な質問に回答するだけで、申請場所や手続きの内容、持ち物などが簡単に確認できるWebサービスを導入し、庁内の滞在時間の短縮を図り、感染リスクを低減させるとともに、手続きがスムーズに行えるようにするものであります。
2つ目の「妊産婦に寄り添った総合的な支援の実施」につきましては、新型コロナウイルスに感染した妊産婦さんへの訪問等による支援や、妊婦さんの出産前の不安を解消するためのPCR検査の実施などの支援を継続的に実施していくものであります。
3つ目の「甲府商業高校修学旅行キャンセル代の助成」につきましては、感染拡大により、残念ながら中止となりました甲府商業高校の修学旅行のキャンセル代について、保護者の方々の負担を軽減するため、本市が負担をするものであります。
4つ目の「甲府商業高校におけるICT学習環境の整備」につきましては、生徒に貸与するためのパソコンやモバイルルーターの整備を行うものであります。
5つ目の「特定不妊治療の助成の拡充」につきましては、高額である特定不妊治療について、所得制限の撤廃や助成額の増額、助成回数を1子ごと6回までとするなど経済的負担の軽減を図り、新型コロナウイルス感染症に伴う所得の急変や不妊治療の延期などにより、子どもを持つことを諦めないよう支援するものであります。
6つ目の「感染防止を図るための施設改修」につきましては、総合市民会館や緑が丘スポーツ公園等の公共施設における感染対策の強化を図るため、空調設備の改修工事などを行うものであります。
7つ目の「小中学校等における感染症対策等の実施」につきましては、学校内における感染対策物品の購入や、オンライン学習等に対する教職員のスキルアップ研修を実施することにより、児童生徒の学習環境の向上を図るものであります。
8つ目の「学校給食における食材購入済み経費の補助」につきましては、感染者の発生による小中学校の臨時休業に伴い、キャンセルできなかった発注済みの食材に係る経費を学校給食会へ補助するものであります。
9つ目の「聴覚障がい者への遠隔手話サービスの提供」につきましては、聴覚障がいをお持ちの方が、コロナ禍での相談や、災害などの緊急時にも意思疎通ができるよう、タブレット端末を整備し、離れた場所から手話サービスを提供できるようにするものであります。
10項目目の「農協が行う空調設備整備に対する支援」につきましては、感染対策として中道南共選所が設置するスポットクーラーに要する経費を補助するものであります。
11項目目の「小児救急医療事業の事業継続」につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、初期救急の患者数が減少し、医療収益が減収となった場合でも、安定的に運営出来るよう、令和3年度も必要な経費を負担することで、事業の継続を支援するものであります。
12項目目の「女性の快適な暮らしを守るための衛生用品の配布」につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経済的な理由で生理用品を買うことができず、日常生活に支障が出ている女性のために、防災備蓄している生理用品のほか、アルファ米、ライスクッキーを配布するものであります。
次に、3つ目の柱であります「経済活動の不安の縮小化」につきましては、4つの取組を進めてまいります。
1つ目の「がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金」につきましては、県の「やまなしグリーン・ゾーン認証」の取得を促進し、市内飲食店、宿泊施設などの衛生対策の継続による事業継続を支援するため、認証施設に5万円の応援金を支給し、流通過程での安定した地域経済の循環につなげていくものであります。
2つ目の「がんばろう甲府!デリバリー応援金」につきましては、市内飲食店における飲食宅配サービス導入に係る経費を上限10万円の範囲で補助し、事業者の業態転換と事業継続を支援する中で、販路の拡大による経済の活性化を図っていくものであります。
3つ目の「甲府市地方卸売市場事業者応援給付金」につきましては、市民の皆様への安定的な食の供給を図るため、地方卸売市場の卸売業者に50万円、仲卸業者に25万円の応援給付金を支給し、経営基盤の維持と事業の継続を支援することで、消費者と生産者との「需要と供給」のバランスを維持していくものであります。
