更新日:2023年1月31日

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2022年度「Can-Pass(キャンパス)」レポート~DAY6~

女性のための起業等支援セミナー「Can-pass」も第6回目を迎えました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、8月からオンライン開催が続きましたが、今回は久しぶりの対面にて開催です!

オンライン開催の場合は、どこからでも参加できるというメリットはありますが、
やはり実際に顔を合わせ、同じ空気を感じながらお話しできるのはリアル開催の醍醐味だと感じました。

これまでのCan- Pass(キャンパス)の様子など女性の起業支援についてのページはこちら

DAY6の実施概要

日時:2022年11月7日(月曜日) 10時00分〜12時30分
場所:甲府市役所本庁舎 会議室

ワーク「アイデア出し」

今回は、「デザイン思考を知るためのアイデア出し」についての講座です。
「相談したり、話したりしながらの方がアイデア出るし、楽しいじゃん♪」という考え方から、アイデア出しに必要なマインドセットを学びます。

 

チェックイン

「アイデアを出すことは得意?不得意?普通?」
まずはハンドサインで自身の「アイデアの得意不得意」を表しました。
そこからバランスが取れるよう、グループになりました。

 

ペアワーク「まちづくり× IT

講師から、まず「まちづくりとITを使って、アイデアを出してください」というお題が出されました。
そこからグループの中でペアを作り、ワーク開始!

まず、一人はどんどんアイデアを出し、もう一人は心を鬼にしてそのアイデアをひたすら【否定】します。
アイデアを出して、すぐに否定されてしまうと、次第に何も言えなくなってしまう様子が見受けられました。

続いては攻守を交代。
今度は出されたアイデアに、【否定】ではなく【肯定】、
そして「こうしても良いのでは?」と、【and】を伝えながら話を聞きます。

前半と打って変わって、会場は大盛り上がり!
自然と笑顔も溢れます。
既存の要素×新しい組み合わせによって、アイデアがどんどん膨らんでいく様子が印象的でした。

グループワーク「えんたくんでアイデア出し」

グループワークは、「えんたくん」というアイテムを活用して行いました。

「えんたくん」とは、直径1mの円形のダンボールの板。
グループで車座になって、膝の上に置いて【円卓】として使います。
上手に使うには、グループのメンバーがお互いに支え合うことが必須となるアイテムです。

ワークでは、アイデアしりとりを行ってキーワード出しを行いました。
まちづくりの「り」から始まり、4周ほど回しました。
ある程度キーワードが出てきたところで、今度は「出たキーワード×まちづくり」でアイデア出しを行いました。

「夜遊び」「甲州印伝ランドセル」「イタリア祭り」「折り紙動物園」…などなど、
一見まちづくりとはかけ離れたキーワードから、さまざまなアイデアが生まれました。
思わず吹き出してしまうような、面白いアイデアもたくさん挙がり、
参加者の皆さんは「アイデアってこんな風に生まれるんだ〜!」と目からウロコのようでした。

 

続いてのアイデア出しは、グループの中の人の一人の「ビジネス・やりたいこと」に焦点を当てて、アイデア出しを行いました。
「地域活性」「絵本カフェ」「交流の場」「はたらくトリセツ」「ビジネスマナー」と、それぞれのビジネス・やりたいことについてアイデアを出し合います。

まず考えたのは、「こんな〇〇は嫌だ」。
「こんな場だったら行きたくない」「こんな人がやっている事業は嫌だな」など、思いつく限り出し合います。

続いては、その反対を考えるアイデア出しです。
「絶対に嫌」から「こうだったら最高」に提案を変えてアイデア出しを行います。
マイナス面をひっくり返して、見方をプラスに変えたり、
キーワードしりとりの中からアイデアを出したりと、各グループは大盛り上がり!
笑顔も笑いも、声のトーンもリアクションも、
会場全体に参加者の皆さんの「楽しい!」「ワクワク」が満ち溢れていました。

まとめ

今回のCan-passでは、「アイデア出し」を行いました。
ここから、アイデアは一人で考えているだけではなかなか広がらないことを体感したのではないでしょうか?
自分のことを知らない人や、他分野の人と直接話すことで、普段の自分では考えつかないことにハッとする瞬間や、
頭の片隅にあることが誰かのアイデアと繋がる過程にワクワクしている参加者の皆さんの様子が印象的でした。
「あたりまえ」だと思っていることを、違う角度から見ることで、これから始まる活動や事業に、新しい価値が生まれるかもしれません。

「この人たちと一緒なら、こんなことができそう!」と思える仲間がCan-pass内にはたくさんいます。
Can-passはこれからも、そんな皆さんと伴走していきます。

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