4つ目の「市内テレワーク施設の利用促進」につきましては、感染症拡大により地方への関心が高まっているこの機に、本市の魅力を活かした市内民間テレワーク施設を、積極的にプロモーションすることで、施設の利用者の増加を図り、本市への新しい「ひとの流れ」を創出し、新たなビジネスの創出や企業の進出につなげるものであります。
次の、「その他の取組」につきましては、これまで行ってきた2つの取組を継続し、推進してまいります。
1つ目の「Web会議の環境整備」につきましては、令和3年度においても職員の感染リスクを低減させながら、各種会議、打ち合わせなどを着実に行えるよう、Web会議の実施に必要な環境を整えるものであります。
2つ目の「特別職給料の減額」につきましては、私をはじめとする特別職の給料を昨年5月から10%減額してまいりましたが、このコロナ禍の影響を鑑みまして、さらに本年9月までの6か月間、延長するものであります。
以上が、「緊急対応策第9弾」の概要でございます。
次に、「緊急対応策第9弾」以外のコロナ関連事業費についてであります。
お手元の「資料の3」3ページ以降をご覧ください。
第7弾でお示しした、児童館の空調機入れ替えの追加に係る経費として、第3款民生費の13番「児童館等運営費」のうち、813万円、また、第1弾でお示しした山梨県の制度融資であります「経済変動対策融資」における信用保証料の補助に係る経費として、第7款商工費の34番融資対策事業費の2億46万6千円であります。
次に、各款にまたがりますが、第3款民生費の10番福祉センター費、第10款教育費の52番総合市民会館管理運営費などにつきましては、休館指示を出した施設の期間中の指定管理料併せて、900万7千円を、増額補正するものであります。
コロナ関連以外の事業費につきましては、代替バス委託料不足分の増額として、第2款総務費の6番「バス利用促進対策事業費」の、570万3千円、
次に、善誘館小学校の校庭整備に係る、第10款教育費の40番「学校営繕費」の8,432万円と小中学校のトイレ改修に係る第10款教育費の42番「小学校老朽化リニューアル事業費」の1,787万円、同じく47番「中学校老朽化リニューアル事業費」の4,169万7千円は、防災・減災、国土強靭化など安全・安心の確保としてそれぞれ、増額するものです。
今後におきましても、感染拡大に伴う市民の皆様への影響を注意深く見極め、ワクチン接種をはじめとする感染拡大の防止に資する対策を着実に実施するとともに、「新たな日常」の構築に向けまして、「新しい生活様式」を取り入れた事業活動に対して支援をするなど、経済対策を適切に行い、市民の皆様の健康で安全な暮らしと地域経済を守ることを基本に、適時・的確な対応策を講じてまいります。
3つ目は、厚生労働省職員の採用(割愛)についてであります。
「資料の4」をご覧ください。
この度、厚生労働省から職員を1名派遣していただき、4月1日付けで「福祉保健部」の「健康支援室長」として採用いたします。
国の機関からの一般職の採用は、本市として初めてであります。
「健康支援室長」として採用するのは、現在、厚生労働省医政局に在籍されている千田崇史(ちだたかし)さんであります。
本市では、市民と地域、行政が一体となって健康づくりに取り組む「健康都市」の実現を目指しているところであり、千田さんには、厚生労働省で培われた豊かな経験と知識、また国の施策を担う高度な専門性と見識を存分に発揮していただき、来年度開始する健康ポイント事業などの各種事業展開による、市民の健康政策推進にご尽力をいただきたいと考えているところであります。
本日の発表は以上でございます。
(記者)
ワクチン接種についてお伺いしたいんですが、4月1日から、最初の500人分のワクチンの接種対象者を相生地区に、決められたということですが、改めて、限られた数の接種を、1,100人という地区の方々を対象としたということの理由と、申し込み順というふうなやり方に決められた、方針というか、ねらいというか、そうせざるをえなかった理由というところをお願いします。
(市長)
なるべく多くの方々に、市民の皆さんに、住民の皆さんにワクチン接種をお願いしていく。その第1弾ということでありますけれども、500人分ということで、県から、甲斐市、南アルプス市と、そして甲府市ということで設定をされました。感染症対策の核となっております、保健所が相生地区に、旧相生小学校に設置をされまして、保健所設置の時から相生地区の皆様方には、健康の拠点、健康支援センターをそこに開設をしておりますというお話もさせていただいてるところでもあります。500人という数を決めるということにあたってですね、いろいろなことを、意見を交わす中で決めてきましたけれども、一番近く、保健所にディープフリーザーも設置をしてありますし、そこで、始めていこうということでですね、決定をさしていただき、自治会連合会の皆さん、あるいは各地域のそれぞれの団体の皆さん等にもですね、お話をさせていただいたところ、ご快諾をいただいたということでございまして、そこから進めていこうというふうに考えたところであり、決定したところであります。以上です。
(記者)
このたくさんの方がワクチン接種をしたいと思っている中で、今回対象に外れてしまった方もいらっしゃると思うんですけれど、そういった多くの市民の方に対して、今後どのように臨んで欲しいかとか、説明されたい内容をお願いします。
(市長)
コロナウイルス収束への希望の光だというふうに思っております。副反応等ですね、心配される方もいらっしゃいます。あるいは、ワクチンの供給が、本当にスムーズに、将来にわたってですね、スケジュールが組まれてるわけでもありませんので、そういったところは、不安材料ですね。先ほど申し上げましたように、テレビチャンネルを使っての告知や、もちろん、市の様々な媒体を使っての周知、広報活動をしていく中でですね、なるべく多くの皆さんに接種をしていただこうというふうに思ってるところでもあります。
(記者)
続けてなんですけど今のところで、例えばさっきの500人という限定されてる中で1,100人に郵送してるってことで、これは申し込み順っていうのは、いわゆる先着順で、そうすると、どういうふうに考えたらいいのかとか、この先着っていうのは電話で受け付けた順からっていうことになるんでしょうか。コールセンターとの役割というか、順番とかっていうのはどう整理されるのでしょうか。
(福祉保健部長)
予約の方法でございますけれども、1,100人の対象者の方には、先ほど市長が申された通り、3月29日に接種券をお配りをさせていただきます。その方々には、接種券が届いた後、保健所に設置をしてありますコールセンターに、予約をしていただくわけでございますけれども、本番を想定しながらでございまして、早いもの順ではないんですけれども、1,100人の中から、500人を申し込み順に、どんどん4月17日、4月18日、22日と、予約を埋めていっていただくというような、そんな予約の方法をとらせていただこうかというふうに考えております。
(記者)
電話が殺到したり、電話が繋がらないとかね。そういうことになるわけですよね。
(福祉保健部長)
当然、コールセンターに電話が集中することは想定をしております。なので、コールセンターでは、何人いればいいのかっていう話もありますけれども。今のところ10人体制で、混乱を招かないように受け付けをしていこうというふうに考えていると同時に、電話だけではなく、先ほど資料の方にも記載をさせていただいておりますが、インターネットを活用いただける方については、インターネットの方からご予約をいただきたいというふうに考えております。なお、電話とインターネットについては連動して、混乱を招かないようなシステムになっておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
(記者)
コールセンターで受け付ける日時っていうのはわかっていますか。
(福祉保健部長)
先ほどご説明申し上げたかと思いますけれども、資料のモデル接種のところの接種の予約受付期間というところに、記載があります通り、1回目は、4月5日から4月20日まで、予約を受付させていただいていくというようなことを考えております。
(記者)
わかりました。これ、1,100人の中でどれぐらいの方が、申し込まれるだろうという想定なんでしょうか。
(福祉保健部長)
500人の枠なので、そういうところは500人の方がご予約いただけるものと考えております。
(記者)
いや、1,100人の方で、最初にコールセンターなりインターネットに、接続して、申し込みをされる方がどれぐらいいそうだって予想なんでしょうか。
(福祉保健部長)
その想定は現時点ではしておりません。できるだけ多くの方にご予約いただきたいと思っておりますけれども、ワクチンの供給が500人分でございますので、混乱を招かないように、500人の方にご予約をいただいて、円滑に接種をいただこうというふうに考えております。
(記者)
混乱を招かないようにってことなんですけど、1,100人が全員ですね、仮に申し込んできたら、それは混乱するってことになるんじゃないでしょうか。
(市長)
先ほどちょっと、前の方の質問にお答えさしていただきましたけれども、そういったことをですね、自治会連合会をはじめ、各自治会、あるいは地域の団体の皆様方にはご説明をさせていただきながらですね、やっていくということと、初めにやるモデル接種の対象として、ご理解いただけたということでありましてですね、できる限りこんな混乱を招かないように、スムーズにやっていきたいということで、28日のシミュレーションにも、地元の住民の方々にも来ていただいて見ていただくということで、できる限り混乱を招かないようにやっていきたいと、このモデル接種から、スタートするわけでありましてですね、そのことをご理解をいただき、地元の皆さんにもシミュレーションも入っていただいて見ていただくと。そこでまた出てきた課題についてはしっかりと、解決をして、1人でも多くの方々に申し込んでいただいて、どのくらいの申し込みがあったかということも、今後の非常に重要な要素になると思いますので、そういったものを積み重ねていき、なるべく多くの方々に、市民の皆さんに接種していただけるように、努力して取り組んでいきたいということであります。
(記者)
確かにモデルだから、いろんな課題を洗いだすという意味では、あえてね、どれぐらいの方が先着順方式によって、殺到するのかしないのかっていうそれを検討するって意味もあるのかもしれないんで、一概に否定はしないんですけれども。例えばその年齢で区切るっていうやり方もあるような感じはするんですけどどうなんでしょうか。
(福祉保健部長)
いろいろなやり方があろうかと思います。全国の自治体でも様々でございまして、統一的な仕様で実施をしているわけではございません。年齢で区切るという考え方もあろうかと思いますけれども、本市では、年齢で区切ることなく、先ほど市長からご説明をさせていただいたような様式で、仕様で実施をしていくということを決定させていただいたということでございます。
(記者)
わかりました。あともう一点、集団接種のシミュレーションなんですけど、これは、今後、他の地区でやっていくときもこのぐらいの規模感でやっていくってそういうモデルのシミュレーションでよろしいんでしょうか。
(福祉保健部長)
基本は、このような形で実施をしていきたいと考えておりますが、ただ、いろいろなスペースの問題がございますので、最大、今、接種が3レーン、予診の医師が、専任の医師を入れて4名という体制でございますけれども、これを基本としながら、会場のスペースに応じて柔軟に設定をし直していくということでございます。
(記者)
これは今回はこれで500人規模ための予定なのか、あるいは、これは今後のことを見込んで、何人ぐらいの規模で打つようなイメージで作られてるシミュレーションなんでしょうか。
(福祉保健部長)
モデル接種が控えておりますので、今お話されたように、500人規模でのシミュレーションでございますけれども、ただ、規模感はそういう規模感ですが、ただ実際、予診から接種までにどのぐらい時間がかかるのかによって、規模感が変わってくるというふうに考えております。一概では言えませんけれども、あくまでもモデル接種の規模を想定したシミュレーションでございます。
(記者)
そうしますと500人で、例えば何時間で打ち終わるという、どういう感じなんでしょうか。
(福祉保健部長)
500人と言いますのは、3日間で500人ということでございますので、1日だと、モデル接種のところに人数が書いてあります通り、1時間で1レーン20人、3時間で60人、掛けの3レーンでございますので、180人という計算でございます。そんな規模感を基本としながら、施設のスペースに応じて柔軟に対応していくということでございます。
(記者)
ちょっともう1点だけ、今後の高齢者、500人のモデル設置じゃなくて、今後の高齢者施設の接種の考え方なんですけど、その場合の考え方っていうのは、まだ確保の分量とかっていうのははっきりしない中で、今後も地区で分けて選んでいくとかっていう、そういう考え方で甲府市の場合いくんでしょうか。
(福祉保健部長)
それは施設に入所されてる方ではなく、他の高齢者の方でしょうか。
(記者)
そうです。
(福祉保健部長)
それも、おっしゃったようにワクチンの供給具合が、どうなるのかにもよると思います。今回は500人でモデル事業でございますので、相生地区の方々にご理解、ご協力いただくことになるわけですが、他の高齢者の方々をどうしていくかについては、今後のワクチンの供給量に応じて、これから決めて参りたいと考えております。
(記者)
市長にお伺いします。シミュレーションの方に、シミックさんのシステムの導入というふうにおっしゃったんですけれども、これはやるかやらないかをここで考えるってことですか。それとも、甲府のワクチン接種にはシミックが導入されると考えてよろしいんでしょうか。
(市長)
大枠のところは私で、細かいところは、部長にお願いしますが、接種をするクーポン券をバーコードで読み取って、どこの誰が何日に、ファイザー社の接種をしましたと。そのあと、また接種後にクーポン券を使用しますとですね、(1回目)したという結果がわかる。そういったシステムを作ってですね、その方のワクチン接種履歴がきちんと管理されると、保管されるというところで今、シミックさんとやっております。さらにいろいろな可能性があればですね、より安全性とかですね、利便性が高まるようなシステムがあれば導入していただきますけども、とりあえず今のところは、その履歴の確認、あるいは、どういうことで、できないということについてもですね、今後協議をしていきたいなと。打てないということについても、残るのか残らないのかということについてもちょっと協議をしていきたいというふうに思っています。
(福祉保健部長)
シミックさんとは、前にお話をさせていただいたかと思いますけれども、先にヘルスケアの分野で連携協定を締結をさせていただいておりますので、薬剤の知見を有する方、プロとして、今回のワクチン接種については、いろいろな面で、連携、ご協力をいただきたいというふうに考えております。そうした中で、先ほど市長が申し上げた通り、いかにワクチン接種の会場を円滑に運営していくのか、プラス、職員の負担をいかに軽減させていくか。そして予防接種の事故をいかに防止させていくのか、こういうようなことが大事になってくるということから、シミックさんのシステムは極めて有益であるというふうに考えておりますので、今回は、導入を前提にシミュレーションを行っていきたいというふうに考えております。なお、シミックさんとはシステムの導入だけではなくて、ワクチンの取り扱いについても、いろいろご尽力をいただいていこうというふうに考えているところでございます。
(記者)
導入を前提にっていうことだったんですけど、少なくともモデル事業ではやる。モデル接種ではやるってことですかね。
(福祉保健部長)
予算がついて回るものですから、あくまでも今回の補正で先ほど市長がご説明申し上げさせていただいた、補正予算の中での追加提案の経費を使っていくということを考えておりますので、今回導入することを前提に、シミュレーションを行っていくということでご理解いただきたいというふうに思っております。
(記者)
最後に、予算額なんですけれども、シミックの方は、経費が削減できた分のうちから利益を出してもらえればっていうような考え方だと思うんですけど、どれぐらいの予算を盛っていて、どういう考え方でやるんでしょうか。
(福祉保健部長)
詳細については申し上げることはできませんけれども、システムの利用にあたっての経費をシミックさんと一緒にやっていくということでございます。契約行為になろうかと思いますけれども、そのようなことでご理解いただきたいと思います。
(記者)
第9段緊急対応策の中で、これまで、8弾まであったので、少し整理がつかない部分がありまして、令和2年度、これまでやってない事業で、新しくやるところで、なおかつもしわかれば、これ他の市町村ではやってないっていうところを伺えればと思います。
(市長)
あまり他がやってるやっていないというのを整理して捉えておりませんが、趣旨はサービス業を支援していこうという趣旨ですけれども、今回、グリーンゾーン認証制度を取得促進をということと、損失補填には足りませんけれども、一律で5万円、グリーンゾーンの認証制度を、取得した店舗、事務所にはですね、一律5万円とか、あるいはデリバリー応援でですね、宅配や、テイクアウトのウェブを開設したり、そういうグループに入る時に手数料がかかったり、広報宣伝にお金がかかったりするところを、上限10万円で救うという、この二つの応援金を準備をさせていただきました。加えて、甲府にだけ地卸売市場がございますので、地方卸売市場、卸と仲卸の皆様方に、支援金をということで経済的な応援はさせていただきました。また、全国的な問題になってます、生理の貧困というような問題につきましてもですね、いろんなところからそういった声をお聞かせいただいておりますので、取り急ぎ、この中に組み入れましてですね、できる限り早く、そういった困難に直面してる方々の救済になればということで設定をさせていただきました。
(企画部長)
簡単に整理させていただきますと、5ページの、(1)から(4)までを今、市長が説明をさせてもらいました。あとは、4ページの(12)。それとですね、2ページの、追加ですけども、(1)の行政手続きガイドサービス、これについては県内では初めてというような認識を持っています。
(記者)
資料4の割愛の職員の方、国からの一般職の採用は初めてってことだったということで、副市長とか特別職ではあるということで、認識でよろしいでしょうか。
(市長)
はい。
(記者)
あと細かいんですけれど、出身がもしわかればと思うんですが。
(市長)
宮城県です。
(記者)
モデル接種で伺いたいんですけれども、1回目の接種を受けた方っていうのは、2回目の接種を受けるにあたって、また再度電話で予約をする必要があるんでしょうか。
(福祉保健部長)
その通りです。
(記者)
その2回確実に接種することが効果を上げるうえで重要なことで、会場でまた次の予約をするだとか、そういった方法っていうのはなかったでしょうか。
(福祉保健部長)
いろいろな方法を、シミュレーションも含めて、モデル事業も含めて検証していくわけですけれども、今回は1回目の接種が終了した時点で、接種された方に、2回目はこのような日になるのでお忘れなく、ご予約をいただきたいと思いますというような働きかけもさせていただきながら、電話の予約をしていただくというような形をとらしていただきたいというふうに考えています。
(記者)
2回目接種の受付期間は4月17日からで、なかなか予約が進まないんであれば、そういったフォローアップというか、受けた方にはまたお電話で予約してくださいみたいなことを考えていらっしゃるということでしょうか。
(福祉保健部長)
先ほどシミックさんのお話がありましたけれども、今回は1ヶ所ですけども、どこの場所で、どのようなワクチンを接種をしたのか、いつ、どこの場所で、2度目の接種をしたのかというような、接種者の情報は管理することが可能でございますので、予防接種管理台帳を含めた管理システムを使いながら、2回目の接種を促していくということになろうかというふうに思います。
(記者)
高齢者施設の入所者の接種に関してなんですけど、その前段の集団接種のシミュレーションがあると。高齢者施設の場合、要介護認定を受けてる方とか、状況がちょっとまた違うんじゃないかと思うんですが、例えば高齢者施設向けのワクチン接種シミュレーションなどは、今後検討される可能性ありますか。
(市長)
モデル接種の次にですね、高齢者施設入所者、あるいはその従事者という形で準備を進めていきたいと思っております。基本的に入所者等にはですね、順次、施設の嘱託医師、あるいは、また医師による施設内での接種が開始できるような調整をしているところであります。
(記者)
さっきの繰り返しなんですけど、シミックを導入する有用性についてですね、シミックの会長が甲府市出身であるってことも踏まえて、簡潔で構わないので有用性をお願いします。
(市長)
先ほど、福祉保健部長の方から、申し上げましたようにですね、医薬品、あるいは薬剤に関する非常に高い専門性と、実績と、ノウハウを持たれてるということです。いわゆる国家プロジェクトであります初めてのワクチン接種事業、その民間のやっぱり見識を、あるいはノウハウをしっかりとですね、私どもが着実に安全安心に、ワクチン接種を遂行できる。その一つの大きなアイテムといいますか、連携相手になれるというふうに判断をして、今回、モデル接種事業から、あるいはその前からいろいろな打ち合わせをする中でですね、入っていいただきたいというふうに思っております。
(以上)
言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。
(作成:甲府市情報発信課)
よくある質問
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